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ぶらっと遡上探索

河川沿いの散策、橋と付近の名所を写真で紹介します。偶にSpotで色々と...

Scene-8 多摩川右岸 『京浜急行・東海道・京浜東北六郷川橋梁』

This best shot


本題である多摩川の橋梁紹介が御無沙汰でしたので、纏めて3箇所の橋を紹介します。と云うと聞こえが良く、頑張っているなと思うでしょ。
実は、これから紹介する3箇所の橋(橋梁)は約100mの幅に密集しているのだ。『#04 京浜急行六郷川橋梁』、『#05 JR東海道本線六郷川橋梁』、『#06 JR京浜東北線六郷川橋梁』です。多摩川の下流部は六郷川とも呼ばれていて、この辺りには六郷の渡しも在りました(Scene-5 多摩川左岸『水門と六郷橋』で紹介済み)。と云う事で三つの橋梁共に六郷川が名前に付いています。それから、このブログでは一般道路用の橋と鉄道用の橋を区別する意味で、鉄道専用の橋を橋梁と呼んでいます。
 

では、下流側から紹介、まず6Kポストから見た京浜急行六郷川橋梁、550mの長さは多摩川に架かる橋の長さベスト5に入る。初代の鉄橋は1911年(M44)竣工、現在の橋梁に架け替えられるまでの61年の長きに渡り活躍していた。京急車両のレッドと、橋梁のブルーのカラーリングが良く似合うね。
 

京急橋梁の下の遊歩道は軒下が140cm程度しかなく、チャリは降りて押す。人は屈んで歩きます。この後に続くJR橋梁も同じです。
 


名称:京浜急行六郷川橋梁
構造種別:下路式ワーレントラス橋
河口からの距離:6.1km
橋の長さ:550m
竣工:1972年(S47)






京浜急行橋梁の手前には、六郷ポンプ場排水樋管。京急橋梁の後ろには堀川町排水樋管があります。排水樋管は水門の小型と同じもので生活排水や雨水を流し、多摩川が増水した時には閉めます。ただし、増水が続くと雨水などの行き場が無くなり、市内が洪水になるのでポンプで排水します。それがポンプ場排水樋管です。
 

2番目の橋梁はJR東海道本線六郷川橋梁。初代の橋梁は、1871年(M3)に日本初の鉄道橋梁として誕生した木造トラス構造の橋梁だったそうです。その後、木造であるが故に耐用年数も短く、又 車両編成数の増加による強度不足が理由で、鋼製の橋梁に変わっていきます。それにしても写真の橋梁、錆びが目立ち始めているので、そろそろ塗装したらどうかね。
 

 


名称:JR東海道本線六郷川橋梁
構造種別:下路式ワーレントラス橋+PC箱桁橋
河口からの距離:6.2km
橋の長さ:519m
竣工:1971年(S46)






今日は、風も無く水面穏やかで、ヒドリガモ(緋鳥鴨)が岸辺を気持ち良さそうに泳いでいます、ヒドリガモはオナガガモ、マガモ、コガモなどと並んで、日本で最も普通に見られるカモ類で、直近で見ると羽が凄く綺麗な鳥です。鳥は雄(オス)が雌(メス)よりも綺麗な理由を知っていますか?鳥の場合、相手を選ぶ権利は雌にある事が多く、雄は雌に気にいられる為に派手な装飾を持っているそうです。人間の場合は、どうなんだろう。外面、内面、地位、学歴、資産、その他、人によって色々、選択肢が沢山あり過ぎて迷いますよね。
 

六郷川橋梁の最後は、JR京浜東北線です。東海道本線と並行するように架けられていますが、現在の橋梁は京浜東北線橋梁の方が4年程早く竣工しています。
 

 


名称:JR京浜東北線六郷川橋梁
構造種別:下路式ワーレントラス橋+PC箱桁橋
河口からの距離:6.2km
橋の長さ:519m
竣工:1967年(S42)






京浜東北線六郷川橋梁の先には、赤レンガ堤防の跡が残っています。昔、此の辺り一帯に在った工場への荷揚げ、荷出し場として造られたものです。その先には高層マンションが立ち並ぶ川崎ウォーターフロントか在ります。手前にもブルーシートの川崎ウォーターフロント、こちらの方が水辺に近く本当のウォーターフロントだ。屋根の上には白キジ猫が留守番、毛並みが良いから野良ではないな。名前も付いているんだろう、多分、タマに違いない。
 

 

>>>おまけ<<<
今回は橋梁3兄弟(古~)の紹介、それも短距離の範囲であり、時間が余っているので川崎駅を越えて、第一京浜沿いにある稲毛神社を紹介。駅から600m程の位置にある稲毛神社は、明治維新までは「山王社」と呼ばれており、その後の神仏分離令によって「川崎大神稲毛神社」、さらに「稲毛神社」に改称されたが、現在も地元では山王様の通称で呼ばれているそうです。
市役所側の西参道から入ると、明神鳥居があり右手に神楽殿。左側には、浅間神社、佐佐木神社、川崎天満社、白山神社が祀られています。
 

 

 

正面には大鷲(おおとり)神社と子神社(ねの)。その右隣には7社(福田稲荷,金刃比羅,松尾神社,大神宮,八坂,御嶽,三峰神社)が纏まって祀られている。何でこんなに一杯祀られているのかって?判らん。


左側、御神木の隣には、第六天神社と堀田稲荷神社、鳥居は稲荷社の赤色鹿島鳥居。樹齢千年を越す大銀杏の御神木は神奈川県指定の天然記念物だったが、昭和20年の戦火により損傷してしまった。しかし、生命力の強さにより蘇り、人々は御神霊のなせる技と篤い信仰を寄せているとの事。根元にある祠は竜神様、御神木の回りには十二支の現代的なブロンズ像が立っている。ちょっとショボ。
 

大銀杏から振り返ると拝殿が見えます。手前に在るのが嘉永二年(1849年)建立の銘が刻まれた古い明神鳥居、その鳥居柱の下に更に古い鳥居柱の跡があります。享保3年(1718)建立と云う、古いもので倒壊してしまい台座のみ残っているとの事。稲毛神社では「大祓」と云う、6月と12月末日に伝統的神事が行なわれています。別名、「茅の輪くぐり」と呼ばれ鳥居に設けられた茅の輪を左廻り、右回り、左廻りと潜った後、参拝しますとの、案内書きあり。
 

稲毛神社のデータ。社号:稲毛神社、祭神:武甕槌神(たけみかづちのみこと)、境内社:大鷲神社、堀田稲荷神社、第六天社、河崎天満社、白山神社、佐々木神社、浅間社、三峰神社、御嶽神社、八坂神社、大神宮、松尾神社、金刀比羅宮、福田稲荷神社、祭日:例大祭8月2日 、所在:川崎市川崎区宮本町7-7。

拝殿前に一対の狛犬。と、風変りな狛犬が居ました。天地睨みの狛犬と書いてあります。平成の大典記念として制作されたもので、右が天を祓い、左が地を祓うという意味が込められているそうです。上半身について願い事がある人は右の狛犬を、下半身について願い事がある人は左の狛犬を撫でると願いが叶うとの事。心持ち左の狛犬の方が擦られてテカッています、成程そういう事か。
 

 

表参道から入って左側に井戸跡があります。川崎は水が悪く苦労していたが、この井戸だけは何時もこんこんと湧水があり、住民たちはこの井戸を「吹上井戸」と呼び、鎮守の恵みとして大切にしていたとの事。その後、地下水汲み上げによる枯渇で昭和初期に枯れてしまった。その背後方向には手水舎があります。
 



>>>おまけ その弐<< <
この近くまで来たら、川崎の名所を紹介しなくちゃいけないよね。え、「堀之内」ですか?此処では紹介出来ないって!!
川崎地方競馬場で我慢して下さい。稲毛神社から第一京浜沿いに10分位、堀之内を左横目に見て進むと競馬場です。主催者は神奈川県川崎競馬組合で、土地と施設はよみうりランドからの借り物。
現在、川崎、大井、浦和、船橋の4競馬場を「南関東競馬場」と云います。「北関東競馬場」は、宇都宮、足利、高崎競馬場の3場を指していましたが、売上減少によって順次廃止となり南関東のみが残っています。
川崎競馬場も売上げが伸びず、1,2,3号スタンドのうち3号スタンドは使用停止。他のスタンドも閑散とした状態。そりゃそうだよ、平日に来れる人なんか年金受給者かサボリーマン位しかいないよ。土日開催しても中央競馬に人を持っていかれるし、平日開催の隙間産業じゃ苦しいよね。
 

川崎競馬場は会社から近く、ナイター競馬(4月から12月まで実施)で何回か来たことがあります。中央競馬に比べて頭数も少なく、先行、内枠有利のコース特性を知っていると、良い想いが出来ます。お勧めは、1番人気馬の軸1頭マルチ内枠4頭流し(36点買い)。まあ、外れる場合も多かったけどね。
今日はブログ用の写真を撮ったら、編集の手間が掛かるので馬券は買わずに、即、帰宅です。まず、お姉さん騎乗の馬場入場誘導馬。そして、スタート写真。馬番8 サーペンヴィグラス号(5番人気)、好スタートで其のまま逃げ切り勝ち。
 

次のレースも9番ノブドリーム号(4番人気)逃げ切り、データ通り川崎競馬場は先行馬が有利なのだ。地方競馬で好きな騎手は同年代の的場文夫(56歳)。写真の5番の馬で出走するも6着、競争の烈しい社会で未だ現役、頑張れ的場!
ところで競走馬は、どの位のスピードで走っているか知っていますか。芝コースだと平均60km/h程度、ゴール直前の追い出しの瞬間では80km/h程で走り抜けるので、ゴール前で見ると迫力一杯です。
 

最後にパドック(出走馬の仕上がり具合、調子を見る場所)の紹介。6番ヴィクトリーサンバ号、気合十分で歩様も良く見え写真を撮ったが、結果は9番人気で10着。馬は見ても調子は判らん。そう云えば有名騎手が言ってたっけ。「パドックで皆さん何を一生懸命見てるんだろう、馬に何年も乗っているけど調子は見た目では判りませんよ」と。プロが判らないものが素人に判るわけ無い、納得だ。

◆川崎競馬場データ
馬場:1周1200m
走路:左回り、平坦
砂厚:8.5cm
直線(4コーナからゴール板迄):300m
所在:川崎市川崎区富士見1-5-1
川崎競馬場は施設が狭い為に厩舎が併設されておらず、厩舎は幸区小向仲野町、多摩川沿いの一画にあります、次回の遡上ルート途中に在るので紹介します。


>>>後書き<<<
昨日は、20℃を超える暑さ、今日は例年の寒さになると云う事で、神社などの節分行事へ行かれる方は風邪引かないようにね。次回は、『#07 多摩川大橋』まで遡上します。

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  1. 2013/02/03(日) 00:27:13|
  2. 多摩川

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