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次回アップ予定:Scene-431 境川『寿橋~相原高架橋』(06/14 12:00)
[Vol-27] 今回は大正橋から継続遡上して、坂本橋、坂本橋人道橋、京王相模原線多摩境橋梁、蓬莱橋、高砂橋、小山橋までの紹介です。では、大正橋の上流420mに架かる『#113坂本橋』から紹介します。境川左岸の町田市小山町と、右岸の相模原市中央区宮下本町3丁目とを結び、一般道が通ります。此の付近から流れの透明度が上がり、コサギも餌取りがし易そうですね。
名称:坂本橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:41.8km
橋の長さ:約21m
有効幅員:約6m
完成:不明
坂本橋の上流隣りに架かるのが『#114坂本橋人道橋』で、文字通りの人道専用橋ですね。橋下のカルガモ、高速バサバサで翼が撮れません。人間も此れ位のスピードで腕が動かせれば、空を飛べるかもね、カモだけに(寒~)。
名称:坂本橋人道橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:41.8km
橋の長さ:約21m
有効幅員:約1.5m
完成:2011年(H23)
坂本橋人道橋の真上に架かるのが『#115京王相模原線多摩境橋梁』です。左岸側の多摩境駅と右岸側の橋本駅との間に位置しています。
名称:京王相模原線多摩境橋梁
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:41.8km
橋の長さ:約40m
軌道:複線
完成:1987年(S62)
京王線多摩境橋梁が設定した帰宅ポイントで、北東400m程に在る多摩境駅から帰宅します。駅の手前に札次(ふだつぎ)神社が在りましたので、序に紹介しますね。境内の由緒案内によると、創建は不詳ながら、常陸国の一之宮鹿島神宮を勧請して創建、1666年(寛文6)には2石2斗の社領を許されたと云われ、1964年(S39)に片所津島神社と田端の八坂神社を合祀しています。祭神:武甕雷命、所在:町田市小山ヶ丘3-17。鳥居は2000年(H12)の建立です。共和橋から此処までの遡上歩数22400歩でした。此処は何回も通過しているので、桜が咲いていた時の画も混ぜますね。
日が替わりまして、多摩境駅からのリスタートです。本日は、自宅から京王よみうりランド駅まで10分程歩き、乗車22分で到着、超速で楽ちんですね。
駅西口前の都道158号線に出て左折170m程で、右手に田端環状積石遺構の史跡案内板が見えましたので寄ります。縄文時代の遺跡で、竪穴式住居が在ったそうです。墓地の上に造られた9m×7mの楕円形の祭祀場遺構(ストーンサークル)が、レプリカで復元展示されています。遺跡と遺構の違いは何だろう?傍に居た説明員のキジバト君、判る? 「そんな事も知らねえのか、ボーっと生きてんじゃねえよ!」。「遺構は、建築物や柱の穴、濠跡等の動かせない不動産。土器や道具、武器等が遺物。遺構や遺物が残された場所全体が遺跡だよ、ポッポー」。それって、チコちゃんのパクリだよね(笑)。
遺跡から300m程南下し、前回紹介の坂本橋人道橋を右岸側に渡り、西230m程に在る天縛皇神社に到着です。1532年(天文1)の創建と伝えられ、元々は天縛明神社と称し小山村内の寺院天縛山蓮乗院持ちとして帝釈天を祭神とした村の鎮守でした。明治の神仏分離令により、祭神を帝釈天から伊邪那岐命、伊邪那美命へと変更し、天縛皇神社と改称、1909年(M42)に足穂神社を合祀しています。祭神:伊邪那岐命、伊邪那美命、相殿:天照皇大神、神呂岐命、大山咋命、所在:相模原市中央区宮下本町3-23-7。鳥居は1973年(S48)、狛犬は1977年(S52)の建立です。
天縛皇神社前の道を西に250m進むと、『#116蓬莱橋』に出ます。京王相模原線多摩境橋梁から500m上流に架かり、境川左岸の町田市小山町と、右岸の相模原市緑区東橋本4丁目とを結び、一般道が通ります。蓬莱橋から上流方向の画が無いですね、失念です、って云うとカッコイイけど、ボケ忘れです(笑)。橋の脇に建つ小屋は水位雨量観測所です。
名称:蓬莱橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:42.3km
橋の長さ:約17m
有効幅員:約5m
完成:不明
蓬莱橋から300m程右岸沿いに進みます、川岸に咲く紅白の花はハナモモですね。足元には、芝桜のオーキントンブルーが咲いています。今、行っても咲いてませんよ(笑)。カルガモって、雌雄の色模様が同じに見えますが、雌は羽縁の白い輪郭がハッキリとしていて、雄は全体に黒っぽく見えるそうです。
川沿い途中から南西250m程に在る真言宗智山派寺院の蓮乗院へ行きます。1534年(天文3)に僧長尊が安楽坊と法泉坊を合寺して一院となしたと云われ、1615年(元和1)頃に僧円西が再建、1649年(慶安2)には寺領8石4斗を受領した御朱印寺です。山号:天縛山、寺号:無量寺、本尊:阿弥陀如来像、所在:相模原市緑区東橋本3-12-3。
蓮乗院から北へ260m程進むと『#117高砂橋』です。蓬莱橋の440m上流に架かり、境川左岸の町田市小山町・相模原市緑区東橋本3丁目と、右岸の相模原市緑区東橋本3丁目とを結び、一般道が通ります。
名称:高砂橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:42.7km
橋の長さ:約17m
有効幅員:約8m
完成:1986年(S61)
高砂橋から北西230m程に在る臨済宗建長寺派寺院の寶泉寺へ行きます。立川市の普済寺末で、知平佐治右衛門就嗣が土地を寄進して開基となり、鎌倉建長寺37世眞照大定禅師により開山、1359年(延文4)の創建で、江戸時代には寺領9石の御朱印状を拝領したと云われています。山号:金龍山、本尊:木造釈迦如来坐像、所在:町田市小山町3629。境内のアカガシは市指定の保護樹木(#16)で樹高:15m、幹回り:4.15m。
寶泉寺から町田街道に出て、南西80m程の境川に架かるのが、今回終着地点の橋となる『#118小山橋』です。境川左岸の町田市小山町と、右岸の相模原市緑区東橋本3丁目・橋本4丁目とを結び、一般道が通ります。橋名は下流の『#109小山橋』と重複していますが、同じ小山町に小山橋が2つはダメでしょう。
名称:小山橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:43km
橋の長さ:約18m
有効幅員:約4m
完成:1997年(H9)
>>>後書き<<<
次回は小山橋から継続遡上して、寿橋、NTT寿橋専用橋、横町橋、両国橋、稲荷橋、相原高架橋までの紹介です。
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Author:mark60
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