This best shot
次回アップ予定:Scene-350 石神井川『松之木橋~集い橋』(06/10 12:00)
[Vol-14] 今回は山下橋から継続遡上して、無名橋、坂下橋、憩い橋、豊島橋、睦橋、根ケ原橋、茜歩道橋、蛍橋までの紹介です。では、山下橋の上流150mに架かる『#117無名橋』から紹介します。石神井川左岸の練馬区石神井町5丁目と右岸の練馬区下石神井3丁目とを結ぶ、人道専用橋です。
名称:無名橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:15.9km
橋の長さ:約14m
有効幅員:約3m
完成:不明
無名橋の100m上流に架かるのが『#118坂下橋』で、此の橋も石神井川左岸の練馬区石神井町5丁目と右岸の練馬区下石神井3丁目とを結び、一般道が通ります。
名称:坂下橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:16km
橋の長さ:約17m
有効幅員:約4m
完成:2008年(H20)
坂下橋から100m上流に架かるのが『#119憩い橋』です。此の橋も石神井川左岸の練馬区石神井町5丁目と右岸の練馬区下石神井3丁目とを結び、人道専用橋です。黄色の花は、ウンナンオウバイ(雲南黄梅)で梅に似た花を咲かせる事からの命名で、梅の仲間ではなく、モクセイ科に属するジャスミンの仲間です。
名称:憩い橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:16.1km
橋の長さ:約15m
有効幅員:約4m
完成:2008年(H20)
憩い橋の上流90mに架かるのが『#120豊島橋』で、石神井川左岸の練馬区石神井町5丁目と右岸の練馬区下石神井3丁目・6丁目とを結び、都道25号飯田橋石神井新座線(旧早稲田通り)が通ります。
名称:豊島橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:16.2km
橋の長さ:約13m
有効幅員:約10m
完成:2011年(H23)
豊島橋から北西100m程に真言宗智山派寺院の禅定院が在ります。境内の由緒案内によると、約600年前に願行上人によって開かれたお寺です。本堂前のキリシタン燈籠(1673年(寛文13))は区内でも珍しい石造物で、練馬区の文化財に指定されています。山号:照光山、寺号:無量寺、本尊:阿弥陀如来像、所在:練馬区石神井町5-19-10。豊島八十八ケ所霊場の70番札所です。
石神井川に戻り、豊島橋の上流90mに架かるのが『#121睦橋』で、石神井川左岸の練馬区石神井町5丁目と右岸の練馬区下石神井6丁目とを結び、一般道が通ります。
名称:睦橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:16.3km
橋の長さ:約19m
有効幅員:約5m
完成:2003年(H15)
睦橋の上流140mに架かるのが『#122根ケ原橋』です。此の橋も石神井川左岸の練馬区石神井町5丁目と右岸の練馬区下石神井6丁目とを結び、一般道が通ります。橋の下では堆積土砂の除去作業と、洗掘防止用の河床の敷設を行なっていますね、ご苦労様です。
名称:根ケ原橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:16.4km
橋の長さ:約19m
有効幅員:約5m
完成:2004年(H16)
根ケ原橋の上流120mに架かるのが『#123茜歩道橋』で、此の橋も石神井川左岸の練馬区石神井町5丁目と右岸の練馬区下石神井6丁目とを結び、人道専用橋です。
名称:茜歩道橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:16.6km
橋の長さ:約13m
有効幅員:約4m
完成:2007年(H19)
茜歩道橋から北西300m程に稲荷諏訪合神社が在るので寄ります。150m程進んだ処に石神井公園の野草観察園が在ったので、野草観察です。こぢんまりとした野草園ですが、見られる種類も多く、初めて見る植物も沢山在りましたよ。■アミガサユリ(編笠百合):ユリ科で原産地は中国、生薬として用いられています。■ケマンソウ(華鬘草):別名タイツリソウとも呼ばれています。色が綺麗ですね。■シロバナショウジョウバカマ(白花猩々袴):ユリ科で日本の固有種です。■クサノオウ(草ノ王):奥多摩で偶に見掛けますね、ケシ科で毒草ですが薬草にもなります。■ヤマシャクヤク(山芍薬):ボタン科で準絶滅危惧種です。
■カタクリ(片栗):ユリ科です、野生種は中々見掛けないけど、郊外に出ると育成保護された奴が見られますね。■イチリンソウ(一輪草):キンポウゲ科、此れがイチリンソウか!名札が無いと判らなかったね。■タチツボスミレ(立坪菫):スミレ科、此れは我が家のプランターにも生えているので判ります、種が飛んでどんどん増殖していますよ。他にも季節に応じた野草が見られるそうです。
しゃがみ込んで接写していたので、膝がイタタです。暫し休憩、以前なら此処で一服の時間だったけど、禁煙してから約半年経過、我慢出来ていますよ(笑)。北西に残り150m進むと稲荷諏訪合神社に到着です。創建は不詳、新編武蔵風土記稿に「諏訪社、禅定院持」と記載されており、先程の禅定院が別当の模様です。明治維新後に稲荷社と合祀して、稲荷諏訪合神社と改称しています。祭神:稲倉魂命、建御名方命、所在:練馬区石神井町5-23-2。境内社:根ケ原諏訪神社。鳥居は1923年(T12)の建立です。
稲荷諏訪合神社の裏手に石神井公園内の石神井池、三宝寺池が在ります。井の頭池、善福寺池と並び、武蔵野三大湧水池として知られていました。現在の石神井池は汲み上げた地下水で満たしているそうです。キンクロハジロの茶色い奴がいました、♀です。湖畔に聳える木はラクウショウ(落羽松)は杉の仲間、区内有数の大きさで、樹高:21m、幹周り:2.3mです。
石神井川に戻り、茜歩道橋の180m上流に架かるのが、今回終着地点の『#124蛍橋』です。石神井川左岸の練馬区石神井町5丁目・石神井台1丁目と右岸の練馬区下石神井6丁目・上石神井3丁目とを結び、都道444号下石神井大泉線(井草通り)が通ります。下流側の仮設橋上が、先程の洗掘防止用河床材の仮置き場になっています。
名称:蛍橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:16.7km
橋の長さ:約13m
有効幅員:約10m
完成:2017年(H29)
>>>後書き<<<
次回は螢橋から継続遡上して、松之木橋、上御成橋、栄橋、愛宕橋、小ケ谷戸橋、扇橋、豊城橋、豊城歩道橋、集い橋までの紹介です。
お気付きの点、照会などがありましたら下の[拍手]ボタンからコメントを送って下さい、非公開なので気軽にどうぞ。尚、問い合わせ等につきましては、返信用のメアドの書き込みも願います。
[拍手]ボタン
Author:mark60
関東地区の河川に架かる橋を
紹介しています
.
. ご訪問ありがとうございます