ぶらっと遡上探索

河川沿いの散策、橋と付近の名所を写真で紹介します。偶にSpotで色々と...

Scene-369 入間川『本郷浄水場水管橋~吾妻大橋』


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次回アップ予定:Scene-370 入間川『千歳橋~二ノ瀬橋』(09/10 12:00)
[Vol-13] 今回は岩根橋人道橋から継続遡上して、本郷浄水場水管橋、ドレミファ橋、吾妻大橋までの紹介です。では、岩根橋人道橋の左岸脇に見える細道に入ります。最初は舗装路でしたが、次第に未舗装の砂利道へ変わり私道ぽっい道になり、チョット不安。200m程で民家の裏手に突き当り、脇を抜けると本郷浄水場前に出ました(汗)。1932年(S7)に埼玉県で3番目に完成した上水道施設で、沈殿池・濾過池・滅菌室を経由して北に在る天覧山西側の本郷配水場に送られ、自然流下で市街地に配水されています。敷地内に創業当時の建物も残っていますが、使われていないみたいで廃墟と化しています。所在:飯能市飯能458-5。




本郷浄水場の下に取水堰と水管橋が在るので、浄水場脇の小道を降りて河原に出ます。上流方向には取水堰と魚道が見えますが、岸辺は葦の密林で潜るのは嫌だね。浅瀬は歩けそうですが、短パンもサンダルも持って来ていないのでパスですね。上から見える場所を探しますか、本郷浄水場の柵越しに歩いていると一部が見えました。名前が不明なので『#48本郷浄水場水管橋』とでもしておきます。右岸側に美杉台配水場や県水受水場が在り、何処に繋がっているのか、何方側に流れているのかは不明です。



 名称:本郷浄水場水管橋
 構造種別:1径間逆三弦トラス
 河口からの距離:35.3km
 橋の長さ:約51m
 有効幅員:約2m
 完成:不明



河原からの水管橋の絵が撮りたくなったので、後日追加しました。替えの短パンとサンダル持参で、浅瀬を進む気満々で来ましたが、3日程前のゲリラ豪雨による影響で水嵩が30cm程上がっていました。股下が1m有れば余裕なのですが、かなり足りません(笑)。幸いな事に岸辺に密集していた葦が増水で倒れていたので、陸路で進めそうです、唯、逆目でGパンに茎が刺さりますね。葦を倒しながらジグザグに40m程進んだかな、水管橋手前で斜面と淵で行き止まりなので此処からパチリ、岩場のハグロトンボもパチリです。水管橋の上流に仮設の橋が見えますね、建設中の橋が在り、両岸への作業通路用みたいです。




本郷浄水場水管橋の60m程上流に建設中の橋脚が見えます。下部工は略完成しており、来年の8月に上部工が完了予定の飯能大河原線橋梁(仮称)、長さ84mの上路ローゼです。竣工は再来年ぐらいかな?


岩根橋まで戻り右岸側に渡って、埼玉県道28号線を西に約400m進み、大河原交差点から入間川沿いの市道に入ります。約250m先の大沢川に架かる大沢橋を渡り更に400m先に、真言宗智山派寺院の金蔵寺が在ります。建仁年間(1201~1203年)に大河原四郎の菩提寺として龍崖山麓に創建され、後に現在地に移転したと伝えられています。山号:金軸山、院号:無量院、本尊:千手観世音菩薩像、所在:飯能市大河原538。




西150mに金蔵寺の境外仏堂で、太子堂とも呼ばれている八耳(はちじ)堂が在ります。保元年間(1156~1158年)の創建と伝えられ、現在の堂宇は1820年(文政3)の再建と云われています。堂宇横に建つ高さ377cmの宝篋印塔は、1811年(文化8)の建立で、飯能市の有形文化財に指定されています。本尊:聖徳太子像、所在:飯能市大河原582。狛犬は1816年(文化13)の建立です。




八耳堂の左脇に軍太利(ぐんだり)神社へ続く参道が在ります。建仁年間(1201~1203年)大河原村の領主大河原四郎が勧請したと云われています。1872年(M5)村社に列格、1907年(M40)に近隣の稲荷神社3社、神明神社2社、愛宕神社3社、白山神社、阿松神社、八坂神社、軍太利神社の計12社を合祀しています。祭神:加具土命、大日霊貴命、他7柱、所在:飯能市大河原595。摂末社:山守神社、水天宮、大鷲神社、子野神社、摩利支天社。鳥居は1936年(S11)の建立です。参道脇の山道は、大河原氏が城砦として使用したとされる龍涯山へと続いています。


軍太利神社から市道に戻り、吾妻峡方向の立札に従って脇道を170m程進むと、入間川吾妻峡への階段が在り、途中に祠が祀られています。何の祠かね?40m程降りると遊歩道に出ます。両岸の緑に覆われ、綺麗な流れの中に岩がゴロゴロしているだけで、峡谷と云うには大袈裟ですね。




60m程右岸側の遊歩道を下流方向に進むと沈下橋が見えて来ます、『#49ドレミファ橋』と云う楽しげな、名前が付いています。端の置き石から唄いながら、ドレミファソラシ♪ドレミで、大きな四角い石。此処は対岸から来る人との擦れ違い用エリアですね。続いて、ファソラシド♬.... 2oct以上あり声が出まへん(笑)。此処から北東3kmにもドレミファ橋が在ります、荒川水系の高麗川(流路延長40.2km)に架かる奴で、現在は桁板が渡されています。





 名称:ドレミファ橋
 構造種別:20径間沈下橋
 河口からの距離:36.2km
 橋の長さ:約26m
 有効幅員:約1m
 完成:1985年(S60)



ドレミファ橋の袂に吾妻峡の看板があり、700m下流まで散歩みちが続いている様です。見処は名前の付いた岩だけです(笑)、兎岩は中央に写っている岩で、ウサギと思って見ていると兎に見えて来ますね(爆)、赤岩はどれだか不明、汽車渕は時間の関係でパスします。水が綺麗な所に居るミヤマカワトンボが見られました。上手い具合に水辺に突き出た小枝で休憩してくれています。静かに近づいてパチリ、Top画面の絵も同じトンボで、視点を少しずらすだけで別の絵に成りますね。川縁に咲く稲穂の様な花はヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)の蕾で此れから開花だね、八重咲のユリぽっい奴はヤブカンゾウ(藪萱草)で、キスゲの仲間です。




ドレミファ橋を左岸側に渡り、階段を約60m登っていくと左手に荒瀧不動明王が在ります。脇に建つ由緒案内によると、秩父の霊山で修業した修験者により建てられた堂で、地域信仰の祈りの場になっているそうです。所在:飯能市永田79-2。堂の裏手にアロエの花に似た奴が咲いています。ググルとユリの仲間で、トリトマやトーチリリーと呼ばれ、和名は赤熊百合です。細道を道成りに200m程進むと、埼玉県道70号線に出ます。此方から来る場合は、永田大杉バス停で降りて、ドラッグストア「バイゴー」の左脇道から入ります。




県道を西に550m進むと左手に地蔵尊、右手側に萬福寺が在ります。地蔵尊脇に採りたて野菜の無人スタンドが在り、芋類、南瓜、ワラビなどが100均で売っていました。ワラビが珍しいので購入です。帰宅してから初調理なので手順を検索、ふむふむ、重曹でアク抜き!此処がポイントだね。アルカリ水の濃度は0.2%、家に3g-Packが在ったので、水を1500cc沸かして重曹を溶かします。ワラビを入れて煮立てて消火、落し蓋をして朝まで寝かせます。翌朝、蓋を取ると、ゲゲッ!水がコーラ色に変わっています、此れがアクなんだね。水洗いしてザク切り、筍、薩摩揚げと一緒に出汁で煮付けて完成。玉子で閉じてワラビ丼、豚バラ炒めと併せて豚山菜蕎麦などに利用、良いオカズになりました。




右手に在る新義真言宗豊山派寺院萬福寺の創建は不詳、戦国時代末期に澄意が再興したと云われています。紀州根来山清浄金剛院の末寺でしたが、1697年(元禄10)から江戸護国寺の末寺となり、次に寄る白鬚神社の別当を務めていたそうです。山号:大黒山、院号:観音院、本尊:聖観世音菩薩像、所在:飯能市永田395。武蔵野霊場の25番、高麗三十三ケ所観音礼所の14番礼所です。




萬福寺の北西200m程に白鬚神社が在ります。ヒゲは顎ヒゲの「鬚」です。白鬚神社が鎮座する永田は上と下とに分かれており、古くから両方の地に白鬚神社が祀られていましたが、1872年(M5)の社格制定に際し、上宮の白鬚神社が村社になった事から、1880年(M13)に下宮を境内社の秋葉神社、稲荷神社と共に上宮に合祀しています。祭神:猿田彦大神、所在:飯能市永田363。鳥居は1909年(M42)、狛犬は1943年(S18)の建立です。




白鬚神社から県道に戻り、北西130mの永田交差点を左折すると、今回終着地点の『#50吾妻大橋』です。入間川左岸の飯能市永田と右岸の飯能市小岩井とを結び、一般道が通ります。川面からの高さは約20mで、左岸下流方向に500m程迂回すると橋下に下りられますが、戻る気力が無いのでパスします(笑)。



 名称:吾妻大橋
 構造種別:1径間上路アーチ
 河口からの距離:37.4km
 橋の長さ:95m
 有効幅員:10m
 完成:1986年(S61)



>>>後書き<<<
太陽が頭上で燃え盛り、暑さもピークを迎えて気力も燃え尽きたので撤収だね。吾妻大橋の北詰め先の永田交差点から国道を50m程戻ると、永田会館バス停が在るので、此処から帰宅します。次回は吾妻大橋から遡上して、千歳橋、弁天橋吊橋、扇橋、二ノ瀬橋までの紹介です。

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9/6日23:00頃から最近12件の本文と画像表示が出来なくなりました。原因は、ブログのSSL化対応ですかね?
12件は「記事の管理、「編集」、「記事を保存」で元に戻りましたが、此れから書く記事本文中(HTML)のURLをhttpからhttpsに直さないといないのかな?良く判りません。

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  1. 2017/09/06(水) 12:00:00|
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