This best shot
次回アップ予定:Scene-216 秋川『馬場橋、笹野大橋、向橋、笹平橋、柏木野高橋、柏木野下平橋』(10/14 12:00)
今回は西青木平橋から遡上して、和田橋、下日向橋、上日向橋、橘橋までの紹介です。西青木平橋前の檜原街道を1km程進むと、右手に滝の立札「中山の滝」が立っています。公衆トイレの裏手に滝へ続く階段が在るので降りて見ます。落差1m、滝口6m程の小さな滝ですね。今日は三脚も持って来ているのでスローシャッターで滝の流れを撮るかな。てってっ、NDフィルタを入れ忘れたズラ、あア~失敗。三脚、お荷物になってしまい途端にデイバッグが重く感じます(笑)。NDフィルタ無しだと、あれ此れ頑張っても1/40秒程度で、期待した絵は撮れませんでした。所在:西多摩郡檜原村下元郷2付近。それから、Googleマップに表示されている「中山の滝」の位置は誤りで、実際には其の位置から西400mに在ります。道路右脇の立札を探す様に進むと判り易いですよ。
中山の滝から200m程進んだ右手に架かるのが『#29和田橋』で、秋川左岸の西多摩郡檜原村下元郷と右岸の同じく西多摩郡檜原村下元郷とを結び、一般道が通ります。此の橋から秋川終端までは東京都の多摩地域西部に在る檜原村で、島部を除いた東京唯一の村になります。因みに檜原村にはコンビニ店が1軒も無いので、散策で此方に来る時は、JR武蔵五日市駅前でお弁当などを買って来て下さいね(笑)。
名称:和田橋
構造種別:3径間鋼方杖ラーメン
河口からの距離:20.9km
橋の長さ:約30m
有効幅員:約4m
完成:1971年(S46)
和田橋南詰め脇に、お土産直売所の「山の店」が在りました。農産物も安く並んでいましたが、嵩張らない実山椒の佃煮をお土産にゲット。帰宅してから炒飯などに入れて戴きました(後書きも見てネ)。所在:西多摩郡檜原村下元郷19。
和田橋南詰めから檜原街道を500m程進むと右手に鬼切バス停が在り、バス停の裏側に『#30下日向橋』へ続く道が見えます。50m程下って行くと、眼下に下日向の吊橋が見えます。途中の茂みの中に山間部で見掛けるベゴニアの仲間のシュウカイドウ(秋海棠)が綺麗に咲いています。雌雄同株異花で、雄花は花弁が開き黄色の球状雄蕊が飛び出していますよ。
下日向橋は秋川左岸の西多摩郡檜原村下元郷と、右岸の同じく西多摩郡檜原村下元郷とを結ぶ、人道専用橋です。揺れ止めがしっかりと張られていて揺れは少ないですね。
名称:下日向橋
構造種別:1径間吊橋
河口からの距離:21.5km
橋の長さ:約34m
有効幅員:約1m
完成:1985年(S60)
檜原街道に戻り100m程進むと右手に檜原村地域交流センターが在ります。中に観光案内所と、村を訪れる人々と村民との交流を深める「森の学校」が在り、こんゃく、蕎麦、おやき作りなどが体験出来るそうです。所在:西多摩郡檜原村上元郷403。道路脇に紫蘇畑、紫蘇美味しいよね、キボシカミキリも好物なのか固い筋を避けて食べていますね。アゲハチョウもお食事中、花は菊系ですが名前が判りません、オステオスペルマムに似ていますね。
更に200m進み、右に見える脇道を100m程入ると『#31上日向橋』が見えます。秋川左岸の西多摩郡檜原村上元郷と、右岸の同じく西多摩郡檜原村上元郷とを結び、一般道が通ります。
名称:上日向橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:21.9km
橋の長さ:約40m
有効幅員:約5m
完成:1970年(S45)
檜原街道まで戻り300m程進むと右手に檜原村役場が在ります。村役場にしては近代的な建物で、多分 檜原村で一番大きな建物ですかね(笑)。因みに、檜原村の面積の93%は森林で、人口は平成27年9月現在で2360人ですが、外から来る観光客は、何と年間37万人もいます。村役場の左横に口留番所の木戸が復元されています。番所とは関所の規模の小さな物で、江戸幕府が交通の要衝を管理する為に、関東・中部地方に設けた20の関所と33の番所の一つです。檜原は五日市から浅間尾根を通って甲斐に至る甲州中道と呼ばれた重要な街道に位置する要衝で、出入り口を押さえるという意味で口留番所と称されています。所在:西多摩郡檜原村上元郷469横。近くには屋敷門構えの古民家も在りますね。
口留番所の西30m程に架かるのが、今回終着地点の『#32橘橋』で、秋川左岸の西多摩郡檜原村本宿と右岸の西多摩郡檜原村上元郷とを結び、都道33号上野原あきる野線(檜原街道)が通ります。江戸時代からの架橋で、明治時代には当時では珍しい鋼橋により架橋、1943年(S18)にRC桁橋に架け替えられましたが、劣化が激しく現在のPC桁橋に2007年(H19)架け替えられています。橋の上流下に稲荷社らしき祠が見えます。
名称:橘橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:22.4km
橋の長さ:33m
有効幅員:11m
竣工:2007年(H19)
>>>後書き<<<
和田橋の「山の店」で買った、実山椒の佃煮を使って見ました。先ずは、残り物の鶏唐2個を細かく切って、刻み葱と玉子、塩胡椒で味付けした炒飯にして最後に実山椒をバラバラと投入して完成。盛り付けたら実山椒が埋没してしまったので上から追加デス(笑)、山椒の香りとビリッとした爽やかさが良いね。麻婆豆腐は何時もの粉山椒から実山椒に変更、爽やかさが増して一味違いますよ。和風炒飯にも入れて見ました、シラスに干しエビ、分葱にゴマ、最後に大葉とイクラに実山椒をばら撒いて完成。色々な味の中でも山椒は引き立って、サッパリと頂けます。良いね、実山椒!!
実山椒を潰して、オリブオイルと一緒に漬け置きした鶏胸肉を焼きました、風味が良いですよ。付け合わせはサラダ菜を茹で卵、マヨネーズで和えたタルタルサラダ、ビールに合います。冷蔵庫に青梗菜が在ったので豚肉と炒めようと思ったら、冷凍庫に入っていたのは豚の挽肉、ん~まぁいいか。豚ビキと青梗菜、そして実山椒で炒めました。味付けは塩胡椒、シャキシャキブツブツ美味しいね。残ったら得意の炒飯です(笑)。最後は、大事に冷凍しておいた鰻の出番です。1/3を実山椒と一緒に出し巻き卵焼き、残りをひつまぶしにしました。文句なしの味です、鰻、旨んまいね~。実山椒未だ半分程残っているので、他の料理への使い方も探しておきます。
次回は橘橋から遡上して、馬場橋、笹野大橋、向橋、笹平橋、柏木野高橋、柏木野下平橋までの紹介です。
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Author:mark60
関東地区の河川に架かる橋を
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