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ぶらっと遡上探索

河川沿いの散策、橋と付近の名所を写真で紹介します。偶にSpotで色々と...

Scene-621 黒沢川最終回『五月橋~青梅橋』

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次回アップ予定:Scene-622 黒沢川の纏め (2021/01/01)

[Vol-08] 今回は下栃谷橋から継続遡上して、五月橋、三月橋、無名橋-4、栃谷橋、無名橋-5、無名橋-6、青梅橋までの紹介で、『ぶらっと遡上探索』黒沢川編の最終回です。
下栃谷橋から小曽木街道を210m程南下すると、右手に茅葺の建物が見えて来ます。黒沢の大熊神社の神楽殿です。創建は不詳ながら、元亀・天正年間(1570~1591年)の頃から、青梅市に在った勝沼城の城主師岡将景による信仰が厚く、武運長久を祈願しての神事が執り行なわれたと云われている古社です。かつて、此の付近は大熊の里と称されていた事が社名由来で、古くは大熊大明神と称していましたが、1870年(M3)に社号を改称、1880年(M13)村社に列格しています。祭神:伊邪那美命、速玉之男命、事解之男命、所在:青梅市黒沢3-1717。鳥居は1932年(S7)の建立です。




大熊神社から小曽木街道を80m程南下すると、左手に薬師堂が在ります。詳細は不明、中に薬師如来が座っていますよ。


薬師堂前から都道を40m南下して左折20m先に見えるのが『#30五月(さつき)橋』です。黒沢川左岸の青梅市黒沢3丁目と右岸の同じく青梅市黒沢3丁目とを結び、一般道が通ります。下流と上流側に水管が併設されています。以下、終端の橋まで青梅市黒沢3丁目内に架かるので、架橋位置は省略します。





 名称:五月橋
 構造種別:1径間RC桁
 河口からの距離:6.5km
 橋の長さ:約10m
 有効幅員:約4m
 完成:1975年(S50)



五月橋から200m上流に架かるのが『#31三月(やよい)橋』で、一般道が通ります。此の先、黒沢川の流れは小川的な流れになります。





 名称:三月橋
 構造種別:1径間RC桁
 河口からの距離:6.7km
 橋の長さ:約13m
 有効幅員:約4m
 完成:1976年(S51)



小曽木街道に戻って南下120m、道が分岐しています。左手の都道を30m進むと、無銘板橋梁の『#32無名橋-4』です。



 名称:無名橋-4
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:6.9km
 橋の長さ:約8m
 有効幅員:約6m
 完成:不明



無名橋-4の上流隣に見える古い橋が『#33栃谷橋』で、先程の分岐まで戻ります。上栃谷林道へ続く一般道が通ります。下流側と上流側に水管が併設されています。



 名称:栃谷橋
 構造種別:1径間RC桁
 河口からの距離:6.9km
 橋の長さ:約9m
 有効幅員:約3m
 完成:1958年(S33)



栃谷橋の左岸下流脇に、起点標識と同タイプの青柱が在りました。黒沢川上流端の表記が在りますので、此処で遡上完走です(パチパチパチ)。泥まみれでしたので、洗顔用の水とティッシュで綺麗にしておきましたよ。次回からサッシ掃除用ブラシと雑巾を遡上用ツールとして持参するかな(笑)。


上流端標識の反対側、上流方向に鳥居が見えます。黒沢の八坂神社です。創建は不詳、祭神:素盞嗚命、所在:青梅市黒沢3-1910。




栃谷橋を渡った先、上栃谷林道へと続く一般道脇に黒沢川が続いていますので、少し遡上を継続します。栃谷橋から170m上流に架かるのが、無銘板橋梁の『#34無名橋-5』で、下流側と上流側に水管が併設されています。欄干で遊んでいるカマキリ、羽に白い斑点が在るのでハラビロカマキリですね。



 名称:無名橋-5
 構造種別:1径間RC桁
 河口からの距離:7.1km
 橋の長さ:約6m
 有効幅員:約2m
 完成:不明



無名橋-5の上流20m先に見えるのが無銘板橋梁の『#35無名橋-6』で、一般道が通ります。此の後で戻り、帰路に渡る橋です。





 名称:無名橋-6
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:7.1km
 橋の長さ:約8m
 有効幅員:約2m
 完成:不明



無名橋-6の上流100mに架かるのが『#36青梅橋』です。私設橋を除くと黒沢川の最上流に架かる橋で、今回終着地点の橋とします。此の先330mで一般道が終わり、其の先は上栃谷林道へと繋がっています。





 名称:青梅橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:7.2km
 橋の長さ:約14m
 有効幅員:約3m
 完成:不明



青梅橋から無名橋-6まで戻り、右岸側に渡り80m、都道53号線(小曽木街道)に出ます。都道なのでバスが通っていても良さそうですが、此の区間はバス走行がありません。なので、南下して青梅坂峠に架かる上栃谷橋、青梅坂トンネル(竣工:1977年(S52)、長さ:127m)を抜けて青梅市内に入ります。JR青梅線の霧久保橋を渡って左折、青梅駅まで約1.3km歩きです。柳川バス停からの最終遡上探索歩数、10770歩でした。




>>>後書き<<<
次回は黒沢川の纏め(黒沢川に架かる橋 36)です。

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  1. 2020/12/30(水) 00:00:00|
  2. 黒沢川

Scene-620 黒沢川『谷津橋~下栃谷橋』

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次回アップ予定:Scene-621 黒沢川最終回『五月橋~青梅橋』 (2020/12/30)

[Vol-07] 今回は、むかえ橋から継続遡上して、谷津橋、谷津1号橋、無名橋-3、聞修院橋、下栃谷橋までの紹介です。では、むかえ橋を左岸側に渡り、都道を南下します。70m程進むと右手丘陵上に鳥居が見えて来ます。黒沢の神明神社で、創建は不詳。祭神:天照大神、所在:青梅市黒沢3-1448。鳥居は2014年(H26)の建立です。




神明神社から降りて、20m先に見えるのが『#25谷津(やつ)橋』です。むかえ橋から120m上流に架かります。左岸の青梅市黒沢2丁目・3丁目と右岸の青梅市黒沢3丁目とを結び、都道53号線(小曽木街道)が通り、上流側に水管が併設されています。





 名称:谷津橋
 構造種別:1径間RC桁
 河口からの距離:5.6km
 橋の長さ:7.1m
 有効幅員:6.5m
 完成:1961年(S36)



谷津橋から120m上流に架かるのが『#26谷津1号橋』です。左岸の青梅市黒沢3丁目と右岸の同じく青梅市黒沢3丁目とを結び、一般道が通ります。下流側に水管橋が併設されています。





 名称:谷津1号橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:5.7km
 橋の長さ:約9m
 有効幅員:約3m
 完成:1968年(S43)



谷津1号橋を右岸側に渡り、都道を60m程南下すると黒沢川支流に架かる秋葉橋が在ります。左手に鳥居と参道石段が見えますね、かつては秋葉大権現と呼ばれていた黒沢の秋葉神社です。創建は不詳ながら、明治維新までは後半に寄る聞修院境内に在り、明治維新後に現在地に遷座、社号を改称しています。祭神:火産霊神、所在:青梅市黒沢3-1412。鳥居は1917年(T6)の建立です。




都道に戻り80m南下、右折して50mで無銘板橋梁の『#27無名橋-3』です。此の橋も左岸の青梅市黒沢3丁目と右岸の同じく青梅市黒沢3丁目とを結び、一般道が通ります。上流側と下流側に水管が併設されています、苔生した古いRC桁橋ですね。道端に赤い実を付けた木が在りました。ナンテンやピラカンサスと違う葉っぱですね、葉の特徴をプラスしてググると、■ウメモドキ(梅擬):モチノキ科の落葉低木でした。





 名称:無名橋-3
 構造種別:1径間RC桁
 河口からの距離:5.9km
 橋の長さ:約6m
 有効幅員:約3m
 完成:不明



無名橋-3から110m上流に架かるのが、曹洞宗寺院の聞修院(もんしゅういん)境内に在る『#28聞修院橋』で、聞修院の参道橋です。





 名称:聞修院橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:6km
 橋の長さ:約4m
 有効幅員:約1.5m
 完成:不明



入口から聞修院橋を左岸側に渡ると聞修院山門です。青梅市根ケ布の天寧寺末で、黒沢村住人の黒沢蔵之助により開基、天寧寺3世霊隠宗源を開山として、天文年間(1532~1555年)に創建され、1649年(慶安2)には寺領10石の御朱印状を拝領したと云われています。地蔵堂は都道を挟んだ反対側の境内に在ります。




本堂は茅葺で、落ち着いた雰囲気で良いね。不動堂は境内左手の小山の上に在ります。山号:黒澤山、本尊:阿弥陀如来像、所在:青梅市黒沢3-1578。青梅多摩七福神の寿老人です。




聞修院橋から200m上流に架かるのが、今回終着地点の橋となる『#29下栃谷(しもとちや)橋』です。此の橋も左岸の青梅市黒沢3丁目と右岸の同じく青梅市黒沢3丁目とを結び、都道53号線(小曽木街道)が通り、上流側に水管が併設されています。



 名称:下栃谷橋
 構造種別:1径間RC桁
 河口からの距離:6.2km
 橋の長さ:6.1m
 有効幅員:6.4m
 完成:1958年(S33)



>>>後書き<<<
次回は下栃谷橋から継続遡上して、五月橋、三月橋、無名橋-4、栃谷橋、無名橋-5、無名橋-6、青梅橋までの紹介で、『ぶらっと遡上探索』黒沢川編の最終回になります。

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  1. 2020/12/26(土) 00:00:00|
  2. 黒沢川

Scene-619 黒沢川『峰の橋~むかえ橋』

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次回アップ予定:Scene-620 黒沢川『谷津1号橋~下栃谷橋』 (2020/12/26)

[Vol-06] 今回は寒念橋から継続遡上して、峰の橋、峯向橋、高指橋、一番橋、むかえ橋までの紹介です。寒念橋から小曽木街道を70m程進むと、黒沢神社と云うバス停が在りますが、傍に在る神社は檜原(ひばら)神社です。かつては檜原大明神と呼ばれ、黒沢の神社なので通称で黒沢神社で親しまれていました。読み難い檜原よりも、判り易い通称名がバス停に採用されたみたいですね。創建は不詳ながら、上野国発祥の豪族、新田氏一族、柳内土佐守源家貞が正平年間(1346~1370年)に勧請したと云われている古社です。1870年(M3)檜原神社に改称、1873年(M6)村社に列格。祭神:大己貴命、所在:青梅市黒沢2-820。石鳥居は1916年(T5)の建立です。神社前の道を挟んだ反対側の脇道に見える橋は、私設橋です。




檜原神社から180m程遡上すると、綺麗な黒沢川の流れが眼下に現れます。時間に余裕も出来たので、スローシャッターで暫し遊びます。上流方向には4段連続の落差工が在りますが、此の程度の段差ならば魚は遡上出来ますね。


落差工の先に見えるのが『#20峰の橋』で、寒念橋の上流340mに架かります。黒沢川左岸の青梅市黒沢2丁目と右岸の同じく青梅市黒沢2丁目とを結び、都道194号線(小曽木街道)が通ります。下流側に水管が併設されています。





 名称:峰の橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:4.8km
 橋の長さ:13.7m
 有効幅員:10.5m
 完成:1986年(S61)



峰の橋の南側は山が削られて、平らな大地になっています。浅野セメントの採石跡です。黒沢地内から石灰岩が産出される事に着目して、東青梅駅付近から黒沢引込線を敷設して1918年(T7)から採石しましたが、産出量が少なかった事で、2年後には採石が中止されています。1922年(T11)には鉄道も撤去されました。跡を直接見たいけど、立ち入れないのでGoogleMapで我慢です。採石場跡地は、産業系の土地利用の誘導をしたいと市は考えているそうです。


峰の橋から180m上流に架かるのが『#21峯向(みねむこう)橋』で、此の橋も左岸の青梅市黒沢2丁目と右岸の同じく青梅市黒沢2丁目とを結び、一般道が通ります。



 名称:峯向橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:4.9km
 橋の長さ:約18m
 有効幅員:約4m
 完成:1995年(H7)



峯向橋から小曽木街道を130m程進むと、右手に変わった橋が見えます。手作りの三角橋で、斜め材からはワイヤで懸架されています。橋の構造的には、吊り橋になるんですかね?


峯向橋から240m上流に架かるのが『#22高指(たかさし)橋』で、此の橋も左岸の青梅市黒沢2丁目と右岸の同じく青梅市黒沢2丁目とを結び、都道53号線(成木街道)が通ります。高指橋の南側、黒沢2丁目交差点の東脇に庚申塔群が在ります。





 名称:高指橋
 構造種別:
 河口からの距離:5.2km
 橋の長さ:約13m
 有効幅員:約8m
 完成:



高指橋を左岸側に渡り、西70m程に在る高指稲荷神社へ行きます。境内の由来案内によると、創建は1854年(嘉永7)神明天照皇大神宮と称していましたが、明治維新時に社号を改称しています。祭神:倉稲魂命、所在:青梅市黒沢2-1172。鳥居は1991年(H3)、社殿は2005年(H17)、旧狛犬は1914年(T3)、新狛犬は2002年(H14)の建立です。




稲荷神社から高指橋まで戻ります。此の先、黒沢2丁目交差点から南西方向の都道53号線(小曽木街道)黒沢川終端方向には、バスが通りません。なので、次回は此処からリスタートして、黒沢川終端、JR青梅駅まで徒歩にて帰る予定になります。
現在の時間は9:50分、交差点から分岐する成木街道はバスが通りますので、80m程離れた柳川バス停から、10時発の都バスで帰ります。青梅第7小学校バス停からのリスタート遡上歩数、11030歩でした。


日が替わりまして、JR東青梅駅北口から西武バス(飯41系)に乗り、柳川バス停で下車、リスタートします。


バス停先20mを左折、30m先に高指橋から90m上流に架かる『#23一番橋』が見えます。此の橋も左岸の青梅市黒沢2丁目と右岸の同じく青梅市黒沢2丁目とを結び、都道53号線(成木街道)が通ります。





 名称:一番橋
 構造種別:1径間RC桁
 河口からの距離:5.3km
 橋の長さ:7.1m
 有効幅員:6.5m
 完成:1959年(S34)



一番橋から190m上流に架かるのが、今回終着地点の橋となる『#24むかえ橋』です。此の橋も左岸の青梅市黒沢2丁目と右岸の同じく青梅市黒沢2丁目とを結び、一般道(人道専用)が通ります。傍の畑の咲く白い花、何ですかね。近くにピーマンが実っていましたので判りました(笑)。





 名称:むかえ橋
 構造種別:1径間鈑桁
 河口からの距離:5.5km
 橋の長さ:約15m
 有効幅員:約1.5m
 完成:1982年(S57)



>>>後書き<<<
次回は、むかえ橋から継続遡上して、谷津橋、谷津1号橋、無名橋-3、聞修院橋、下栃谷橋までの紹介になります。

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  1. 2020/12/22(火) 00:00:00|
  2. 黒沢川

Scene-618 黒沢川『無名木橋~寒念橋』

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次回アップ予定:Scene-619 黒沢川『峰の橋~むかえ橋』 (2020/12/22)

[Vol-05] 今回は寺下橋から遡上して、無名木橋、荒田橋、鉄平橋、無名橋-2、寒念橋までの紹介です。では、JR東青梅駅南口から都バス(梅74系)に乗り、青梅第7小学校バス停で下車、リスタートします。


バス停から80mバック、寺下橋を右岸側に渡り、南190m程に在る小曾木の八坂神社へ行きます。黒沢川は丘陵沿いに流れており丘陵上に建てられた寺社が多く、此処の八坂神社も、そうですね、ざっと150段程の石段が目に入ります。早朝から、エライコッチゃな(笑)。造営した人も同じ考えの様で、狛犬を担ぎ上げるの面倒だから、入口に据えていいんじゃね~、鳥居も石段の途中に建立です(爆)。因みに参道石段は145段でした。




八坂神社の創建は不詳ながら、江戸時代に社殿が造営されて牛頭天王宮と呼ばれていたと云われる古社です。1872年(M5)に牛頭天王社から八雲神社に、1877年(M10)八坂神社に改称しています。祭神:須佐之男命、所在:青梅市小曾木3-1629-2。鳥居は皇紀二千六百年を記念しての1940年(S15)、狛犬は1975年(S50)の建立です。




八坂神社から北西180m程の黒沢川に戻ります。寺下橋から180m上流に架かるのが、無銘板の木橋なので『#15無名木橋』としておきます。左岸の青梅市小曾木3丁目と右岸の同じく青梅市小曾木3丁目とを結ぶ、人道専用橋です。アオサギ、羽を広げるとデカイね。





 名称:無名木橋
 構造種別:1径間木橋
 河口からの距離:3.6km
 橋の長さ:約11m
 有効幅員:約1.5m
 完成:



無名木橋から130m上流に架かるのが『#16荒田橋』で、此の橋も左岸の青梅市小曾木3丁目と右岸の同じく青梅市小曾木3丁目とを結び、一般道が通ります。上流側に水管が併設されています。





 名称:荒田橋
 構造種別:1径間鈑桁
 河口からの距離:3.8km
 橋の長さ:約10m
 有効幅員:約4m
 完成:1966年(S41)



荒田橋から160m上流に橋が見えますが、2径間鈑桁の私設橋ですね。私設橋の上流に綺麗な流れが在りましたので、NDフィルタがリュックに入っているので、使いますかね。1/2秒の手撮り、まあまあだね。


もう1橋梁、私設橋が架かり、其の先に線路のレールのみが横切っています。此れは枕木が外れた軌道跡ですかね?此処から南西700m程に、浅野セメントが石灰岩を産出する為の黒沢引込線が東青梅駅から引かれていましたが、軌道跡から離れているので関係ないですね。何なんですかね?


50m程上流に架かるのは『#17鉄平橋』で、荒田橋から300m上流に架かり、左岸の青梅市黒沢1丁目と右岸の黒沢1丁目運動広場とを結び、一般道が通ります。





 名称:鉄平橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:4.1km
 橋の長さ:約10m
 有効幅員:約3m
 竣工:1972年(S47)



小曽木街道を70m程進み右折、北200m程に日月神社が在るので行きます。創建は不詳、村民の大越常右衛門の所有地内で祀られ、かつて元日天、月天ノ宮と呼ばれていましたが、明治維新時に日月神社と改称しています。祭神:天照大神、月弓神、所在:青梅市黒沢1-122。鳥居は1927年(S2)の建立です。参道の石段は、恐ろし気な石積で、上がっても拝殿を撮るスペースが無い様なのでパス、下からパチリです。


日月神社から南西130mに八幡宮との表記が地図上に在るので、寄って見ます。沢沿いの道を進むと、畑の角に鎮座していました。詳細はググりましたがノーヒット。道端の社などが地図に掲載される基準って、どうなっているんでしょうね。


南へ110m、黒沢川に戻ります。荒田橋から490m上流に無銘板の橋梁が架かっているので、『#18無名橋-2』としておきます。左岸の青梅市黒沢1丁目と右岸の同じく青梅市黒沢1丁目とを結び、一般道が通ります。





 名称:無名橋-2
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:4.2km
 橋の長さ:約11m
 有効幅員:約3m
 完成:不明



無名橋-2から南西170m程に在る黒沢成田不動尊へ行きます。不動堂に観音堂も並んでいますね。80m程離れていますが、此の後で寄る曹洞宗寺院の龍雲寺の境内でした。青梅市根ケ布の天寧寺末で、水村氏が開基となり、天寧寺4世の星訓説が開山したと云われています。山号:石峰山、本尊:釈迦如来像、所在:青梅市黒沢1-519。観音堂の後ろに見える鳥居は、子の神社です。




龍雲寺本堂の西脇に架かるのが、今回終着地点の橋となる『#19寒念橋』です。無名橋-2から180m上流に架かり、此の橋も左岸の青梅市黒沢1丁目と右岸の同じく青梅市黒沢1丁目とを結び、一般道が通ります。下流側に古い水管が併設されていますが、橋梁自体もボロボロな骨董品クラスです。左岸上流脇に石碑が建っています。明治時代の道路改修碑と、右二つが橋名由来となる寒念仏供養碑です。





 名称:寒念橋
 構造種別:1径間RC桁
 河口からの距離:4.4km
 橋の長さ:約10m
 有効幅員:約4m
 完成:不明



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次回は寒念橋から継続遡上して、峰の橋、峯向橋、高指橋、一番橋、むかえ橋までの紹介になります。

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  1. 2020/12/18(金) 00:00:00|
  2. 黒沢川

Scene-617 黒沢川『中井大橋~寺下橋』

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次回アップ予定:Scene-618 黒沢川『無名木橋~寒念橋』 (2020/12/18)

[Vol-04] 今回は新古武士橋から継続遡上して、中井大橋、六中橋、小曽木3丁目歩道橋、無名橋-1、寺下橋までの紹介です。では、新古武士橋から330m上流に架かる『#10中井大橋』へ行きます。黒沢川左岸の青梅市小曽木4丁目と右岸の同じく青梅市小曾木4丁目とを結び、一般道が通ります。下流側に水管が併設されています。■イヌサフランが綺麗ですね、芽生えの頃のイヌサフランは、行者ニンニクとそっくりなので、誤食による食中毒が発生しやすいそうです、食べちゃダメですよ。





 名称:中井大橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:2.6km
 橋の長さ:約14m
 有効幅員:約5m
 完成:1997年(H9)



中井大橋を左岸側に渡り、都道28号を西へ140m、右折90m先に中井神社が在ります。丘陵の上に鎮座する神社なので100段程の石段が続きますね。創建は不詳、祭神:稲荷神、所在:青梅市小曾木4-2213。鳥居は1928年(S3)の建立です。参道脇にキバナコスモス畑が在り、満開でした。




中井神社前から都道28号を70m程進むと、小川に架かる橋を渡ります。小川の名前は不明、丘陵からの沢ですね、橋名は中井橋です。黒沢川は、素っ気ない付け替え(直線化)は少なく、川床の岩礁を残した渓流的な雰囲気が見られます。


中井大橋から遡上すること360m、橋が見えます。無銘板橋梁で、青梅市立第六中学校への通用橋なので、ん~、適当に『#11六中橋』としておきますか(笑)。下流側に水管が併設されており、左岸の青梅市小曾木3丁目と右岸の小曾木4丁目とを結び、通学道が通ります。





 名称:六中橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:2.9km
 橋の長さ:約14m
 有効幅員:約5m
 完成:1977年(S52)



六中橋から160m上流に、左岸側の青梅市立第七小学校と右岸側、先程の市立第六中学校の裏門とを結ぶ、陸橋が架かっています、七小橋にしますか。いや、銘板が掛かっていました。『#12小曽木3丁目歩道橋』です。一般も利用出来る人道専用橋で、対岸への生活路として利用されています。





 名称:小曽木3丁目歩道橋
 構造種別:1径間鈑桁
 河口からの距離:3.1km
 橋の長さ:約24m
 有効幅員:約1.5m
 完成:1971年(S46)



小曽木3丁目歩道橋から250m上流に架かるのが無銘板橋梁なので『#13無名橋-1』ですね。上流側に水管が併設されています。



 名称:無名橋-1
 構造種別:1径間鈑桁
 河口からの距離:3.4km
 橋の長さ:約11m
 有効幅員:約4m
 完成:1966年(S41)



無名橋-1から90m上流に架かるのが、今回終着地点の橋となる『#14寺下橋』です。左岸の青梅市小曾木3丁目と右岸の同じく青梅市小曾木3丁目とを結び、一般道が通り、上流側に人道橋が併設されています。次に寄る丘陵上に在る、福昌寺の下に架かる事が橋名由来ですね。橋下にカワセミが居ましたが、人の気配を感じて逃げました。魚が少なければ、観客を無視して捕食に集中してくれるのですが、橋下には小魚がウヨウヨなので人が居ない時にゆっくりと食べるみたいです。因みに此の小魚はアブラハヤ(油鮠)コイ科の淡水魚ですね。





 名称:寺下橋
 構造種別:1径間鈑桁
 河口からの距離:3.4km
 橋の長さ:10m
 有効幅員:5.5m
 完成:1937年(S12)
 完成:1979年(S54)人道橋


左岸側丘陵上60mに在る、真言宗系単立寺院の福昌寺に寄ってから終わりにします。青梅市成木の安楽寺末で、創建は不詳。宗満上人による開基で、1648年(慶安2)に徳川家光より地蔵堂領として4石5斗の御朱印状を拝領、賢清僧都が再興したと云われています。




山号:摩尼珠山、院号:金剛院、本尊:大日如来坐像、所在:青梅市小曾木3-1866。奥多摩新四国霊場八十八ケ所の18番札所(霊場本尊:薬師如来像)です。本堂の鬼瓦の上に出ている、ちょんまげぽっい突起、鳥衾(とりぶすま)と云う装飾です、三本出ているものも在りますよね、其れは経の巻と云うそうです。
福昌寺山門下から小曽木街道を50m戻り、青梅第7小学校バス停からJR東青梅駅経由で帰宅します。中央橋バス停からのリスタート遡上歩数、13450歩でした。




>>>後書き<<<
次回は寺下橋から遡上して、無名木橋、荒田橋、鉄平橋、無名橋-2、寒念橋までの紹介になります。

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  1. 2020/12/14(月) 00:00:00|
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