ぶらっと遡上探索

河川沿いの散策、橋と付近の名所を写真で紹介します。偶にSpotで色々と...

Scene-295 相模川『勝瀬橋、日連大橋、弁天橋』


This best shot
 

次回アップ予定:Scene-296 相模川『境川橋、桂川橋側道橋、桂川橋』(10/01 12:00)
[Vol-15] 久し振りの通常Sceneですね(笑)、今回は相模湖大橋から遡上して、勝瀬橋、日連大橋、弁天橋までの紹介です。最寄り駅はJR中央本線の相模湖駅、隣駅の高尾までは略5分間隔のダイヤですが、高尾駅以西のダイヤは20~30分に1本に減るので、遡上スケジュール設定が面倒くさいですね。立川駅経由で高尾駅に着き、甲府からの折返し電車に乗換え自宅から約1時間で相模湖駅に到着です。本日の天気予報は曇りのち晴れで、午後から暑くなりそうです。相模湖駅の絵を朝方に撮ったのですが、暗くてピンボケでしたので、前回の帰宅時に撮った絵と差し替えますネ(笑)。
駅前から平行する国道20号甲州街道に出て、500m程進むと甲州街道の10番目の宿場町であった、与瀬宿の本陣跡が在ります。此の本陣は武田の旧家臣坂本家が勤めており、以前に紹介した東隣の小原宿とは同じ与瀬村で、互いに合宿を組み、上りは小原宿が、下りは与瀬宿が分担したと云われています。残念ながら本陣の名残は何も在りませんね。


与瀬本陣跡から西に80m進むと、右手に与瀬神社の一之鳥居が見えて来ます。参道の先に二之鳥居と狛犬が見え、一之鳥居から石段を85段踏みしめると陸橋上に出ました。




陸橋の下は1968年(S43)に開通した中央自動車道で、中央道建設予定地に在った慈眼寺の鐘楼と与瀬神社の鳥居を陸橋の北詰に移動し、参道として此の陸橋が渡されたそうで、陸橋先に与瀬神社の三之鳥居(両部鳥居)と慈眼寺山門が見えます、慈眼寺は神社の帰りに寄りましょう。両部鳥居の先にも石段が見えます、段差30cm程で上り難いね、1,2,3・・・、途中の髄神門を潜り113段の参道石段を上がり切ると拝殿前に出ます。ふ~、合計200段程の参道石段!キツイす、拝殿前で一休みですネ。




与瀬神社の創建は不詳、境内の由緒案内によると、かつては相模川近くに鎮座していた古社を1682年(天和2)に現在地へ遷座したと云われています。1904年(M37)に出火で社殿を焼失し、1914年(T3)に本殿を、1949年(S24)に拝殿が再建されています。古くから『与瀬権現様の虫封じ』として名高いそうです。祭神:日本武尊、所在:相模原市緑区与瀬1392。一之鳥居は1933年(S8)、拝殿前の狛犬は1840年(天保11)、二之鳥居脇の狛犬は1939年(S14)の建立です。帰りの石段、膝が笑っているので女坂の参道から下ります(笑)。






与瀬神社の三之鳥居脇に在るのが高野山真言宗寺院の慈眼寺です。天正年間(1573~1595年)に頼源阿舎利により創建されたと云われています。明治維新まで与瀬神社の別当寺でした。山号:金峰山、本尊:薬師如来像、所在:相模原市緑区与瀬1396。境内のサルスベリ(百日紅)、文字通り100日も開花が続くそうです。ムクゲの花にミツバチが蜜集め、花粉だらけですね。慈眼寺前の陸橋から南西1.2km先に、次に行く勝瀬橋が見えます、雲は少しずつ取れて来ましたね。




一之鳥居まで戻り、国道20号線で西方向に進みます、500m程で中央道を潜った先に、ラーメンセンターが在ります、今年の6月の夕方に熊が出没してドアにぶつかったお店です。周りに民家も在り、国道沿いで車の往来も頻繁な場所なのに、こんな処まで出てくるんだ(怖)。此の先の山道に小さな神社が在りますが、パスしましょうね(笑)。400m程進むと道端に馬頭尊が立っています、かなり斜めっているね。道端にヨウシュヤマゴボウが赤黒い実を付け始めましたね、美味しそうだけど有毒です。ピンクの尖がった花はハナトラノオです。山沿いの国道20号は歩道が無いので、道端で草花を撮る時は前後注意ですね。




更に400m程進むと、短いトンネルに入ります。橋沢隧道のプレートが掛かっています。トンネルを出ると国道脇に退避場が在り、金網越しに勝瀬橋が見えました。手前の木々が邪魔なので、カードレールに乗りパチリ、良い感じで撮れたのに左足を着地した時に、ビリリッ、チノパンの股が裂けました!え~、かなり履いていたけど、お気に入りだったのに。触ると5本指がスポッと入ります(笑)。替えのズボンなんて持って来てないし、まぁ往来の少ない山道だからイイカ。股間がスースーするので途中のベンチでパチリして確認、パンツ丸見えやん。人通りの多い帰路では、デイバッグの肩紐を一杯に伸ばして尻リュックで誤魔化しました、此の場所を又裂きの丘と命名します(爆)。


1km程国道20号線を下ると、『#35勝瀬橋』に到着です。相模川左岸の相模原市緑区吉野と右岸の相模原市緑区とを結び、神奈川県道・山梨県道520号吉野上野原停車場線が通ります。下流隣に先代の勝瀬橋が架かっていましたが、交通量の増大と老朽化に伴い、架け替えられた橋です。旧橋は国内で最初の斜張橋で「かながわの橋100選」の98番で、斜張塔が最近まで残っていたのですが、橋台だけ残して撤去されています。橋下ではバス釣りのボートが並んでいます、暫く眺めていたけど全然釣れないね。右岸脇にラブホが固まっています、相模湖にデートに来た奴らの休息の場だね。







 名称:勝瀬橋
 構造種別:2径間斜張橋
 河口からの距離:50km
 橋の長さ:270m
 有効幅員:12.5~15.2m
 完成:2005年(H17)



勝瀬橋を渡り右岸側の寺社に行きます。先ずは、南詰から南西550m程に在る日連(ひづれ)神社です。日連村の鎮守で創建は不詳ですが、本殿は棟札によると1705年(宝永2)の建築、拝殿も棟札によると、1810年(文化7)に大山大工の手中明王太郎による建築とされており、古社ですね。祭神:日本武尊、神速須佐之男命、誉田別尊、大山咋命、武甕槌尊、天児屋根命、斎主命、比売命、金山比古神、金山比売神、菅原道真、大山祇命、宇迦能御魂命、所在:相模原市緑区日連1493。境内の津久井の名木、カツラが聳えています。推定樹齢:300年、樹高:20mです。




日連神社手前に蓮沼が在り、白い睡蓮が幾つか咲いていました。水が綺麗なので、睡蓮を少し間引いて錦鯉を放てば、流行りの「モネの睡蓮池」になるね。


日連神社手前の道を150m西に進むと、右手に高野山真言宗寺院の青蓮寺の山門が見えます。先程の蔵王権現社(日連神社)の別当でした。創建は不詳、江戸時代、小田原北条に出仕した津久井代官、守屋左太夫の菩提寺で、寺禄13石5斗5升、末寺5ケ寺、50人扶持と伝えられています。山号:金胤山、本尊:阿弥陀如来像、所在:模原市緑区日連1634。津久井三十三ケ所観音霊場の第26番札所です。境内のサルスベリは根元が朽ちていますが見事な古木です。栗もイガが大きくなり、秋の気配を感じさせますね。






青蓮寺先の左岸側は見処が終わりましたので勝瀬橋に戻り、右岸側を遡上します。国道20号を西に200m程進むと右手に白壁が剥げ落ちた土蔵が見えます。甲州街道の11番目の宿場町であった吉野宿本陣跡です。かつての本陣は木造五階建ての五層楼(1878年(M9)建築)で威容を誇っていましたが、1898年(M29)の吉野の大火により宿場が全焼、かろうじて土蔵だけが残りました。旅籠「藤屋」は翌年に再建され、其の後地域の歴史文化を学ぶ場とする為に郷土資料館として公開されています。


吉野宿本陣跡から国道を西に170m進み、右手の脇道を100m程上がると吉野神社が在ります。創建は不詳、吉野の鎮守です。祭神:天児屋根命、建御雷之男神、経津主命、姫大神、素盞嗚尊、大己貴命、所在:模原市緑区吉野389。鳥居は1968年(S43)の奉納です。




国道20号に戻り西に1.3km程進むと『#36日連(ひづれ)大橋』に出ます。相模川左岸の相模原市緑区小渕と右岸の相模原市緑区日連とを結び、神奈川県道76号山北藤野線が通ります。先代の橋は「かながわの橋100選」の99番に選ばれた1959年(S34)完成のワーレントラス橋、現在の橋は1径間中路式鋼ローゼ桁です。橋の右岸上流に見える川は、上野原市秋山から流れ込む秋山川(流路延長:約24km)、相模川も残り2km程で山梨県に入ります。橋の袂両端に屋外環境アートと書かれたオブジェが置かれています。ん~、アートか?芸術は難しいね。







 名称:日連大橋
 構造種別:1径間中路式鋼ローゼ桁
 河口からの距離:51.5km
 橋の長さ:236m
 有効幅員:12~12.5m
 完成:1992年(H4)



相模川沿いに700m程進むと日連大橋の上流720mに架かる『#37弁天橋』で、今回終着地点の橋です。相模川左岸の相模原市緑区小渕と右岸の相模原市緑区名倉とを結び一般道が通り、「かながわの橋100選」の97番です。橋名は『#32弁天橋』と重複していますね。此処にも屋外環境アートが展示されています、此れは鉄板を溶接して作ったカナダ鴈だね。此処から北西400m程にJR藤野駅が在り区切りも良く、陽射しも強くなって来たので撤収します(笑)。







 名称:弁天橋
 構造種別:1径間下路式鋼ニールセン・ローゼ桁
 河口からの距離:52.3km
 橋の長さ:146m
 有効幅員:9m
 完成:1989年(H1)



>>>後書き<<<
次回は弁天橋から遡上して、境川橋、桂川橋側道橋、桂川橋までの紹介です。

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  1. 2016/09/27(火) 12:00:00|
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