ぶらっと遡上探索

河川沿いの散策、橋と付近の名所を写真で紹介します。偶にSpotで色々と...

Scene-323 玉川上水『無名橋~独歩橋』


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次回アップ予定:Scene-324 玉川上水『うど橋~関野橋』(02/02 12:00)
[Vol-07] 今回は三鷹橋から遡上して、無名橋×2、欅橋、ぎんなん橋、いちょう橋、大橋、松美橋、桜橋、独歩橋までの紹介で、端から端まで橋だらけですよ。先ずは、JR三鷹駅中でエネルギ補充、今日は山菜温玉そばにしました。


三鷹駅北口に出て、左手に廻り込むと無名橋が2橋梁並んでいます。両方共に人道専用橋で、最初の無名橋をA、次をBとしておきます。玉川上水左岸の武蔵野市中町1丁目と右岸の三鷹市上連雀1丁目とを結び、一般道が通るのが『#59無名橋A』のアーチ橋です。


 名称:無名橋A
 構造種別:1径間PCアーチ
 四谷大木戸からの距離:17.3km
 橋の長さ:約8m
 有効幅員:約5m
 完成:不明


20m程上流に架かるのが『#60無名橋B』です。


 名称:無名橋B
 構造種別:無名橋B左岸側
 四谷大木戸からの距離:17.3km
 橋の長さ:約11m
 有効幅員:約1m
 完成:不明


70m程進むと都道121号線が通る、『#61欅橋』が在ります。袂の橋由来碑によると、安政年間(1854~1859年)に欅の丸太橋が架けられていたと云われ、橋名の由来でもあります。上流側に水管とNTTケーブル橋が並んでいます。




 名称:欅橋
 構造種別:2連ボックスカルバート
 四谷大木戸からの距離:17.3km
 橋の長さ:9.6m
 有効幅員:47.4m
 完成:1977年(S52)


上水緑道を240m程進むと、けやき橋西交差点を市道が横切り、下に欅橋西カルバートが在ります。上水緑道には紅葉も在り、野鳥も多いけどチョコチョコと動き過ぎて撮れません。なんとか1羽だけ近くの小枝に停まったのでパチリ。初めて見る鳥で、画像検索するとアトリと云う雀の仲間でした。日本には冬鳥として秋にシベリア方面から渡来するそうです。


欅橋から780m程上流に架かるのが人道専用の『#62ぎんなん橋』です。かつて北東1.6km程に中島飛行機㈱武蔵野製作所と云う軍需工場が在り、武蔵境駅からの工場引込線が玉川上水を渡った箇所が此処です。ぎんなん橋が架橋されるまでは橋台跡が残っていましたが、現在は、ぎんなん橋の下に僅かですが遺構が見えます。






 名称:ぎんなん橋
 構造種別:1径間鈑桁
 四谷大木戸からの距離:18.1km
 橋の長さ:約7m
 有効幅員:約2m
 完成:2012年(H24)


ぎんなん橋の上流隣りに架かるのが『#63いちょう橋』で、玉川上水左岸の武蔵野市関前1丁目と右岸の三鷹市上連雀1丁目とを結び、都道12号線が通ります。




 名称:いちょう橋
 構造種別:1径間PC桁
 四谷大木戸からの距離:18.1km
 橋の長さ:約10m
 有効幅員:約21m
 完成:不明


いちょう橋から125m上流に架かるのが『#64大橋』ですが、架橋工事中で完成は今年の3月予定。玉川上水左岸の武蔵野市関前1丁目と右岸の武蔵野市境3丁目とを結び、一般道が通ります。


 名称:大橋
 構造種別:1径間PC桁
 四谷大木戸からの距離:18.3km
 橋の長さ:約7m
 有効幅員:約4m
 完成:2017年(H29)予定


大橋の上流315mに架かるのが『#65松美橋』で、此の橋も玉川上水左岸の武蔵野市関前1丁目と右岸の武蔵野市境3丁目とを結び、一般道が通ります。上流側に水管橋が併設されています。






 名称:松美橋
 構造種別:1径間PC桁
 四谷大木戸からの距離:18.6km
 橋の長さ:約12m
 有効幅員:約9m
 竣工:1979年(S54)


松美橋から130m程上流に品川用水取水口跡が在ります。かつて品川区域への農業用水路であり、玉川上水の分水の一つでした。1932年(S7)に灌漑用水としての役割を終え、水路は1950年(S25)~1952年(S27)に埋め立てられて消滅しています。左岸側の広大な施設は、東京都水道局境浄水場で、1924年(T13)の通水。原水は多摩湖と狭山湖から引き入れている、緩速濾過方式の浄水場です。


松美橋の280m上流に架かるのが『#66桜橋』で、玉川上水左岸の武蔵野市関前1丁目・5丁目と右岸の武蔵野市境3丁目・4丁目とを結び、都道12号線(武蔵境通り)が通ります。袂の橋由来碑によると、1889年(M22)に甲武鉄道(現在のJR中央線)が開業し武蔵境駅から北の田無方面への道路が造られ、玉川上水を渡る橋が桜橋です。国木田独歩の小説「武蔵野」にも登場し、左岸上流に小説の一節と国木田独歩文学の碑が立っています。






 名称:桜橋
 構造種別:1径間PC桁
 四谷大木戸からの距離:18.9km
 橋の長さ:12m
 有効幅員:16.8m
 完成:1999年(H11)


桜橋の175m上流に架かるのが今回の終着地点の『#67独歩橋』で、此の辺りの武蔵野の面影を残す雑木林を、こよなく愛した国木田独歩の名を冠とした橋です。玉川上水左岸の武蔵野市関前5丁目と右岸の武蔵野市境4丁目とを結び、一般道が通ります。






 名称:独歩橋
 構造種別:1径間PC桁
 四谷大木戸からの距離:19km
 橋の長さ:10.4m
 有効幅員:4.5m
 完成:1969年(S44)


>>>後書き<<<
次回は独歩橋から継続遡上して、うど橋、境橋、もみじ橋、くぬぎ橋、曙橋、新橋、桜堤歩道橋、梶野橋、関野橋までの紹介です。

お気付きの点、照会などがありましたら[拍手]ボタンからコメントを送って下さい、非公開なので気軽にどうぞ。尚、問い合わせ等につきましては、返信用のメアドの書き込みも願います。

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  1. 2017/01/29(日) 12:00:00|
  2. 玉川上水

Scene-322 玉川上水『宮下橋~三鷹橋』


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次回アップ予定:Scene-323 玉川上水『無名橋~独歩橋』(01/29 12:00)
[Vol-06] 今回は東橋からの継続遡上で、宮下橋、若草橋、井の頭橋、松影橋、新橋、幸橋、ほたる橋、萬助橋、むらさき橋、三鷹橋までの紹介です。先ずは、東橋の西230m程に牟礼古峯神社が在るので寄ります。明治中期に古峯神社原講が出来た時に祀られたと云われ、地元では古峯神社原様と呼ばれています。祭神:日本武尊、所在:三鷹市牟礼2-13。鳥居は2003年(H15)の奉納です。


古峯神社前の道を挟んで対面に日蓮宗寺院の真福寺が在ります。碑文谷法華寺の日栄上人が開山となり創建したと云われています。山号:高栄山、本尊:三宝尊、所在:三鷹市牟礼2-2-17。




真福寺の北230m程に牟礼神明社が在ります。境内の由緒案内によると、1537年(天文6)北條左京大夫氏綱の家臣北條冶部少輔綱種が深大寺城に対峙した際、当地(高番山)陣内守護として芝倉神明宮より御神体を遷霊し鎮座したのが始まりで、1868年(M1)稲荷山(高山)に祀られていた稲荷神社を合殿しています。祭神:天照皇大神、合殿:倉稲魂命、所在:三鷹市牟礼2-6-12。境内社:三峰神社、榛名神社、狛犬は1933年(S8)の建立です。






牟礼神明社から北東に160m、玉川上水に架かっている『#49宮下橋』に戻ります。玉川上水左岸の三鷹市井の頭1丁目・2丁目と右岸の三鷹市牟礼2丁目・3丁目とを結び、一般道が通ります。下流側に上水・下水管、電気ケーブル・通信ケーブルなどの配管が7本程併設されています。






 名称:宮下橋
 構造種別:1径間RC固定アーチ
 四谷大木戸からの距離:14.3km
 橋の長さ:約14m
 有効幅員:約6m
 竣工:1950年(S25)


宮下橋の上流320m程に架かるのが『#50若草橋』で、玉川上水左岸の三鷹市井の頭2丁目と右岸の三鷹市牟礼3丁目とを結び、一般道が通ります。橋の管理人 もとい、管理ニャンはキジトラ猫の玉ちゃんです(笑)。




 名称:若草橋
 構造種別:1径間PC桁
 四谷大木戸からの距離:14.6km
 橋の長さ:約13m
 有効幅員:約2m
 竣工:1978年(S53)


若草橋から230m上流に架かるのが『#51井の頭橋』で、玉川上水左岸の三鷹市井の頭3丁目と右岸の三鷹市牟礼4丁目とを結び、一般道が通ります。




 名称:井の頭橋
 構造種別:1径間PC桁
 四谷大木戸からの距離:14.8km
 橋の長さ:約9m
 有効幅員:約12m
 完成:1999年(H11)


井の頭橋の340m上流に架かるのが『#52松影橋』です。玉川上水左岸の三鷹市井の頭5丁目と右岸の三鷹市牟礼4丁目とを結び、一般道が通ります。






 名称:松影橋
 構造種別:1径間鈑桁
 四谷大木戸からの距離:15.2km
 橋の長さ:約12m
 有効幅員:約2m
 完成:不明


松影橋の330m上流に架かるのが『#53新橋』で、此方の橋も玉川上水左岸の三鷹市井の頭5丁目と右岸の三鷹市牟礼4丁目とを結び、一般道が通ります。




 名称:新橋
 構造種別:1径間鈑桁
 四谷大木戸からの距離:15.5km
 橋の長さ:約10m
 有効幅員:約10m
 完成:不明


新橋の170m程上流に架かるのが『#54幸橋』です。此の橋も玉川上水左岸の三鷹市井の頭5丁目と右岸の三鷹市牟礼4丁目とを結び、一般道が通ります。橋の周囲にモミジが多い場所です。




 名称:幸橋
 構造種別:1径間PC桁
 四谷大木戸からの距離:15.7km
 橋の長さ:10.6m
 有効幅員:4m
 竣工:1987年(S62)


幸橋の上流270mに架かるのが『#55ほたる橋』で、玉川上水左岸の三鷹市井の頭5丁目と右岸の三鷹市下連雀1丁目とを結び、一般道が通ります。名前からして、蛍が飛び交う場所だった事が想像出来ますね。両岸は自然の木々が覆い被さり、水質は綺麗で穏やかな流れなので幼虫と餌のカワニナを放流すればホタル鑑賞が出来そうです。上流の青梅橋付近まで行くとホタル鑑賞の夕べが6月中旬~下旬に開催されていますよ。




 名称:ほたる橋
 構造種別:1径間PC桁
 四谷大木戸からの距離:15.9km
 橋の長さ:約10m
 有効幅員:約3m
 完成:不明


ほたる橋の南西200m程に三鷹の森ジブリ美術館が在るので、右岸側の井の頭恩賜公園競技場を横切って行きます。2001年(H13)の開館で、ジブリ作品の絵コンテ、制作スタジオ、美術館用のアニメ作品や企画展示上映などが見られます。入場はパス、てっ云うか入場チケットは事前発売なのでローソンのLoppiで日時指定の入場引換券を購入する必要が在ります。屋上にラピュタ帝国の戦闘ロボット兵が居て、外から見れますよ。所在:三鷹市下連雀1-1-83。




ジブリ美術館前の都道114号線武蔵野狛江線(吉祥寺通り)を北に300m程進むと、ほたる橋の上流270m程に架かる『#56萬助橋』です。袂に在る由来碑によると、安政年間(1854~1860年)に下連雀村の地主の渡邉萬助が、近くの牟礼大盛寺境内の杉の木を二つ割りで架けたものだそうです。現在の大きさによる架橋は1963年(S38)で、其の後 老朽化により現在の架橋になっています。




 名称:萬助橋
 構造種別:1径間PC桁
 四谷大木戸からの距離:16.2km
 橋の長さ:16.5m
 有効幅員:16.8m
 完成:1994年(H6)


萬助橋から250m程遡上すると、右岸側に山本有三記念館が在ります。代表作「路傍の石」や戯曲「米百俵」を執筆した小説家、劇作家である山本有三の旧邸宅で、1936(S11)年~1946(S21)年まで家族と共に住んだ家です。1996(H8)年の開館で、山本有三の生涯と作品を紹介する施設として一般公開されています。入館料:300円、休館日:月曜日と年末年始。所在:三鷹市下連雀2-12-27。裏の庭園は入場無料です。




記念館前から150m程進むと、萬助橋の上流410m程に架かる『#57むらさき橋』です。玉川上水左岸の武蔵野市御殿山2丁目と右岸の三鷹市下連雀2丁目・3丁目とを結び、一般道が通ります。袂の由来案内によると創架は1955年(S30)、老朽化により現在の橋に架け替えられています。橋名は公募で、此の付近一面に咲き誇っていた紫草からの命名です。




 名称:むらさき橋
 構造種別:1径間PC桁
 四谷大木戸からの距離:16.6km
 橋の長さ:約12m
 有効幅員:約15m
 竣工:1998年(H10)


むらさき橋から右岸沿いに130m進むと、「玉鹿石」青森県北津軽郡金木町産と刻まれたプレートの脇に大きさ1m程の石が置かれています。なんじゃ此れ?何らかの意図が在るんだろうけど判りませんね。先へ行きます、60m程進むと歩道脇のスペースに太宰治のレリーフが置かれています。玉川上水が登場する小説「乞食学生」の一節と、太宰の写真、そして最後に「1948年(S23)の6月、太宰治は近くの玉川上水で自らその39年の生涯を終えた」とあります。検索して見ると、三鷹住まいの太宰は、不倫相手と腰紐で結ばれ、玉川上水のむらさき橋上流で投身、1km程流されて6日後、新橋にて発見されたそうです。過去に4度の自殺(未遂)があり3回は女性絡み、ゲスの極みだね。先程の「玉鹿石」産地の北津軽郡金木町は、太宰治の生まれ故郷だそうです。


260m程進むと、今回終着地点になる『#58三鷹橋』です。玉川上水左岸の武蔵野市御殿山2丁目と右岸の三鷹市下連雀3丁目とを結び、一般道が通ります。先代の橋は1957年(S32)の架橋で、構造材の一部にレールが使用されていたそうです。橋の脇に旧橋の親柱と欄干が展示保存されています。橋の隣がJR三鷹駅なので其方から帰宅です。




 名称:三鷹橋
 構造種別:1径間PC桁
 四谷大木戸からの距離:17.1km
 橋の長さ:約12m
 有効幅員:約12m
 竣工:2005年(H17)


>>>後書き<<<
次回は三鷹橋から遡上して、無名橋×2、欅橋、ぎんなん橋、いちょう橋、大橋、松美橋、桜橋、独歩橋までの紹介です。

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  1. 2017/01/25(水) 12:00:00|
  2. 玉川上水

Scene-321 玉川上水『岩崎橋~東橋』


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次回アップ予定:Scene-322 玉川上水『宮下橋~三鷹橋』(01/25 12:00)
[Vol-05] 今回は浅間橋から継続遡上して、岩崎橋、兵庫橋、牟礼橋、どんどん橋、長兵衛橋、東橋までの紹介で、愈々 開渠部の遡上開始になり、浅間橋から羽村取水堰までの約30kmの区間は国の史跡に指定されています。では、浅間橋の上流650m程に架かる『#43岩崎橋』から紹介します。玉川上水左岸の杉並区久我山2丁目・3丁目と右岸の杉並区久我山1丁目とを結び、一般道が通ります。橋名は右岸側に在る岩崎通信に関係している模様です。



 名称:岩崎橋
 構造種別:1径間PC桁
 四谷大木戸からの距離:12.8km
 橋の長さ:約10m
 有効幅員:約8m
 完成:2016年(H28)



岩崎橋から南500m程に寺町通りが在り、お寺が30社程固まっているので寄ります。先ずは、日蓮宗寺院の玄照寺から、忠禅院日延上人により開山、覚隆院日諦上人が開基となり1614年(慶長19)に芝白金で創建したと云われており、1927年(S2)に現在地に移転しています。山号:常徳山、本尊:日蓮像、所在:世田谷区北烏山4-21-1。狛犬は外国の奴だね、台湾かな?




玄照寺の対面に在るのが日蓮宗寺院の妙揚寺で、先程の玄照寺と同じく1614年(慶長19)忠禅院日延上人による開山で、此方も芝白金から1927年(S2)に現在地に移転しています。山号:自然山、本尊:日蓮像、所在:世田谷区北烏山4-9-1。


妙揚寺の西隣に在るのが浄土宗寺院の神田山源良院で、1676年(延宝4)浅草西福寺末として神田に開基された後、湯島・浅草への移転を経て、関東大震災後に現在地に共に移転してきた向旭院と合併して向旭山源良院と称しています。山号:向旭山、本尊:阿弥陀如来像、所在:世田谷区北烏山4-10-1。


源良院から南西200m程に日蓮宗寺院の幸龍寺が在ります。境内の由来案内によると、玄龍院日偆上人が浜松城主徳川家康の祖母正心院殿日幸の求めにより城外に此の寺を建てたのが始まりと伝えられています。1591年(天正19)に湯島へ移転、後に浅草へ再移転し、関東大震災で焼失し、1927年(S2)現在地に移転しています。山号:妙祐山、本尊:曼荼羅、所在:世田谷区北烏山5-8-1。さざれ石は、学名を石灰質角礫岩と呼び、石灰岩が雨水で溶解して粘着力の強い乳状液となり、小石を凝結して次第に大きく成長したものです。






幸龍寺の北隣に在るのが浄土宗寺院の称往院で、1596年(慶長1)白誉上人が湯島に創建、明暦の大火後に西浅草へ移転、関東大震災で罹災し、1927年(S2)に現在地に移転しています。山号:一心山、寺号:極楽寺、本尊:阿弥陀如来像、所在:世田谷区北烏山5-9-1。


称往院の北隣に在るのが浄土宗系単立の宗福寺で、青蓮社浄誉上人が新堀(日暮里)に大光山宗福寺光明院として開山したと云われています。関東大震災後、現在地に移転しています。山号:来迎山、本尊:阿弥陀如来像、所在:世田谷区北烏山5-10-1。


称往院の対面に在るのが真宗大谷派寺院の存明寺で、本山は東本願寺、1647年(正保4)に釈願竜が江戸桜田郷に創建したと云われています。1929年(S4)に現在地に移転しています。山号:桜田山、本尊:阿弥陀如来像、所在:世田谷区北烏山4-15-1。


存明寺の北隣に在るのが浄土真宗本願寺派寺院の妙祐寺です。1625年(寛永2)渋谷村宮益坂で廃寺となっていたものを了頓法師が再建したと云われ、1946年(S21)現在地に移転しています。山号:天護山、本尊:阿弥陀如来像、所在:世田谷区北烏山4-16-1。


妙祐寺の北隣に法華宗本門流寺院の永隆寺が在ります。日義上人による開山で1612年(慶長17)、神田寺町で創建、谷中清水門外への移転を経て元禄年間(1688~1704年)本所に移転、関東大震災後現在地に移転しています。山号:春陽山、本尊:十界曼荼羅、所在:世田谷区北烏山4-17-1。


永隆寺の西側対面に在るのが法華宗本門流の妙寿寺で、1631年(寛永8)江戸谷中に日受上人が妙感寺として開山したと云われ、寛文年間(1661~1673年)以前に本所猿江へ移転、猿江稲荷社の別当を勤めると共に、寺号を妙寿寺と改めたと云われています。関東大震災で罹災後、現在地に移転しています。山号:本覚山、本尊:十界曼荼羅、所在:世田谷区北烏山5-15-1。


妙寿寺の東側対面に在るのが真宗大谷派寺院の永願寺で、1617年(元和3)越後の僧浄林坊浄順が浅草に創建したと云われ、明暦の大火により報恩寺内へ移転、1811年(文化8)下谷への移転を経て、1936年(S11)現在地に移転しています。山号:横河山、本尊:阿弥陀如来像、所在:世田谷区北烏山4-29-1。


永願寺の北隣に在るのが臨済宗大徳寺派の高源院です。1702年(元禄15)に怡渓宗悦和尚により開山、品川東海寺の塔頭として北品川に創建されたと云われています。1939年(S14)現在地に移転しています。山号:松葉山、本尊:阿弥陀如来像、所在:世田谷区北烏山4-30-1。


北烏山に在る寺院を1/3程紹介しましたが、キリが無いので北450m程に流れる玉川上水へ戻りますね。『#44兵庫橋』は岩崎橋の上流250m程に架かり、玉川上水左岸の杉並区久我山3丁目と右岸の杉並区久我山1丁目とを結び、一般道が通ります。



 名称:兵庫橋
 構造種別:1径間PC桁
 四谷大木戸からの距離:13km
 橋の長さ:約15m
 有効幅員:約6m
 完成:1982年(S57)



兵庫橋から70m上流に架かる橋ぽっい奴は、久我山水衛所跡です。上流側に格子状の柵が設けられており、此処に引っ掛かったゴミが回収されます。太宰治が愛人、山崎富栄と共に玉川上水へ入水心中した際、二人の下駄が片方ずつ流れ着いた場所でもあります。水衛所は、熊川、砂川、小川、境、久我山、和田堀、代々木、四谷大木戸などに在りました。玉川上水緑道は自治体により管理がマチマチで、此の辺りは綺麗に舗装され、良い感じで紅葉樹も植えられていますね。上空をCH-47Jヘリが通過、入間ヘリコプター空輸隊所属のヘリで何処へ行くのかな?


更に330m進むと『#45牟礼(むれ)橋』。現在、下流側に架け替えの為の迂回路が工事中です。玉川上水左岸の杉並区久我山3丁目・三鷹市井の頭1丁目と右岸の三鷹市牟礼1丁目とを結び、都道14号線(人見街道)が通ります。橋名は右岸地区名からの命名です。



 名称:牟礼橋
 構造種別:1径間PC桁
 四谷大木戸からの距離:13.4km
 橋の長さ:約14m
 有効幅員:約9m
 完成:不明



牟礼橋の上流隣に架かるのが『#46どんどん橋』です。橋の建立供養碑によると、1757年(宝暦7)の架橋で、1797年(寛政9)と1849年(嘉永2)に架替えの記録が残り、現在の橋は1933年(S8)に架けられたと云われています。当時の玉川上水は2m/秒の急流で、勢い良く流れる擬音(ドンドン)からの命名と思われます。橋の下に通された2本のパイプは、下流の牟礼橋工事による水質汚濁防止用の迂回水路です。



 名称:どんどん橋
 構造種別:1径間煉瓦固定アーチ
 四谷大木戸からの距離:13.5km
 橋の長さ:約7m
 有効幅員:約3m
 完成:1933年(S8)



玉川上水緑道を引き続き遡上します、青空に紅葉、良いね!唯、足元の舗装が無くなり土が剥き出しで、湿った場所を踏むと靴底に泥がくっ付きます。此のままじゃ電車に乗れないし、もう掃除が大変ですよ。次回から掻き出し用の割箸持参です(笑)。


210m程進むと、どんどん橋の上流に架かる『#47長兵衛橋』です。玉川上水左岸の三鷹市井の頭1丁目と右岸の三鷹市牟礼1丁目とを結び、一般道が通ります。玉川兄弟の父が福田長兵衛宗体とも云われており、父親の名前が使われたかどうか?詳細は不明です。





 名称:長兵衛橋
 構造種別:1径間PC桁
 四谷大木戸からの距離:13.7km
 橋の長さ:12.6m
 有効幅員:4m
 竣工:1981年(S56)



長兵衛橋の240m上流に架かるのが、今回終着地点の『#48東(あづま)橋』で、玉川上水左岸の三鷹市井の頭1丁目と右岸の三鷹市牟礼1丁目・2丁目とを結び、一般道が通ります。



 名称:東橋
 構造種別:1径間PC桁
 四谷大木戸からの距離:13.9km
 橋の長さ:9.9m
 有効幅員:4m
 完成:1988年(S63)



>>>後書き<<<
次回は東橋から遡上して、宮下橋、若草橋、井の頭橋、松影橋、新橋、幸橋、ほたる橋、萬助橋、むらさき橋、三鷹橋までの紹介です。

お気付きの点、照会などがありましたら[拍手]ボタンからコメントを送って下さい、非公開なので気軽にどうぞ。尚、問い合わせ等につきましては、返信用のメアドの書き込みも願います。

テーマ:風景写真 - ジャンル:写真

  1. 2017/01/21(土) 12:00:00|
  2. 玉川上水

Scene-320 玉川上水『小菊橋~浅間橋』


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次回アップ予定:Scene-321 玉川上水『岩崎橋~東橋』(01/21 12:00)
[Vol-04] 今回は下高井戸橋から遡上して、小菊橋、旭橋、庚申橋、中の橋、天神橋、昌栄橋、浅間橋までの紹介で、遺構区間の最終回になります。下高井戸橋から玉川上水第三公園を320m程進むと『#36小菊橋』です。1917年(T6)左岸側に遊園地『吉田園』を開園するに際し、京王線の下高井戸駅から吉田園に通じる玉川上水に橋が架かっていなかった為、創始者の吉田甚五郎氏が私財を投じて架けた橋と云われています。現在の親柱、欄干は1995年(H7)に当時の姿に復元されたものです。





 名称:小菊橋
 遺構:無し、親柱、欄干は新設
 四谷大木戸からの距離:8.6km
 完成:1917年(T6)推定



小菊橋から玉川上水第二公園を進みます、珍しい樹が在りました。赤茶色に紅葉したメタセコイア(和名:アケボノスギ)生きた化石と云われている奴ですね。公園の山茶花にメジロが来ています、冬は咲く花が少なくて大変だね。1.2km程進むと『#37旭橋』跡です。遺構は何も在りません。





 名称:旭橋
 遺構:無し
 四谷大木戸からの距離:9.8km
 完成:不明



旭橋から西に100m程、都道14号線沿いに進路を変えて更に580m程で、右手に広大な敷地の中に紅白に彩られた身代わり不動尊が在ります。真言宗醍醐派の寺院で、大本山は京都醍醐寺。本山は川崎高津区に在り、此処は別院です。院号:大明王院、本尊:大日大聖身代り不動明王像、所在:杉並区下高井戸5-12-1。駐車場脇に桜が咲いています、狂い咲きじゃなくて年に二度開花するシキザクラ(四季桜)です。冬に咲くヒマラヤザクラも満開です。何方も1本づつしか在りませんけど(笑)。




身代り不動尊から260m進むと、『#38庚申橋』跡です。此処も遺構は何も在りません、辛うじて歩道橋に庚申橋の名が残っていますね。



 名称:庚申橋
 遺構:無し
 四谷大木戸からの距離:10.8km
 完成:不明



庚申橋の350m上流に架かっていたのが『#39中の橋』です。遺構は無し、交差点の名前が「中の橋交差点」で、此処に在った名残です。



 名称:中の橋
 遺構:無し
 四谷大木戸からの距離:11.1km
 完成:不明



此の先、JR三鷹駅まで行きたいのですが時間が足りないので、一旦 南900m程に在る京王線八幡山駅から帰宅します。日が変わりまして、中の橋からリスタートです。
中の橋から都道14号線沿いに西へ230m進むと右手に第六天神社の鳥居が見えます。創建は不詳ですが、鎌倉時代の創建と伝えられ、上高井戸の鎮守でした。1872年(M5)村社に列格、1897年(M30)に天祖神社と浅間神社を境内末社として遷座しています。




祭神:面足之命、惶根之命、所在:杉並区高井戸西1-7-2。境内社:氷川神社、浅間神社、白山神社、天祖神社、秋葉神社、稲荷神社。鳥居は1966年(S41)、狛犬は1917年(T6)、旧狛犬は1771年(明和8)の建立です。




第六天神社前から都道14号線を30m進むと『#40天神橋』跡です。遺構は無く、歩道橋に天神橋の名が残っています。



 名称:天神橋
 遺構:無し
 四谷大木戸からの距離:11.4km
 完成:不明



天神橋の上流170mに架かっていたのが『#41昌栄橋』で、遺構は無し。此処も歩道橋に昌栄橋の名が残っています。



 名称:昌栄橋
 遺構:無し
 四谷大木戸からの距離:11.6km
 完成:不明



昌栄橋から560m程上流に架かっていたのが『#42浅間橋』で、今回の終着地点です。遺構は何も在りませんね。此処から上流は開渠されていて、玉川上水の流れに沿って遊歩道も続きます。なので、次回から川ぽっい絵が登場しますよ。





 名称:浅間橋
 遺構:無し
 四谷大木戸からの距離:12.1km
 完成:不明



>>>後書き<<<
1月も中旬に入り、急に寒くなりましたね、来月は雪も多いらしいですよ。降雪すると暫くは遡上出来なくなるので、暖かいうちにデータ撮りをストックして置きました(笑)。料理在庫もストックが増え過ぎで、作った理由や手順を忘れそうなので大量放出します。お節料理に飽きたので、サッパリ系肉料理の生姜焼き、豚肉をしょうが汁で漬け込んで置き、塩胡椒で焼くだけ、野菜に掛けた黒い奴は黒胡麻と五穀ドレッシング、見た目が悪いけど旨いです。残ったら、毎度の炒飯具材活きです。力拉麺の餅は去年買ったサトウの切り餅だけど保存性が凄いね、色が多少付くけど味は変わらないです。力(ちから)は「力持ち」に掛けて名付けたという説があり、関西では餅を「かちん」と呼ぶそうなので「かちん拉麺」て云うのかな?


焼き鳥を買い過ぎて余ったので、玉葱スライスを炒め合わせて玉子閉じで焼き鳥丼(皿)です。最近、焼き鳥の串を外す、外さないで食べるか話題になっているけど、そんなのどうでも良いよね、自分流がベストだよ。湯豆腐はナメコとネギを薬味でポン酢割り、日本酒の肴です。雑煮用の大根も余ったので、イカと煮てイカ大根、一晩寝かせると味が沁みて、まいう~。


他のお節の具、人参、牛蒡、蒟蒻も味噌ベースの豚汁で始末。ブナシメジを追加して豚汁うどん、閉めは豚汁リゾットで完食でした。豚汁の右上に写っているのは納豆で、パセリとミニトマトを薬味にしましたがアジアンチックな味で美味でしたよ。


日曜日の京成杯、1、2着固定(1、7番人気)の3連単全流しで年に何回も無い、パフェクト予想でしたが、3着に3番人気が入ってしまい23040円でした。4着と3着が入れ替わっていれば62万円だったのに、ア~残念!まぁ外れるよりは良いか(笑)。降雪で延期になった京都も本日(Tue)開催され、日経新春賞も買いました。此れはセミ・パーフェクト予想で配当が5040円とクズ馬券でした(悲)。


次回は浅間橋から遡上して、岩崎橋、兵庫橋、牟礼橋、旧牟礼橋、長兵衛橋、東橋までの紹介で、開渠部の遡上開始になります。

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  1. 2017/01/17(火) 12:00:00|
  2. 玉川上水

Scene-319 玉川上水『南ドンドン橋~下高井戸橋』


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次回アップ予定:Scene-320 玉川上水『小菊橋~浅間橋』(01/17 12:00)
[Vol-03] 今回は第三号橋から遡上して、南ドンドン橋、第二号橋、稲荷橋、大原橋、ゆずり橋、無名橋、京王線代田橋橋梁、代田橋歩道橋、久左衛門橋、明大橋、下高井戸橋までの11橋梁を紹介します。先ずは、京王線稲田堤駅から最寄り駅の笹塚駅まで行き、駅前の立ち喰いそばで朝食、春菊天そばです。


では、第三号橋の上流83mに架かる『#25南ドンドン橋』へ行きます。ドンドンって何?笑っちゃいますね、調べてみると、玉川上水が曲がった場所に架かる橋なので水嵩が多くて流れが激しい時には、橋の下で大きな音をたててぶつかっていたとか、赤い太鼓橋が架かっていた、などが由来らしいです。そう云えば、親柱の文字に薄っすらと赤い色が残っていますね。



 名称:南ドンドン橋
 遺構:親柱
 四谷大木戸からの距離:5.8km
 完成:不明



南ドンドン橋の116m上流に架かっていたのが『#26第二号橋』です。此の先、次の橋までは開渠になっています。川の流れはチョロチョロ(湧き水)の小川ですね。上流側に水管が2本架かっています。




 名称:第二号橋
 構造種別:1径間PC桁
 四谷大木戸からの距離:5.9km
 橋の長さ:約9m
 有効幅員:不明
 完成:不明


第二号橋の215m上流に架かるのが『#27稲荷橋』で、此の先400m程は再び暗渠になります。




 名称:稲荷橋
 構造種別:1径間PC桁
 四谷大木戸からの距離:6.1km
 橋の長さ:約13m
 有効幅員:約4m
 完成:1927年(S2)


先程の稲荷橋、名前からして近くに稲荷神社が在るのかな?地図を拡大しても付近には無いね。稲荷橋から20m程遡上すると、左岸上流側に小さな鳥居を見っけ!此れかな?近づいて見ると、鳥居の根元に狛狐が鎮座しているので稲荷神社ですね。創建は不詳、祭神:倉稲魂命、所在:渋谷区笹塚1-39-21付近。


稲荷橋の上流240m程に架かるのが『#28大原橋』で、都道318号線(環七通り)が通ります。昔の親柱と欄干が上下流側に残っています。緑道は環七の地下を潜る横断地下道で繋がっていますけど、頭上に水管や電気ケーブル配管などがズラリと並ぶ不思議な空間、5度程お辞儀をしながら通過です(笑)。




 名称:大原橋
 遺構:親柱、欄干
 四谷大木戸からの距離:6.3km
 橋の長さ:約7m
 有効幅員:約25m
 完成:不明


大原橋の上流150mに架かる煉瓦造りの橋が『#29ゆずり橋』で、かつては玉川上水一号橋と云う名前でしたが、架け替え時に地域の人々から通称を募集して「ゆずり橋」になりました、以前の橋は幅が狭くて、譲り合いながら渡っていたからです。上流側にφ1200程の水管が併設されています、此れは境浄水場から和田堀給水所経由で引かれ、代々木方面に送られる現役の水道管です。




 名称:ゆずり橋
 構造種別:1径間PC固定アーチ
 四谷大木戸からの距離:6.5km
 橋の長さ:約14m
 有効幅員:約2m
 完成:1991年(H3)


ゆずり橋の上流10mに架かるのが『#30無名橋』で、先程の水管橋をメンテナンスする際の管理用橋ですね。


 名称:無名橋
 構造種別:1径間鈑桁
 四谷大木戸からの距離:6.5km
 橋の長さ:約5m
 有効幅員:約1m
 完成:不明


無名橋の上流27mに架かるのが『#31京王線代田橋橋梁』で、右岸側が代田橋駅です。京王線の開業は1913年(T2)の調布駅から笹塚駅区間であり、其の時の架橋と推定します。


 名称:京王線代田橋橋梁
 構造種別:1径間鈑桁
 四谷大木戸からの距離:6.5km
 橋の長さ:約10m
 有効幅員:約12m
 竣工:1913年(T2)推定


京王線代田橋橋梁を過ぎて約100m、玉川上水は国道20号線(甲州街道)の下へ流れ、再び暗渠に入り緑道も無くなります。甲州街道を200m程西に進んだ所に架かっていたのが『#32代田橋歩道橋』です。遺構は何も無いですね。





 名称:代田橋歩道橋
 遺構:無し
 四谷大木戸からの距離:6.8km
 完成:不明



南東100m程に大原稲荷神社が在るので寄ります。1782年(天明2)伏見稲荷大社の神官、羽倉摂津守信邦が勧請したと伝えられ、かつては羽倉稲荷と呼ばれていたそうです。祭神:稲倉魂大神、所在:世田谷区大原2-29-21。境内社:大鳥神社、菅原神社、水神社。鳥居は1932年(S7)の建立です。




京王線を挟んで南260mに羽根木神社が在ります。代田橋駅前の代田橋4号踏切を渡り、井ノ頭通りで和田堀給水所裏に廻り込みます。和田堀給水所は老朽化の為、既存配水池を建て替え工事中で2022年の完成予定です。


境内の由緒案内によると、羽根木神社の創建は不詳、かつて羽根木稲荷神社、或いは通称「北原の御稲荷様」と呼ばれていたようで、周辺に在った邸内の鎮守として稲荷神を勧請したものです。祭神:宇迦能御魂神、所在:世田谷区羽根木2-17-5。鳥居は1932年(S7)、狛狐は1978年(S53)の建立、社殿は戦災により焼失し、1958年(S33)の新築です。




羽根木神社から北に350m程、甲州街道へ戻ります。松原交差点まで西に350m程進み右折します。右角に大きなタンクが2基並んでいますね、東京都水道局の和泉水圧調整所です。此処は、かつて新宿の淀橋浄水場へと繋がる新水路の分岐点でしたが、関東大震災により崩壊、廃止されています。都道413号線を挟んで反対側に玉川上水緑道が再び復活、端に玉川上水の分岐口跡が見えます。緑道を60m程進むと『#33久左衛門橋』跡です。遺構は在りません、親柱、欄干は新設ですね。







 名称:久左衛門橋
 遺構:無し、親柱、欄干は新設
 四谷大木戸からの距離:7.3km
 完成:不明



久左衛門橋から150m、玉川上水は鋳鉄管(φ1800)となり、京王井の頭線を渡っています。上段に朝霞浄水場からの給水管(φ2400)が乗っているので、絵では判り難いですね。


井の頭線を渡って110m程で明治大学和泉校舎前に出ます。此処に架かっていたのが『#34明大橋』です。親柱と欄干が残っています。





 名称:明大橋
 遺構:親柱、欄干
 四谷大木戸からの距離:7.5km
 完成:不明



明大橋から甲州街道を240m程西に進むと、浄土宗寺院の築地本願寺和田堀廟所が在ります。1923年(T12)の関東大震災で築地本願寺が罹災し、再建に当たって当時の大蔵省所管だった陸軍省火薬庫跡であった此の地の払下げを受け、和田堀廟所が設立されました。其の後、東京大空襲によって本堂などを焼失してしまいましたが、1953年(S28)に再建しています。本尊:阿弥陀如来像、所在:杉並区永福1-8-1。


和田堀廟所から京王線を挟んで南450m程に菅原神社が在るので行きます。境内の由来案内によると、江戸時代の1665年(寛文5)に石井平助と云う人が寺子屋を開き、学問の神様である菅原道真公を祀ったのが始まりと云われ、松原地域の鎮守社として崇敬を集め、明治期に村社に列格しています。祭神:菅原道真公、所在:世田谷区松原3-20-16。狛犬は1926年(T15)の建立です。








菅原神社から北210m、再び京王線明大前3号踏切を渡り180m進んで永泉寺緑道公園に戻ります。杉並区は、緑化、花いっぱい運動などが盛んで此の緑道もアジサイが沢山植えられていますね、黄色に色付いたコナラと紅葉したモミジも見られます。緑道を150m程進むと、今回終着地点になる『#35下高井戸橋』が架かっています。昔は、永泉寺橋と呼ばれていたそうで緑地公園の名前と同じですね、地図を確認しても付近に永泉寺は在りません。永泉寺は、江戸時代永福寺の末寺でしたが、明治になって永昌寺と合併し消滅し、地名のみが残されています。因みに此の緑道の北70m程に寺院が沢山並んでいますが、北200m程を流れている既遡上の神田川で紹介済なので割愛します。







 名称:下高井戸橋
 遺構:親柱、欄干
 四谷大木戸からの距離:8.3km
 完成:1927年(S2)



>>>後書き<<<
次回は下高井戸橋から遡上して、小菊橋から浅間橋までの7橋梁を紹介します。

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  1. 2017/01/13(金) 12:00:00|
  2. 玉川上水

Scene-318 玉川上水『西代々木橋~第三号橋』


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次回アップ予定:Scene-319 玉川上水『南ドンドン橋~下高井戸橋』(01/13 12:00)
[Vol-02] 今回は新台橋跡から遡上して、西代々木橋、二字橋、美寿々橋、山下橋、代々幡橋、相生橋、常盤橋、六條橋、五條橋、四條橋、北澤橋、笹塚橋、第三号橋まで13橋梁の紹介です。
前回、紹介出来なかった玉川上水の歴史について、此処で解説します。1652年(承応1)江戸の人口増加による飲料水不足を解消する目的で、多摩川からの上水開削が幕府により計画され、工事総奉行に老中で川越藩主の松平信綱、水道奉行に伊奈忠治が就き、土建屋を営む兄の庄右衛門と、人足斡旋を営む弟の清右衛門の兄弟が工事を請負、翌年4月から玉川上水開削の指揮を執りました。上水工事の一回目は日野を取水口としましたが、地面に水が吸い込まれてしまう水喰土(みずくらいど:浸透性の高い関東ローム層)により失敗、二回目は福生を取水口としましたが、途中で岩盤に当たり挫折、幕府から請け負った6000両も底を突いてしまいます。だが、やると決めた事はやるのが人の道、自己資金2000両と家屋敷を売り払った3000両の自腹を切って工事を続行。三回目に羽村からの工事が順調に進み、1653年(承応2)11月までには四谷大木戸までの約43kmの堀割りが完成し、翌年6月には江戸市中まで地下を石樋・木樋で通水しています。此の功績により兄弟は名字帯刀が許され「玉川」の姓を名乗り、上水の管理も玉川家の世襲とされましたが、1739年(元文4)の末孫の代(三代目)になって、慢心と贅沢の病に盗り付かれ、水元役としての職務に怠慢であった事が露見してしまい職を剥奪、其の後、上水管理は町奉行、普請奉行の所管に移されてしまいました。いつの世にもバカ息子、バカ娘が蔓延るのが常ですよね(笑)。
では、玉川上水の遡上を継続します。新台橋の上流260m、渋谷区西原1-24-1付近に架かっていたのが『#12西代々木橋』です。遺構は無し、親柱、欄干は1989年(H1)の新設です。



 名称:西代々木橋
 遺構:無し、親柱と欄干は新設
 四谷大木戸からの距離:3.9km
 完成:不明



西代々木橋の145m上流に架かっていたのが『#13二字(ふたあざ)橋』です。親柱と欄干が上流側に残っています。



 名称:二字橋
 遺構:親柱、欄干
 四谷大木戸からの距離:4.1km
 完成:1927年(S2)



二字橋の110m上流に架かっていたのが『#14美寿々橋(みすすはし)』、橋と川が何時までも美しく、汚れないようにとの思いを込めて濁音を外した命名ですね。遺構は無く、親柱と欄干は新設です。



 名称:美寿々橋
 遺構:無し、親柱と欄干は新設
 四谷大木戸からの距離:4.2km
 完成:1925年(T14)



美寿々橋の上流34mに架かっていたのが『#15山下橋』です。昔の親柱は上流側緑道公園内に残されており、現在の親柱と欄干は1993年(H5)の新設です。



 名称:山下橋
 遺構:親柱、現行親柱と欄干は新設
 四谷大木戸からの距離:4.2km
 完成:1935年(S10)



山下橋の32m上流に架かっていたのが『#16代々幡橋』です。昔の親柱が右岸下流側に残り、現在の親柱と欄干は1989年(H1)の新設です。橋名は右岸側の代々木と左岸側の幡ヶ谷とからの造語ですね。



 名称:代々幡橋
 遺構:親柱、現行親柱と欄干は新設
 四谷大木戸からの距離:4.2km
 完成:1924年(T13)



代々幡橋の上流200m上流に架かっていたのが『#17相生橋』です。1924年(T13)架橋の親柱と欄干が残っています。かつては「阿以をいばし」と表記されていました。



 名称:相生橋
 遺構:親柱、欄干
 四谷大木戸からの距離:4.4km
 完成:1924年(T13)



相生橋の上流240m程に架かっていたのが『#18常盤橋』で、親柱と欄干は1990年(H2)の新設です。少し手前に在った、橋ぽっい奴は東京都消防訓練所入口と緑道との仕切りでした。





 名称:常盤橋
 遺構:無し、親柱と欄干は新設
 四谷大木戸からの距離:4.7km
 完成:不明



常盤橋の上流154mに架かっていたのが『#19六條橋』です。此方の親柱と欄干も1990年(H2)の新設です。



 名称:六條橋
 遺構:無し、親柱と欄干は新設
 四谷大木戸からの距離:4.8km
 完成:1930年(S5)



六條橋の上流48mに架かっていたのが『#20五條橋』で、遺構は在りません。現在の親柱と欄干は1993年(H5)の新設です。



 名称:五條橋
 遺構:無し、親柱と欄干は新設
 四谷大木戸からの距離:4.9km
 完成:1924年(T13)



五條橋の上流46mに架かっていたのが『#21四條橋』で、遺構は無し。現在の親柱、欄干は1992年(H4)の新設です。近くの大山町は関東大震災後の復興住宅街で、格子状に整列された街並みの道路名(六條、五條、四條通りなど)からの命名と思われます。



 名称:四條橋
 遺構:無し、親柱と欄干は新設
 四谷大木戸からの距離:4.9km
 完成:1924年(T13)



四條橋の上流43mに架かっていたのが『#22北澤橋』で、渋谷区と世田谷区との境を通る、都道420号線が交差する位置に在ります。橋名は左岸側の地名、世田谷区北沢からです。玉川上水は6橋梁前の代々幡橋から南下していましたが、北澤橋から再び北西方向へ流れが急に変わります。此れは、羽村から四谷大木戸までの43kmを僅かな高低差92m(100mで21cm下がる計算)で流す為に、牛窪の低地を避ける必要があり、其の為の迂回です。



 名称:北澤橋
 遺構:親柱
 四谷大木戸からの距離:5km
 完成:1925年(T14)



北澤橋の上流520m程に架かるのが『#23笹塚橋』で、20m程前から開渠となり、初めて水路が見えますね。架かる橋も、橋としての機能が生きた本物の橋です、唯ショボイけどね(笑)。




 名称:笹塚橋
 構造種別:1径間PC桁
 四谷大木戸からの距離:5.5km
 橋の長さ:約5m
 有効幅員:約4m
 完成:1987年(S62)


笹塚橋の上流180m程に架かるのが今回終着地点となる『#24第三号橋』で、渋谷区笹塚1-28付近に架かります。上流側から再び暗渠(200m)になります。




 名称:第三号橋
 構造種別:1径間PC桁
 四谷大木戸からの距離:5.7km
 橋の長さ:約9m
 有効幅員:約5m
 完成:不明


第三号橋から北50m程が京王線笹塚駅で此処から帰宅しますが、駅から東300m程に牛窪地蔵尊が在るので、寄ってから終わりにします。先程云った牛窪の低地に在り、地蔵尊は1711年(正徳1)、庚申塔は1724年(享保9)の建立です。此の場所は極悪人の股を牛により引裂く酷刑場であったと伝えられ、牛と窪地であった事が牛窪の由来です。宝永から正徳年間(1704~1715年)にかけて此の地に疫病が流行り、処刑された罪人の祟りだと云われ、身代り地蔵として祀られたと云われています。所在:渋谷区幡ヶ谷1-10付近。


>>>後書き<<<
少しブログスペースが出たので、今年初のアレです。昨年は喪中だったのでお節は作りませんでしたが、今年は作りました。とは云っても煮物だけで、他の練り物や肉系、ツマミ系は並べただけです(笑)。お燗は清流四万十川の伏流水で仕上げた純米吟醸酒「四万十川」、スッキリ爽やか系です。


刺身は柚子と黒胡椒、オリーブオイルでマリネった奴、箸休めに丁度良いね。雑煮は角餅で醤油ベース、大根に人参、牛蒡、鶏肉、一年に一回しか買わない三つ葉をパラパラです(笑)。余ったお節は、みじん切りにして炒飯の具ですね。味付けは塩胡椒と粉チーズです。


次回は第三号橋から遡上して、南ドンドン橋~下高井戸橋までの11橋梁を紹介します。

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  1. 2017/01/09(月) 12:00:00|
  2. 玉川上水

Scene-317 玉川上水『四谷大木戸~新台橋跡』


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次回アップ予定:Scene-318 玉川上水『西代々木橋跡~第三号橋』(01/09 12:00)
[Vol-01] 今回から『ぶらっと遡上探索』第15弾の玉川上水が始まります。以前、多摩川遡上時に羽村取水堰で紹介した、玉川兄弟によって羽村から新宿四谷まで掘削された全長43kmの人工河川です。玉川上水の歴史的説明は都合により、次回に解説します。


羽村取水堰から小平監視所までの玉川上水上流部は現在も上水として利用されていますが、新宿に在った淀橋浄水場が廃止されてからは、中流部は其の役割を終え、歴史環境保全地域として清流公園化され神田川へ放流されています。下流部は殆んど暗渠化されていますが、流路の痕跡を辿る事は出来ます。と云う事で、玉川上水終点の四谷大木戸から羽村取水堰までの遡上を開始します。最寄り駅は新宿、自宅から安近短ルートの京王線で行きます。本ブログは毎度の事ではありますが、1ケ月程のタイムラグが有りますのでご容赦下さい。今回も1月前の金曜日、そうsoftbankのSuper Fridayの日なので、京王稲田堤駅前のミスドでクーポン利用して朝食です(笑)。日中は、かなりの列が出来るけど早朝なので空いていましたよ。


新宿駅からスタート地点の四谷大木戸まで歩きますが、同じ道を歩いても無駄なので南口から東に800m程、別道で浄土宗寺院である太宗寺(たいそうじ)に寄ります。1596年(慶長1)頃に太宗と云う僧が草庵を結んだのが始まりで1629年(寛永6)安房国勝山藩主であった内藤正勝の葬儀を行なった事を契機に内藤氏との縁が深まり、1668年(寛文8)に正勝長男の重頼から寺地の寄進を受け、太宗を開山として太宗寺が創建されたと云われています。江戸六地蔵の第参番地蔵、江戸三閻魔の閻魔王像、新宿山之手七福神の布袋尊が安置されています。山号:霞関山、院号:本覚院、本尊:阿弥陀如来像、所在:新宿区新宿2-9-2。其の他の江戸六地蔵は、第壱番地蔵:品川寺(品川区南品川)、第弐番地蔵:東襌寺(豊島区巣鴨)、第四番地蔵:真性寺(豊島区巣鴨)、第伍番地蔵:霊巌寺(江東区白河)、第六番地蔵:永代寺(江東区富岡)です。




太宗寺前から都道430号線に出て600m程東に進むと、四谷区民ホールの敷地内に水道碑記と、裏側に四谷大木戸跡碑が史跡として在ります(実際の四谷大木戸は此の碑から東に80m程の位置です)。玉川上水は多摩川の羽村取水堰から此処までが開渠され、此の場所に大木戸水番所が置かれ、水番により水量の調節やゴミの除去が行なわれ、此の先の江戸市中へは石樋や木樋などの水道管で通水されていました。所在:新宿区内藤町87。


では、遡上開始、四谷交差点から西に100m程に在る管理用通路で新宿御苑の大木戸門方向へ進みます。大木戸門付近に、1698年(元禄11)に開設された内藤新宿の記念碑が在ります。甲州街道の最初の宿場は高井戸で、其処までが遠過ぎて不便である為に新たな宿場として造られたのが内藤新宿で、高遠藩内藤家の敷地内に開設されたのが名前の由来です。




新宿御苑の大木戸門から旧新宿門までの540mが内藤新宿分水散歩道として草花も植えられ、地下を走る国道20号線の側溝に湧き出す水を利用した小川も流れています。隣が新宿御苑の北縁なので、苑内のモミジが食み出していてタダ見出来ます(笑)。




玉川上水は新宿御苑脇を通り、国道20号線(甲州街道)沿いに西へと進み、新宿駅南口の下を通ります。goo地図による1974年(S22)の航空写真では、JR線の脇から開渠し西新宿1丁目交差点の南40m程に玉川上水第一橋梁の『#01葵橋』が見えます。現在は橋跡位置に記念碑が在り、突き当りの東京南新宿ビルディング1Fに「葵橋の記」が掛かっています。





 名称:葵橋
 遺構:橋跡記念碑
 四谷大木戸からの距離:1.6km
 完成:不明



葵橋跡から上流250m程、渋谷区代々木2丁目交番脇に『#02千駄ケ谷橋』跡が在ります。此処も橋跡記念碑が在り、親柱も1基残っています。



 名称:千駄ケ谷橋
 遺構:橋跡記念碑、親柱
 四谷大木戸からの距離:1.9km
 完成:1961年(S36)



千駄ケ谷橋跡から150m程西に進むと、赤レンガ造りのモニュメントが在ります。新宿駅地下に設けられた明治時代の暗渠に使用されていた煉瓦を使用し、略原寸大に再現した物との説明があります。其の先、新宿文化クイントビル前には地球儀オブジェ、此れは何だろう?判りませんね。文化服装学院の前に「叡知と慈愛の女神」像、此れは説明が付いていますよ。ドイツのバイエルン地方の理想の女神像として語り継がれているクニグンデ皇后像で、ドイツ姉妹校の協力で複製許可されたとの事です。左手に抱く書物は叡知を、右手で差し出す硬貨は慈愛を象徴しているそうです。クニグンデ皇后像の少し手前に『#03勿来(なこそ)橋』跡の記念碑が在ります。





 名称:勿来橋
 遺構:橋跡記念碑
 四谷大木戸からの距離:2.2km
 完成:不明



勿来橋跡から100m進んだ、渋谷区代々木3-24付近に『#04天神橋』跡の記念碑が在ります。



 名称:天神橋
 遺構:橋跡記念碑
 四谷大木戸からの距離:2.3km
 完成:不明



天神橋跡から北500m程に都庁ビルが在るので寄ります。竣工:1990年(H2)、第一本庁舎は高さ243m、第二本庁舎は高さ163mで、45F展望室(無料)は第一本庁舎の南展望室と北展望室の2箇所に在り、夜景を見るなら北展望室(9:30~23:00)です。第一本庁舎2Fにオリンピック・パラリンピックフラッグのオリジナルが展示されています。無い時は、各地の市町村を巡回している最中で、各地でフラッグ到着の歓迎セレモニーと展示が行なわれるそうです。では、EV前で手荷物検査を受けて45Fへ行きます。平日は空いていますが、休日は帰りのEV待ち時間2倍は覚悟して下さい。遠くには雲が浮かんでいますが、都内は快晴で良い絵が撮れましたよ。




次の玉川上水に架かっていた橋まで少し距離が有るので、玉川上水と平行して南西900m程に在る新義真言宗室生寺派寺院の荘厳寺に寄ります。宥悦による開山、創建と云われています。子供の時には幡ケ谷不動尊と呼んでいました、そう、自分の出生地は此処から400m先です(笑)。山号:光明山、院号:真言院、本尊:薬師如来像、所在:渋谷区本町2-44。御府内八十八箇所の11番札所です。




荘厳寺から南東460m程の玉川上水跡に戻ります。渋谷区代々木4-34付近に架かっていた橋が『#05三字(みあざ)橋』です。上流隣に水管橋も併設されていますね。





 名称:三字橋
 遺構:親柱、欄干
 四谷大木戸からの距離:2.8km
 完成:1928年(S3)



三字橋から40m程上流に架かっていたのが『#06伊藤橋』で、都道317号線が通っています。橋の形跡は何も無いですね。



 名称:伊藤橋
 遺構:無し
 四谷大木戸からの距離:2.8km
 完成:1964年(S39)



伊藤橋の上流120m程に架かっていたのが『#07伊東小橋』で、一般道が通ります。親柱、欄干は新たに設置されたモニュメントです。



 名称:伊東小橋
 遺構:無し、親柱、欄干は新設
 四谷大木戸からの距離:2.9km
 完成:不明



伊東小橋の110m程上流に架かっていたのが、『#08改正橋』です。京王線初台駅の直ぐ傍に架かるで、此方の親柱、欄干も新たに設置されたモニュメントです。



 名称:改正橋
 遺構:無し、親柱、欄干は新設
 四谷大木戸からの距離:3.1km
 完成:不明



改正橋から玉川上水旧水路緑道(初台地区)を通って、440m程進むと『#09代右衛門橋』が架かっていた場所です。此方の親柱、欄干も新しいモニュメントです。





 名称:代右衛門橋
 遺構:無し、親柱、欄干は新設
 四谷大木戸からの距離:3.5km
 完成:不明



代右衛門橋の100m上流に架かっていたのが『#10新代々幡橋』です。遺構は何も無いですね。



 名称:新代々幡橋
 遺構:無し
 四谷大木戸からの距離:3.6km
 完成:不明



新代々幡橋から70m上流に架かっていたのが『#11新台橋』で、今回の終着地点になります。遺構は無しで、親柱、欄干は新設のモニュメントです。



 名称:新台橋
 遺構:無し、親柱、欄干は新設
 四谷大木戸からの距離:3.7km
 完成:1926年(T15)



>>>後書き<<<
次回は新台橋跡から遡上して、第三号橋まで13橋梁他の紹介です。

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  1. 2017/01/05(木) 12:00:00|
  2. 玉川上水

Scene-316 相模川の纏め (相模川に架かる橋159)


明けましておめでとうございます 本年も平穏な年で ありますように       2017年元旦

『ぶらっと遡上探索』は、今年で5シーズン目に突入します。カッチョ良い橋にショボイ橋、オモロイ橋など色々と紹介しますので、引き続きの訪問をお待ちしております。 

■相模川(流路延長109km)に架かる橋梁(河口順)。絵をクリックすると、其々の掲載Sceneへリンクします(計35話)。

『#01湘南大橋』              『#02東海道本線馬入川橋梁』』    『#03馬入橋』


『#04湘南銀河大橋』           『#05神川橋』               『#06東海道新幹線相模川橋梁 』


『#07戸沢橋』                『#08相模川水管橋』           『#09相模大堰管理橋』


『#10東名高速道路相模川橋』     『#11小田急小田原線相模川橋梁』  『#12相模大橋』


『#13あゆみ橋』              『#14首都圏中央道相模川橋』     『#15上郷水管橋』


『#16新相模大橋』             『#17座架依橋』              『#18昭和橋側道橋』


『#19昭和橋』                『#20新昭和橋』              『#21相模川水路橋』


『#22相模川渡河橋』           『#23高田橋』               『#24小倉橋』


『#25新小倉橋』              『#26さがみ縦貫城山橋』        『#27城山大橋』


『#28三井そよかぜ橋』           『#29三井大橋』              『#30名手橋』


『#31桂橋』                 『#32弁天橋』               『#33築井大橋』


『#34相模湖大橋』             『#35勝瀬橋』               『#36日連大橋』


『#37弁天橋』                『#38境川橋』               『#39桂川橋側道橋』


『#40桂川橋』                『#41杖突橋』               『#42千足橋』


『#43川合橋水管橋』           『#44川合橋』               『#45新倉橋』


『#46新倉橋旧橋』             『#47金畑橋』               『#48塩瀬大橋』


『#49梁川大橋』              『#50下畑橋』               『#51虹吹橋』


『#52曙橋』                 『#53中央本線新桂川橋梁』      『#54新猿橋』


『#55八ツ沢発電所第一号水路橋』  『#56猿橋』                 『#57新猿橋』


『#58宮下橋』                『#59強瀬橋』               『#60高月橋人道橋』


『#61高月橋』                『#62浅利橋』               『#63新浅利橋』


『#64新大月橋』              『#65中央本線第二桂川橋梁』     『#66大月橋』


『#67大月バイパス桂川橋』       『#68桂川大橋』              『#69大輪橋』


『#70舟場橋人道橋』           『#71舟場橋』               『#72大原橋』


『#73山梨リニア実験線桂川橋梁』   『#74富士急大月線落合川橋梁』   『#75富士急大月線桂川第一橋梁』


『#76禾生橋』                『#77古川渡橋』              『#78川茂橋』


『#79羽根子大橋』             『#80院辺橋側道橋』           『#81院辺橋』


『#82牛石橋』                『#83城山大橋』              『#84谷村橋』


『#85城南橋』                『#86佐伯橋』               『#87新佐伯橋』


『#88田原水管橋』             『#89富士急大月線桂川第二橋梁』  『#90今橋』


『#91桂橋』                 『#92宮下橋』               『#93無名橋』


『#94境橋』                 『#95西桂高架橋』            『#96平成橋』


『#97桂大橋』                『#98大橋』                 『#99富士見橋』


『#100ふれあい橋』            『#101桂川橋』              『#102小倉橋』


『#103大池橋』               『#104大池橋水管橋』          『#105洞谷橋』


『#106米倉橋』               『#107宮川高架橋』            『#108笹子橋』


『#109富士見高架橋』          『#110深山橋』               『#111新焼橋』


『#112焼橋』                『#113無名橋』               『#114小明見橋』


『#115岩石橋』               『#116桂川橋』               『#117新明2号橋』


『#118新明橋』               『#119下丸尾橋』             『#120大明見橋』


『#121無名橋』               『#122砂原橋』               『#123無名橋』


『#124中沢橋』               『#125鐘ケ淵発電所橋』         『#126砦橋』


『#127無名橋』               『#128無名橋』               『#129かつら橋』


『#130富士北麓2号幹線水管橋』   『#131海沢橋 』               『#132忍野橋』


『#133熊野神社橋』            『#134鐘山橋歩道橋』          『#135鐘山橋』


『#136無名橋』               『#137臼久保橋』             『#138膳棚橋』


『#139無名橋』               『#140出口橋』               『#141丸尾岸橋』


『#142入角丸尾岸橋』          『#143無名橋』               『#144尾崎橋』


『#145無名橋』               『#146無名橋』               『#148花の都大橋』


『#148無名橋』               『#149無名橋』               『#150無名橋』


『#151無名橋』               『#152無名橋』               『#153無名橋』


『#154無名橋』               『#155水管橋』               『#156無名橋』


『#157桂川橋』               『#158無名橋』               『#159水管橋』



■相模川水系の堰、ダム類(河口順)

『寒川取水堰』               『相模大堰』                 『磯部首頭工』


『小沢頭首工』               『城山ダム』                 『相模ダム』


『川茂ダム』                『明見取水口』 


>>>後書き<<<
次回から『ぶらっと遡上探索』の第15弾、玉川上水編(流路延長43km)がスタートします。何時もの様に河川に架かる橋梁や、近在の寺社名所などを紹介しながら遡上していきますので、引き続きご覧願います。
次回アップ予定:Scene-317 玉川上水『四谷大木戸~新台橋』(01/05 12:00)

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  1. 2017/01/01(日) 00:00:00|
  2. 相模川に架かる橋--159

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