ぶらっと遡上探索

河川沿いの散策、橋と付近の名所を写真で紹介します。偶にSpotで色々と...

Scene-76 隅田川右岸 『東京電力送電橋、京成電鉄橋梁、尾竹橋』


This best shot
 

【次回アップ予定:1月25日】
今回は隅田川右岸の常磐線橋梁から遡上して、東京電力送電橋、京成電鉄隅田川橋梁、尾竹橋までの紹介です。常磐線橋梁の上流100mの処に日枝神社が在ります。日枝神社は江戸時代山王社と呼ばれた旧中村町(千住宿)の鎮守であり、1316年(正和5)に建てられたと伝えられています。俗に山王清兵衛と呼ばれ、歯痛に悩む者が祈願する千住の歯神として有名との事です。入口は柵で施錠されていて中には寄れません。祭神:大山咋神、所在:荒川区南千住7-23-18。
 

西に100m程進み国道4号(日光街道)を渡った左方向に素戔雄神社の提灯と明神鳥居が見えます。素戔雄神社は、当地に神石が出現した事により795年(延暦14年)に創建したと伝えられています。東参道側から境内に入ると幹廻り3.3m、高さ30mの御神木の大銀杏が立っています。此の木の皮を煎じて飲むと乳の出が良くなると云う言い伝えがあり、絵馬を奉納祈願する習わしが現在も続いています。正面参道前の鳥居は1805年(文化2)奉納の明神鳥居で、正面にデカイ社額がぶら下がった拝殿が待ち構えています、両脇には山の様に積まれた日本酒の薦被り(こもかぶり)、過去に奉納されたもので中身は参拝者へ振舞われたり、身内で処分されたりするそうです。祭神:素戔雄命、事代主命、所在:荒川区南千住6-60-1。
 

 

正面鳥居の右に手水舎、左手に神楽殿が在ります。鳥居横の狛犬は1935年(S10)奉納で、拝殿前には獅子山型の狛犬が鎮座しています。
 

 

 

日光街道を100m、前回紹介の千住大橋手前まで戻り、隅田川右岸沿いの細道を遡上します。細道に入って直ぐ、熊野神社が左手に見えます。創建は1050年(永承5)、源義家の勧請によると伝えられています。千住大橋を架ける際に奉行伊奈備前守が熊野神社に成就祈願し、橋の完成にあたり、橋の残材で社殿修理を行なったそうです。入口の柵が施錠されていて本殿には近付けません。所在:荒川区南千住6-70。
 

50m程進み、路地を川沿いに入ると『#29東京電力送電橋』の上だけが見えます。カミソリ堤防に阻まれ、前にも横にも動けないので、一脚で頭上からバシャッバシャッと終わりです。此の先の上流も暫くはカミソリ堤防が続き、300m先位からスーパー堤防が在る事が判ります。
 

東京電力送電橋は文字通り、東電が管理する送電用の橋です。左岸側の橋の袂には、荒川専用橋(足洞30号)の記載が在るだけで送電の詳細は不明、橋を渡るケーブル末端は地中の側溝に消えて行きます。
 

 

 



名称:東京電力送電橋
構造種別:鋼タイドアーチ桁
河口からの距離:12.8km
橋の長さ:約104m
竣工:不明





此処から西300m程に若宮八幡宮が在るので寄ります。若宮八幡宮は名のとおり仁徳天皇を祭神とする神社です。所在:荒川区南千住6-35。入口の明神鳥居は1935年(S10)奉納、狛犬は同じ年の奉納です。
 

 

神社から約200m、隅田川沿いに戻ります。護岸堤防はカミソリ堤防が途切れて、スーパー堤防に変わりますが、500m程で終わり、又々カミソリ堤防に戻ってしまいます。堤防ベンチで昼食(コンビニおにぎり)を食べていると、ユリカモメが1羽、2羽、段々と集合、ハトポッポまで集まって来たのでコソコソと完食して退散します。堤防脇の道路を進むと道を跨ぐ形で緑色の物体が架かっています。道路脇に在る三河島水再生センター下水処理場から伸びている汚泥残土の排出用ベルトコンベアで、川岸に廃棄物回収船が横付けされて積み込まれる仕組みです。200m先に『#30京成本線隅田川橋梁』が見えますが、橋梁手前の堤防はカミソリ堤防では無いけど、段差がある緩傾斜堤防で上がれません。トホホ!
 

 

 

京成本線隅田川橋梁は右岸側の町屋駅と左岸側の千住大橋駅との間に在り、京成本線のスカイライナー、快速などが走ります。※1931年(S6)に上野~青砥間が開業し、同年に京成本線荒川橋梁が架橋されている事から、隅田川橋梁も同時期に架橋したと思われます。
 

 

 



名称:京成本線隅田川橋梁
構造種別:下路複線トラス
河口からの距離:13.6km
橋の長さ:約125m
竣工:1931年(S6)※推定






河川沿いの道は京成本線の高架で遮断されているので直角に200m程迂回して高架を潜ります。河川沿いに戻っても直進可能な道が無いので此の儘、北上して尾竹橋通り経由で約1100m先の『#31尾竹橋』へ向かいます。尾竹橋の右岸下流は工場、住宅密集地で例のカミソリ堤防ですが、反対側は再開発されていてスーパー堤防になっています。下流の右岸側に突き出ている物体は、不燃ゴミの船積み中継所(尾竹橋清掃作業所)の排出ホッパーです。上流側はカミソリ堤防の儘です。
 

 

尾竹橋は右岸の荒川区町屋と左岸の足立区千住桜木町を結ぶ橋で、初代の橋は関東大震災復興事業として1933年(S8)にゲルバー桁橋が架けられ、其の後老朽化の為、現在の橋に架け替えられています。江戸時代には「お茶屋の渡し」と呼ばれていた場所で、左岸側に三軒のお茶屋が在り、其の茶屋に「お竹」と云う美人が居て、別名「お竹の渡し」と呼ばれており、其れが尾竹橋の由来です。右岸橋の袂にドン・キホーテ町屋店が在りました。年賀状で永代橋の夜景を印刷したら黒色だけ、あっと云う間に無くなってしまったので予備を此処で購入です。
 

 

 



名称:尾竹橋
構造種別:3径間連続鋼ローゼ桁
河口からの距離:15km
橋の長さ:130.3m
有効幅員:15m
竣工:1992年(H4)





>>>後書き<<<
ブログランキングに参加しないのですか?とよく聞かれます。ん~、該当するカテゴリーが見当たらないし、競い合うのは好きではないし、ランキングの目的が判らないので参加していません。ブログの内容は人によって好き嫌いがあるが、客観的に観て中身と順位が相応していないブログが在るのは何故なのか?恐らく仲良しクラブや身内による応援票によるものだろうけど、如何なものかと思います。個人的に好きでお勧めなのは「節約メニューと普段使いの食器」(http://northwind2013sun.blog.fc2.com/):食材を余す事無く活用した料理テクに感心、お洒落な食器に綺麗な盛り付けで美味しさが伝わってきます。偶に脱線する妄想話も笑えますよ。
次回は隅田川左岸の千住水管橋から遡上して、舎人(とねり)ライナー橋梁、尾久橋までの紹介です。

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  1. 2014/01/20(月) 02:14:41|
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