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次回アップ予定:Scene-180 江戸川左岸 『玉葉橋』(05/11 12:00)
今回は江戸川右岸のつくばエクスプレス江戸川橋梁から遡上して、常磐自動車道江戸川橋までの紹介です。つくばエクスプレス江戸川橋梁先の25.5kmPから北北西に400m程進むと富足神社が在ります。境内の由緒案内によると、岩野木面足神社と、富福神社、猿田彦神社、稲荷神社などが1910年(M43)に合併して発足したと云われており、1913年(T4)に現在地に遷座しています。社名は富福神社の富と、面足神社の足を組合せて付けられたと云われています。祭神:面足尊、倉稲魂命、所在:三郷市岩野木119。狛犬は2005年(H17)の奉納です。
富足神社から西に150m、江戸川右岸堤防遊歩道に戻ると大場川上流樋管が在り、其の先200mに前回紹介のガス導管専用橋が見えます。江戸川の上を珍しく哨戒機が飛んでいますね、ロッキードP-3の国内ライセンス生産機である、Kawasaki P-3C Orion 5033です。レジ番号でググルと柏市藤ケ谷の海上自衛隊下総航空基地所属機ですね。遊歩道を500m程進むと川岸に三郷緊急用船着き場が在ります。大震災などでライフラインが遮断された場合に水上輸送により救援物資、復旧資材を輸送する為の船着き場で、江戸川には上篠崎、市川、柴又、松戸、三郷の5箇所が完成しています。
前回紹介の武蔵野線橋梁迄300m程進み、線路沿いに500m西に在る大廣戸香取神社に寄ります。創建は不詳ですが、大廣戸村が1631年(寛永1)に開村し、神社の祭祀が寛文年間(1661~1673年)に行なわれている事から江戸時代初期の創建と考えられています。祭神:経津主之命、所在:三郷市三郷3-14-4。
香取神社から武蔵野線を潜り、北300m程に在る日蓮宗寺院の高応寺に行きます。此方も大廣戸村の開村時に、伊奈半左衛門家老興津角左衛門の手代が開基となり、真行院日達により開山されたと云われています。山号:長覚山、本尊:三寳祖師像、所在:三郷市早稲田2-14-4。三郷七福神(早稲田巡り)の大黒様です。
埼玉県道21号三郷松伏線を北に1km程進むと、丹後稲荷神社が在ります。創建は1615年(元和1)で丹後の稲荷様と呼ばれていて、1770年(明和7)に稲荷神社に改称されています。祭神:倉稲魂命、所在:三郷市早稲田8-17-8。鳥居は1972年(S47)の奉納です。
丹後稲荷神社の北東300m程に真言宗豊山派寺院の光福院が在ります。境内の由緒案内によると、鰭ヶ崎東福寺の別院として、流山市根郷番場に東福院で創建、後に光福院に改号したと云われています。1699年(慶長5)と、享保年間(1716~1736年)の江戸川改修工事により現在地に移転しています。山号:寳珠山、寺号:医王寺、本尊:薬師如来座像、所在:三郷市早稲田8-15-13。三郷七福神(早稲田巡り)の弁財天・布袋尊です。境内に入ると、ちぎれんばかりに尻尾を振りながら2匹のワンちゃん(サセックス・スパニエル)がお出迎え、犬は顔を舐めるので苦手です(笑)。
光福院から北500mに小谷堀稲荷神社が在ります。境内の由緒案内によると、創建は江戸時代で300有余年の歴史がありますが、常磐自動車の建設により移転する必要が出ましたが移転先が見つからず、光福院に仮移転した後1981年(S56)に現在地に移転しています。所在:三郷市小谷堀276-1。近くの田んぼの畦道にアオサギが居ました、ドジョウとか蛙を探しているのかな?
小谷堀稲荷神社から北400m、常磐自動車道沿いに在る真言宗豊山派寺院の定勝(じょうしょう)寺に寄ります。境内の由緒案内によると、創建は1669年(寛文9)で法華山観音寺と号していたが、文禄年間(1592~1595年)の大火により堂宇を焼失、其の後の江戸初期、此の地区の新田開発に尽力した子孫の平本定勝が此の寺の堂宇を建立し、其の功績により定勝の名を取って定勝寺と寺名を改めたと云われています。山号:蓮華山、院号:延命院、所在:吉川市三輪野江1553。武蔵国三十三観音霊場の6番札所です。入口の仁王門は寛文年間(1661~1672年)を上限とする建築で、県内で最も古い三棟造仁王門で吉川市の有形文化財に指定されています。鐘楼の銅鐘は、1669年(寛文9)の鋳造で銘文に二郷半の由来が記されていて、吉川と彦成(三郷市)に二郷在り、以南は一郷にたらず半郷と称し合わせて二郷半の地名で呼ばれたそうです。庚申塔には1645年(正保2)の刻が残され、吉川市内で最古の物です。
定勝寺から常磐自動車道高架沿いに800m進むと、今回終着地点の『#30常磐自動車道江戸川橋』です。橋の下はKOSHIGAYA GOLF CLUBが続いています、河川敷なのに池が多いコースですね。見ている間に池ポチャ、次は3打目ですよ!土手には珍しいノウルシが満開です、荒川遡上の時に見たので1年振りですね。同系色で見にくいけど、近付いて見ると黄色の花が綺麗ですヨ。
常磐自動車道江戸川橋は江戸川左岸の流山市谷・下花輪と右岸の吉川市三輪野江とを結び、常磐自動車道が通ります、高速道路なのでチャリは入れません。
名称:常磐自動車道江戸川橋
構造種別:3径間連続箱桁2連
河口からの距離:30.7km
橋の長さ:414.2m
有効幅員:31.9m
完成:1975年(S50)
>>>後書き<<<
今回の江戸川右岸沿いには、運動公園やゴルフ場が多く見処が少なかったですね。なので、久々にブログスペースが余りましたので恒例の?料理の穴埋めです(笑)。季節も夏の様相になり暖かい拉麺も終わり冷やしの時季になるので、先ずは拉麺料理の在庫整理です。緑が鮮やかな塩味の三緑ラーメン、カイワレ・大葉・小葱に炒り卵をトッピング、大葉の香りが爽やかで塩味に合いますよ。拉麺に入れる野菜は事前に炒めた方が美味しくなるので、炒める序に鶏むね肉もカリカリにして追加です。野菜も偶には種類を変えて、シメジとカイワレのソテーをトッピング、醤油味にはトマトがマッチしますよ。
咲ちゃんがCMで勧めていた野菜カレーを作りました。ルーは残念ながらハウスでなくグリコでした(笑)。美味しいけど食べ難いネ、箸が必要になるので野菜は細かく切った方が良いかも。パセリは好きで何にでも入れます、カレーにも葉の部分をちぎってどうぞ。パセリの苦味で大人の味になります。カレーの最後は三色カレー。残ったカレーの量が少なかったので、挽肉と卵をそぼろ状に炒りドッキング。掻き混ぜて食べるとキーマカレーぽっく成り、美味でした(笑)。
最後はハンバーグ、作り方は人により色々ですが自分的に上手く出来た時の分量は、合挽肉300g、玉葱半分、卵1個、パン粉1カップ、牛乳50cc、塩、胡椒少々です。先ずは玉葱を微塵切りにして油で色が変わるまで炒めて冷ましてから、ボール内で卵、パン粉、塩胡椒と一緒に箸で掻き混ぜます。混ざったら挽肉を加えてネバリが出るまで手捏ね作業、3等分に分けて成形して中火で焼き上げます。付け合わせは、人参と南瓜のグラッセ、下茹でした材料をバター、砂糖、水で煮詰めるだけ。面取りは面倒なので省略(笑)、じゃが芋千切り炒めとカイワレを添えます。ソースはハンバーグから出た汁にケチャップ、ソース、ワインを混ぜて一煮立てして完成。其のままでも、パスタに添えてもカレーに添えても美味しいですよ。
次回は江戸川左岸の流山橋から遡上して、玉葉(ぎょくよう)橋までの紹介です。
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Author:mark60
関東地区の河川に架かる橋を
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