ぶらっと遡上探索

河川沿いの散策、橋と付近の名所を写真で紹介します。偶にSpotで色々と...

Spot-18 京都 『洛北から洛南までの紅葉』


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次回アップ予定:Spot-19 奈良 『西ノ京から奈良公園』(12/03 12:00)
今回もSpotで、京都の続きで洛北エリアから洛南エリアまで南下して紅葉などを紹介します。
■『2日目』:11/18日、宿泊ホテル前の四条大宮駅バス停7:59発の市バスで銀閣寺前まで行きます。バスを降りて東100mに哲学の道と銀閣寺への道が見え、銀閣寺橋を渡り200mで慈照寺入口に到着です。


■『慈照寺』:臨済宗相国寺派の寺院で、創建は1490年(延徳2)、室町幕府八代将軍足利義政が鹿苑寺の金閣を模して造営した楼閣建築です。義政の法号慈照院に因んで慈照寺と名付けられましたが、銀閣寺として知られていますね。山号:東山、本尊:釈迦如来像、所在:京都市左京区銀閣寺町2。拝観料:¥500。本堂の正面に白砂を波状に整形した銀沙灘(ぎんしゃだん)と、其の奥には白砂を盛り上げた向月台が在ります。銀沙灘は反射した月明かりが淡く本堂を照らす役目をしていると云われています。慈照寺の庭園には松、槙、楓などが植えられていて綺麗ですが、錦鏡池の周りには松が多いので新緑の時季に訪れるのも良いかも。




■『法然院』:慈照寺前の道を400m程南下すると浄土宗系寺院の法然院に出ます。正式名は、善気山法然院萬無教寺ですが、院号の法然院で名が通っています。創建は鎌倉時代初期で、法然が弟子たちと共に六時礼讃行を修した草庵に由来すると云われています。本尊:阿弥陀如来像、所在:京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町30。境内はFreeです。入口に茅葺で数奇屋造りの山門、古刹の雰囲気を醸し出していますね。山門を潜ると白砂壇が2つ並んで居ます。時季によって描く模様が変わるそうで、今は水紋に浮かぶ紅葉です。


深い緑に囲まれた場所で、訪れる人も少なくてユックリと癒しの時が流れます。境内のモミジも綺麗ですが、苔生した庭も風情が在って好きになりますよ。




■『大豊神社』:法然院前から哲学の道沿いに500m程進むと、大豊神社が在ります。887年(仁和3)に宇多天皇の病気平癒祈願の為に創建された神社です。祭神:少彦名命、応神天皇、菅原道真、所在:京都市左京区鹿ヶ谷宮ノ前町1。境内社の大国社前には珍しい狛鼠が鎮座していましたが、境内は椿の名所でもあり頭の上に椿のリボンが可愛く飾られていましたよ。




■『熊野若王子神社』:大豊神社から300m程川沿いに進むと、一際鮮やかなモミジの固まりが在り、其の左側に熊野若王子神社が在ります。境内の由緒案内によると、1160年(永歴1)後白河法皇が熊野権現を勧進して建立した若王子の鎮守社で、社名は天照大神の別称、若一王子に因んでいます。祭神:国常立神、伊佐那岐神、伊佐那美神、天照皇大神、所在:京都市左京区若王子町2。拝殿前の狛犬は久々に見た角在りですね。境内でお弁当を売っていたので仕切り弁当を朝昼兼用で頂きました。煮物、山菜系のヘルシーで京都の味でした(笑)。




■『禅林寺』:100m程南下すると浄土宗西山禅林寺派総本山寺院の禅林寺(通称:永観堂)が在ります。創建は853年(仁寿3)、空海の高弟の真紹による開基です。山号:聖衆来迎山、本尊:阿弥陀如来像、所在:京都市左京区永観堂町48。拝観料は¥1000とボッタクルのでパス。外からバシャバシャで十分ですね。


■『南禅寺』:200m程南下すると臨済宗南禅寺派大本山寺院の南禅寺です。創建は1291年(正応4)、開基は亀山法皇、山号:瑞龍山、本尊:釈迦如来像、所在:京都市左京区南禅寺福地町86。境内はFree、本堂庭園は拝観料¥500。入口の山門は高さ22mでドデカイね!別名「天下龍門」と呼ばれていて、日本三大門の一つに数えられています。本堂の右手にレンガ造りの水路閣が在ります。1888年(M21)に建設された美しいアーチ状で長さは93m、琵琶湖疏水の設計に際して、古代ローマの水道橋が手本となっているそうで現在も水を運ぶ疎水として活躍中です。




■『平安神宮』:南禅寺山門から出て参道を400m程進むと、琵琶湖疎水記念館が在り各方面の疎水が鴨東運河に合流して、此の先の鴨川へ流れ込みます。運河の流れに沿って400m程進むと1963年(S38)竣工の、朱塗りの慶流橋(長さ24.2m、幅22m、PC橋)が見え、渡った先が平安神宮です。橋の先に建つ大鳥居、太くてデカイね!高さは24.4mです。平安神宮は平安遷都1100年を記念して当時の大内裏を5/8サイズで一部復元したものです。創建:1895年(M28)、祭神:桓武天皇、孝明天皇、所在:京都市左京区岡崎西天王町97。




■『知恩院』:慶流橋まで戻り、神宮通りを600m程進んで知恩院に北門口から入ります。浄土宗総本山の寺院で、創建は1175年(承安5)、法然による開基です。山号:華頂山、本尊:法然上人像、所在:京都市東山区新橋通大和大路東入三丁目林下町400。境内はFreeです。三門は原因不明の瓦割れが3割も見つかり、現在補修工事中でした。




■『八坂神社』:次に知恩院の西200m程に在る、全国に在る八坂神社や素戔嗚尊を祭神とする関連神社の総本社である八坂神社に行きます。創建は656年(斉明天皇2)と伝えられています。祭神:素戔嗚尊、櫛稲田姫命、八柱御子神、所在:京都市東山区祇園町北側625。元の祭神であった牛頭天王が祇園精舎の守護神である事から、かつて祇園神社、祇園社などと呼ばれていたが、神仏分離令の際に八坂神社と改称されています。


■『一念坂、二寧坂、産寧坂』:八坂神社から400m程南下して、京都の古い町並みが残る石塀小路を抜けます。大正時代の建物が保存されていて、新しい建物や看板、建物の色も制約されているそうです。端から一念坂、二寧坂、産寧坂が続き、二寧坂で扱けると二年以内に、産寧坂では三年以内に死ぬという伝説が在ります(嘘でっしゃろ)。産寧坂方向へ400m程で清水寺なのですが、昨日からの歩きで疲れて来ました。人混みで、坂道で、心が折れ掛けているのでパスにします(笑)。


■『三十三間堂』:五条坂を500m下り、東山七条方向へ更に600m進み三十三間堂へ行きます。正式名称は蓮華王院本堂で天台宗妙法院の境外仏堂です。創建:1165年(長寛2)、開基:後白河天皇、本尊:千手観音像、所在:京都市東山区三十三間堂廻町657。拝観料:¥600。堂内の撮影は禁止でしたが、左右10段の階段に50躯ずつの千手観音立像が約1000躯、前面に二十八部衆像が並び、荘厳な佇まいに圧倒され、感動しました。千手観音立像は本尊の背後にも1躯あり、計1001躯。内5躯は国立博物館に寄託されています。




■『東福寺』:次は本日ラス前の東福寺まで1.3kmですが、歩き疲れたので市バスで行きます。東福寺は紅葉の絶景スポットとして知られている、臨済宗東福寺派大本山の寺院です。創建は1236年(嘉禎2)、開基は九条道家の円爾、山号:慧日山、本尊:釈迦如来像、所在:京都市東山区本町15-778。拝観料:¥400。


境内に流れる三ノ橋川に架かる通天橋を挟んだ両側の渓谷沿いに、約2000本のモミジやカエデが集中していますが、観光客数は其の15倍の3万人で超人気スポットです。




■『伏見稲荷大社』:東福寺から南に約1km、本日最終地点の伏見稲荷大社に行きます。全国に約3万社ある稲荷神社の総本社ですね。創建:和銅年間(708~715年)、祭神:稲荷大神、所在:京都市伏見区深草藪之内町68。何故だか、外国人に人気の場所で、トリップアドバイザー(英語版)による外国人に人気の日本の観光スポット調査では、1位を獲得しているそうです。伏見稲荷大社の狛狐が咥えているのは稲穂です。





伏見稲荷大社新参道出口がJR奈良線の稲荷駅で、本日の宿泊ホテルは此処から800m程のアーバンホテル京都です。琵琶湖疏水に架かる深草橋を渡り、京阪本線深草駅高架道路を渡って到着、あ~疲れました。ホテル付近には飲食店が見当たらなかったので、コンビニで適当に調達して部屋で夕食です。本日の徒歩数、約26000歩でした。


>>>後書き<<<
京都の2日目、盛り沢山で疲れました。初日もそうでしたが、お寺の拝観料には閉口しますね。いくら固定的な収入源となる檀家を持っていない寺院だからとはいえ、ボッタクリ過ぎですよね。有名な寺院ではピーク時に3万人の来場者が有り拝観料400円として1日に、げっ!1200万円!!税金も不要で坊主丸儲けどすなぁ(笑)。明日は洛南エリアで残った平等院と、場所を奈良に移動して平城京を中心に回ります。なので、次回が京都、奈良のSpot最終回になりますので、懲りんと見ておくれやす。

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  1. 2014/11/29(土) 12:00:00|
  2. 京都・奈良

Spot-17 京都 『洛西の紅葉』


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次回アップ予定:Spot-18京都 『洛北から洛南の紅葉』(11/28 12:00)
昨年は10月下旬に紅葉見物を兼ねて日光に行きましたが時期が早くて失敗。そうだ、京都へ行こう!今年は、紅葉の状態を確認して京都と奈良の秋を4日間堪能して来ました。と云う事で今回と次回は、古都京都の紅葉あれこれをSpotで紹介します(絵が多いので3枚仕立てにしました)。
■『初 日』:11/17日、東京駅発 8:30分の新幹線で京都駅に10:50分着。乗車券は京都市内まで有効なので、洛西エリアのJR嵯峨野山陰線の嵯峨嵐山駅まで行きます。駅前の19世紀ホール前にD51形式の初期タイプD5151が展示されていましたので序にパチリ、新旧揃い踏みの絵ですね。


■『大覚寺』:先ずは、北1km程に在る真言宗大覚寺派大本山の寺院、大覚寺に寄ります。創建は876年(貞観18)、嵯峨天皇による開基で皇室ゆかりの寺院です。山号:嵯峨山、本尊:不動明王像、所在:京都市右京区嵯峨大沢町4。堂内と庭園拝観料:¥500。京都巡りでは、かなりの距離を歩く覚悟でトレッキングシューズを履いて来たので、いきなり玄関で靴を脱ぐはめになり紐を解くのが大変です(笑)。正寝殿は12の部屋を持つ建物で書院造りです。諸堂とは回廊で繋がっていますが、迷路の様で今、何処に居るのか判らなくなりますよ。回廊は縦柱を雨、直角に折れ曲がっている廊下から、村雨の廊下と呼ばれています。天井の梁は刀を振り上げられないように低く造られていて、2m程の高さかな?床は歩く度にキュンキュンと鳴る、鶯張りです。諸堂の襖、障子には障壁画が描かれていますが、肝心な宸殿の牡丹、紅白梅などの障壁画を見落としました(順路案内が無く同じ様な部屋だったので)。代わりに野兎図と水墨画の奴を載せます。




玄関や中庭には嵯峨菊と云う初めて見る菊が沢山在ります。嵯峨菊は大沢池の菊ケ島に自生していた野菊を「天、地、人」の配置に仕立て上げた古典菊なので、1鉢に3本仕立てだそうです。大覚寺に隣接する池が大沢池で日本最古の庭池になります。池の畔から湖面に映る心経宝塔の絵が綺麗で、夕方からはライトアップされています。




■『清凉寺』:次に南西方向に在る常寂光寺へ行きますが、途中600m程に浄土宗寺院の清凉寺が目に入りましたので寄って見ます。創建は987年(寛和3)に奝然が開基、開山は其の弟子の盛算です。山号:五台山、本尊:釈迦如来像、所在:京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46。嵯峨釈迦堂の名で知られています。本堂拝観料:¥400、境内はFreeで西門から仁王門へショートカットする通行人も沢山います。




■『常寂光寺』:西門からこそっと抜けて、南西方向に700m程進むと小倉山の中腹斜面に在る、日蓮宗寺院の常寂光寺に到着です。創建は1596年(慶長1)に日禎が開基しています。山号:小倉山、本尊:十界大曼荼羅、所在:京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3。拝観料:¥400。本堂などが改修工事中で見られませんでした。代わりに山腹の紅葉、地面に落ちた枯葉と斜面の緑苔が綺麗で癒される場所ですね。




■『野宮神社』:今度は南東500m程の処に在る野宮神社に寄りますが、嵐山に近付くに連れて人波が急に増えて来ました。野宮神社は恋愛成就・子宝安産等の祭神を祀っている事から、神社境内は女子で一杯です。創建は社伝によると809年(大同4)、祭神:野宮大神(天照皇大神)、所在:京都市右京区嵯峨野々宮町1。入口の鳥居はクヌギの原木を使用した黒木の鳥居で、日本最古の鳥居形式を伝えています。境内奥には野宮じゅうたん苔と呼ばれている、嵐山を表した庭園として有名との事です。


■『渡月橋』:200m程先の横並びに天龍寺が在り、寄る予定でしたが府道29号が大渋滞、歩道も人波で初詣の様な混雑ぶりなので止めました。其の先に桂川に架かる渡月橋が在るので見に行きます。渡月橋は左岸の京都市右京区嵯峨天龍寺と中州の中ノ島公園の間に架かる橋長155mの橋です。承和年間(834年~848年)に僧、道昌が架橋したのが始まりとされ、現在の橋は1934年(S9)の架橋です。


■『仁和寺』:次に寄る処は北東に4km程離れた仁和寺(にんなじ)なので、嵐山駅から嵐電(京福電気鉄道嵐山本線)で最寄りの御室仁和寺駅(途中の帷子ノ辻駅で北野線に乗換)まで行きます。駅舎のプレートは2007年(H19)の駅名変更前の御室驛のままどすえ。


駅前から真言宗御室派総本山寺院の仁和寺仁王門が見えます。遠くからでも大きさが判りますが、下まで行くと圧倒されますよ。創建は888年(仁和4)で、宇多天皇による開基です。山号:大内山、本尊:阿弥陀如来像、所在:京都市右京区御室大内33。境内への入場はFree、御殿・霊宝館拝観のみ有料(共に¥500)。桜の名所でも在り、開花時期には境内入場も有料になります。




■『鹿苑寺』:北東800m程に臨済宗妙心寺派寺院の龍安寺が在り、枯山水の石庭で有名ですが時間が押して来たのでパスです。其のまま1.3km進むと金閣寺の名で広く知られている、臨済宗相国寺派寺院の鹿苑寺に到着です。寺名は開基(創設者)である室町幕府三代将軍足利義満の法号・鹿苑院殿に因んでいます。創建は1397年(応永4)、山号:北山、本尊:観音菩薩像、所在:京都市北区金閣寺町1、拝観料:¥400。


今回の京都巡りの中で観光客数が一番人気だった場所で、外人の数が日本人よりも多いですね。当日は天気も良く無風で、名の如く鏡湖池に写る逆さ金閣、絵に成り、いいね!




■『源光庵』:金閣寺前の鏡石通りを北に、本日の最終地点である源光庵へ向かいます。鏡石通りの紅葉も綺麗ですね。約1.7km進み源光庵に着きました。境内に入ると、拝観受付前で堂内での撮影は出来ませんとのアナウンス!此処まで来て、そりゃ無いズラ。JRのCMで散々宣伝しているのに、せこい寺です(プンプン)。ブログ的にはNGな寺なのでパスします。




■『常照寺』:現在16:00、近くにバス停も在るので付近の別のお寺を見てから帰る事にします。右隣方向に日蓮宗寺院の常照寺が在ります。創建は1616年(元和2)、久遠寺・日乾が本阿弥光嵯より土地の寄進を受け、常照寺を建立しています。山号:寂光山、本尊:三宝尊像、所在:京都市北区鷹峯北鷹峯町45。訪れる人も少なくて静かで趣の有るお寺で、境内の紅葉も少しですが楽しめます。


■『光悦寺』:西に300m程戻ると、日蓮宗寺院の光悦寺が在ります。江戸時代の芸術家である本阿弥光悦に徳川家康が此の地を与え居住していた屋敷で、光悦が死去してから屋敷が寺になっています。創建:1656年(明暦2)、山号:大虚山、所在:京都市北区鷹峯光悦町29。拝観料:¥300。


竹を斜めに組んだ垣根は光悦垣、又は其の姿から臥牛(ねうし)垣とも呼ばれ、徐々に高さの変る独特のものです。境内奥手からは鷹峰三山(鷹ヶ峰、鷲ヶ峰、天ヶ峰)が一望出来ます。時間は16:30を過ぎて薄暗くなって来たので、フラッシュを焚いて紅葉をセルフでライトアップ。背景からモミジが浮き上がって綺麗に撮れます。紅葉お勧めスポット一押しの場所ですよ。





源光庵前から京都市営バスで、宿泊先の四条大宮駅前まで戻ります。何時もホテルの夕食をセットすると、量が多くて翌日の動きに支障が出るので、今回は食事無しプランで設定しました。なので、夕食は近くに在った餃子の王将で極王炒飯と餃子、それから生ビールで軽く済ませます。


>>>後書き<<<
本日の徒歩数は約28000歩。京都の初日だけで長文になりましたので、一旦閉めます。明日は洛北エリアの銀閣寺から洛南エリアまで南下するコース設定です。なので、次回も引き続きSpotで、京都の洛北から洛南までの紅葉などを紹介します。

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  1. 2014/11/25(火) 12:00:00|
  2. 京都・奈良

Scene-145 浅川右岸 『平山橋、滝合橋』


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次回アップ予定:Spot-17 京都 『洛西の紅葉』(11/25 12:00)
■お詫び:今週、月曜から木曜日まで京都、奈良の紅葉見物に出掛けていましたので、皆様のページにアクセス出来ずにスミマセンでした。又、コメント戴いた皆様にも直返が出来ませんでしたので昨日、遅れて返信しました事、ご容赦願います。

今回は浅川右岸の高幡橋から遡上して、平山橋、滝合橋までを紹介します。本日のスタート地点は最寄り駅の京王線高幡不動駅で、右岸側見処の中に多摩動物園が在りますが、途中のルートから寄るには丘陵地帯を大廻りしなければならないので最初に寄る事にします。其の前に駅中の蕎麦屋で明日葉の天婦羅蕎麦を注文、腹拵えを完了。多摩動物園(正式には多摩動物公園)へは駅前から京王動物園線沿いに約2km走って到着、入口にはハイテンションなチビッコ達で溢れかえっていて、キャーキャー、ワァワァとMaxウルサイです!
 

 

多摩動物園は1958年(S33)に開園、上野動物園に比べて約4倍の敷地(52.3ha)に約320種22000点の動物と昆虫が展示されています。休園日:毎週水曜日と年末年始、入園料金:¥600、所在:日野市程久保7-1-1。園内の動物等を順不動で紹介します。先ずは猛獣から、アフリカ大陸からのチーター(狩猟豹)、ガキんちょの悲鳴に興奮して大変だ!嵐が過ぎ去って落ちついたところでバッシャ。中央アジア山岳地帯からのユキヒョウ(雪豹)、金網が邪魔で上手く撮れません。多摩動物園生まれの虎(シズカ♀)貫禄有りますね。


ライオン♀は若いので元気ですが、♂は老体で絵に成りませんね(笑)。インドサイ(ナラヤニ♀)のブヨブヨ皮、凄いですね!体重2Tonも有るそうです。


此方もインドサイ(ター♂)でかいケツだね、泥温泉でうたた寝中です。アフリカゾウ(アコ♀)は2歳の1967年(S42)に来園し推定49歳で国内最高齢、体重は4.5Ton、水浴びが大好きです。


近くにバオバブの木が聳えています、直径10m程で超デカイね。どうやって運んできたのかと思ったら、レプリカとの事でした、残念。サバンナで本物が見てみたいですね。フライングゲージも在り、猛禽類の鷲がいます。眼光が鋭くて好きな鳥ですね。変わった動物もいました、シフゾウ(アオバ7歳♂)です。シカのような角を持つが鹿でなく、牛の様な蹄を持ちながら牛でない。馬の様な顔を持ちながら馬でなく、ロバの様な尾を持ちながらロバでない。此の様に四つの動物に似た特徴を持ちながら、何れとも異なる為に「四不像」と呼ばれています。


可愛い系も紹介します。大阪ひらかたパークから来園したレッサーパンダのブーブー(17歳♂)、最長老です。アミメキリン、沢山いて名前が判りません。草食だと思ったら雑食で、偶に園内の鳩を捕まえて食べるそうですよ(怖)。多摩動物園生まれのゴールデンターキン(ボウズ7歳♂)、カモシカの仲間です。


最後に昆虫生態園を覗いて帰ります。室内展示で記憶に残るのがオオゴマダラ蝶の蛹、金色に輝くオブジェです。蝶々の育成ドーム内は温室で入るとムッとし、中で飼育されている2000匹以上の蝶々が乱舞しています。一際大きく目立つのがオオゴマダラ(大胡麻斑)、タテハチョウ科の蝶で日本では南西諸島に分布しています。


翅の模様が鮮やかなのがアサギマダラ(浅葱斑)、同じくタテハチョウ科です。カラスアゲハに似た白い模様がみられるアゲハがシロオビアゲハ(白帯揚羽)の♂です。


動物園から北に1.6km程下って、前回右岸紹介の高幡橋まで戻ります。高幡橋の直ぐ上流に在るのが高幡用排水樋管。形式:鋼製ローラーゲート、径間:2.5m、2.6m、門扉高さ:2.7m、2m、竣工:1978年(S53)。
 

浅川沿いに300m程進み、南に200mの位置に南平八坂神社が在ります。境内の由来碑によると創建は不詳ですが、永禄年間(1558~1570年)に境内に別当寺の寿福寺が創建された記録が在り、日野郷の古い総鎮守社です。祭神:稲田姫命、牛頭天王、所在:日野市南平4-8-6。入口の明神鳥居は1924年(T13)の奉納。
 

 

八坂神社から北野街道に出て、250m先右手に真言宗智山派寺院の壽(寿)徳寺が在ります。創建は不詳、高幡山金剛寺末であり、多摩八十八か所霊場の第八十七番札所です。山号:平水山、本尊:大日如来坐像、所在:日野市南平4-11-10。
 

再び北野街道で約2km進むと右手に真言宗智山派の徳善院が在ります。開基は、1624年(寛永1)享秀が巡錫して修験者道場として開山したと云われており、高幡山金剛寺の末寺でした。山号:胎白山、本尊:大日如来像、所在:日野市平山5-1-5。
 

徳善院から北野街道を200m進み、交差点を右折400m先に『#05平山橋』が架橋されています。橋の右岸側からは上流右手方向に富士山の頂が見えます。下流には大規模な床固めが設置されていて、中央の魚道前ではアオサギが遡上する獲物をチェック中です。右岸下流には日野市浅川南第2排水区樋管が在ります。形式:鋼製ローラーゲート、径間:1.7m、門扉高さ:1.7m、竣工:1979年(S54)。
 

 

 

平山橋は浅川左岸の日野市東平山・豊田と右岸の日野市平山とを結び、都道155号町田平山・八王子線が通ります。
 

 

 



名称:平山橋
構造種別:4径間連続鈑桁
河口からの距離:5.5km
橋の長さ:132.8m
有効幅員:約12m
竣工:1982年(S57)





平山橋から北野街道まで戻り、200m程進んで左折方向に曹洞宗寺院の宗印寺が在ります。宗印寺は、中山助六郎照守が開基、一東天樹が開山となり創建された寺院です。山号:大澤山、本尊:聖観世音菩薩像、所在:日野市平山6-15-11。山門脇のモミジが紅葉し始めで綺麗ですね。
 

 

本堂の右手に七福神の布袋尊堂、裏手に佐源堂が建っています。秋桜も青空にピッタリでいいね!お寺の前にクルミに似た実が成っています、箪笥に使われる桐の実です。
 

 

宗印寺から北野街道経由で400m進み、右手の京王線高架橋を渡り切ると『#06滝合橋』です。浅川が大きく曲がる場所で橋下は砂利が堆積した中洲状になっていて、此処でもアオサギが見られます。土手の遊歩道は舗装されていない自然の造りで雑草だらけ、チカラシバの隙間はショウリョウバッタ(精霊蝗虫)にとって格好の住処ですね。
 

 

 

滝合橋は浅川左岸の日野市東平山と右岸の日野市平山とを結び、幹線市道Ⅱ-30号線が通ります。
 

 

 



名称:滝合橋
構造種別:4径間PC連続箱桁
河口からの距離:6.0km
橋の長さ:約126m
有効幅員:約7m
竣工:1968年(S43)





>>>後書き<<<
昨年は10月下旬に紅葉見物を兼ねて日光に行ったけど、時期が早くて失敗。今年は、時期を確認して京都の紅葉を見て来ました。と云う事で、次回はSpotで、紅葉に燃える古都京都の洛西エリアを紹介します。

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  1. 2014/11/21(金) 12:00:00|
  2. 浅川

Scene-144 浅川左岸 『一番橋』


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次回アップ予定:Scene-145 浅川右岸 『平山橋、滝合橋』(11/21 12:00)
今回は浅川左岸の河口から遡上して、一番橋までの紹介です。左岸側は河口部から新井橋付近までは以前紹介の多摩川編と重複するのでスルーして新井橋からスタートします。新井橋から200m程に上田排水樋管が在ります。形式:鋼製ローラーゲート、径間:3.6m、門扉高さ:2m、竣工:1985年(S60)。河川遊歩道脇に萩が植わっていますが、花は既に終わっています。昨日の降雨による滴が葉に丸露を作っていて撥水性が凄いですね、買いたての傘のようです。
 

上田排水樋管から浅川の河川遊歩道で1km程進むと前回紹介の高幡橋で、此の付近からは上流左方向に冠雪した富士山が微かに見えます。都内からは冬の空気が澄んだ時期じゃないとクッキリと見えませんね。近くの民家に柘榴の実が成っています。熟すると、中に玉蜀黍の粒の様な身が在り食べられます。チョット酸っぱいのでジャム向きです。
 

高幡橋下の河川敷は中洲状になっていて降りられますので、久々に河川敷の散策です。河原の砂利が陽に暖められてバッタも元気に飛び回っています。色は緑色型と褐色型の2つのタイプが居ますが、此処に居るバッタは殆ど褐色型のトノサマバッタですね。河原の雑草の代表でもある、鮮やかな黄色のセイタカアワダチソウも沢山咲いています。花粉が一杯飛びそうな姿から、花粉症の元凶であるブタクサと間違えられる事が有りますが、似て非なる植物で、花粉症の原因とは無縁の草です。ススキの仲間、オギも群生しています。見た目、ススキに見えますがススキは株で生えるのに対して、オギは地下茎で横に広がります。なので、ばらけて垂直に咲くのがオギ、株に密集して扇状に咲くのがススキです。
 

 

高幡橋北詰めから都道159号豊田高幡線で200m程進み、脇道を北に100m程の処に上田の北野神社が在ります。創建は不詳ですが、平野紋弥家邸の屋敷神として創建したと云われています。祭神:菅原道真、所在:日野市上田480。
 

都道159号に戻り500m程進むと、川辺堀之内の日枝神社と延命寺が在ります。境内の案内板によると、川辺堀之内日枝神社の創建は不詳ですが、日吉山王権現を祀った神社で山王社と呼ばれており、元は隣接する延命時の鎮守でした。祭神:大山咋命、所在:日野市川辺堀之内594。御神木のムクノキは樹齢300年以上、幹囲:4.45m、樹高:23mで日野市内最大の大きさで、市の天然記念物に指定されています。入口の鳥居は1939年(S14)、狛犬は1985年(S61)の奉納です。隣に延命寺が在りますが、柵で仕切られているので大回りして反対側の参道へ行きます。
 

 

 

延命寺は真言宗智山派寺院で創建は不詳ですが、1470年(文明2)銘の板碑が残されているので古刹です。多摩八十八ヶ所霊場83番、日野七福神の寿老人のお寺です。山号:有王山、院号:地蔵院、本尊:地蔵坐像、所在:日野市川辺堀之内595。
 

 

延命寺から50m南側に進むと浅川に戻り、河川敷に浅川北第五排水樋管が在ります。形式:鋼製ローラーゲート、径間:2.5m、1m、門扉高さ:2.5m、1m、竣工:1981年(S56)。土手の堤防道路に上がる時に雑草を掻き分けて進むと、スボンにひっつき虫が一杯付いています。虫と云っても動く奴じゃなくて、鉤付の種です。チカラシバ(力芝)イネ科の多年草と、ひっつき虫の王様であるコセンダングサ(小栴檀草)。カニ鋏の様なトゲが強力で、手で払っても落ちないので一本一本抜き取るしかないですよ。左岸先600mに今回最終地点の『#04一番橋』が見えます。
 

 

少し進むと、久し振りに距離ポストが立っています、河口から3.4kmです。其の先、一番橋の手前200mに東豊田排水樋管が在ります。形式:鋼製ローラーゲート、径間:4m、門扉高さ:2.35m、竣工:1992年(H4)。
 

一番橋を紹介する前に北300m程の処に法華宗寺院の善生寺と若宮神社が在るので、先に寄ります。善生寺は1645年(正保2)豊田村地頭大久保勘三郎忠良が亡き息女妙蓮追善の為に建立したもので、開基は善生院殿妙蓮、開山は忍生院日是、日野七福神の大黒天のお寺です。山号:大久山、本尊:漫茶羅、所在:日野市東豊田2-26-3‎。山門の上に四天王の多聞天と持国天が護衛しています。本堂の右後ろの高台から釈迦大仏が見下ろしています。
 

 

 

善生寺の西100m程の高台に若宮神社が在ります。1652年(慶安5)に豊田村の領主であった旗本大久保勘三郎忠良が創建し、江戸時代には隣の善生寺が別当でした。祭神:仁徳天皇、猿田彦命、大山咋命、応神天皇、菅原道真公、所在:日野市東豊田2-32-5。狛犬は1979年(S54)の奉納。
 

 

 

一番橋へ戻ります。一番橋は浅川左岸の日野市東豊田と右岸の日野市南平とを結び、幹線市道I-11号線が通ります。
 

1958年(S33)に日野町と七生村とが合併後、最初に手掛けた架橋である事、又、当時全国の町村中最も大きな橋であった事から、「一番橋」と名付けられたと云われています。
 

 

 



名称:一番橋
構造種別:3径間PC連続箱桁
河口からの距離:4km
橋の長さ:約137m
有効幅員:約15m
竣工:2002年(H14)





>>>後書き<<<
久し振りに親爺料理(極一部で評判)を載せます(笑)。安い豚カツでも、カツとじ煮にするとジューシーで美味しくなりますよね。玉葱スライスを麺つゆで煮て、冷凍庫から出した豚カツを切って一緒に煮て火が通ったら、軽く混ぜた溶き卵と三つ葉が無かったので有り合わせのワサビ菜をチラシ蒸して完成、超簡単です。残ったカツは翌日に、ピーマン、玉葱、大蒜、椎茸を炒めた炒飯と一緒に始末。次にオム炒飯、豚こま、大蒜、玉葱をカリカリに炒めて炒飯にして、卵で巻けばオム炒飯なんですがオープンオム炒飯にしました。何故かって?上手く包めないからですよ(笑)。シメジとアスパラのソテーを添えて完成。隣に在るのは麺つゆで作った、けんちん汁風の豚汁です??具材を油で炒めてから醤油ベースで仕立てるのが、精進料理のけんちん汁で、同じ具材と豚を味噌ベースにしたのが豚汁だからです。ややこしいね...


次回は浅川右岸の高幡橋から遡上して、平山橋、滝合橋までの紹介です。

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  1. 2014/11/17(月) 12:00:00|
  2. 浅川

Spot-16 立川 『秋の昭和記念公園』


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次回アップ予定:Scene-144 浅川左岸 『一番橋、平山橋、滝合橋』(11/17 12:00)
今回は立川の昭和記念公園に行き、秋めく園内の銀杏、紅葉をSpotで紹介します。昭和記念公園は、戦後米軍が旧立川飛行場を接収した立川市と昭島市に跨る立川基地跡地に開設された国営公園で、東京ドーム約40倍の広大な緑あふれる都会のオアシスで、立川市と昭島市の広域避難場所の一つにも指定されています。入園料金:¥410、休園日:年末年始と2月第4月曜日と火曜日。所在:立川市緑町3173。自宅最寄り駅からJR立川駅まで20分、あけぼの口まで徒歩10分と近い場所です。入口手前そよぎの丘に、風に畝るススキの群生が在ります。近くにはススキに似たシロガネヨシも植えられています。ススキはイネ科ススキ属ですが、シロガネヨシ(白銀葦)はイネ科シロガネヨシ属。南米大陸の草原(パンパス)育ちである事からパンパスグラスと呼ばれており、最大で高さ6mにもなるそうです。みどり橋を渡った先が昭和記念公園の立川口Gateです。
 

 

メイン通路を進むとカナールと呼ばれる、ブロンズモニュメントと大小噴水を配した回廊的なゾーンが在ります。全長200mに亘る水の流れの両脇には、秋色に染まる4列106本の銀杏並木が配置されていますが、此れだけ銀杏が並ぶと♀の木も在り、ウンティ~の匂いが漂い其の先にはギンナンが転がっています(笑)。大噴水の流れを1/2000秒で撮るとこんな感じになりました。
 

 

 

公園内、広過ぎますね。通路も曲がりくねった網の目状態で方向感覚が無くなります。取り敢えずパンフの地図を見ながら右廻りで進みます(携帯ナビは充電を忘れ使えん状態)。ふれあい広場の大欅を過ぎて、ふれあい橋を渡ると水鳥の池に出ます。右側に花木園、モミジも良い色付きです。此処にもパンパスグラスが植えられています。花木園に咲いていたのは、ハイブリット系のコウテイダリアで、皇帝ダリアと普通のダリアとの交配種です。
 

 

 

水鳥の池を左側に進んで行きます。池周りの木々も緑、黄、紅葉とカラフルに色付いています。池の奥側はバードサンクチュアリーになっていて、岸辺には川鵜やアオサギの姿が見えます。カルガモが拍手パチパチしています。あのね~、パチパチは拍手ボタンからですよ!(笑)
 

 

 

水あそび広場横にナンキンハゼ(南京櫨)が在ります、未だ外皮は殆ど緑ですが黒くなって割れると脂肪が付いた白い実だけが枝先に残る不思議な木です。何故かと云うと、鳥に食べて貰い易くして種を拡散させる為で、自然が作った凄いシステムですね。一部白く熟した実も成っていたので載せます。隣に黄色に色付いたモクレン科のユリノキ(百合の木)も在ります。上ばかりに目を囚われますが、足元には茜科ペンタスと云う小花も綺麗に咲いていますよ。和名は草山丹花(くささんたんか)云い難い名前です。
 

 

 

道成りに進むと、もみじ橋が在りますが、左側のいちょう橋を渡ります。橋の先のうんどう広場横にも約300mのかたらいの銀杏が並んでいます。此方の銀杏並木の方がスケール大きいですね。平日なのに来園者が沢山、写真を撮る人も多くて邪魔だな!てっ、自分もそうずら(笑)。殆どの人が此の先のお勧めの日本庭園へ向かっています。
 

 

 

途中に数は少ないですが山茶花も咲いていますよ。うんどう広場の端を東側に進むと、トチノキ(栃の木)並木が在ります。トチノキは葉っぱが大きいので直ぐ判りますね。落葉広葉樹で今が紅葉の見頃、風が吹いたら直ぐに散ってしまいそうです。
 

 

 

500m程クネクネと進むと日本庭園の入口に到着。園内には色々なモミジが在りますが、紅葉時期が若干違うので燃え上がる様な赤色、黄金色などの異なる色付きで絶景です。数が多いのがオオモミジ、イロハモミジとウチワカエデが少し在ります。ところでモミジ(紅葉)とカエデ(楓)の違い、判りますか?植物学的にはモミジもカエデも、分類上カエデ科のカエデ属です。見た目の違いは、モミジは葉の切れ込みが5~7で深いのに対して、カエデは切れ込みが多くて浅いのが特徴です。
 

 

 

 

庭園内には小さな池や休息出来る清池軒、お茶が飲める歓楓亭(有料)が在ります。清池軒の周囲には色々なモミジが植えられていて、其れにつられて人も多く集まる人気スポットです。11月下旬までが見頃ですよ。
 

 

 

園内には有料のパークトレイン(フリーパス¥500)も走っていますが、高いし遅いし年寄、子供用ですね。日本庭園の裏側に、こもれびの里が在るので行きます。途中に枝豆の木?が在ります(嘘)、ネムノキ(合歓木)ですよ。赤い実が成っているのはピラカンスです。道端の草むらに緑色の虫が這っています、バッタかなと思ったらカマキリでした。前脚に白黄色のイボが在るのでハラビロカマキリ(腹広螳)、ピントが合うまで接写でしつこく撮っていたら、鎌を前に身構えて攻撃態勢で怒っています。
 

 

こもれびの里は、昭和30年代の武蔵野の農村の風景を再現した場所で、時期に応じて炭焼き、蕎麦作り、芋掘りなどが体験出来ます。里の小屋には収穫した柿が吊るされています、食べたいね。敷地内には復元された農家や水車小屋、古民家などもオープンされています。農家の北側の丘に赤ソバ畑が在り、赤ソバの花が満開です。普通のソバの花は白ですが、此の赤ソバは高嶺ルビーと呼ばれる品種でヒマラヤ原産です。勿論、蕎麦粉は普通の物と同じであり、目と舌で味わえるそうです。
 

 

 

日本庭園から、みんなの原っぱを縦断して帰ります。原っぱには大きなヒマラヤスギや大欅が聳えています。途中の眺めのテラス前に懐かしい車が並んで居ます。11/8日から1箇月開催される「昭和の名車展」の準備でした。代表的な車をパチリ、懐かしいですね。ナンバーは型式年です。
 

 

 

>>>後書き<<<
昭和記念公園は銀杏並木の名所である事は知っていましたが、紅葉スポットでもある事は知りませんでした。探して見ると色々在りますね。因みに現在の都内紅葉スポットランキングでは、昭和記念公園が1位でした。こんなに近くに在ったのにね(笑)。3時間程で一通り廻れますが、季節が変わると趣が違うので春先に又、行きたい処ですね。次回は通常Sceneに戻って浅川左岸の河口から遡上して、一番橋までを紹介します。

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  1. 2014/11/13(木) 12:00:00|
  2. 昭和記念公園

Scene-143 浅川右岸 『新井橋、万願寺歩道橋、高幡橋』


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次回アップ予定:Spot-16 立川 『秋の昭和記念公園』(11/13 12:00)
ぶらっと遡上編の第4弾は浅川(あさかわ)です。浅川は東京都八王子市と神奈川県相模原市との境目に在る陣馬山(857m)や堂所山(731m)に源を発しており、源流から八王子市、日野市の市街地を東に流れて多摩川に合流する一級河川で、流路延長は30.15kmです。


多摩川や荒川に比べると約30kmと短い河川なので、問題なければ2箇月程で完走予定です。初回は浅川右岸河口から遡上して、新井橋、万願寺歩道橋、高幡橋までの紹介になります。自宅からチャリで多摩川沿いに40分程で浅川河口に到着、安近短です(嬉)。先ずは浅川の河口紹介からですね。河口下流に架かる府中四谷橋から見た、多摩川への合流部は前日の降雨の影響で増水しています。後ろを振り返ると東方向の空には黒い雲が残っていますが隙間からは陽が差し込んでおり、本日の天気は晴れ、2時過ぎから小雨の予報なので昼には帰る予定にします。
 

 

多摩川遡上の際に、浅川も通過しており0km標識を見ていますが、何処だったか?うろ覚えなので探しに行くと、何故か合流部付近の河口から100m程上流に0kmポストが在りました。前はコンクリート製の小さな標識でしたが、多摩川に立てられている標識と同じタイプに変わっていました。少し上流に床固めが在ります、床固めは水流による洗掘で川床が削られた土砂が堆積して、川筋の移動や急勾配の発生による河川構造物の損傷を防止する役目をします。1km程進むと古い灌漑用水圦樋が在り、近くの田畑への引込みに使用されています。
 

 

圦樋の先に見えるのが『#01新井橋』です。浅川左岸の日野市石田と右岸の日野市新井とを結び、都道503号相模原・立川線が通ります。
 

橋の真上には2000年(H12)に開業し、立川北~多摩センター間を走る多摩都市モノレールが併設されています。大きい川は上流にダムが在り、雨後は放流による濁りが見られるのですが、浅川にはダムが無いので河口近くでも橋下の水質は綺麗で川底が見えます。
 

 

 



名称:新井橋
構造種別:3径間連続鈑桁
河口からの距離:1.2km
橋の長さ:136m
有効幅員:約16m
竣工:1997年(H9)





新井橋から都道503号で300m程南下して、向島用水親水路を進みます。浅川からの綺麗な水が引き込まれた600m程の水路で、途中には木々で覆われたビオトープも在りカルガモが定住しています。
 

 

親水路に沿って進み浅川に出ると川岸に向島用水樋管が在り、此処から取水して向島用水親水路の起点になっています。岸辺にはシロサギが餌探し中です。
 

向島用水樋管から100m程下流に架かる吊り橋が『#02万願寺歩道橋』、市民からの愛称募集による名前は「ふれあい橋」です。浅川左岸の日野市万願寺と右岸の日野市新井とを結ぶ人道橋で、日野市道C75-3号線が通ります。
 

中央部のアーチは高さ33m、橋の中央に幅15mのテラスが在ります。ドラマのロケ地としても使用されているそうです。朝8時頃なので右岸側に在る潤徳小学校へ通う子供達で一杯ですね。
 

 

 



名称:万願寺歩道橋(愛称:ふれあい橋)
構造種別:2径間自碇式吊橋
河口からの距離:1.8km
橋の長さ:148m
有効幅員:6m
竣工:1989年(H1)





京王線高幡不動駅方向へ400mの位置に若宮愛宕神社が在ります。創建年代は不詳ですが、高幡不動金剛寺本尊の脇童子を彫刻した旅僧との別れをきっかけとして別旅明神社として創建されたと云われています。現在は高幡山麓にあった愛宕神社を合祀して若宮愛宕神社と呼ばれています。祭神:誉田別命、迦具土命、所在:日野市高幡352。入口の明神鳥居は1926年(T15)、狛犬は1973年(S48)の奉納です。
 

 

 

高幡不動駅のアンダーパスを潜り、南口駅前から西100m程に高幡不動尊の通称で知られている真言宗智山派別格本山寺院の金剛寺が在るので寄ります。関東三大不動の一つで金剛寺の創建は1100年前、平安時代初期に慈覚大師円仁が清和天皇の勅願により東関鎮護の霊場を高幡山山上に開いたのが始まりとされています。本尊:不動明王、山号:高幡山、院号:明王院、所在:日野市高幡733。入口の奈良時代に建立された仁王門を潜ると、其の先に不動堂が在ります。何れも重要文化財に指定されています。新選組副長である土方歳三の菩提寺でも有り、参道脇には土方歳三の銅像が建っています。後ろには福徳弁財天を祀った弁天堂が在ります。
 

 

参道の左手に塔高39.8mの五重塔が聳えています。平安初期の様式を模して建立された塔で、和様、三手先出組、青銅瓦葺、総高45mです。
  

不動堂の後ろに丈六不動三尊像が祀られた奥殿(宝物殿)が在ります。参道を進むと左手に定慧観音像が建ち、正面に知足庵と云う茶室の山門が在り、右に金剛寺の境内鎮守として建立された五部権現社殿が在ります。寺伝よると源頼義が奥州反乱鎮圧に際し、此処に八幡社を勧請し後に稲荷、丹生、高野、清龍権現を合祀して五部権現と称するようになったとの事です。山門を潜った先に在るのが大日堂(本堂)です。
 

 

 

高幡不動尊前の川崎街道を400m進むと、今回最終地点の『#03高幡橋』なのですが、雲行きが怪しくなり雨がパラパラと落ちて来ました。天気予報ハズレ!3時間程ずれています。なので、本降りに成る前に全速力で撤収しましたが、時既に遅し、帰宅時にはビショビショに濡れてしまいましたが、どうせ汗で濡れて洗濯するので同じですよね(笑)。
翌日の終日快晴から出直し、本日は遡上距離を延ばす為に高幡不動駅までチャリを携行。朝食は駅ナカで天玉蕎麦です。
 

駅前から400mで高幡橋に到着です。浅川左岸の日野市万願寺と右岸の日野市南平とを結び、主要地方道都道41号線稲城・日野線が通ります。橋の下流250mの位置に高幡橋水位観測所が在り、此処の測定データは国土交通省川の防災情報で確認出来ます。橋の下にはシラサギに混じってアオサギも居るけど多摩川よりもサギの数が多いですね。何故なら魚影が多く、水深が浅くて水が透明な為、魚を捕るのに都合が良いからで良く知っていますね。
 

 

 

高幡橋は浅川に架かる橋の中では一番古い橋で、初代の橋は1923年(T12)に東京府により現在の架橋位置から約50m上流に架けられていました。
 

 

 



名称:高幡橋
構造種別:3径間PC連続箱桁
河口からの距離:2.4km
橋の長さ:180m
有効幅員:約13m
竣工:1974年(S49)





>>>後書き<<<
浅川の印象は、水量が多く透明。自然環境保護の観点から、護岸はコンクリートで固めずにヨシなどの植物により水流を抑えて水質を浄化するなど自然が残る河川で、此の先の遡上が楽しみです。本日は、前回の引継ぎからなので、此のまま左岸沿い、右岸沿いに遡上して来ます。次回はSpot紹介で、空に映える銀杏の黄色、日本庭園の紅葉などで秋めく、立川の昭和記念公園を紹介します。

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  1. 2014/11/09(日) 12:00:00|
  2. 浅川

Scene-142 荒川の纏め (荒川に架かる橋 116)



■荒川(流路延長 173km)に架かる橋梁(河口順)。絵をクリックすると、其々の掲載Sceneへリンクします(計59話)。

『#01 JR京葉線荒川橋梁』       『#02荒川河口橋』            『#03荒川湾岸橋』


『#04清砂大橋』              『#05メトロ東西線荒川橋梁』      『#06葛西橋』


『#07都営地下鉄新宿線荒川橋梁』  『#08船堀橋』               『#09首都高7号線荒川大橋』


『#10新小松川大橋』           『#11小松川大橋』            『#12総武本線荒川放水路橋梁』


『#13平井大橋』              『#14木根川橋』              『#15京成電鉄荒川橋梁』


『#16新四ツ木橋』             『#17四ツ木橋』              『#18新荒川橋』


『#19堀切橋』               『#20京成電鉄本線荒川橋梁』     『#21東武STL荒川橋梁』


『#22つくばEXP線荒川橋梁』      『#23JR東日本常磐線荒川橋梁』   『#24METRO千代田線荒川橋梁』


『#25千住新橋』              『#26西新井橋』              『#27舎人ライナー荒川橋梁』


『#28扇大橋』               『#29江北橋』               『#30五色桜大橋』


『#31鹿浜橋』               『#32新荒川大橋』            『#33JR京浜東北線荒川橋梁』


『#34JR東北本線旅客線荒川橋梁』  『#35JR東北貨物線荒川橋梁』     『#36東北新幹線埼京線荒川橋梁』


『#37戸田橋』               『#38笹目橋』                『#39幸魂大橋』


『#40JR武蔵野線荒川橋梁』       『#41秋ヶ瀬橋』              『#42羽根倉橋』


『#43治水橋』               『#44JR川越線荒川橋梁』        『#45上江橋』


『#46新上江橋』              『#47開平橋』               『#48西野橋』


『#49樋詰橋』               『#50太郎右衛門橋』           『#51圏央道荒川渡河橋』


『#52荒井橋』               『#53高尾橋』                『#54原馬室橋』


『#55御成橋』               『#56滝馬室橋』              『#57糠田橋』


『#58荒川水管橋』            『#59大芦橋』                『#60久下橋』


『#61荒川大橋』              『#62熊谷大橋』              『#63押切橋』


『#64植松橋』               『#65荒川第二水管橋』          『#66重忠橋』


『#67関越自動車道荒川橋』       『#68花園橋』               『#69玉淀大橋』


『#70東武東上線荒川橋梁』       『#71正喜橋』               『#72JR八高線荒川橋梁』


『#73折原橋』               『#74末野大橋』               『#75玉淀ダム管理橋』


『#76寄居橋』               『#77白鳥橋』                『#78高砂橋』


『#79金石水管橋』             『#80秩父鉄道荒川橋梁』        『#81親鼻橋』


『#82栗谷瀬橋』              『#83栗谷瀬橋側道橋』          『#84皆野橋』


『#85新皆野橋』              『#86和銅大橋』              『#87秩父セメント-ベルコン橋』


『#88旧秩父橋』              『#89秩父橋』               『#90武之鼻橋』


『#91秩父公園橋』             『#92佐久良橋』              『#93櫻橋』


『#94巴川橋』               『#95柳大橋』                『#96久那橋』


『#97中ノ橋』                『#98日野鷲橋』              『#99荒川橋』


『#100平和橋』               『#101白川橋』               『#102万年橋』



『#103大血川橋』              『#104採石場の橋』            『#105上石橋』


『#106登竜橋』               『#107神岡橋』               『#108新神岡橋』


『#109大中橋』               『#110三十槌橋』              『#111荒川吊り橋』


『#112不動滝吊り橋』           『#113川又吊り橋』            『#114入川橋』


『#115川又発電所橋』           『#116川又堰堤吊り橋』         『荒川起点』



■荒川系の水門(河口順)

『新左近川水門』             『新砂水門』                 『荒川ロックゲート』


『中川水門』                『隅田水門』                 『堀切菖蒲水門』


『綾瀬水門』                『芝川水門』                 『岩淵水門』


『旧岩淵水門』               『三領水門』                 『笹目水門』


『朝霞水門』                『さくらそう水門』              『玉作水門』



■荒川水系の堰、ダム類(河口順)

『荒川貯水池』              『秋ヶ瀬取水堰』              『江南サイフォン跡』


『六堰頭首工』               『玉淀ダム』                『円良田ダム』


『浦山ダム』                『合角ダム』                『滝沢ダム』


『二瀬ダム』



>>>後書き<<<
荒川遡上編の次弾としてのターゲットは「浅川」に決定しました。浅川は東京都八王子市及び日野市を流れる一級河川で多摩川の支流で、陣馬山付近の起点から多摩川合流点までの流路延長は30.15 kmと短い川です。何時もの様に河口から上流に向かって近在の見処を紹介しながら遡上しますので、ご期待下さい。

次回アップ予定: Scene-143 浅川右岸 『荒井橋、万願寺歩道橋、高幡橋』(11/9 12:00)

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  1. 2014/11/05(水) 12:00:00|
  2. 荒川に架かる橋----116

Scene-141 荒川編最終回 『入川橋、川又発電所橋、川又堰堤吊り橋、荒川起点』


This best shot
 

次回アップ予定:Scene-142 荒川の纏め(11/5 12:00)
今回は荒川の川又吊り橋から遡上して、入川橋、川又発電所橋、川又堰堤吊り橋、そして荒川起点までの紹介で、荒川遡上編の最終回です。本日の秩父は晴れ時々曇りで、雨の心配は無し、駅前から見る武甲山も今日で終わりですね。前回、三峰口駅から乗った西武観光バス中津川線(9:40発)で川又バス停まで行きます。
 



川又バス停前に10:15分着。此処から荒川起点まで往復14km程を歩くので、今日はトレッキングシューズで準備万全だ。此の先は山道に入るので先ずは、バス停横のトイレで減量です。
 

前回紹介の川又吊り橋から国道140号彩甲斐街道で200m程進むと、入川渓谷への分岐が在り左に入るのですが、其の前に国道の150m程先に『#114入川橋』が架かっているので真っ直ぐに進みます。途中の道端に奥多摩で沢山見た秋海棠が咲いていました、ピンクが綺麗な花ですね。隣に杉の実も成っています、杉の良い香りがするのですが触ると指がヤニでベタベタになりますよ。
 

 

入川橋は荒川の本流である入川に架かる橋で、下流右岸側から滝川が合流しています。合流先に栃本堰堤が在り、此処で取水して下流の栃本発電所(4500kW)へ送られます。
 

 

入川橋は入川の秩父市大滝地区に架かり、国道140号彩甲斐街道が通ります。橋は比較的新しいのですが、橋の銘版が見えないので架橋年が判りません。
 

 

 



名称:入川橋
構造種別:3径間曲線連続箱桁
河口からの距離:156.1km
橋の長さ:99m
有効幅員:9m
竣工:不明





先程の入川渓谷への分岐に戻り、入川橋の下を潜って入川沿いに進みます。入川橋の上流100m程にあるのが東京発電の川又発電所(3200kW)で、1953年(S28)から運用が開始されています。有効落差は約220mです。
 

入川沿いの道は舗装路で、未だ此の辺りは民家も近く車が通れます。キク科のルドベキア タカオや野アザミも咲いています。左下には入川の渓流が見え、自然の景観たっぷりで此の先が楽しくなってきました。200m程進むと左に橋が架かっています。橋の表記は無く、対岸から先程の川又発電所へ続く橋なので、『#115川又発電所橋』と名付けます(適当!)。
 

 

橋の下が良く見えないので詳細は不明ですが、トラス梁の上に角材が並び板材を敷いた橋です。弱そうな造りですが中間に橋脚が在り、通行制限は5Tonも有ります。
 

 

 



名称:川又発電所橋
構造種別:2径間上路トラス
河口からの距離:156.4km
橋の長さ:約15m
有効幅員:約3m
竣工:不明





川又発電所橋下の渓流が綺麗だったので、NDフィルターと三脚を取り出してスローシャッターで撮りました。紅葉シーズンまで日が早かったのが残念でしたが、其れなりに上手く撮れて満足です。此処から橋の先は東京大学秩父演習林の入川林道に入ります。秩父演習林は森林科学などに関わる教育試験研究のフィールドで、東京都世田谷区と略同じ5821haの広さで、其の86%が天然林で占められた自然が残る森林です。運が良いとニホンカモシカ、運が悪いとツキノワグマに遭遇するそうです(怖!)。
 

深い緑に覆われた林道を暫く歩くと、右の山肌からは至る処から沢清水が涼しい風と共に流れ落ち、都会の喧騒から隔離された別世界です。渓谷に目をやると自然の木橋が架かっています、河口から116番目の橋?いやいや、渡るのはお猿さんしか居ないから人道橋じゃないので無視です。渓谷の流れは苔生した岩肌を縫う様に流れ、又々スローシャッターでパチリ、絵になる被写体が沢山在って中々前に進めません(嬉)。
 

 

川又発電所の橋から約1km進むと、夕暮れキャンプ場が在ります。バンガローとフリーサイトテントが利用出来ます。所在:埼玉県秩父市大滝5714。300m程先に入川渓流観光釣場が見え、左に河原に降りられる道が在るので下に降ります。大きな岩の陰に深い淀みが在り、魚が釣れそうなポイントだらけですね。
 

 

入川渓流観光釣場の先に東京大学秩父演習林入口の柵が在ります。関係者以外の車両は進入出来ませんが、人は柵の脇から入ります。林道は簡易舗装ですが良く整備されていて歩き易いです。
 

 

観光釣場から約1.2km先に入川谷登山口の分岐が在り、左の十文字峠・入川渓谷方向に進みます。入口の柵は車両止めなので脇から入ります。右側斜面からの沢水により出来た沢により林道が幾つも分断されていますが、全てに沢橋が架かっています。林道は平らで道幅も有り、1948~1970年(S23~S45)頃まで入川渓谷沿いにブナやカツラなどの伐採木や木炭運搬用として、入川森林鉄道が走っていた軌道跡です。少し進むと、かつての軌道分岐器やレールも残っています。軌間は762mmの狭軌です。
 

 

 

荒川起点まで残り1.6km程、入川渓流も入川林道も後少しです。昔のコンクリート製の沢橋も残っています。残り少しですが、流石に2時間程連続して歩いて来たので疲れて来ました。丁度、林道に倒木がベンチの様に横たわっていて誘うようなので、此処で昼食休憩です。
 

 

渓谷を良く見ると倒木した箇所が幾つか在ります。あちゃ~、沢橋も1箇所、手摺が片側にひしゃげた物が在りますね!倒木が引っ掛かり土砂で押し曲げられたみたいです。林道は大きな岩場を切り通した様な場所も在りますね。沢水も少しの流れなら綺麗ですが、量が纏まると先程の様な悪さをするので、降雨後の林道は要注意です。
 

 

荒川起点まで残り200m程の処に脇道が在ります。先に東京発電の川又堰堤が在り、此処から取水(1.8Ton/秒)して冒頭の川又発電所へ送水されています。
 

川又堰堤の上に吊り橋が架かっています。橋の表記が無いので、又勝手に『#116川又堰堤吊り橋』とします。荒川に架かる橋の河口から数えて最後の橋になります。吊り橋には、「静かに渡って下さい。制限荷重:2人以下」との表示が有りますが、床板も構造もシッカリとしています。
 

 

 



名称:川又堰堤吊り橋
構造種別:下路鋼補剛吊橋
河口からの距離:161.9km
橋の長さ:約20m
有効幅員:約1.2m
竣工:不明





3つ続く沢橋を渡った先、100m程で終着地点です。此の先2箇所、比較的新しい崩落が在り林道が塞がれていますが、足を取られないように越えて行きます。赤沢谷出合の標識の先が、荒川起点です。
 

 

右側から流れ込むのが入川、左側からが赤沢で、合流脇には「荒川起点」の碑が立っています。河口からは162.1kmの距離になります。アレレ!荒川の長さは173kmですよね。そうなんです、此処は荒川起点で、荒川の源流点は更に奥の甲武信ケ岳(標高2475m)頂上直下「真の沢」に位置しています。残りは11km程ですが、登山道で道も判らないし装備も必要な為、此処の起点碑を以て荒川遡上編は完走とします(パチパチ)。
 

>>>後書き<<<
入川橋から此処まで約2時間半、帰りは下りで撮影も無いので1時間半で戻り、朝来た川又バス停から帰途につきます。今回も長文になり、最後までご覧頂きありがとうございました。
荒川遡上は、2月下旬からアップして11月上旬の約9箇月(59話)で完走。右岸側、左岸側、名処への立ち寄りなどを含めると河口から荒川起点までの160kmの約3倍、500km程の遡上で疲れましたが、色々な見処に寄れたり、勉強にもなり楽しかったですよ。
次回は荒川遡上編の纏めを紹介するとして、『ぶらっと遡上探索』の第4弾は少し楽をしたいので、近場の多摩川支流の浅川(全長約30km)に決定しました(笑)。

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  1. 2014/11/01(土) 12:00:00|
  2. 荒川

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