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次回アップ予定:Scene-425 境川『西田橋~上鶴間橋』(05/09 12:00)
[Vol-18] 今回は鶴間1号橋から継続遡上して、横浜水道境川水管橋、東急田園都市線境川橋梁、二津屋橋、境川高架橋、鶴間橋、高木橋までの紹介です。それでは、鶴間1号橋の上流120mに架かる『#70横浜水道境川水管橋』から紹介します。φ1500の上水管が手前に1本、奥に3本見えます。手前の水管は神奈川県内広域水道企業団の上水管で、酒匂川系統の飯泉取水堰から伊勢原、相模原浄水場を経由して横浜市の川井、西谷浄水場などへ中継しています。下から見上げる水管のぶっ太さに圧倒されますよ。どんだけ水飲むんかい(笑)。
上流側の水管3本は相模原市緑区に在る横浜市水道局青山水源事務所で取水された道志川系統(1本)と、相模川の沼本ダムで取水されて津久井分水池、相模原沈殿池を経由する相模湖系統(2本)で、同じく左岸側の川井、西谷浄水場へと中継し、広域水道企業団の取水とブレンドしています。
名称:横浜水道境川水管橋
構造種別:1径間固定アーチ
河口からの距離:26.5km
橋の長さ:56m
送水管:φ1500-3条
完成:1974年(S49)
横浜水道境川水管橋の80m上流に架かるのが『#71東急田園都市線境川橋梁』です。境川左岸の町田市鶴間2丁目と右岸の大和市下鶴間との間に位置し、左岸側の南町田駅と右岸側のつきみ野駅との略中間に架かります。
名称:東急田園都市線境川橋梁
構造種別:3径間箱桁
河口からの距離:26.6km
橋の長さ:137.3m
軌道:複線
完成:1975年(S50)
田園都市線境川橋梁の上流95mに架かるのが『#72二津屋橋』です。境川左岸の町田市鶴間1丁目と右岸の大和市下鶴間とを結び、公所66号-1号線が通ります。橋名は右岸側の旧地名からです。
名称:二津屋橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:26.7km
橋の長さ:28.8m
有効幅員:約3m
完成:1975年(S50)
二津屋から東急田園都市線沿いに東に500m程進むと、帰宅ポイントの南町田駅が在るので、小田急線経由で一旦帰宅します。Scene-414 桜ケ丘駅前からのRestart歩数、39600歩でした。
日が替わりまして、今回はJR南武線溝ノ口駅から溝の口駅経由で南町田駅に到着、此方のルートの方が近くて安かったですね。因みに溝ノ口は昔からの地名で、新住居表示が溝の口になり、後から開業した田園都市線の駅名は溝の口駅になっています。
さてと、境川方向へ進んで二津屋橋からRestartします。200m上流に架かるのが『#73境川高架橋』で、境川左岸の町田市鶴間1丁目・南町田4丁目と右岸の大和市下鶴間とを結び、国道16号線(大和バイパス)が通ります。歩道部が2008年(H20)に増設されています。
名称:境川高架橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:26.9km
橋の長さ:約39m
有効幅員:約20m
完成:2006年(H18)
境川高架橋から北東260mに鶴間熊野神社が在ります。創建は不詳ながら、熊野本宮社を勧請し1726年(享保11)に本殿が建立されたと云われています。祭神:伊弉諾命、伊弉冉命、所在:町田市鶴間4-18-580。境外社:八坂神社(素戔嗚尊)、日枝神社(猿田彦命)、大六天神(面足神)、現在の社殿は1971年(S46)のRC造り、神楽殿は1992年(H4)の建立、鳥居と新狛犬は1970年(S45)の建立です。
鶴間熊野神社から北120m程に町谷八坂神社が在ります、町谷は昔の地名です。1873年(M6)の地租改正により国有地となり、1948年(S23)に熊野神社所有になっています。かつては日枝神社、山王権現と呼ばれていました。祭神:素盞鳴尊、所在:町田市南町田3-10-35。
八坂神社から北西350m程に在る『#74鶴間橋』へ行きます。橋名は『#67鶴間橋』と重複しています。境川左岸の町田市南町田1丁目・4丁目と右岸の大和市下鶴間とを結び、神奈川県道・東京都道56号公所(ぐぞ)バイパス(町谷原通り)が通ります。
名称:鶴間橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:27.4km
橋の長さ:30.2m
有効幅員:16m
竣工:1971年(S46)
鶴間橋西詰めから町谷原通りを西に230m程に在る公所(ぐぞ)浅間神社へ行きます。途中の道端に白梅が満開、良い香りに誘われてメジロが食事中です。
境内の由来案内によると公所浅間神社の創建は不詳ながら、源頼朝が創建したと伝わり、文亀年間(1501~1503年)の文亀神名録には鶴間神社として記載されています。現存する1707年(宝永4)の棟札に富士浅間大菩薩とあり、此の頃既に浅間神社と呼ばれていた模様です。1924年(T13)社殿を改築、1944年(S19)村社に列格された際に子之神社、住吉神社を合祀しています。祭神:木花開耶姫命、大己貴命、表筒男命、所在:大和市下鶴間391。鳥居は1975年(S50)の建立です。境内の端に古墳時代後期の下鶴間甲一号遺跡が在ります。
浅間神社の北160m程に曹洞宗寺院の定方寺が在ります。1610年(慶長15)に境川沿いに創建されましたが、度重なる水害の為、1690年(元禄3)頃に現在地へ移転したと伝えられています。山号:境国山、本尊:釈迦如来像、所在:大和市下鶴間145。
定方寺から北120m程に在る『#75高木橋』へ行きます。橋下で川鵜が盛んに潜水して餌採り中です、水面から顔を出すと脂で頭がテカテカですね。コガモのペアが合体していました、♂に体重を掛けられて♀は水没です、やり過ぎデッセ(笑)。ミドリガメから大きくなったアカミミガメ、こいつらも始めそう、春です(爆)。
『#75高木橋』は鶴間橋の上流210mに架かり、町田市金森5丁目と右岸の大和市下鶴間とを結ぶ人道専用橋です。区切りが良いので、此の橋を今回終着地点の橋とします。
名称:高木橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:27.6km
橋の長さ:28.6m
有効幅員:約5m
完成:
>>>後書き<<<
境川遡上における河口からの橋梁数、そして距離も約半分をクリアしており、5月下旬頃が最終回の予定だったんですが、差込み版やスポットが入りましたので、7月上旬にズレます。次回は高木橋から継続遡上して、西田橋、金山橋、鶴金橋、上鶴間橋までの紹介です。
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Author:mark60
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