ぶらっと遡上探索

河川沿いの散策、橋と付近の名所を写真で紹介します。偶にSpotで色々と...

Scene-295 相模川『勝瀬橋、日連大橋、弁天橋』


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次回アップ予定:Scene-296 相模川『境川橋、桂川橋側道橋、桂川橋』(10/01 12:00)
[Vol-15] 久し振りの通常Sceneですね(笑)、今回は相模湖大橋から遡上して、勝瀬橋、日連大橋、弁天橋までの紹介です。最寄り駅はJR中央本線の相模湖駅、隣駅の高尾までは略5分間隔のダイヤですが、高尾駅以西のダイヤは20~30分に1本に減るので、遡上スケジュール設定が面倒くさいですね。立川駅経由で高尾駅に着き、甲府からの折返し電車に乗換え自宅から約1時間で相模湖駅に到着です。本日の天気予報は曇りのち晴れで、午後から暑くなりそうです。相模湖駅の絵を朝方に撮ったのですが、暗くてピンボケでしたので、前回の帰宅時に撮った絵と差し替えますネ(笑)。
駅前から平行する国道20号甲州街道に出て、500m程進むと甲州街道の10番目の宿場町であった、与瀬宿の本陣跡が在ります。此の本陣は武田の旧家臣坂本家が勤めており、以前に紹介した東隣の小原宿とは同じ与瀬村で、互いに合宿を組み、上りは小原宿が、下りは与瀬宿が分担したと云われています。残念ながら本陣の名残は何も在りませんね。


与瀬本陣跡から西に80m進むと、右手に与瀬神社の一之鳥居が見えて来ます。参道の先に二之鳥居と狛犬が見え、一之鳥居から石段を85段踏みしめると陸橋上に出ました。




陸橋の下は1968年(S43)に開通した中央自動車道で、中央道建設予定地に在った慈眼寺の鐘楼と与瀬神社の鳥居を陸橋の北詰に移動し、参道として此の陸橋が渡されたそうで、陸橋先に与瀬神社の三之鳥居(両部鳥居)と慈眼寺山門が見えます、慈眼寺は神社の帰りに寄りましょう。両部鳥居の先にも石段が見えます、段差30cm程で上り難いね、1,2,3・・・、途中の髄神門を潜り113段の参道石段を上がり切ると拝殿前に出ます。ふ~、合計200段程の参道石段!キツイす、拝殿前で一休みですネ。




与瀬神社の創建は不詳、境内の由緒案内によると、かつては相模川近くに鎮座していた古社を1682年(天和2)に現在地へ遷座したと云われています。1904年(M37)に出火で社殿を焼失し、1914年(T3)に本殿を、1949年(S24)に拝殿が再建されています。古くから『与瀬権現様の虫封じ』として名高いそうです。祭神:日本武尊、所在:相模原市緑区与瀬1392。一之鳥居は1933年(S8)、拝殿前の狛犬は1840年(天保11)、二之鳥居脇の狛犬は1939年(S14)の建立です。帰りの石段、膝が笑っているので女坂の参道から下ります(笑)。






与瀬神社の三之鳥居脇に在るのが高野山真言宗寺院の慈眼寺です。天正年間(1573~1595年)に頼源阿舎利により創建されたと云われています。明治維新まで与瀬神社の別当寺でした。山号:金峰山、本尊:薬師如来像、所在:相模原市緑区与瀬1396。境内のサルスベリ(百日紅)、文字通り100日も開花が続くそうです。ムクゲの花にミツバチが蜜集め、花粉だらけですね。慈眼寺前の陸橋から南西1.2km先に、次に行く勝瀬橋が見えます、雲は少しずつ取れて来ましたね。




一之鳥居まで戻り、国道20号線で西方向に進みます、500m程で中央道を潜った先に、ラーメンセンターが在ります、今年の6月の夕方に熊が出没してドアにぶつかったお店です。周りに民家も在り、国道沿いで車の往来も頻繁な場所なのに、こんな処まで出てくるんだ(怖)。此の先の山道に小さな神社が在りますが、パスしましょうね(笑)。400m程進むと道端に馬頭尊が立っています、かなり斜めっているね。道端にヨウシュヤマゴボウが赤黒い実を付け始めましたね、美味しそうだけど有毒です。ピンクの尖がった花はハナトラノオです。山沿いの国道20号は歩道が無いので、道端で草花を撮る時は前後注意ですね。




更に400m程進むと、短いトンネルに入ります。橋沢隧道のプレートが掛かっています。トンネルを出ると国道脇に退避場が在り、金網越しに勝瀬橋が見えました。手前の木々が邪魔なので、カードレールに乗りパチリ、良い感じで撮れたのに左足を着地した時に、ビリリッ、チノパンの股が裂けました!え~、かなり履いていたけど、お気に入りだったのに。触ると5本指がスポッと入ります(笑)。替えのズボンなんて持って来てないし、まぁ往来の少ない山道だからイイカ。股間がスースーするので途中のベンチでパチリして確認、パンツ丸見えやん。人通りの多い帰路では、デイバッグの肩紐を一杯に伸ばして尻リュックで誤魔化しました、此の場所を又裂きの丘と命名します(爆)。


1km程国道20号線を下ると、『#35勝瀬橋』に到着です。相模川左岸の相模原市緑区吉野と右岸の相模原市緑区とを結び、神奈川県道・山梨県道520号吉野上野原停車場線が通ります。下流隣に先代の勝瀬橋が架かっていましたが、交通量の増大と老朽化に伴い、架け替えられた橋です。旧橋は国内で最初の斜張橋で「かながわの橋100選」の98番で、斜張塔が最近まで残っていたのですが、橋台だけ残して撤去されています。橋下ではバス釣りのボートが並んでいます、暫く眺めていたけど全然釣れないね。右岸脇にラブホが固まっています、相模湖にデートに来た奴らの休息の場だね。







 名称:勝瀬橋
 構造種別:2径間斜張橋
 河口からの距離:50km
 橋の長さ:270m
 有効幅員:12.5~15.2m
 完成:2005年(H17)



勝瀬橋を渡り右岸側の寺社に行きます。先ずは、南詰から南西550m程に在る日連(ひづれ)神社です。日連村の鎮守で創建は不詳ですが、本殿は棟札によると1705年(宝永2)の建築、拝殿も棟札によると、1810年(文化7)に大山大工の手中明王太郎による建築とされており、古社ですね。祭神:日本武尊、神速須佐之男命、誉田別尊、大山咋命、武甕槌尊、天児屋根命、斎主命、比売命、金山比古神、金山比売神、菅原道真、大山祇命、宇迦能御魂命、所在:相模原市緑区日連1493。境内の津久井の名木、カツラが聳えています。推定樹齢:300年、樹高:20mです。




日連神社手前に蓮沼が在り、白い睡蓮が幾つか咲いていました。水が綺麗なので、睡蓮を少し間引いて錦鯉を放てば、流行りの「モネの睡蓮池」になるね。


日連神社手前の道を150m西に進むと、右手に高野山真言宗寺院の青蓮寺の山門が見えます。先程の蔵王権現社(日連神社)の別当でした。創建は不詳、江戸時代、小田原北条に出仕した津久井代官、守屋左太夫の菩提寺で、寺禄13石5斗5升、末寺5ケ寺、50人扶持と伝えられています。山号:金胤山、本尊:阿弥陀如来像、所在:模原市緑区日連1634。津久井三十三ケ所観音霊場の第26番札所です。境内のサルスベリは根元が朽ちていますが見事な古木です。栗もイガが大きくなり、秋の気配を感じさせますね。






青蓮寺先の左岸側は見処が終わりましたので勝瀬橋に戻り、右岸側を遡上します。国道20号を西に200m程進むと右手に白壁が剥げ落ちた土蔵が見えます。甲州街道の11番目の宿場町であった吉野宿本陣跡です。かつての本陣は木造五階建ての五層楼(1878年(M9)建築)で威容を誇っていましたが、1898年(M29)の吉野の大火により宿場が全焼、かろうじて土蔵だけが残りました。旅籠「藤屋」は翌年に再建され、其の後地域の歴史文化を学ぶ場とする為に郷土資料館として公開されています。


吉野宿本陣跡から国道を西に170m進み、右手の脇道を100m程上がると吉野神社が在ります。創建は不詳、吉野の鎮守です。祭神:天児屋根命、建御雷之男神、経津主命、姫大神、素盞嗚尊、大己貴命、所在:模原市緑区吉野389。鳥居は1968年(S43)の奉納です。




国道20号に戻り西に1.3km程進むと『#36日連(ひづれ)大橋』に出ます。相模川左岸の相模原市緑区小渕と右岸の相模原市緑区日連とを結び、神奈川県道76号山北藤野線が通ります。先代の橋は「かながわの橋100選」の99番に選ばれた1959年(S34)完成のワーレントラス橋、現在の橋は1径間中路式鋼ローゼ桁です。橋の右岸上流に見える川は、上野原市秋山から流れ込む秋山川(流路延長:約24km)、相模川も残り2km程で山梨県に入ります。橋の袂両端に屋外環境アートと書かれたオブジェが置かれています。ん~、アートか?芸術は難しいね。







 名称:日連大橋
 構造種別:1径間中路式鋼ローゼ桁
 河口からの距離:51.5km
 橋の長さ:236m
 有効幅員:12~12.5m
 完成:1992年(H4)



相模川沿いに700m程進むと日連大橋の上流720mに架かる『#37弁天橋』で、今回終着地点の橋です。相模川左岸の相模原市緑区小渕と右岸の相模原市緑区名倉とを結び一般道が通り、「かながわの橋100選」の97番です。橋名は『#32弁天橋』と重複していますね。此処にも屋外環境アートが展示されています、此れは鉄板を溶接して作ったカナダ鴈だね。此処から北西400m程にJR藤野駅が在り区切りも良く、陽射しも強くなって来たので撤収します(笑)。







 名称:弁天橋
 構造種別:1径間下路式鋼ニールセン・ローゼ桁
 河口からの距離:52.3km
 橋の長さ:146m
 有効幅員:9m
 完成:1989年(H1)



>>>後書き<<<
次回は弁天橋から遡上して、境川橋、桂川橋側道橋、桂川橋までの紹介です。

お気付きの点、照会などがありましたら[拍手]ボタンからコメントを送って下さい、非公開なので気軽にどうぞ。尚、問い合わせ等につきましては、返信用のメアドの書き込みも願います。

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  1. 2016/09/27(火) 12:00:00|
  2. 相模川

Spot-36 大阪『関空&四天王寺』


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次回アップ予定:Scene-295 相模川『勝瀬橋、日連大橋、弁天橋』(09/27 12:00)
ベトナムから関空に戻ったのが朝の7時過ぎ。折角、関空に来たのに其のまま素通りするのは味気ないので、展望ホールからの空撮にトライ、更に帰路途中の天王寺駅で下車して、四天王寺を見学して来ましたので、引き続きSpotで紹介します。では、空撮スポットで有名な展望ホール・Sky Viewに行きます。但し、展望ホールまでの道路は自動車専用道路なので、第一ターミナル1Fのバス乗り場①から無料のシャトルバスで行きます。シャトルバスの始発は8:00、30分程近くのスタバで時間潰しです。時間になり乗車、10分程で関空展望ホール・Sky View裏に到着。隣のメインホール5Fのスカイデッキに上がります。エントランスホールにもスカイデッキが在り、両方の建物は4Fで繋がっていますよ。左手に海上保安庁、わかしお(Aerospatiale AS332L1 Super Puma)が駐機していますね。




スカイデッキの略正面が関空第一ターミナル北ウイング、06R/24Lの滑走路が左手に見えます。第二ターミナル側の滑走路は此処からは全然見えないね。そうこうしている内に、国内線のANA(Boeing 737)が到着、牽引車で到着ゲートへ移動して行きます。着陸地点は遙か3km先なので、望遠の500mmで引っ張っても陽炎ユラユラでダメだね。




当日の滑走路(R/W)の運用はR/W06(数値は磁北から時計廻りの方位角度を1/10にした値)、つまり磁北を時計の0時とすると、2時の方向に離陸して行きます。LCCのピーチにジェットスターが相次いで、飛び立ちます。スカイデッキの前方辺りから上昇を開始、真横ではスピードが無かったら失速する様な急角度で上昇していくね。下からの機体が良く見えますよ。Boeing 737は主脚車輪の格納カバー無し、剥き出しで飛んでいます。飛行中の外気導入による自動冷却効果を狙った設計との事です。




エプロンを移動している機体や、第一ターミナル前の駐機も望遠が在れば結構綺麗に撮れます。エールフランス機、スマートだね、今度此れでパリに行きます(嘘です)、行きたいです。ジンエアーの後ろに隠れているのは、ベトナム航空のAirbus A330 VN A-376、ホーチミンから帰って来た奴だね。




序にハノイへ行く時に撮った奴も載せますね。スカイデッキで1時間程撮影し、又、シャトルバスで関空に戻ります。帰りのバス停は、関空展望ホール・Sky Viewの正面玄関前です。


さてと、次に寄る四天王寺は天王寺駅近くなので何で行くかな?電車もバスもそんなに時間変わらないので、座ってゆっくり行けるリムジンバスにしました。関空第一ターミナルの空港バス乗り場7番から、9:35発あべのハルカス(天王寺駅)行きで約1時間で到着です。四天王寺まで徒歩で1km無いけど、キャリーケースをコロコロじゃ邪魔なので、コイン・ロッカーを探します。あべのハルカスの地下街に入り、フロアガイドさんに聞くと阿倍野橋駅コイン・ロッカーが直ぐ近くですよと、教えてくれました。え、此処ってJRの天王寺駅じゃないんだ、道路を挟んで此方側が阿倍野区で、近鉄南大阪線の阿倍野橋駅が隣合わせになっているそうです、ビックリポンだね、近鉄天王寺駅の名前の方が判り易いんじゃね(怒)。関西ではJR(国鉄)よりも私鉄が先に完成して、私鉄上位なんだと。
地上に出ると、2014年(H26)竣工のあべのハルカスが頭上です。近過ぎて全体が撮れないので、東からパチリ、北へ進みながらパチリです。日本で一番高い超高層ビルで、日本国内の構造物においても、東京スカイツリー(634m)、東京タワー(332.6m)に次いで3番目。ビル名称の「ハルカス」は古語の「晴るかす」に由来しており、此の言葉には「人の心を晴れ晴れとさせる」という意味があるそうです。帰りに上がるかな?




天王寺駅前の国道30号線を北に550m進むと左手に堀越神社の鳥居が見えたので序に寄ります。境内の由緒案内によると、第33代推古天皇の御代、時の摂政聖徳太子が、太子の叔父君にあたる第32代崇峻天皇の徳を偲んで、風光明媚な此の茶臼山の地に、四天王寺建立と同時に創建されたもので、明治中期まで、境内の南沿いに美しい堀が在り、此の堀を越えて参詣した事が堀越神社の由来と云われています。古くから大阪では「堀越さんは一生に一度の願いを聞いてくださる神さん」との言い伝えが有るそうです。祭神:崇峻天皇、所在:大阪市天王寺区茶臼山町1-8。境内社:太上神仙鎮宅霊符尊神、熊野第一王子之宮、茶臼山稲荷神社、黒龍社、白龍社。






堀越神社から北西400m程に在る、四天王寺に行きます。途中にコンビニが在り、誘われるように入り、手には、梅とツナのおにぎり、そして「伊右衛門濃いめ」のペットボトル入りのレジ袋がぶら下がっています(笑)。ヤッパ、日本の味は、お握りとお茶だよね。木陰で美味しく戴きました(爆)。
四天王寺は、593年(推古天皇1)聖徳太子により建立された7つの寺院の内の一つです。宗派は天台宗の時期もありましたが、元来は特定宗派に属さない八宗兼学の寺で、1946年(S21)に和宗総本山として独立しています。山号:荒陵山、本尊:救世観音菩薩、所在:大阪市天王寺区四天王寺1-11-18。境内、敷地面積は33000坪で広過ぎ!南大門から時計廻りで見て行きます。南大門を潜ると正面に中門(仁王門)、飛鳥時代に建立されてから再建、台風による倒壊、戦災による焼失などを繰り返し、1963年(S38)8回目の再建です。




阿弥陀堂(念仏堂)は、1953年(S28)に四天王寺末寺の三重県国束寺の本堂を移築したもので、法然上人二十五霊場の第6番札所になっています。弘法大師修業像の周りに敷き詰められた砂は、四国八十八ヶ所霊場の砂を集めたもので、有料(\300)ですが砂踏みが出来ます。石鳥居に飾られた扁額の文字、達筆過ぎて読めないね(笑)、「釈迦如来 転法輪処 当極楽土 東門中心」と書かれていて、『釈迦が説法を説く所であり、此処が極楽へ通じる東門』の意味だそうです。鳥居の先が西大門、此の門も593年(推古天皇1)の創建で、1962年(S37)に松下幸之助氏の寄贈により再建されています。極楽に通ずる門である事から通称、極楽門と呼ばれています。




極楽門から入ると中央に回廊に囲まれて、五重搭、金堂、講堂の伽藍が配置されています。


左手に北鐘堂(正式には、黄鐘楼)が在ります。手前に丸池、鏡池とも呼ばれ涸れる事が無いと云われ、雨乞いの際には此の池の聖水を使用して祈祷するそうです。


西側にもう一つ門が在ります、中門です。参道の両脇に地蔵堂、元三大師堂、大黒堂などが並んでいます。元三大師堂は元三慈恵大師良源を祀ったお堂で、1618年(元和4)の建立です。大黒堂の本尊は一体の像に大黒天、毘沙門天、弁才天の顔を持つ三面大黒天だそうです。




北側の境内中央に位置するのが、昼夜6回に亘って諸礼讃をする事から名付けられた六時礼讃堂です。正面の参道には石造りの橋が架かり両脇が亀池、橋の手前に1808年(文化5)に再建されたと云う石舞台が在ります。此れは住吉大社の石舞台、厳島神社の平舞台と並ぶ、「日本三舞台」の一つでもあるそうです。北隅にあるのが四天王寺本坊で、此処は一般の人は入れません。北鐘堂と対称位置に在るのが南鐘堂と思いますが、違いました、太鼓楼です。元は刻を知らせる太鼓を鳴らすお堂でしたが、再建の際に新たに北鐘堂と同じ鐘が掛けられています。裏手に在るのが亀井不動尊と亀井堂です。此処で失敗、東側に在る東大門をすっ飛ばしてしまいました。帰宅して写真整理中に気がつきましたが、手遅れだね(笑)。




西側に建つ大きな建物は宝物殿、伽藍側に大工さんの聖地である、番匠堂が在ります。聖徳太子は、我が国に朝鮮半島・百済国より番匠と称される数多くの名工を招請され、高度な建築技術の導入を図っており、此のご事蹟をお慕いし、大工・建築関係者により祀られたそうです。反対側には塀に囲まれた太子殿が在ります。聖徳太子が祀られているお堂で、正式には聖徳太子聖霊院と云います。唐門(南東通用門)を過ぎると、南鐘堂で正式名称は鯨鐘楼。此処で一廻り完了、約1時間掛かり疲れが出て来ました(笑)。
阿倍野橋駅へ戻り、あべのハルカス展望ホール(入場料\1500)に上がろうとしましたが、小銭入れは持っているけど財布が在りません!あっ、そうかキャリーケースの中だ。スタバとコンビニで1000円札を使っちゃたので、ジャリ銭と5000VDNしか残っていません(笑)。コイン・ロッカーを再び使うのも面倒だな、あべのハルカスの絵は撮れている事だし、蛙か、もとい帰るか(ゲロゲロ)。と云う事で、JR天王子駅から関西本線の大阪駅経由、新大阪駅から新幹線で帰宅です。




>>>後書き<<<
ベトナム観光、前泊も含めると4泊6日、長かったけど、あっと云う間に終わりました。ハノイでは、バイクと車の流れに圧倒されて、結局一人では道路を渡れませんでした(爆)。風光明媚な景色や名所を堪能、古い街並みにも癒され、満足出来た旅でした。自宅に戻ると冷蔵庫内は処分して出掛けたので空っぽです。材料を買い出しして料理するのも面倒なので、スーパーで惣菜物を調達。夕食、先ずは並べただけの寿司だね!醤油味に山葵のツ~ン、良いね。プムミアムビールは貰いものです。朝食は、納豆、梅干し、そして卵掛け御飯、日本人なら此れだよね(笑)。夕飯は冷凍庫に隠しておいた鰻を取り出して、鰻皿です。中国産で皮が厚いけど、裏からペティナイフで此れでもかと云う位、プスプスしてからチンすると軟らかい仕上がりに化けますよ。鰻が一番好きだな。


次の日も、明太子のお茶漬けと煮物。和食が続いたので肉でも食うか、豚シャブになめこオロシ、此れも和じゃねえか、てっ、良く見て下さい。上に乗っている葉っぱは何ですか?そうパクチーです、未だベトナムを引き摺っています(笑)。最後は焼き秋刀魚と焼き椎茸、秋刀魚は今年も不漁だそうですね。アミノカルボニル反応仕立て(Scene-222参照)で褐色に焼き上げた秋刀魚、旨いね~。


Spot3連チャンも終わり、次回は通常Sceneに戻り、相模湖大橋から遡上して、勝瀬橋、日連大橋、弁天橋までの紹介です。

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  1. 2016/09/23(金) 12:00:00|
  2. 大阪-関空と四天王寺

Spot-35 ベトナム『ハノイ/ハロン湾』


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次回アップ予定:Spot-36 大阪『関空&四天王寺』(09/23 12:00)
【9月8日:ハロン湾観光】ハノイ滞在3日目、本日は世界自然遺産のハロン湾観光、ロビー集合は8:00です。ホテルのベッドは、自分には長さが少し短いので、斜めに寝ています(笑)。バスルームはジャグジー付き、でもね、お湯は全開しても38℃位でヌルイんですよ、残念!トイレの脇にミニシャワーが付いています、ウォシュレットの代わりかい?バスタブに試しで発射、Wao~、勢い良くブシュッと出て来て水量調整が難しく、超危険なので止めました(爆)。電源コンセントは200VのBF-Type、洗面所に日本と同じA-Typeが1口在ったけど、BF→Aの変換プラグがあると便利ですよ。部屋のミニ冷蔵庫にビール、コーラ、ミネラルウォーターが入っていますが\200~\300、洗面所に置いて在る330mlのミネラルウォーターは無料なので、冷蔵庫の隙間に押し込んで冷やしてやります(笑)。ベトナムのお金はドン(DONG)、2万VDNが約100円のレートでした。帰国してから円への両替は高い手数料込みで損しますので使い切る範囲で両替するか、最初からUS$で行かれる方が良いです。お釣りの少額紙幣は両替出来ないので、お土産だね。




朝食は昨日、食べ過ぎたので軽めです、黒いツブツブが入った果物はドラゴンフルーツです。チャンアンで見掛けた珍しい花。前回、紹介出来なかったので此処に載せますね。花弁が取れたハイビスカスの様な奴、アオイ科フヨウ属のフウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)、別名フリンジド・ハイビスカスやコーラル・ハイビスカスと呼ばれ、矢張りハイビスカスの一種でした。ネムノキのような葉っぱに咲く赤い花、マメ科のホウオウボク(鳳凰木)でした。


時間になったので専用バスで出発、ランハ通りから20号線に入ります。道路標識にもChú ý(チューイ)=注意が表示されていました「赤信号 右折可 注意」です。高速アジアハイウェイ14号(AH14)を走行中、又 来たよ、昨日より強烈なスコールです。1時間程走行した後の休憩場所では晴天になっています、天候読めないね。18号線で一路、ハロン湾を目指します。途中に面白い道路標識が在りました。ホテル在りますかい?(笑)いいえ、此処から市街地なので速度制限40km/h、市街地が終わると70km/hまでOKの意味だそうです。




車窓から道路脇のお店をパチリ、色々在りましたが判る奴だけ載せます。洋品店と家電品販売店、ケーキ屋に携帯売り、瓦も売っていますね。ベトナムの菅笠、ノンラーをヘルメット代わりにした、お姉さんがバスを抜いて行きます。菅笠OK、ダメでしょ?次に見たお姉さんはノンラーの上にメットを被せています、何でもありか!(爆)。バイクには荷物スタンドを付けて乗る物は何でも運びますね、後ろの路上に立っている女性は路線バス待ち、郊外ではフリー乗車区間になるそうです。




途中の休憩を挟んで約4時間でクアンニン省のハロン湾に到着です。トゥアンチャウ(Tuần Châu)島へ渡る橋を進むと、島の南端に漁港を改良した船乗り場が在ります。チケットはハロン湾の入域料12万VDNと、其の中に在る鍾乳洞どれか一つの入場料5万VDNがセットになった合計17万VDN(約\850)です(食事は別料金)。乗船したクルーズ船は並んでいる船の手前から2番目で、手前の船と同じ形で船尾両脇には、ぼろいトイレも付いていますよ(笑)。




ハロン湾も前回紹介したチャンアンと同じカルスト地形ですが、11~12万年前から土地が沈降して海に飲み込まれ、やがてタワー状の奇岩のみが、ぽっかりと浮かぶ現在の景観が完成しています。竜が舞い降りる湾=ハロン湾と命名されており、クアンニン省ハロン市からバンドン郡の一部まで広がる面積1553平方kmの湾で、奇岩から成る小島が約2000在り、島には公開されている洞窟(鍾乳洞)が8つ程在ります。此れは、あとでね。


昼食はハロン湾内の景色を眺めながら船内で戴きます。肉ジャガ人参スープ、肉はクセが有るのでヤギ?スパイスを掛けると不思議と旨くなります、他には魚介類のパレード、どれも旨いね。途中で小形漁船が横付けされて乱入、シージャックだ!いいえ、漁師が魚介を入れたタライを持ち込んで、「買って下さいシステム」の始まりです(笑)。買うと船内で調理してくれます。買わなくても料理が沢山出て来るので、お腹一杯になりますよ。見ているだけで、涎が出て来るので小さいサムネイルで載せますね。






海に浮かぶ奇岩には名前が付いているそうで、ガイドさんが教えてくれた奴だけ載せます。夫婦岩、ゴリラ岩にイヌ岩、見たまんまで、云われなくても判るね(笑)。島の陰に漁船が並列して見えます、軍団かい?漁師の水上村落です。三層客室のクルーズ船(バーヤ号)、高級タイプだな。ハロン湾内には四層客室造りの超豪華船(アウコー号)も在り、泊まれるそうですよ。どんな人が乗るんだろうね。




昼食も終わり、14:15分頃に船着き場から直線で3km程、一番近い鍾乳洞が在るダウゴー(Đầu Gỗ)島に上陸します。此の島にはダウゴー洞窟とティエンクン(Thiên Cung)洞窟が在りますが、寄るのはティエンクン洞窟で、Thiên=天、Cung=宮、động=洞という意味です。


橋を渡ると階段、150段上るそうです。キツイね、鍾乳洞と云えばヒンヤリですよね、ところが此処は湿度が高くてムシムシ状態、汗が止まりません。写真を撮りながら休憩、暑いよ~!内部は高さ20m程、通路の階段を100段程上がり降りします。カラフル過ぎるライトアップ、幻想的で時間を忘れますね。






鍾乳洞内を30分程見学して船に戻ります。帰りは下り階段なので楽ですが、濡れているので足元注意ですよ。船着き場まで40分程揺られてから、待機しているバスに乗車。又、同じ工程を4時間程掛けて市内に戻ります。疲れましたので、寝ますよ(グー)。


22:00過ぎにハノイの目抜き通りLe Duan通りに面する日航ホテル内の「弁慶」で夕食、久し振りの和食だね。ベトナム料理も良いけど、矢張り醤油味は落ち着くね。締めは可愛い鰻と味噌汁、白米が美味しかったね。バスでホテルに帰還、風呂に入ってバタンキューです。


此処で切るとブログ的には都合良いんだけど、最終日の内容に目玉が無いので、どうするかな?ん~、繋げちゃえ!(笑)。
【9月9日:ハノイ市内観光】と云う事で、ハノイ滞在4日目、早くもベトナム最終目です。最後なので朝食はフォーの食べ納めにするかな。昨日紹介したマメ科のホウオウボク(鳳凰木)、豆が成っていました。フジの豆に似ているけど鞘の長さが40cm程ありデカイです。でも、豆は小さくてマズイそうですよ。


本日午前中は、リンダム湖、ソンホン川を渡り、1時間程郊外に在る資材メーカーの現地工場視察。個人的には面白く興味ある内容でしたが割愛しますね。代わりにハノイの風景を少し紹介します、市内の土地は高価な為、建築は効率良い4~6階建てが当たり前。隣家との境までピッタリと建てるので側壁に基本、窓無しになります。家庭ゴミは場所に関係なく道路際に出され、清掃員が台車で回収して集積場所に集めた後、収集車で回収されています。従って、市内を散策していると綺麗な通りと、汚い通りの二通り見受けられます。郊外に行くと交通ルールも緩いのか逆走する奴が多いね、水牛の団体も逆走、此方は車が避けています(笑)。




市内に戻り昼食(中華飲茶)を摂った後、市内観光です。先ずは、文廟(孔子廟)入場料は3万VDNです。文廟は1070年、李朝第三代皇帝リー・タイントンが建立したと云われています。其の後、1076年に国内初の大学・国子監が敷地内に置かれ、王族・貴族の子弟や官僚が学んでおり、学問にご利益のある場所として人気が有るそうです。入口の文廟門は、仏教寺院で見られる二つ屋根の三関門で、後黎朝後期に木造から石造りに建て替えられたと云われています。文廟門両脇に後黎朝時代の一対の龍の石の彫刻が在り、門を潜ると反対側にも阮朝時代に造られた龍の彫刻が在ります。時代が変わると龍の姿も変わるんだね。




文廟門を潜り裏側から上を見上げると、孔子と4人の弟子が彫られています、梵鐘の下辺りです。文廟の先に
伸びる道は、バッチャン焼きのレンガで敷かれた「皇帝の道(Hoàng Đạo)」で、両脇に蓮池、正面に見える門が大中門です。屋根飾りの鯉、険しい滝を登ると竜に成ると云われている登竜門ですね。両脇に小さい門も在ります、成徳の門。反対側に達才の門も在ります。






大中門の先に在るのが奎文(けいぶん)閣です。1805年阮朝時代の建立で、四方に奎星を象徴した丸い窓が2階に見えます。「奎星」は文学を掌る星と云われています。奎文閣を潜ると、天光と云う池が在り、太陽の光が池面に反射して碑文を照らし出すそうです。天光池の両側には82の石碑「進士題名碑」が亀趺(きふ:亀形の石台)に乗って並んでいます。進士とは、官吏登用試験である科挙に合格した人の事です。池の周りに薄紫の綺麗な花が咲いています、何だろうね。キツネノマゴ科ルイラソウ属常緑小低木の柳葉ルイラソウで、日本でも九州、沖縄で見られるそうです。




次の大成門を潜ると「大拝の庭」に出ます、手前に香炉と左右に狛犬が鎮座しています。奥に見えるのが大聖殿、中に拝堂の祭壇と「萬世師表」の題額が見えます。




大聖殿の裏手、左右に小さなガードの石像が立つ啓聖門を入ると、ベトナム最古の大学として歴史に刻まれている国子監です。国子監は1076年に時の皇帝リー・ニャン・トン(Ly Nhan Tong)による建立ですが、1946年の抗仏戦争で破壊され、現在の建物は2000年の再建です。中に国子監の教師だったチュウ・ヴァン・アン(朱文安:Chu Văn An)の座像が祀られています。文廟で初めて見る花、後でググルとキョウチクトウ科のプルメリア、熱帯性の花でした。


次に北1km程に在るホーチミン廟の予定でしたが、工事中の為、外観だけです。1975年完成の建物で、永久保存処置を施されたホーチミンの遺体が安置されているそうです。入口に護衛兵が立ち、手前の黄色の線から中に入ると、撃たれます(嘘)、注意されます(笑)。近くにゴレンシの花が咲いています。馴染みが無いですね、でも実のスターフルーツは聞いた事が有りますよね、切ると星型になる奴ですよ。


次は、東2km程に在るホアンキエム湖北側に広がる旧市街の散策です。ハンザウ通り(Hàng Dầu)からハンビ通り(Hàng Bè)、ザーグー通り(Gia Ngư)などをグルグルと2km程廻って戻りました。店は同じ品を売る店が数件横並びの形態が続き、街全体がスーパーマーケットの様相、野菜を買いたい時は野菜通りに行く、てっ感じですね。買い物もしたかったんだけど、団体行動なので逸れると厄介なので見るだけ、自由行動で行きたかったね。八百屋に並ぶ此方の果物、リュウガン、ドラゴンフルーツ、マンゴスチン、ランブータンにバンレイシ、何がどれだか判りますか。




帰りに市街地に在る、タンロン水上人形劇を鑑賞。元々は農作物の収穫を祝い、水田や水辺で演じられていた劇で、水を張ったステージの裏手から竹筒に付けられた人形を糸で操る仕組みです。演目の撮影は有料の撮影券を購入しなければいけないとの事で、最初の伝統楽器の演奏だけ、コソッとパチリです(笑)。


以上で市街観光は終わり、市内のレストランにて夕食兼解散式を終えて、ノイバイ国際空港へ直行。定刻00:05発、関空に6:40到着。観光地へのバス移動が大変でしたが、天候も大崩れ無く、初めてのベトナムは結構楽しめました。同行戴いたスタッフの方々、並びに道中お相手戴いた皆様、有難う御座いました、機会が有りましたら又、御同行したいですね(笑)。


>>>後書き<<<
通関で荷物を受け取り、第一ターミナルに戻ったのが朝の7時過ぎ。折角、関空に来たのに其のまま素通りするのは味気ないので、展望ホールからの空撮にトライ、更に帰路途中の天王寺駅で下車して、四天王寺を見学して来ました。なので、次回も関空と四天王寺を引き続きSpotで紹介します。

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  1. 2016/09/20(火) 12:00:00|
  2. ベトナム-ハノイ

Spot-34 ベトナム『ハノイ/チャンアン&ホアルー』


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次回アップ予定:Spot-35 ベトナム『ハノイ/ハロン湾』(09/20 12:00)
今回は、ベトナム/ハノイに観光に行って来ましたので、チャンアン&ホアルー、ハロン湾などの世界遺産をSpotで紹介します。兄が外装関係の会社を経営しており、資材メーカー代理店会主催の優待旅行へ度々呼ばれているそうで、今回のベトナム観光は既に行っているので、代わりに行くかい?と云われ、即決しました(笑)。日程は9月6日~10日の3泊5日、出発地は関西空港、早朝便です。関空第一ターミナル集合8:30か、早いね。7:05発の羽田空港から飛んでもギリギリだし、台風も来ているので、大阪駅前のビジネスホテルにでも前泊するかな。早速、格安ホテルを検索して予約したら、1週間前に関空近くのホテルが予約してあるので利用して下さいとの連絡が幹事会社から有りました。え~、早く云ってよ。ん、宿泊料金はセット込みだと、ならば良いか(笑)。
【9月5日:前泊】久し振りに東海道新幹線に乗り新大阪駅から大阪駅経由JR大阪環状線で関空近くの、りんくうタウン駅で下車して指定ホテルに18:00にチェックイン。自宅から5時間、疲れたので夕食を摂り寝ます。




【9月6日:関空発ハノイ着】昨日は早く就寝したので5:00に目覚め起床、朝食(6:30~)まで時間があるので付近を散歩します。雨は上がり雲も取れてきているけど、問題は現地の天候だよね。ハノイの6~9月は雨季、天気予報では全開の傘マークが毎日付いており、行く前からテンションだだ下がりです(笑)。りんくうタウン駅に隣接する、りんくうゲートタワービルは高さ256.1mで、あべのハルカス(300m)、横浜ランドマークタワー(296.3m)に続く日本で3番目の高さです。駅から北へ500m行くと、りんくう公園。途中に阪神高速4号湾岸線が頭上を走り、関西国際空港連絡橋で関空へと続いています。南西に見える田尻スカイブリッジは田尻漁港を跨ぐ全長338.1mの斜張橋ですね。1時間程ブラブラと散策、ホテルに戻って朝食を摂り、暫し待機です。




ホテルから8:05分発のシャトルバスで関西空港に到着、4Fの団体受付カウンターでEチケットを受け取り搭乗手続きへ、同じ時間にホーチミンへ飛ぶ便も有りベトナム航空のカウンターは長蛇の列です。20分程並んでチェックイン完了、今回のGr41名が揃うまで待合室で待機して簡単な渡航説明を受けます。時間に成り保安検査と通関へ、何故か何時も緊張します(笑)。ウィングシャトルで28GATEへ、定刻にホーチミン行き(AIRBUS-A330-200)に続いてエプロンに、此方の機材は最大飛行距離が半分程のA321-200。座席は窓側の34Aで、フラップの動作が見えてラッキー!




離陸して1時間程で飲物サービス、ビールでも飲むか、ベトナムビールHALIDAです。クセが無く飲みやすいね、つまみはOtsumamiです(笑)。1時間後に昼飯、和食をオーダーしました。豚角煮に煮物、キンピラに茄子の煮浸しなどでした。下界は早くも中国大陸上空です。快晴で陽射しが強く、窓のシェードを閉められ消灯されたので2時間半程寝ます。着陸30分程前に室内照明が点き、なんちゃらかんちゃらアナウンスで起こされました。翼のスポイラーが起き上がり下降開始です。




ノイバイ国際空港までは直行便で約5時間の15:05分着、時差は-2時間です。以下、時間は現地時間で表示しますね。通関を抜けて荷物を受け取り、14:10分にツアー専用バスで宿泊先へ直行します。空港から南に17km程、紅河(ソンホン川)に架かる斜張橋であるニャッタン橋を渡ります、IHIインフラシステムと三井住友建設の共同企業体が受注し、日本の政府開発援助(円借款)によって建設された橋です。後で知りましたが、世界最大級の6径間連続鋼桁斜張橋(橋梁部1500m)だそうで、全体の写真を撮りたかったな(残念)。ニャッタン橋から南7km程のFORTUNA HOTEL HANOIに到着です。途中の車窓から見える景色で驚くのが、バイクだらけの交通事情と、建築ブームで建てかけ中の建物、なんと木筋コンクリート造り。他で見掛けた奴も殆んど此のタイプです。地震が少ない国とは云え、横揺れの大きいのが来たら、一発だよね(怖)。




ニャッタン橋、橋好きとしては皆さんにもご覧頂きたいので、主橋梁部の詳細設計および施工監理を実施した、大日本コンサルタント㈱のHP(http://www.ne-con.co.jp/)から橋の絵を引用させて頂きましました。


40分程でホテル「FORTUNA HOTEL HANOI」に到着。7Fのシングル、喫煙OKの部屋です。窓の下にプールも見えます、海パンあれば泳いでも良いけど、人に見せられるボディじゃないので遠慮しておきます(笑)。荷物を整理して部屋のチェック完了。18:30からツアー元主催のウェルカムパーティーです。ベトナム料理にビールを飲みながら、歓談。代理参加なので面識が無い人ばかり、アルコールが回るまで少し緊張でした(笑)。ベトナム料理は全般的にクセも無く、中華に似た味付けで旨いね。パクチー等の香草類は好きなので、抵抗なく戴けました。料理の合間にベトナムダンサーによる踊り、東洋系の美人揃いですね(選抜かな?)。22:00頃に部屋に戻って、風呂に浸かり、TV(NHKが写ります)を観ていると、瞼が重くなり24:00就寝です。




【9月7日:チャンアン、ホアルー観光】5:00頃起床。枕が軟らか過ぎて頭が爆発しているので、朝シャンです。窓の外は曇天、何時雨が降ってもおかしくない空模様だね。朝食は2Fレストランで6:00から、バイキング形式でフォーに目玉焼き、ベーコン、ソーセージ、ハムにサラダをチョイス。本場のフォー、旨いね!パクチーもっと入れても良いね。本日はオプショナルツアーで、ロビー集合8:00、時間が未だあるので付近を散策します。通勤時間のピークに入った様で路上にはバイクが縦列、流れが切れないね。ホテルを前方歩道から撮りたいんだけど、道路を渡るタイミングが判りません。聴くところによると、バイクは向こうから避けてくれるので、車だけ気を付ければ良いとの事ですが、スマホながら運転や逆走する奴もいるし、危険なので止めます。Googleのストリートビューで付近を見ると、ランハ通りを南西に500m程行くと陸橋が架かっていて、此れで渡れるね。と云う事で散策開始、直ぐに陸橋が見えて来ました。陸橋の右手前にインディラ・ガンジー公園の入口が見えます。中から賑やかな音楽が聴こえ、お姉ちゃん、おばちゃんが軽快に踊っているよ、朝のラジオ体操だそうです。




陸橋上から見た車の流れ、凄い数のバイクだね、朝の通勤ピークは7~8時で、現在7時前なので少しは空いている時間帯なのかな。ハノイに登録されているオートバイが約4百万台、4輪車両が1/10の35万台。人口の10人に7人が保有、免許が取れない低学生はチャリ通学です。流石に怪我を覚悟で、ポケモンGOやっている奴いないね(笑)。今日は曇りだけど気温は28℃、涼しい筈なのに蒸し暑いよ。そう、湿度が90%RH近いからです。汗がダラダラで肌着がビッショリ、帰ってシャワータイムです。




サッパリしてからロビーに集合。此処から南85km程、ニンビン省に在る複合世界遺産のチャンアンへ、マイクロバスで出発です。市内は相変わらずバイクだらけ、隙間があればドンドン割り込んで来るね。2回程バイクが転倒している場面を見ましたが、事故も多いんだろうね。因みにベトナムでの交通事故死亡者は平均で1日35人だそうです。車窓から見える建設中の高層ビル、此れは流石に竹筋じゃなくて鉄筋コンクリート造りですね。でも、鉄筋が細いね。国道1号線に入ってほどなくポツポツと来て、あっと云う間に豪雨。今日は観光中止かい?いいえ、スコールなので直ぐに止みますとの事。途中休憩を挟んで、約4時間でチャンアンに到着です。




名勝・遺跡群のチャンアンは2014年登録のベトナムで8番目の世界遺産で、正式には文化遺産と自然遺産の両方の価値を兼ね備えた複合世界遺産です。雨は一旦止みましたが上空には雨雲が残り、また降るのかな?傘とカッパ持参なのでノープロブレム、有料トイレ(2000VDN=\10)に寄ってから船着き場へ移動します。チケット売り場入口の橋の下に睡蓮が咲いています。日本で見る種類と違うね、レッド系です。


此の付近は2億5千万年前には海底で、長年に亘り降り積もった海洋生物の死骸が分厚い石灰層を生み出し、此れが隆起してインドシナ半島の一部となったそうです。石灰岩は水に溶けやすく、川の流れや風雨の浸食を受け、数百万年を掛けて渓谷や奇岩・奇峰となり、地下水の流れにより無数の洞窟が生まれたカルスト地形ですね。因みに渓谷は30以上、洞窟は48箇所在り、クルーズで潜る洞窟は4~9箇所です。平底の小舟に乗りライフジャケットを装着、湿気で蒸し暑いのに更に暑くなります(笑)。船頭さんは全て女性で、後ろに乗られて押漕ぎで進みます。定員は5名、水深は1.5m程なので落ちても足が着くね。切り立った渓谷の中を進んで行きます、青空だったら最高なんだけど、ガスっている景色も神秘的で悪くはないね。




斜面にヤギが沢山います、野生なのかな?15分程で左手に「長安突府」の扁額が掛かる寺院、昔の高官が立てたと云われているトリン寺です。上がれる様ですが今回のツアーでは通過です。其の先の斜面上にも寺院が見えます、此れは手掛かりも見えず不明です。渓谷が狭まった場所で、先行の舟が右手に進路変更、突き当りの洞窟に愈々進入です。最初はトイ(Toi)洞窟:320mです、其の前に船頭さんから座席から舟底に座り直せと、身振り手振りで、なんちゃらかんちゃらと指示が有りました。洞窟に入ると、船頭さんが背中をツンツンと突き、チューイと云いながら頭上から出張っている岩を避ける為に、頭を下げろとの事。なんだ、日本語判るんだ。後で知りましたが、ベトナム語のChú ý(チューイ)は注意、中国からの漢語が語源なので、似ている言葉が有るそうです。それにしても天井、低いね(雨季で水位が上がっているそうです)。何箇所かの曲がり角では壁が頭に接近して来るので斜めったり、上からの水滴は体を捩じったりして避けるので、良い運動に成るね(笑)。洞窟を出ると直ぐに2番目のサン(Sang)洞窟、此奴は長さ10mなので直ぐ出口です。






湖面に出ると水鳥も見られます、カイツブリですね。3番目はナウルオウ(Nau Ruou)洞窟、此れはプレートが撮れなかったので長さ不明、短かったね。洞窟を出てトラン寺の案内板が見えましたが、矢印とは反対方向へ進み寄らないみたいです。10分程で最後のバージョット(Ba Giot)洞窟へ入ります。此れは50m程だったかな、記憶に在りません(笑)。ホン寺の脇を通り、後は戻るだけ、船頭さんも疲れてきているので、全員で船内に在るパドルを持って手助け、20分程で船着き場に帰還、合計1時間半のクルーズでした。最後は疲れたね。






船着き場付近に日本でも見るゲンペイクサギが咲いていました、鐘状の白い萼に濃赤の花冠が綺麗だね。シソ科クサギ属で源氏の白旗と平家の赤旗に見立てた命名です。枝から気根が垂れ下がっているのはガジュマルですね。幹から直接、緑色の実が成る木が在りました。なんじゃ此れ?帰宅してからググルと、フクベノキ(ノウゼンカズラ科)で果皮は堅く、マラカス、調味料入れや器、工芸品・装飾品などに使用されるそうです。


バスで40分程市内に移動して、少し遅い昼食です。ニンビン省の名物はヤギ肉料理です、崖の上に居た奴だな(笑)。クセが有るけどスパイスや香草と一緒に食べると美味になります。肉の下に隠れて良く見えませんが、リモノフィラと云う香草でした。ピリとした辛味と苦味が有り、他の人には不評でしたけど、自分は大丈夫でした(笑)。他に野菜炒め、酢豚に近い奴、デザートはベトナムのバナナ、ずんぐりむっくりで味は甘さ控えめ爽やかで美味でした。




次にチャンアンから北2.5km程に在る、ホアルーへ行きます。古代より、ベトナム北部は漢や隋、唐などの中国王朝の支配下にあり、此の支配から脱したのが10~11世紀ベトナム王朝の呉朝、丁朝、前黎朝、李朝です。ホアルー周辺は奇岩・奇峰が連なる天然の要塞で、ディン・ボ・リン(Đinh Bộ Lĩnh)は此処に城壁を巡らせて首都と定め、968年に丁朝を打ち立てた初代皇帝で、霊廟ディン・ティエン・ホアンとして祀られており、お墓は、霊廟の西側の山頂に在るそうです。其の後、1010年にハノイのタンロンへ遷都され、ホアルーは古都になりました。小雨が降ってきましたね。石橋を渡りディン・ティエン・ホアン廟の東門から入ります。参道脇には蓮池、少し小振りなアヒルも群れていますね。




200m程進むと左手に廟門が在り、門の上には「北門鎖鑰」と書かれています。外敵の侵入を防ぐ要地を意味する言葉です。古代より中国文化の影響を受けている為、建築様式や装飾にも中国の雰囲気が出ています。中門を2つ潜ると門柱が見え、其の先に本堂が在ります。手前に玉座、周囲にも龍が配置されています。






>>>後書き<<<
北側に次の王朝である前黎朝の初代皇帝レ・ダイ・ハン(Lê Đại Hành)廟も在りますが、今回は寄らないみたいです。ホテルへ3時間程バスに揺られて戻り、夕食は19:00頃から市内で戴きました。食材の絵は撮り忘れました(笑)。長文に成ってしまいましたので此処で一旦切り、次回は、世界自然遺産のハロン湾を中心に紹介します。

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  1. 2016/09/17(土) 12:00:00|
  2. ベトナム-ハノイ

Scene-294 相模川『弁天橋、筑井大橋、相模湖大橋』


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次回アップ予定:Spot-34 ベトナム『ハノイ/チャンアン&ホアルー』(09/17 12:00)
[Vol-14] 今回は桂橋から遡上して、弁天橋、筑井大橋、相模湖大橋までの紹介です。今回も前回からの継続で、桂橋北詰から北に170m、右折80mで左手に臨済宗南禅寺派寺院の大通寺入口が見えます。境内には、お堂と観音菩薩碑が在るだけで、ひっそりとした佇まいで無住みたいです。応永年間(1394~1427年)勅諡法光円融禅師による開山と云われています。山号:南海山、本尊:聖観世音菩薩像、所在:相模原市緑区千木良292。津久井観音霊場の第17番札所です。近くの斜面にギボウシに似た花が咲いています、ググルと丸葉玉の簪(マルバタマノカンザシ)と云うユリ科ギボウシ属の多年草でした。紫の花はセージですね。




次は、大通寺から北西1.2km程に在る牛鞍神社へ行きます。400m程進むと県道沿いに7月下旬に凶行が発生した、やまゆり学園が在ります(合掌)。一ケ谷沢橋を渡り裏道に入ります。畑も在り、オクラの花が咲いていますよ(以前、プランターに植えたオクラのスプラウト、猛暑で枯れてしまいました)。ムクゲも並んでいます、蕾も綺麗だね。




900m程で牛鞍神社に到着。創建は不詳ですが、境内の由緒案内によると、1607年(慶長12)の棟札などが現存している古社です。祭神:素盞嗚尊、所在:相模原市緑区千木良1240。鳥居は1971年(S46)の奉納です。神社の脇に弁天橋方向への道が在るので降ります。




弁天橋への林道を50m程降りると視界が開けて、林道から弁天橋が見えました。残り50m程降りるのかな?未だ下りだから良いけど、帰りは登りで辛いだろうね。途中に日帰り温泉「天下茶屋」の案内板が在りました、こんな処に温泉が在るんだ!秘湯だね。時間が無いのでパスです。漸く下まで降りて、底沢公園橋を渡ると広場に出ます。無人小屋が在り、ノラネコが数匹住み着いています。キジトラの猫ちゃんが草を食べているね、ベジタリアンかい(笑)。広場の左手の小山を上がると、旧弁天橋記念史が建ち、其の先が『#32弁天橋』です。






弁天橋は津久井湖上流部、左岸の相模原市緑区小原と右岸の相模原市緑区若柳との間に架かる吊橋で、東海自然歩道の人道専用橋として利用されており「かながわの橋100選」の96番で、補剛桁は鈑桁です。付近は桂川渓谷が残る景勝地で、1952年(S27)に観光用として有料の吊橋が架けられましたが、老朽化により橋の維持が出来なくなり、県に移管し無料になっています。現在の吊橋は2代目になります。





 名称:弁天橋
 構造種別:1径間鋼吊橋
 河口からの距離:46.5km
 橋の長さ:72m
 有効幅員:1.5m
 完成:1986年(S61)



さてと、底沢公園橋から、今来た林道を戻って次の目的地まで1.6km歩くか、反対側の林道をショートカットして500m登るか、どうするかな?楽そうな500mを選びました(笑)。西方向の林道を上り始めて直ぐに息切れで小休止!リスタートして暫く上がると倒木のベンチ?が在ったので、誘われる様に再び休憩です。少し体重を落とさないとダメだね(爆)。漸く小原宿(甲州街道の9番目の宿場町)前に到着です、あ~疲れた~。ショートカットしたので寺社を1箇所すっ飛ばしたけど良いよね(許)。


小原宿には本陣跡が史跡として公開されています。本陣は江戸時代、参勤交代の際に大名が泊まる宿の事で、小原宿本陣は信州高島、高遠、飯田三潘の大名が利用した清水家の建物です。神奈川県下に26軒在った本陣の内、唯一現存する建造物で約200年経過しており、県の重要文化財に指定されています。休館日:月曜日及び年末年始、入館は無料です。所在:相模原市緑区小原698-1。




小原宿本陣前の甲州街道を1km程南下して、北相中学校脇の道を200m下りると相模ダム管理事務所が在ります。平日ならば此処で相模ダムカードが貰えますが、本日は土曜日なのでお休み。眼下100mに見える市立相模湖記念館に行ってダムカードを貰います、此方の休館日は月曜日と年末年始です。序に2階の喫茶「青林檎」で、遅い昼食を摂ります。日替わり定食と名物の相模ダムカレーが味噌汁、小鉢付きで500円、ダムカレーにしました。辛口だけど暑いから丁度良く、美味しかったですよ。暫し館内で涼んでから北東250m程に在る相模ダムへ行きます。


相模ダムは1947年(S22)に竣工した相模川で最初の本格的な多目的ダムで、戦後の経済復興に大きな役割を果たしました。ダム湖の名前は相模湖で、ダム完成により130戸が水没、56名の工事殉職者が発生し、右岸側に慰霊碑が建てられています。





 名称:相模ダム
 ダム型式:重力式コンクリートダム
 堤体高さ:58.4m
 堤頂長さ:196m
 総貯水容量:6320万㎥
 発電用ローラーゲート:2門
 非常用洪水吐:5門(幅12m×高さ9.3m)
 竣工:1947年(S22)

相模ダムの天端に架かるのが『#33筑井大橋』です。相模湖左岸の相模原市緑区与瀬と右岸の相模原市緑区若柳とを結び、相模ダムの老朽化に伴い、現在は車両進入禁止の人道専用になっています。



 名称:筑井大橋
 構造種別:ヒンジ付き6径間連続非合成H形鋼橋
 河口からの距離:47.4km
 橋の長さ:196m
 有効幅員:約5m
 竣工:1947年(S22)、2013年(H25)改修



筑井大橋の180m程上流に架かるのが、今回終着地点の『#34相模湖大橋』で、此の橋も相模湖左岸の相模原市緑区与瀬と右岸の相模原市緑区若柳とを結び、国道412号線が通ります。先程の相模ダム天端に架かる筑井大橋の老朽化により代替橋として架けられた「かながわの橋100選」の94番の橋です。橋の南東に相模嵐山(標高406m)が在り、相模湖畔を走る国道412号への落石防護用の嵐山洞門(ロックシェッド)が設置されています。相模湖面に浮き上がる泡は、アオコ発生抑制用の空気揚水筒からの気泡です。





 名称:相模湖大橋
 構造種別:1径間下路式鋼ローゼ桁
 河口からの距離:47.6km
 橋の長さ:135m
 有効幅員:10m
 完成:1971年(S46)



相模湖大橋から北西600m程にJR中央本線の相模湖駅が在るので、湖畔沿いに湖を見ながら相模湖公園内を抜けて帰宅します。公園の端に1963年(S38)に設置された相模湖漕艇場が在ります。翌年に東京オリンピックのカヌー会場になっています。一般にも格安で開放されているけど、艇の保管料が高いね。水辺の広場脇に、相模湖発電所が稼働して40年経過後に、老朽化により交換した初代の水力発電機などがモニュメントとして展示されています。


遊覧ボートや釣船屋も並んでいます。相模湖には15年程昔、ワカサギ釣りに良く来た事があります。台風による大雨が降ると相模ダムから頻繁に放流されて、ワカサギの稚魚も一緒に流されてしまうのですが、放流が少ない年は稚魚が2年物になり15cm位の大物が釣れますよ。今年は関東への台風が多かったのでダメですね。湖畔の沿いの端に鳥居と「御供岩」なる案内板が在ります。昔、ヤヨとキヨと云う若者が相模川で漁をしていると、網に御神体が掛かり、恐れ尊みて村に祠を造り祀ったが其の後、疫病が流行り、火災も度々発生し、此れは御神体を不浄の地に祀った事によると考え、近くの与瀬神社(次回に寄ります)に祀り直したところ災難が治まりました。此の御神体を最初に引き上げて乗せた岩が御供岩と呼ばれ、ダム湖建設により水没する前に現在地に移動したそうです。此処から相模湖上流端方向を見ると、次回に渡る勝瀬橋が西1.3kmに見えます。と云う事で湖畔散策を終えて、北400m程のJR相模湖駅から帰宅します。


>>>後書き<<<
次回は、ベトナム/ハノイに観光に行って来ましたので、チャンアン&ホアルー、ハロン湾などの世界遺産をSpotで紹介します。

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  1. 2016/09/13(火) 12:00:00|
  2. 相模川

Scene-293 相模川『名手橋、桂橋』


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次回アップ予定:Scene-294 相模川『弁天橋、筑井大橋、相模湖大橋』(09/13 12:00)
[Vol-13] 今回は三井大橋から遡上して、名手橋、桂橋までの紹介です。前回からの継続で、三井大橋を通る県道513号を左岸側に500m程北西方向に進むと、右手に三井八幡神社の鳥居が見えます。創建は不詳、境内の御神木は「津久井の名木」として登録されているシイノキ(スダジイ)で、樹高:20m、推定樹齢:200年です。祭神:誉田別命、大山咋命、素盞嗚命、菅原道真、所在:相模原市緑区三井574。






次に、三井八幡神社から北西850m程に在る臨済宗建長寺派寺院の三井寺に行きます。裏道を少し進むと廿三夜塔と道祖神が見えます、郊外に行くと此の様な道祖神が多く見られますが、此処の廿三夜塔はデカイね。三井寺は1492年(明応1)に文湖和尚により開山され、高城五郎左衛門が中興開基されたと云われています。城山ダム建設に伴い、現在地に移転再建されています。参道脇に色々なムクゲが満開です、ザクロの様な赤い実はハマナスで本来は砂地の植物ですが、園芸品種として改良されて平地にも広まっているそうです。山号:明星山、本尊:釈迦如来像、所在:相模原市緑区三井824。津久井観音霊場の7番札所です。






三井寺から県道515号線で約1.5km先に在る、高野山真言宗寺院の東光寺へ行きます。道はダラダラの緩い登り坂で、脚に来ますね。バスも通らない道なので、ひたすら歩きます。途中から林道に変わり、幅員は1.7mで大型車は入れないね。偶に擦れ違う車は小型の相撲ナンバー、もとい相模ナンバーで地元の車です。右側は斜面で落石注意、左側は深い崖で落ちたら行方不明者になっちゃいますね(笑)。偶に視界が開けると、丹沢山系や津久井湖が見え元気を貰えます。




林道に咲く花をいくつか紹介します。先ずはツユクサ科のヤブミョウガ(薮茗荷)、開く前の若芽は食用出来ます。山岳地に咲くタマアジサイ(玉紫陽花)、蕾が可愛いね。ミズキ(水木)は開花が終わり実を付け始めています、緑から紫、最後は紫黒色になります。おっ、斜面の沢清水をパイプで引いた林道のオアシスが在りました。冷たい水で、クールダウンに丁度良いね。手と顔を洗って、タオルもジャブジャブ、生き返りますね。




漸く林道の上り道が終わり残りは下り、前方に高野山真言宗寺院の東光寺の入口が見えて来ました。東光寺は文明年間(1469~1486年)に阿闍梨真永和上により、現在地に創建されたと云われています。山号:南海山、本尊:大日如来像、所在:相模原市緑区三井1113。津久井観音霊場の42番札所です。




東光寺から南に約500m、急な坂道を下り切ると『#30名手橋』です。津久井湖左岸の相模原市緑区三井と右岸の相模原市緑区又野とを結び、一般道が通る吊橋で「かながわの橋100選」の91番です。吊橋の補剛桁には鋼トラスが用いられています。







 名称:名手橋
 構造種別:1径間鋼吊橋
 河口からの距離:41.2km
 橋の長さ:180m
 有効幅員:3.5m
 竣工:1965年(S40)



名手橋から右岸沿い南400m程に在る高野山真言宗寺院の円蔵寺に行きます。橋の袂に在る山道からだと最短だけど、熊出没が怖いので車が通る一般道で行きます(笑)。創建は不詳、入口付近に石柱が立っていますが何だか判りません。山号:大悲山、本尊:十一面観世音菩薩像、所在:相模原市緑区又野641。津久井観音霊場の第10番札所です。


円蔵寺から南60m程に進むと右手に御嶽神社の鳥居が見えます。雑草ボウボウの階段を上がって行くと、祠が二つ、多分、大己貴命と少彦名命ですかね、右隣に稲荷神の祠も見えます。所在:相模原市緑区又野659付近。


御嶽神社から南に50m、一般道を右折110m程で、高野山真言宗寺院の実相院山門前に出ます。境内の由緒案内によると、1558年(永禄1)頼久上人による開基で、本尊の脇仏として弘法大師、不動明王を安置し、境内には十二神将を従えた薬師堂が在ります。山号:亦野山、本尊:大日如来像、所在:相模原市緑区又野633。津久井観音霊場の第35番札所です。




実相院の西隣に又野八幡神社の鳥居が見え、50段程の石段の先に拝殿が在ります。境内の由緒案内によると、1307年(徳治2)の創建で、現社殿は1925年(T14)の改築です。祭神:応神天皇、所在:相模原市緑区又野536。境内社:御嶽社、天神社、蚕影社、狛犬は2007年(H19)の奉納です。






付近から北に見える山並みは高尾山系、山裾に相模川が流れています。此の辺りの標高は200m以上で、山で見掛ける秋海棠も道端に咲いていますね。道祖神も並んでいますよ。


又野八幡神社前の道を西に道なりに1km進むと臨済宗建長寺派寺院の長成寺が在ります。古くは長寿庵と呼ばれ、一華心林禅師による開山と云われています。1913年(T2)に西嶺山成就庵が失火により焼失した後、長寿庵と合併して両寺の名を取った長成寺になっています。山号:西栄山、本尊:如意輪観世音菩薩像、所在:相模原市緑区三ケ木962。津久井観音霊場の第11番札所です。


西側には相模川水系の道志川(流路延長21.7km)が流れ込み、相模川からどんどん離れてしまうので、道志川に架かる橋を渡って廻り込みたいと思います。但し、次に寄る相模川沿いの寺社まで3kmの距離になるので、長成寺の南700m程に在る三ケ木(みかげ)バスターミナルから出るバスを利用します。本数は1時間に1本と少ないけど、事前に時刻表を確認してあります(偉い!)。7分で若柳バス停に到着、畑横の脇道に入ります。畑にツヤツヤの茄子が実っていますね、旨そう、今夜は茄子でも焼くかな(笑)。300m程進むと、臨済宗建長寺派寺院の宝福寺です。聖林慈徳禅師により1451年(宝徳3)に開山されたと云われています。山号:長尾山、本尊:薬師如来像、所在:相模原市緑区若柳665。津久井観音霊場の第16番札所です。境内の秋海棠が綺麗です、さっき道端に咲いていた奴とダブルけど、まぁ、イイカ。






バス停まで戻り県道517号線を北に600m程進み、若柳トンネル前を右に入ると、若柳諏訪神社の鳥居が見えます。創建は不詳、燈篭に1794年(寛政6)と刻まれており、古社ですね。祭神:建御名方命、所在:相模原市緑区若柳505。




若柳トンネルを出ると、今回終着地点の『#31桂橋』が目の前に現れます。相模川左岸の相模原市緑区千木良と右岸の相模原市緑区若柳とを結び、県道517号(奥牧野相模湖線)が通る橋で、「かながわの橋100選」の93番です。架橋前の昭和初期までは「原下の渡」と「寺尾の渡」が在った場所です。創架は1945年(S20)の木製吊り橋でした。





 名称:桂橋
 構造種別:1径間中路式鋼ローゼ桁
 河口からの距離:44.8km
 橋の長さ:242m
 有効幅員:約10m
 完成:1988年(S63)



>>>後書き<<<
次回は桂橋から遡上して、弁天橋、筑井大橋、相模湖大橋までの紹介です。

コメントがありましたら[拍手]ボタンから送って下さい、コメントは非公開なので気軽にどうぞ。尚、問い合わせ等につきましては、返信用のメアドの書き込みも願います。拍手だけでも結構です、開いたウィンドウは閉じて下さい。

【新居浜のOKさん、コメント有難うございます。此方こそ親切に対応して戴き、楽しく旅行が過ごせましたヨ。現在、時系列的に編集中ですが内容盛沢山で大変です(笑)。17日にアップしますので、宜しければご覧ください。アドレスが不明でしたので、此処から失礼します、有難うございました。】

テーマ:風景写真 - ジャンル:写真

  1. 2016/09/10(土) 12:00:00|
  2. 相模川

Scene-292 相模川『さがみ縦貫城山橋、城山大橋、三井そよかぜ橋、三井大橋』


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次回アップ予定:Scene-293 相模川『名手橋、桂橋』(09/10 12:00)

【お詫び】5日午後から10日午前中まで、少し遠い所へ遊びに行って来ます。なので、皆様へのコメント返信と、御訪問が出来ません。帰宅してからのご対応に成りますので、ご容赦願います。

[Vol-12] 今回は新小倉橋から遡上して、さがみ縦貫城山橋、城山大橋、三井そよかぜ橋、三井大橋までの紹介です。新小倉橋の上流右岸側は前回の終盤に歩いていますので、其方から紹介します。新小倉橋の上流200m程の左岸側から放流水が勢いよく出ています、200m上流に在る津久井発電所からの放水です。津久井発電所は、全国公営電気事業の第1号の発電所として1943年(S18)に運転が開始され、当初は西6km程に在る沼本ダムからの取水でしたが、1965年(S40)に城山ダムが出来てからは、城山ダムからの取水に変更されています。

 発電所型式:ダム水路式(1号、2号)
 最大出力:25000kW
 有効落差:45.4m
 水車:立軸フランシス
 所在:相模原市緑区谷ヶ原2




新小倉橋西詰めから県道510号を350m程進むと道路左手に、「かながわの名木100選」の97番、小倉の大カゴノキ(クスノキ科)が在ります。生息分布の北限となる巨木で、非常に珍しいそうです。樹高:20m、胸高周囲:3.2m、推定樹齢:300年。所在:相模原市緑区小倉228。


更に280m程進むと、新小倉橋の上流880mに架かる『#26さがみ縦貫城山橋』が頭上を横切っています。相模川左岸の相模原市緑区城山と右岸の模原市緑区小倉との間に架かり、首都圏中央連絡自動車道が通ります。左岸側に渡ると城山トンネルに入ってしまい、左岸側からの絵は撮れません。全体写真はGoogle earthからの転載です。





 名称:さがみ縦貫城山橋
 構造種別:3径間連続PCラーメン箱桁
 河口からの距離:35.6km
 橋の長さ:301m
 有効幅員:10.5~16.3m
 竣工:2014年(H26)



此の先の右岸側県道510号は城山(標高375m)を迂回する形で遠回りになるので、小倉橋まで戻り神奈中バスで一旦帰宅します。日が変わって、左岸側の城山ダム付近の城山高校バス停まで橋本駅から移動です。城山ダムに行く前にダムカードを貰います、バス停から西に200m程、本日は土曜日なので津久井湖記念館(定休日:火曜、年末年始)ですね。因みに津久井湖記念館左隣のダム管理事務所でも貰えますが、此方は平日のみ(定休日:土、日、祝日、年末年始)の配布です。津久井湖記念館は1966年(S41)の開館で、ダム建設により水没した地域住民の生活用具や、当時の風景写真などが展示されています。所在:相模原市緑区城山2-9-5。昨年、城山ダムは竣工50周年を迎え、其の記念として「城山ダム50周年記念カード」が作成され、今年の12月28日まで配布されていますよ。表が現在、裏面が建設当時の様子です。




国道413号線に出て南に200m程進むと城山ダムです。堤体脇に展望台入口が在り、若干上から眺められます。堤体正面や堤体下への道は解放されていませんので、此処からが前方限界の絵に成ります。城山ダムは相模川の洪水調節、横浜市・相模原市・川崎市及び湘南地域への上水道・工業用水の供給元で、導水管を通じて近接する宮ケ瀬ダムや道志ダムとの間で貯水を融通し、効率的な水運用が図られています。ダム湖の名前は津久井湖で現在の貯水率は約70%、湖畔岸辺の水位が少し下がっていますね。北2km程に城山湖(本沢ダム)の城山発電所が在り、此処の津久井湖(城山ダム)との間で揚水発電が行なわれています。





 名称:城山ダム
 ダム型式:重力式コンクリートダム
 堤体高さ:75m
 堤頂長さ:260m
 総貯水容量:6230万㎥
 常用洪水吐:2門(幅8m×高さ7.44m)
 非常用洪水吐:4門(幅10m×高さ16.65m)
 竣工:1965年(S40)

城山ダムの天端が『#27城山大橋』と呼ばれています。左岸側の相模原市緑区城山と右岸側の相模原市緑区との間を結び、国道413号線が通ります。





 名称:城山大橋
 構造種別:ダム天端橋
 河口からの距離:36.5km
 橋の長さ:260m
 有効幅員:約5m
 竣工:1965年(S40)



城山大橋を渡り、右岸側の国道413号線沿いに250m程進むと右手に津久井湖観光センターが在ります。ちょっと暑かったので中で涼みます。序に館内のお土産売り場をウロウロ、岩魚の甘露煮が旨そうだね、行者にんにく味噌も良いね、嵩張らないのでお買い上げです(笑)。帰宅して、早速味見です。岩魚、骨まで良く煮てあり頭から頂けます。ん~柔らかくて旨いよ、冷酒に合うね。行者にんにく味噌は、もろきゅうや冷奴に、何にでも合うね。閉めは冷やし岩魚蕎麦でした。小鉢は今年貰った、SUNTORY金麦の「あいあい皿」です。




観光センターの外に出るとアッチチーで冷えた館内に戻りたくなるね(笑)。国道413号線沿いを500m進むと右手に真言宗智山派寺院の大蔵寺の入口が見えます。1524年(大永4)権大僧都圓慶法師による開山で、1961年(S36)に城山ダムの建設に伴い、泉蔵寺並びに受性院の檀家多数が水没する為、集団移住を余儀なくされ、1965年(S40)に両寺を合併し大蔵寺の名称に改称しています。山号:城木山、本尊:不動明王像、所在:相模原市緑区太井565。津久井観音霊場の41番札所です。






大蔵寺前の細道を100m程入ると太井諏訪神社の参道が見えます。急坂が長く続いているね、出来ればパスしたいけど、我慢して上がります。なんだ!50m程右手が神社入口なんだ(嬉)。創建は不詳、境内から相模湖方向が良く見えます、雲が少なく午後も暑そうです。祭神:建御名方命、所在:相模原市緑区太井506-3。鳥居は2008年(H20)の奉納です。




太井諏訪神社から県道まで下り、北西600m程に在る『#28三井(みい)そよかぜ橋』に到着です。津久井湖左岸の相模原市緑区三井と右岸の相模原市緑区太井との間に架かる吊橋で、上流隣りに架かる三井大橋を通行する際の安全や利便性を確保する目的で新たに併設された人道専用橋です。橋名の三井は左岸の地名で、3つの井戸(湧水池)が在った事によると伝えられています。





 名称:三井そよかぜ橋
 構造種別:1径間鋼吊橋
 河口からの距離:38.2km
 橋の長さ:231m
 有効幅員:3m
 竣工:2012年(H24)



三井そよかぜ橋の上流隣に架かるのが今回終着地点の『#29三井大橋』です。県道513号鳥屋川尻線が通り、「かながわの橋100選」90番の橋です。津久井湖が出来る前は、左岸の塩民集落と対岸の荒川集落とを結ぶ全長135m、幅3.7mの木製吊橋(塩民橋)が創架されていましたが、津久井湖建設に伴い塩民橋の代替として架橋されています。橋下の湖畔に釣り人が居ます、下に降りられるんだ!近くを探すと上流側に下に続く岩場が見えました。此処から降りたんだね、足元を確保しながらユックリと下ります。下から眺める橋も良いね、木陰で小休止していると湖面からボコボコと何か湧き上がっています、ん、ゴジラ浮上かい?(笑)、いいえ、水質浄化の為の「散気管式エアレーション」と云う装置が津久井湖には4基設置されていて、湖水循環によりアオコの発生を抑えているそうです。帰りのガラ道は足元が見えるので、簡単に上がれましたよ。記事か少し長くなりましたので、一旦此処で切ります。







 名称:三井大橋
 構造種別:1径間鋼ランガー桁+2径間鋼箱桁
 河口からの距離:38.2km
 橋の長さ:211.8m
 有効幅員:5.5m
 竣工:1964年(S39)



>>>後書き<<<
次回は三井大橋から遡上して、名手橋、桂橋までの紹介です。

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  1. 2016/09/05(月) 12:00:00|
  2. 相模川

Scene-291 相模川『小倉橋、新小倉橋』


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次回アップ予定:Scene-292 相模川『さがみ縦貫城山橋、城山大橋、三井そよかぜ橋、三井大橋』(09/05 12:00)
[Vol-11] 今回は高田橋から遡上して、小倉橋、新小倉橋までの紹介です。先ずは、最寄り駅になる京王相模原線橋本駅から神奈中バスで田名バスターミナルまで行き、高田橋の北詰めまで約1km歩きます。


前回の右岸側とは違って、左岸側には河川遊歩道が在るので安心して進めますね。高田橋から100m程進んだ位置に、相模川で初めて見る距離ポストが在りました、河口から28.6km標識です。相模川を約1/4遡上した計算ですね。イガイガの穂を付けた雑草はメリケンガヤツリ、アメリカからの帰化植物です。


高田橋の上流500m程に小沢頭首工が見えます。右岸土地改良区と厚木市入之藪土地改良区の耕作地113haを潤す為の取水施設で、1957年(S42)に完成しています。河川敷から傍まで行けるので寄ります、近付くと冷たい風を受けて気持良いね。魚道の脇ではアオサギが鮎漁の最中です。総延長は225.5m、左岸側から土砂吐門:6.5×2.6m、魚道、洪水吐門:22.5×1.35m-4門、固定堰が並んでいます。左岸奥に取水門:鋼製スライドゲート2.5×1.7m-2門が在ります。






小沢頭首工から北東200mに田名八幡宮が在るので寄ります。798年(延暦17)に天地大明神を勧請したのが始まりだと云われています。祭神:誉田別命、所在:相模原市中央区水郷田名1-8。鳥居は2009年(H21)、狛犬は2006年(H18)の建立です。拝殿裏手に「ばんばあ石とじんじい石」なる夫婦石が祀られています、説明札によると、日照り干ばつの際に、此のばんばあ石を相模川に沈めると雨が降るけど、其の後に大雨洪水になります。残されたじんじい石の寂しさの涙が怒りに変わったものと考え、寂しさを慰める代理の石を置くようにしたとあります。






田名八幡宮から北400mに在る宗祐寺に行きます。途中に相模川ふれあい科学館が在ります、相模川の淡水魚や両生類・水生昆虫等を飼育展示する水族館ですが、興味も無く有料なのでパス(笑)。民家の庭先にデカイ、フヨウが咲いています、高さ2m程のアメリカフヨウ、別名は草芙蓉(くさふよう)で、花は咲いた其の日に萎んでしまう1日花です。


宗祐寺は1616年(元和2)に曹洞宗の寺院になっており、其れ以前は天台宗寺院で、13世紀には既に此の地に位置付いていたと云われています。大井山功雲寺の末寺で、開山は功雲寺10世の仏光普月禅師・柳山洞絮大和尚。徳川家光から、1649年(慶安2)に9石5斗の朱印地(寺社領)を拝領しています。山号:龍澤山、本尊:虚空蔵菩薩・釈迦三尊、所在:相模原市中央区水郷田名1-16-2。現在の本堂は1982年(S57)の改築です。鐘楼堂にキジトラが寝ていますね、台座が冷たくて気持ち良さそうです。








次に、宗祐寺から北1.5km程に在る清岩寺に行く為、段丘へ上がる九十九折の滝坂を上ります。途中に坂の名前の由来だろう小滝、秋葉大権現なども並んでいます。ダラダラ坂はキツイね、九十九坂を350m程進むと道路脇に氷期の火山泥流堆積物の看板が在りました。説明によると約2万年前は気温が低い氷期で、富士山頂にも氷河が在り、噴火で溶けた泥流が相模川に押し寄せた痕跡だそうです。




清岩寺の手前200m程に地図に載っていない神社が在りました。社額も社標も無く、神奈川県神社庁にも登録無しでお手上げだったけど、大島地区の風土記なるブログに掲載が有り、八坂神社だそうです。創建は不詳、2005年(H17)に拝殿が修理されています。祭神:素盞烏尊(推定)、御神木の衝羽根樫は推定樹齢600年、幹周り6m、樹高は13m有りましたが台風により折れています。裏手に境内社の稲荷神社が在ります。所在:相模原市緑区大島2356付近。


清岩寺は臨済宗建長寺派寺院で、初めは清光庵という堂宇でしたが、後に清岩寺となり、月桂祐天により開山されたと云われています。山号:白雲山、本尊:阿弥陀如来像、所在:相模原市緑区大島2402。


清岩寺前の道を70m程北に進むと、神沢坂と云う坂道が在り、左に250m下ると神沢不動尊が在ります。創建は1536年(天文5)、其の後1760年(宝暦10)に再建されたと云われています。不動堂は1981年(S56)の建立で、倶利伽藍不動明王が安置されています。本尊:木造不動明王座像、所在:相模原市緑区大島2531付近。神沢不動尊の先は段丘の崖で行き止まりなので神沢坂を戻ります、登りか!キツイね。






此の先、今回終着地の橋まで左岸側には見処が無いので、近くのバス停古清水から橋本駅経由で一旦、帰宅します。日が変わって、高田橋上流右岸側の寺社が固まっている藤木バス停まで橋本駅からバスで移動します。此方に来るバスは本数が非常に少なく、橋本駅発6:55分、次はなんと10:10分。接続に遅れていたら遡上中止だね(笑)。では、バス停の西30mに在る三嶋神社から紹介します。創建は不詳、鳥居と拝殿のみの神社です。祭神:事代主神、所在:相模原市緑区葉山島。


三嶋神社から南西300m程に高野山真言宗寺院の東林寺が在ります。1225年(嘉禄1)開雄阿闍梨による開基とされ、2世の開雄法師が堂宇を築いています。本尊は行基作と云われる秘仏です。山号:小沢山、本尊:薬師如来像、所在:相模原市緑区葉山島352。津久井観音霊場の39番札所です。東林寺前の畑には防霜ファン(霜の被害が及ぶ事を防ぐ目的で設置される送風機)が付いており、茶畑ですね。






東林寺から北250mに臨済宗建長寺派寺院の蓮葉寺が在ります。創建は不詳、本尊の菩薩像は江戸時代に信州の石工により彫られたものと云われており、古刹です。山号:大葉山、本尊:地蔵菩薩像、所在:相模原市緑区葉山島643。


蓮葉寺の西隣100mに在る葉山島諏訪神社に行きます。入口の石段を上ると100m程の参道が続いており、正面の拝殿は神楽殿を兼ねている変わった形式です。祭神:建御名方命、所在:相模原市緑区葉山島664。


葉山島諏訪神社から県道511号で約2.6km北上して小倉諏訪神社へ行きます。此の付近の県道511号線歩道は段差や柵で区切られているので安心して歩けますね。神社の手前に沢山のコンベアが錯綜している会社が見えました。砕石・砂利会社で、下流の昭和橋付近を走っていたダンプは此処から来るんだね。


小倉諏訪神社の創建は不詳、境内の由緒案内によると、凡そ700~800年前に平井九郎右工門が信州諏訪大社の御神霊を頂き、村の鎮守として祀ったと云われています。1945年(S20)に神社庁に属しています。御神木のスダジイは「かながわ名木100選」の100番で、推定樹齢600年、高さ25m、幹周り6.2m、木陰にはハグロトンボが沢山生息していますよ。祭神:建御名方命、所在:相模原市緑区小倉1033-1。境内社:八坂神社、社殿は1992年(H4)の再建、狛犬は2008年(H20)の奉納です。






小倉諏訪神社から北西450m程に臨済宗建長寺派寺院の湘南寺が在ります。創建は不詳、当初は医王山東光寺と称し、1911年(M44)に普春山常照寺と合併、春王山東照寺に改称。更に1950年(S25)に西光寺を合併し、旧村名から湘南寺と寺号を改称しています。山号:小倉山、本尊:薬師如来像、所在:相模原市緑区小倉875。津久井観音霊場の4番札所です。十王堂(輪蔵)は、一切経が収められた回転式の書架で、輪蔵を一回転させると其のお経を一回読んだ功徳が得られると云われています。近くの斜面にアジサイに似た花が咲いていました、近付いて良く見るとクサギの花にソックリです。帰宅してからググルと、ボタンクサギ(牡丹臭木)と云うクマツヅラ(シソ)科の低木で、中国南部原産でした。






湘南寺から北350mに在る小倉八幡宮に行きます。串川に架かる河原橋を渡り、セブンイレブンの先に見える段丘の上です。九十九折の参道をヨッコイショウイチで上ります(サブ~)。創建は不詳、祭神:大鷦鷯命、所在:相模原市緑区小倉356。鳥居は1938年(S13)、狛犬は2007年(H19)の建立です。境内の手水舎の蛇口を拝借して、タオルを洗濯しながら暫し休憩です。






小倉八幡宮の北東230m、高田橋の上流6.2km程に架かるのが『#24小倉橋』です。小倉の渡しが設置されていた場所で、相模川左岸の相模原市緑区川尻と右岸の模原市緑区小倉とを結び、神奈川県道510号長竹川尻線(旧道)が通ります。幅員が4.5mしか無いので、車は橋の手前で対向車を確認しての相互通行です。歩道も無く、前後を確認しながら大型車が来たら、橋の途中2箇所の待避所に入ってやり過ごします。「かながわの橋100選」の89番、「かながわの景勝50選」、「相模川八景」にも選ばれており、2008年(H20)に土木学会選奨土木遺産にも認定されています。橋名は右岸地名からの命名です。





 名称:小倉橋
 構造種別:4径間連続上路固定RCアーチ
 河口からの距離:34.7km
 橋の長さ:176.6m
 有効幅員:4.5m
 竣工:1938年(S13)



小倉橋の上流100mに架かるのが、今回終着地点の『#25新小倉橋』で、此の橋も相模川左岸の相模原市緑区川尻と右岸の模原市緑区小倉とを結び、神奈川県道510号長竹川尻線が通ります。渋滞が発生していた小倉橋の代替として架けられた橋です。橋下の河原には車での乗り入れも可能で、駐車も無料。平日なのに車が多いね、あっそうか、夏休みでしたね(笑)。





 名称:新小倉橋
 構造種別:1径間RC固定アーチ
 河口からの距離:34.8km
 橋の長さ:193m
 有効幅員:22.5m
 竣工:2004年(H16)



>>>後書き<<<
次回は新小倉橋から遡上して、さがみ縦貫城山橋、城山大橋、三井そよかぜ橋、三井大橋までの紹介です。

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テーマ:風景写真 - ジャンル:写真

  1. 2016/09/01(木) 12:00:00|
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