ぶらっと遡上探索

河川沿いの散策、橋と付近の名所を写真で紹介します。偶にSpotで色々と...

Scene-140 荒川 『荒川吊り橋、不動滝吊り橋、川又吊り橋』


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次回アップ予定:Scene-141 荒川編最終回 『入川橋、川又発電所橋、川又堰堤吊り橋、荒川起点』(11/1 12:00)
今回は荒川の三十槌橋から遡上して、荒川吊り橋、不動滝吊り橋、川又吊り橋までの紹介です。三十槌橋の先、三十槌から二瀬ダム間は崩落による通行止めの為、省略し迂回先の二瀬ダムからの遡上になります。先ずは、前回のダム巡り後編の帰りに寄った、三峯神社から紹介します。秩父湖バス停から西武観光バスは二瀬ダムの堤体上を渡って三峯神社まで25分で到着、多少標高が高いのかプチ紅葉が見られました。駐車場脇の参道入口から石段を上がって行くと珍しい三ツ鳥居が見えます。墨田川の牛嶋神社で紹介して以来の2回目の登場ですね。三峯信仰の中心を成しているものに、山の神の使者として狼をオイヌ様と呼ぶ山犬信仰が有り、此処の狛犬は全て山犬(狼)です。三ツ鳥居は1967年(S42)、鳥居前の山犬は1970年(S45)の奉納です。
 

 

 

三峯神社は秩父神社、宝登山神社と共に秩父三社の一社で、神社東方に聳える雲取山、白岩山、妙法ヶ岳の三つの峰が連なる事から名付けられています。社伝によると、111年(景行天皇41)に日本武尊が東征中に此の地を通り、三峯の山々の素晴らしい風景に感動し、伊弉諾尊、伊弉册尊の国造りを偲んで両神を祀ったのが起源と云われています。祭神:伊弉諾尊、伊弉册尊、所在:秩父市三峯298-1。鳥居から150m程進むと左手に随神門が見えます。1691年(元禄4)に建立、1972年(寛政4)に再建されています。随身門前の狛犬も1922年(T11)奉納の山犬ですね。
 

 

本殿へと続く参道を100m程進むと右手に、石段の上に聳える青銅鳥居が見えます。1845年(弘化2)の建立で、江戸深川から荒川を筏で引いて来たそうです。手水舎は1853年(嘉永6)の建立、鳥居を挟んで反対側に建って居る朱色の塔は八棟木灯台と呼ばれている1857年(安政4)建立の飾り灯台(高さ6m)です。拝殿前の御神木は鎌倉時代の武将畠山重忠が奉納した樹齢800年と推定される杉です。
 

 

 

青銅鳥居先の石段を上がると1800年(寛政12)建立の拝殿で、1962年(S37)に改修され、破風や木鼻などの飾りは極彩色に復元されています。
 

 

拝殿の左前に手桶と柄杓が置いて在り、桶の手前の敷石に水を掛けると龍神が浮き出て来ます。此の龍神は、辰年の2012年(H24)に突如として出現したもので、瑞祥(目出度い事が起こるという前兆)として紹介されています。本殿は1661年(寛文1)中興第六代龍誉法印が、願主となって造営した一間社春日造りの建物です。
 

拝殿の周りには旧手水舎、神楽殿が在り、本殿の右脇には境内社が並んで居ます。
 

 

境内社前の参道を進んでいくと、創建者の日本武尊像が建ち、其の先に奥宮遥拝殿に続く石段が見え、鳥居の先の展望広場から秩父市内方向が一望出来、此処から妙法ケ岳山頂に在る奥宮を遥拝する場所です。因みに三峯神社奥宮は此処から、徒歩1時間半程度の距離に在ります。
 

 

三峯神社の紹介を終わり、荒川遡上を二瀬ダムから継続します。荒川河口から150kmの位置に在り、現在は秩父湖側の堤体で、選択取水設備の新設工事が行なわれています。ダムの詳細は前回紹介したので省略します。
 

秩父湖に流れ込む水系は荒川と右岸側の大洞川、他に沢水で現在の貯水量は数%です。秩父湖に架かる橋は全て吊り橋で、大洞川河口に架かるのが大洞川吊り橋です。橋の形式:下路鋼補剛吊橋、長さ:120m、幅員:1.5m、竣工:不明。秩父湖周囲の山肌は砂礫堆積物が多く、秩父湖への流れ込む堆積土砂が予定堆積量の90%程になっているそうです。上流部では堆積土砂で湖が消えていて、荒川は湖の端にチョロチョロと流れている状態です。工事中の重機と比較すると堆積土砂の規模が凄い!の一言に尽きますね。
 

 

 

ダム堤体から1.1km進むと、湖岸遊歩道入口が在るので此方から進みます。階段を降りると手摺も付いていて良く整備された遊歩道で、モミジが連続して植えられている個所も在り、紅葉シーズンはお勧めの散策コースです。
 

 

遊歩道を600m程進んだ処に『#111荒川吊り橋』が掛かっています。橋の名前は秩父湖橋とも呼ばれていますが大洞川方向にも吊り橋が在り、此方は荒川に架かっているので荒川吊り橋が正解ですね。吊り橋からの眺めは土砂だらけで最悪!荒川は水が、無いル川になっています(笑)。
 

長さが200mも有る吊り橋で、揺らさないように、ゆっくりと渡りますが対岸先は路肩崩落による通行止めなので真ん中で下流、上流方向の絵を撮ってUターンです。入口には車両進入止めの柵が在り、チャリも通行出来ません。床板は24年前に修理され、しっかりとしており安心して渡れますよ。
 

 

 



名称:荒川吊り橋
構造種別:下路鋼補剛吊橋
河口からの距離:151.7km
橋の長さ:200m
有効幅員:1.5m
竣工:1962年(S37)





吊り橋の下にも湖岸遊歩道入口が在ります。てっ云うか出口でしょ。1.2km程進むと左に河川敷へ降りる道が在りますが、立ち入り禁止です。此の先に何か国土交通省の施設が在りますが不明。二瀬ダム堤体から3.15km標識下に砂防ダムが見えます。成る程、先程の道は此の施設に通じる道路だったんですね。二瀬ダムは完成から50年が経過しており、現在のダムへの土砂堆砂量が100年計画の約90%まで進んでいるそうです。其処で1991年(H3)に貯水機能維持を目的として、此処の貯水池上流端に貯砂ダムが設けられたそうですが、手遅れじゃね~の。
 

 

砂防ダムから700m程に河川管理境界標識が立っています。二瀬ダム堤体から此処までの約3.7kmが二瀬ダム管理所管轄、此の先は秩父県土整備事務所の管轄になります。更に300m程進むと不動滝入口の案内板が在り、傍に休憩場が在ったので暫し昼食(🍙)休憩です。此処から不動滝方面の道に入りますが、道は林道でかなり急坂です。
 

 

林道を降り切った処に架かるのが『#112不動滝吊り橋』です。長さは30m程の小振りな吊り橋で、不動滝へ行く道として利用されています。橋の下は岩場で、水の流れは殆ど無く滞留しています。
 

架橋年は不明ですが、3人以上同時に渡るな!とかの表示も無いので、そんなに古い吊り橋では有りませんね。床板は古いので中央を確認しながら進んだほうが良いですよ。
 

 

 



名称:不動滝吊り橋
構造種別:下路鋼補剛吊橋
河口からの距離:153.9km
橋の長さ:約30m
有効幅員:約1.4m
竣工:不明





不動滝は吊り橋先の山道を20分程登れば着くのですが、疲れてきた事と足場が悪く急坂なので即決でパスです(笑)。不動滝入口への林道をUターンしますが、登りがキツク再び休憩小屋で一休みです。
 

国道140号彩甲斐街道に戻り遡上再開です、右側の山肌からは所々で冷たそうな沢水が流れ落ちて来ます。但し、飲用出来ませんとの表記が在るので、手と顔、汗臭いタオルを洗濯です(失笑)。秩父湖沿いの国道140号彩甲斐街道は現在、三峯神社行のバスが迂回路として一通で使用しているので通行には注意ですよ。不動滝入口から1.9km程進むと、国道140号線の雁坂トンネル前に出ます。今回の終着地点まで残り、後300mです。
 

 

雁坂トンネル先で国道140号が右に大きく曲がり、川又バス停が近くに在ります。バス停の正面道路下から荒川を覗くと『#113川又吊り橋』が下に見えます。川又吊り橋へ繋がる階段が道路脇に在るので降ります。吊り橋の下流方向には遊歩道らしき道が在るので、ちょっと散策。苔生した道で杉やモミジに覆われて良い雰囲気です。50m程進むと瓦礫が増え、道幅も危うくなって来る状態なので引き返します。
 

 

吊り橋の上流400m程の位置で入川と滝川が合流するので、川又吊り橋は地図上の荒川に架かる最後の橋になりますね。但し、荒川の源流は入川上流の入川渓谷なので遡上は続きます。川又吊り橋は長さ40m程ですが、左岸手前付近の床板は痛みが酷く、吊り橋の柱には「床板が損傷しているので渡るのは危険です。渡る場合には個人の責任で...」の貼り紙が見えます。試しに床板を1脚で押して見ると、左右にシーソー状に動きます。此れは個人の責任云々云っている場合でなく、通行禁止の処置をしないとダメですね。なので、吊り橋からの橋下の絵は有りません。
 

 

 



名称:川又吊り橋
構造種別:下路鋼補剛吊橋
河口からの距離:155.8km
橋の長さ:約40m
有効幅員:約1.3m
竣工:不明





>>>後書き<<<
帰路は川又吊り橋の真上当たりの国道140号脇に在る川又バス停から、西武観光バス中津川線で帰宅しました。次回は愈々、荒川遡上編の最終回で、川又吊り橋から入川橋、川又発電所橋、入川渓谷に入り川又堰堤吊り橋、荒川起点までの紹介になります。

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  1. 2014/10/28(火) 12:00:00|
  2. 荒川

Spot-15 秩父 『秩父4ダム巡り/後編』


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次回アップ予定:Scene-140 荒川 『荒川吊り橋、不動滝吊り橋、川又吊り橋』(10/28 12:00)
今回も前回Spotに引き続き、秩父に在る4ダム巡りの後編(滝沢ダム、二瀬ダム)をSpotで紹介します。先ずは滝沢ダム、アクセスは最寄り駅が秩父鉄道の終着、三峰口駅なので自宅から西武秩父線の西武秩父駅まで行き、徒歩で5分程離れている秩父鉄道御花畑駅から行きます。本日の西武秩父駅から見える武甲山は上に雲が掛かっていて空も曇天、曇っていると写真写りが落ちるけど、まぁ暑いよりは良いか。
 

三峰口行の電車が来るまで20分程有るので、駅前に在る秩父霊場札所十三番の曹洞宗寺院の慈眼(じげん)寺に序に寄ります。創建は不詳、本堂は、1878年(M11)に焼失し、1901年(M34)に一番札所の本堂を模して再建されています。山号:旗下山、本尊:聖観世音菩薩像、所在:秩父市東町26-7。本堂左脇に目薬の木が在ります、古来より目の病に効能が在るとの事で、納経所で樹皮エキス入りのお茶が飲めます。
 

 

 

御花畑駅9:10発に乗り三峰口駅に9:30に到着。滝沢ダムまでは、駅前のバス停発9:40の中津川行き西武観光バスで約30分の予定です。尚、此のバスは、土曜休日は西武秩父駅が始発ですよ。それから滝沢ダム近くにはバス停が在りません。三峰口駅前から中津川まではフリー乗降区間なので、国道140号彩甲斐街道のループ橋を渡ったら、滝沢トンネルを出た処で降りる旨、運転手に声を掛けます。
 

 



滝沢ダム入口から見える茶色の塔が上に建つ建物がダム管理事務所で、此処でダムカードを貰います。滝沢ダムも洪水期間の豪雨に備えて貯水量を減らしている状態です。滝沢ダムは荒川の治水と東京都と埼玉県への利水を目的に造られた高さ132mの重力式コンクリートダムで、ダムの規模としては埼玉県内最大です。1969年(S44)にダム建設計画が発表されてから、補償問題や112戸の移転が完了した30年後の1999年(H11)に着工し、2007年(H19)に竣工、最大発電量は3400kWです。
 

 

堤体上には道路が在り、対岸まで行けます。堤体中央付近の湖側に突き出ている部分は選択取水設備で、下流へ流すのに最適な水温、水質の深さを選んで取水して放流する設備です。堤体上から下流方向に見えるループ状の橋は5径間連続ラーメン箱桁の雷電廿六木(らいでんとどろき)橋で、下流側とダム側とに発生する約120mの高低差をループ状にする事で解消しています。1998年(H10)竣工、土木学会田中賞、プレストレストコンクリート技術協会作品賞、グッドデザイン賞などを受賞しています。長さ:大滝大橋(345m)、廿六木大橋(270m)。ダム湖は奥秩父もみじ湖と呼ばれ、上流3km程に架かる橋は鋼中路式ローゼ桁の中津川大橋です。長さ:207m、1998年(H10)竣工。
 

 

 

洪水吐からの放水は有りませんでしたが、発電後の放流水が物凄い勢いで出ています、減勢工の近くには吊り橋も在るのでダム下まで行きます。堤体中央付近にエレベーター入口が見えます、堤体上が1F、ダム下広場のB1まで堤体内業務用EVで121mを降ります。
 

 

B1に着くと小さな階段が在り左折すると堤体内通路で、壁面には滝沢ダムの起工から完成までの時系列の写真やダム付近の生物や植物の写真が並んで居ます。30m程進むと階段が在り、71段を上ると減勢工右岸広場に出ます。洪水吐下から見上げるダム堤体、大きいね!
 

 

 

ダム下に吊り橋が在りますが、発電後の最大放流水が1秒間に40立方米の量で主管ゲート(φ1700mm)から物凄い勢いで吹き出しており水煙の中を渡ります。冷たさで空気が変わり超快適、此のまま居るとビショビショになるので対岸に渡り、ダム下の散策路でループ橋先の不動滝へ向かいます。
 

 

 



名称:滝沢ダム
ダム型式:重力式コンクリートダム
堤体高さ:132m
堤頂長さ:424m
堤体体積:1,670,000立方米
常用洪水吐:高圧ラジアルゲート2門(幅3.6m×高さ3.6m)
非常用洪水吐:ラジアルゲート3門(幅10m×高さ11.49m)
竣工:2007年(H19)



ダム下からループ橋下の散策路を800m程進むと不動尊が在り、右側に不動滝が見えます。10m程の高さからかなりの水量で流れ落ち、不動尊の左前には草薙(くさなぎ)と云う沢水が飲める様になっています。地元では、草薙から「苦:く」を取って蛹沢(さなぎさわ)の水と呼んでいます。滝まで距離が取れないので、フレームを斜め撮りしました。
 

 

不動滝から散策路を200m程進むと国道140号彩甲斐街道に出られ、100m先に小双里バス停が在ります。二瀬ダムへはバスの連絡が悪いので日を改めるとして、今日は此方から帰ります。あっそうだ時間が余ったので、又、大滝温泉に寄って行こうっと(笑)。
 

...

日が変わって後半は二瀬ダムの紹介です。二瀬ダムが在る秩父湖へは国道140号彩甲斐街道が通行止めの為、西武秩父駅9:10分発の川又経由、三峰神社行き急行バスで行きます。
 



バスは途中の三峰口駅で停車、平日なのに三峯神社へ参拝に向かう人が結構乗り込みます、外人も居ますね、帰りに寄って見っか?バスは宮平の分岐を右折、滝沢ダム方向へ迂回しますが、急行なので滝沢ダム付近には止まらず、川又経由で秩父湖沿いの秩父往還道で二瀬ダム堤体手前の秩父湖バス停(10:25着)に止まります。因みに帰路の三峰口駅方面の秩父湖バス停は堤体の下流側ですので注意です。バス停前にトイレが在り、其の先に「荒川ふれあいログハウス」が見え、此処では二瀬ダムに流れ着いた流木を無償配布しています。形の良い物は、直ぐに持っていかれるそうで、残っていたのはクズに見えますが磨くと見違えるとの事です。
 

 

ログハウスから100m程堤体方向に進むと左斜面に展望台への階段が在るので上がって見ます。斜面には無数のアンカーボルトが頭を出しています。二瀬ダム周辺の地盤は弱く、満水の貯水を下げると周囲の地盤に含まれる水分も下がり地滑りの発生が見られるそうで、対策としてアンカーボルトにより滑りを抑えています。因みに此のアンカーは、1基打ち込むのに200万円以上するそうですよ(高~)。展望台からの眺めは絶景ですね、堤体全体の大きさが実感出来ます。
 

 

二瀬ダムを紹介する前にダムカードを貰いに行きます。ダム管理事務所は以前、堤体の端に在ったのですが現在は、三峰口駅行きの秩父湖バス停前に200m程移転しています。事務所が在った場所には昨年新しく秩父湖大橋と云う名の道路が完成し、従来の国道140号彩甲斐街道が通っていた駒ヶ滝隧道は廃止されています。事務所へは二瀬隧道か秩父湖大橋の何れでも行けます。ダム管理事務所1Fでダムカードを貰って3Fへ行きます。何故かと云うと、秩父4ダム巡りを行ない4箇所のカードを持っていくと、二瀬ダム手作りのダムカードが貰えるからです。と云う事でオリジナルダムカード(黄色ベース)も戴きました。
 

 

二瀬ダムは1952年(S27)に着工して1961年(S36)に完成した重力式アーチダムで、荒川の治水と埼玉県北西部の既得農地に対する農業用水補給及び水力発電(5200kW)を目的としています。堤体の上は埼玉県道278号が通りますが、幅が1車線しか無いので信号切り替えによる交互運転になります。ダム堤体から下流方向の左に見える黒い建物はダム管理事務所、ダム湖は秩父宮妃によって命名され、秩父湖と呼ばれています。現在は洪水期間で貯水量が少なくて底が見えそうなのが残念でした。
 

 

 

堤体上に見えるウグイス色のゲートが非常用洪水吐で、此処から流れる水の導流部はスキーのジャンプ台形式で減勢工に落ちます。唯、ダム完成から50年経過していますが、完成時の試験放流で使用された以降、非常用洪水吐からの放流は有りません。オリジナルのダムカードに写っている様な迫力ある姿が見たいですね。左岸にインクライン設備が見えます。ダム湖で使用している巡視艇を引き上げる設備です。
 

 




    名称:二瀬ダム
    ダム型式:重力式アーチダム
    堤体高さ:95m
    堤頂長さ:288.5m
    堤体体積:356,000立方米
    常用洪水吐:圧着式高圧ラジアルゲート2門(幅3.2m×高さ5m)
    非常用洪水吐:ラジアルゲート4門(幅10m×高さ7m)
    竣工:1961年(S36)



>>>後書き<<<
朝、降りた秩父湖バス停から11:25発の三峯神社に行く便が在るので、三峯神社へ行って来ます。内容は、次回に紹介します。と云う事で今回は此処までで、長文を最後までご覧頂きありがとうございました。次回は通常Sceneに戻って三十槌橋から遡上して、荒川吊橋、不動滝吊り橋、川又吊り橋までの紹介で、愈々荒川編の終着地点が近づいてきました。では、また...

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  1. 2014/10/24(金) 12:00:00|
  2. 秩父

Spot-14 秩父 『秩父4ダム巡り/前編』


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次回アップ予定: Spot-15秩父 『秩父4ダム巡り/後編』(10/24 12:00)
今回は秩父に在る4ダム巡りをSpotで紹介します。荒川遡上中に於いて久那橋から直線で約2kmに在る浦山ダムと、河口から150kmの位置に在る二瀬(ふたせ)ダムは寄る予定でしたが、秩父には他に合角(かっかく)ダム、滝沢ダムの合計4つのダムが在るので一緒に紹介します。
先ずは浦山ダム、アクセスは秩父鉄道の浦山口駅で下車して徒歩20分でダム下に行くルートと、西武秩父駅前から市営バスでダム上に行くルートが在りますが、楽な後者のルートで行きます(笑)。


市営バスの始発10:20分に合わせて、自宅最寄り駅7:39発で9:42分に西武秩父駅に到着。ホームからは何時も山頂に雲が掛かっている武甲山が珍しくクッキリと見えています。市営バスの時間まで少しあるので駅中商店街のそば屋で朝食、秩父名物の杓子菜蕎麦を注文です。
 

 

市営バスの停留所は駅前から200m程離れた国道140号秩父往還道に在るので其処まで移動します。定刻に来るバスは珍しく予定通り停留所に10分遅れで到着ですが、来たバスがピンク色のワゴン車なのでビックリ!前面に市営バスの文字が無かったら、クリーニング屋の車だね(笑)。ICカードは使えず現金のみ、両替機も無くポリ箱に¥300投入、小銭が無かったらどうするんだろうね?バスは途中での乗車客が無く、定刻に5分遅れの10:43分に浦山ダムに到着です。
 

埼玉県道73号秩父上名栗線の赤石トンネルを出た処が浦山ダム停留所で、浦山ダム入口には社会見学の小学生が団体で先客です。入口から右手にダムの堤体が見えますが、迫力あるスケールですね。浦山ダムは堤高156mの重力式コンクリートダム(湖からの水圧をダムの重さで支える方式)で、重力式ダムとしては奥只見ダム(阿賀野川水系只見川、堤体高さ157m)に続き全国2番目の高さです。最大発電量:5000kW、所在:秩父市荒川久那4041。
 

 

取り敢えず浦山ダム管理所に寄り、浦山ダムカードを貰います。通常の放流はダム堤体に在る小さな穴(常用洪水吐)から少しずつ下流へ流す方式で、当日は水量が少なく放流は見られませんでした。ダムカードに写っている状態が常用洪水吐からの放流です。常用洪水吐の上の2箇所の穴(幅11.5m×高さ5.1m)が非常用洪水吐で、洪水時にダムが満水になった場合に此の洪水吐から自然越流方式で放流されます。堤体の左右に段数498の階段が在り、ダムの下へ降りられますよ。
 

 

ダム下へは業務用エレベーターが一般に開放されています。堤体上が1F、ダム下がB1、高さ132mを1分程でユックリと動きます。尚、第3火曜日は点検の為、利用出来ません。エレベーターを降りるとヒンヤリとした空気が広がり外の気温とは別世界で、壁は結露でビショビショです。階段を少し上がるとダム下広場へ続く通路の壁にダム建設前の状況から完成までの過程が時系列で展示されています。
 

 

B1階からダム下へ出て堤体を見上げると要塞的な壁に圧倒されます、ダム下から100m程離れた場所からでも全体がフレームに収まりません。ん~デカイね!放水路脇に発電所が在りましたが、此の日は放流が無く発電していませんでした。
 

ダム堤体の上に戻ります。上流側は荒川水系の浦山川を塞き止めて完成したダム湖で、秩父さくら湖と呼ばれ冬季はワカサギ釣りで賑わいます。堤体上から放水路を見下ろすと、吸い込まれそうで怖いですね。放水路先に流れている水は清水バイパス水路からの放流で、ダム湖が濁っている場合に上流の沢から濁りの無い清流を迂回して流し、荒川への濁りを軽減しています。
 

 

さくら湖に接する堤体真ん中付近に選択取水設備が在ります、目盛りが付いた湖側に飛び出ている部分です。此れは、季節や天気によって湖の温度や濁りなどの水質が変化しますが、水深によって異なるので、下流へ放流するのに最適な水温や水質になる深さからの取水で放流しています。ダム入口に在る建物は、「ダム防災資料館うららぴあ」で、浦山ダムの堤体模型や水に因んだジオラマ、映像展示などが在ります。入場は無料で、休憩用のテーブル席も在りますよ。
 



    名称:浦山ダム
    ダム型式:重力式コンクリートダム
    堤体高さ:156m
    堤頂長さ:372m
    堤体体積:1,750,000立方米
    常用洪水吐:高圧ローラゲート、幅4.17m×高さ4.592m
    非常用洪水吐:自由越流式2門
    竣工:1999年(H11)



ダムに約1時間滞在し、帰路も市営バス(11:43発)で帰ります。おっと!バス用の小銭が無いので自販機でコーヒーを買って両替です。帰りは西武秩父駅でなく、終点の秩父鉄道秩父駅まで行きます。何故かって?次に行く合角ダム行きの西武観光バスが通っているからですよ。てっ!其のバス、西武秩父駅が始発ずら。そうなんですが、秩父駅にSLパレオエクスプレスが12:07~12:15分まで停車しているので、序に撮影する為です。バスは計算通り12:00分に秩父駅に着いたのでSLを撮影してから、12:35発の西武観光バスで合角ダムへ出発です。
 

 

終点のバス停、吉田元気村に13:40分、約1時間で到着です。ダム堤体までは坂道を徒歩10分、帰路のバスは15:00発、其の後は17:10発なのでダムから1時間程で戻って来る必要が在ります。


吉田元気村は有料キャンプ場で、コテージ(11棟)とサイトが利用出来ます。所在:秩父市上吉田4942-1。バス停から吉田川に架かる水明橋を渡り、ダムへの山道を上がって行きます。合角ダムは秩父市小鹿野町の荒川水系の吉田川に建設された、堤体高さ60.9mの重力式コンクリートダムで、吉田川及び荒川の治水と秩父市への上水道供給を目的としており、水力発電の設備は有りません。所在:秩父市上吉田4850-1。
 

 

合角ダム入口に在るダム管理事務所に寄って、ダムカードを貰います。合角ダムも満水までは程遠い状態で、ダムカードに見られる様な常用洪水吐からの放流は有りませんでした。今の時季は洪水期間として大雨に備えて貯水量を減らしているそうです。
 

 

堤体上に移動、近くに在るダムの方向が描かれています。下久保ダムは群馬県のダムで、二瀬ダムと滝沢ダムは別途紹介します。堤体上から放流路を覗くと、減勢工が3段階と特徴在る形式です。自由越流式の非常用洪水吐は全部で8門在り、其の内2門は他よりも低く出来ていますね。堤体の左側にダム湖の巡視艇を収納しているインクライン設備が見えますが、現在故障中との事でした。合角ダムも堤体脇に階段が在りダム下まで降りられますよ。浦山ダムの半分以下の高さなので、頑張れば降りられそうですが時間が無いのでパスです。
 

 

 



名称:合角ダム
ダム型式:重力式コンクリートダム
堤体高さ:60.9m
堤頂長さ:195m
堤体体積:170,000立方米
常用洪水吐:ローラゲート、幅3.0m×高さ3.6m
非常用洪水吐:自由越流式8門
竣工:2001年(H13)



合角ダムの人造湖は公募によって西秩父桃湖と名付けられています。此の湖も冬季はワカサギが釣れます。下流方向に見えるオレンジ色の建物は元気村のバイオマス発電所です。堤体からは西秩父桃湖上に掛かる合角漣(さざなみ)大橋と倉尾橋が見えます。合角漣大橋は2径間連続PC斜張橋で、主塔高さ116m、橋の長さ255m、竣工は1997年(H9)です。近くまで行って見たいのですが時間の関係でパスです。倉尾橋は堤体右側から100m程の位置に在るので、此方は近くまで行きます。1993年(H5)に架橋された1径間のトラスドランガーで、橋の長さは145m、幅員は8.5mです。
 

 

 

あっと云う間に1時間が経過、バス停へ急いで戻ります。吉田元気村15:00発のバスで西武秩父駅に16:04着、16:08発の西武秩父線で帰宅です。本日はバスに乗り疲れたけど緻密なタイムスケジュールが完璧に機能し、満足でした。

>>>後書き<<<
滝沢ダムと二瀬ダムも一緒に紹介しようと思ったのですが、浦山ダムと合角ダムだけで長文になってしまいましたので、申し訳ありませんが一旦ブログを閉めます。
なので、次回もSpot紹介で『秩父4ダム巡り/後編』として、滝沢ダムと二瀬ダムを紹介します。

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  1. 2014/10/20(月) 12:00:00|
  2. 秩父

Scene-139 荒川 『神岡橋、新神岡橋、大中橋、三十槌橋』


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次回アップ予定:Spot-14 秩父 『秩父4ダム巡り/前編』(10/20 12:00)
今回は荒川の登竜橋から遡上して、神岡橋、新神岡橋、大中(おおちゅう)橋、三十槌(みそつち)橋までの紹介です。登竜橋から国道140号彩甲斐街道に戻り遡上再開、左下に国道と並行して荒川の流れが望めます。約1.2km進み、枝道を左に300m程下って『#107神岡橋』と『#108新神岡橋』へ行きます。途中の道端に野生の栗が実っていますが、手入れしていないので収穫出来る時には、多分虫食いだらけですね。
 

 

初めて見る野草が在りました。検索して見ると、ミゾソバ(溝蕎麦)と云うタデ科イヌタデ属の植物で、溝に成育し花と葉がソバに似ているけど、食べられませんよ(笑)。隣にシソ科のクサギが咲いています、日光で見た時は黒い実が成った状態だったけど、白い綺麗な花が咲いていました。
 

神岡橋は秩父市大滝地内の荒川に架かる橋で秩父市道(大滝幹線8号)が通ります。橋の名前は地名、神岡区からの命名です。右岸側には名木指定第6号と標記された神庭のモミジが聳えています。
 

 

 



名称:神岡橋
構造種別:1径間連続鋼鈑桁
河口からの距離:144.7km
橋の長さ:約35m
有効幅員:約3m
竣工:不明





神岡橋の上流に隣り合う様に掛かっているのが新神岡橋で、同じく秩父市道(大滝幹線8号)が通ります。
 

 

 



名称:新神岡橋
構造種別:1径間PC連続箱桁
河口からの距離:144.7km
橋の長さ:38m
有効幅員:5m
竣工:2007年(H19)





新神岡橋の右岸上流に変わった木が在りました。木の上だけに白い花が密集しています、此れも検索して見たらモクセイ科の植物のトネリコで、材質は弾力性に優れ、バットや建築資材などに使用されるそうです。橋の欄干にはアキアカネ、夏も終わりですね。橋の左岸袂に国道への近道が見え、此れで上に戻ります。
 

 

国道を約1km進むと、1992年に開削された大滝温泉が在ります。源泉温度約33℃を加熱利用した、ナトリウム・塩化物の泉質の温泉で、休館日:木曜日、利用料:¥700、所在:秩父市大滝4277-2。入口にバス停が在り、夕方は三峰口駅行き16:30発のバスがあるので、時間があれば帰りに寄ろうかな?
 

大滝温泉入口から400m度進むと右手の脇道先に普寛(ふかん)神社の赤鳥居が見えます。江戸中期に大滝村落合に生まれ、修験行者として木曽御嶽山の登山道(王滝口)を開いた普寛上人を祀る神社で、神社右手の道を上がって行くと秩父御岳山(標高1080.4m)です。祭神:普寛霊神、所在:秩父市大滝落合944。
 

 

 

 

秩父御岳山登山道を100m程上がった処に、庵の沢稲荷神社が在ります。創建は不詳、祭神:稲荷神、所在:秩父市大滝920付近。
 

 

 

稲荷神社脇に流れる庵の沢の下には集落が密集しており、土石流による被害を防ぐ為のゴッツイ砂防ダムが沢に設けられています。此の上には更に4箇所程の砂防ダムが在るそうです。
 

国道140号に戻り300m進むと左手に青色の『#109大中橋』が架かっています。大中橋は秩父市大滝地内の荒川に架かる橋で秩父市道(大滝幹線127号)が通りますが、右岸側には大滝中学校しか無いので通学専用の橋で大滝中学校への橋、略して大中橋と云う命名になったのかな?欄干からブラ下がっている白い物体は、放水訓練後の消防ホースで水切り中で、絵的には邪魔ですね(笑)。
 

 

 



名称:大中橋
構造種別:1径間下路ワーレントラス
河口からの距離:146.4km
橋の長さ:57.8m
有効幅員:3.5m
竣工:1960年(S35)





大中橋から50m先で左岸側から中津川が荒川に合流します。其の先200mの中津川に架かる落合橋を渡ると宮平の分岐交差点で、左折して秩父湖の二瀬ダム方向に進みます。
 

 

分岐路を曲がった直ぐ近くに平神社が在ります。創建、祭神は不詳、木々の中に埋もれた判り難い場所に在ります。所在:秩父市大滝1797-3付近。
 

神社脇に1920年(T10)に運転を開始した、有効落差約70mの宮平発電所(2300kW)が在ります。上流に在る栃本発電所からの放流水が此方の発電所まで導水管で来て、発電後の導水は下流の大滝発電所等で再利用されます。
 

発電所前から200m程進むと左手に脇道が在り、此方から『#110三十槌橋』へ行きます。200m進むと古びた三十槌橋が見えます。竣工は不明ですが、橋脚に付いた苔や欄干の劣化などから見て昭和初期の架設と思われます。
 

 

 



名称:三十槌橋
構造種別:2径間連続鋼鈑桁
河口からの距離:147km
橋の長さ:約45m
有効幅員:約2m
竣工:不明





国道140号に戻り300m程進むと、河の流れる音が大きくなり木々の隙間から堰堤が見えます。近くに発電所も導水管も見当たらないので、砂防ダムと思われます。
 

此の先、3km程で二瀬ダムなのですが、1.1km先でコンクリートの劣化による斜面崩落(星印)が7月20日に発生し、通行止めになっています。崩落範囲は高さ25m、長さ15mの広範囲で、聞いた話では斜面の動きが止まっておらず、安定してから測量、工法検討、設計、工事着工の手順で復旧まで長期化しそうです。


取り敢えず今年に2月に寄った三十槌の氷柱が在った、ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場までは行けそうなので進みます。砂防ダムから500mでキャンプ場入口まで来ましたが、国道140号は此の先で通行止めです。キャンプ場入口から河原に下りましたが、木々で覆われていて対岸の斜面は見えず2月の時の面影は一切有りません(笑)。斜面からは沢清水が流れ込んでおり、此れが氷柱の素になったのかな?三十槌の氷柱は、Spot-10 秩父 『大滝/三十槌の氷柱、長瀞宝登山/ロウバイ』をご覧下さい。氷柱の絵をクリックするとSpot-10にリンクします。
 

 

 

キャンプ場の端に額渕水天宮が在ります。由緒札によると、此の下に底無しの渕が在り其の余りの深さに額ずいて底を見た事から、誰とは無く其の渕を額渕と呼称し今も地名として残っています。創建は不詳、祭神は天御中主大神(推定)、所在:秩父市大滝4066付近。
 

>>>後書き<<<
帰りの時間に余裕が出来ましたので2km程戻って、1時間程大滝温泉に入って来ました。何時もは駅のトイレで肌着とシャツを取り換えて帰るのですが、今日は頭も洗えて爽快です、パンツも持ってくれば良かったですね(大笑)。平日なので浴槽はガラガラです、温泉良いよね~。それから、構内の物産店で柚子椎茸と武甲正宗をお土産に購入し、翌日に柚子椎茸を料理に使って見ました。先ずは脇役の鶏胸肉のソテーをティッシュで油を採りながらカリカリに炒め、其のままの鍋で甘長しし唐のヘタを取って炒め、火を止めてから柚子椎茸を混ぜて完成。柚子風味で美味です、白御飯に其のままでも美味しくオカズが残ったので、翌日は塩焼ソバの具にリレーです。お酒は正月用に取っておきます(笑)。


今回は長文になりましたが、最後までご覧頂きありがとうございました。ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場から上流は通行出来ないので、次回Sceneは迂回して、二瀬ダムからの遡上予定です。
尚、次回は秩父に在る浦山ダム、合角ダム、滝沢ダム、二瀬ダムの4ダム巡りをSpotで紹介します。

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  1. 2014/10/16(木) 12:00:00|
  2. 荒川

Scene-138 荒川 『大血川橋、採石場の橋、上石橋、登竜橋』


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次回アップ予定:Scene-139 荒川 『神岡橋、新神岡橋、大中橋、三十槌橋』(10/16 12:00)
今回は前回紹介の万年橋からの続きで、大血川(おおちがわ)橋、採石場の橋、上石(かみいし)橋、登竜(とうりゅう)橋までの紹介です。荒川に並行する国道140号彩甲斐街道に沿って遡上、国道左下には荒川の渓流がチラホラと見えます。右側は山の斜面で、巨大な岩盤を削った箇所も在り下を通るのが怖いですね。万年橋から1.2km程進んだ処に「金蔵落しの渓流」の看板が立って居ます。紅葉スポットで11月初旬が見頃との事です。
 

 

看板先に光岩隧道(長さ46m)が在り、隧道を出ると太陽寺への分岐路が左手に続き、200m程進んだ先に『#103大血川橋』が架かっています。太陽寺は鎌倉時代に開山された寺院で、三峰神社をはじめ山岳寺社は女人禁制でしたが、太陽寺は女性にも開放され江戸時代には多くの女性参拝者が訪れたそうです。因みに此処から太陽寺までは山道を約7.5km、其の先の三峰神社までは約14kmの道のりになります。対岸の山肌からは渓流を覆い隠すように木々が茂り、眼下に「金蔵落しの渓流」が続いています。道端には山岳系の植物タマアジサイも満開です。
 

 

大血川橋は秩父市大滝地内の荒川に架かる橋で秩父市道(大滝幹線4号)が通り、太陽寺の入口に当たる女人の為の信仰の橋です。将門伝説には色々あり、此の橋の上流400m程に流れ込む大血川の由来も平安時代、敗退した平将門の妃ら99人が此の地に落ち延びたが、追手が迫り将門の死去を知った妃は、最早此れまでと渓谷で自害。後を追う様に家来も次々と果て、川は7日間も血に染まり、此の様から大血川と呼ばれる様になったとの事です。因みに此の99柱を祀った九十九神社が大血川の上流2km程に在ります。
 

 

 



名称:大血川橋
構造種別:1径間連続鋼鈑桁
河口からの距離:140.9km
橋の長さ:28.3m
有効幅員:4.5m
竣工:1963年(S38)





国道140号に戻り300m程進み大達原隧道(長さ24m)を抜けると100m先に大洞第二堰堤が在ります。此処で取水して下流に在る大洞第二発電所(1600kW)へ導水しています。
 

更に50m程進むと国道140号から『#104採石場の橋』と『#105上石橋』が左下に見えますが、橋へ続く脇道は此の先50mから下ります。右岸側には採石場が在りますが、上石橋は強度が無い為、採石場へ往来するダンプカー専用の仮設橋が下流側に架かっています。欄干は工事現場の足場プレート、床板は敷鉄板ですね。
 

 

 



名称:採石場の橋
構造種別:1径間連続鋼鈑桁
河口からの距離:141.4km
橋の長さ:25.2m
有効幅員:約4m
竣工:不明





採石場の橋の上流側に隣接するのが上石橋。秩父市大滝地内の荒川に架かる橋で秩父市道(大滝106号線)が通りますが、かなり劣化が進んでいます。
 

 



    名称:上石橋
    構造種別:1径間連続鋼鈑桁
    河口からの距離:141.4km
    橋の長さ:25.2m
    有効幅員:3.7m
    竣工:1959年(S34)





国道140号に戻ると前方左の斜面に超長い導水管が見え、下に東京発電の大洞第一発電所が在ります。有効落差は約343mも有るので、荒川水系の水力発電所の中では群を抜く発電量(11900kW)です。700m程進むと大達原区入口の坂が右に見え、此の坂を3折程上がって行くと神社が在るので寄ります。ナビによると標高差は106m、距離は約1km。途中ですれ逢う人は居ません、普通の人は歩かないよね!途中、ガードレールの下に動く黒い物体が目に入りました。望遠で確認、ゲッ猪かな?向かって来たら逃げるしか無いよね。少し近付くと気が付いた様で、猛ダッシュで坂道の上に蹄を滑らしながら逃げて行きました。突然の動きで此方もビックリして撮影するのを忘れました(焦)、後ろ姿は角が見えたのでカモシカですね。
 

 

坂道の頂上付近に八坂神社の祠が建って居ます。創建、祭神は不詳、所在:秩父市大滝529付近。10m程先に大達原高札場と書かれた史跡が在ります。説明書きによると、江戸時代に於ける上意下達の方法として、村の中央や代官、名主の邸前に高札場(掲示板)が設けられていたそうです。此処に残された高札場は旧名主の山口家宅前に在り、建築年代は文久年間(1861~1864年)で埼玉県の史跡に指定されています。
 

道なりに50m程進むと右手に赤鳥居が見えます、大達原の稲荷神社です。創建は不詳、祭神:倉稲魂命、所在:秩父市大滝534。神楽殿は一之鳥居前の道路を挟んだ前に在ります。隣の民家前の道端に沢からの清水が溜まった水槽が在り覗いていると、家主さんが飲めますよ!と云われたので、一口ゴクリ。ん~冷たくて旨いね、もう一口!序に顔と手を洗い、序の序に汗臭いタオルも洗濯させて頂きました。帰りの坂は下りだ(楽ちん)。
 

 

 

国道140号彩甲斐街道に戻り少し進むと、左下にススキ越しの荒川渓谷が見えます。右側の斜面には沢清水が滴り、苔が生き生きとしています。更に少し進むと荒川がUの字に大きく曲がり、渓谷が絶景です。
 

 

500m程進むと右手に竃三柱(かまどみはしら)神社が在ります。境内の由緒案内によると、古くは大血川の太陽寺に隣接していたが、山奥で冬場の参拝が不便な事から1941年(S16)に現在地に遷座しています。祭神:奥津日子神、奥津比売神、火産霊神、奥津日子神と奥津比売神が竈の神様、火産霊神が火の神様です。所在:秩父市大滝696。
 

 

竃三柱神社から300m程進むと大輪と云う町に差し掛かり、左手に三峰神社の一之鳥居が見えます。此の鳥居は1887年(M20)の奉納で、荒川贄川宿から1909年(M42)に此処に移されたものです。鳥居の先には1916年(T5)に奉納された狼の狛犬も鎮座しています。大輪と云う町は表参道入口に当たり、三峰の門前町として栄えたそうです。鳥居を潜って行くと朱塗りの『#106登竜橋』に出ます。橋の先には三峯山々頂近くまで行く三峰ロープウェイが1939年(S14)に造られましたが、2007年(H19)に廃止されています。
 

 

登竜橋は秩父市大滝地内の荒川に架かる橋で秩父市道が通ります。橋の下は三峰登竜渓と呼ばれる紅葉スポットで、11月上旬からが見頃です。右岸側からは橋の下に降りられ、対岸山肌からは沢清水が流れ込んでいます。朽ちた倒木には苔が生え、サルノコシカケの仲間?(名前不明)が傘を広げています。前にも書きましたがキノコ類は種類が多く、特定の名前で画像検索しても色、形が異なる絵が並びお手上げですね。
 

 

初代登竜橋の架橋年は不明で、二代目の橋は1914年(T3)に架け替えられ、現在の橋が三代目です。11月上旬の紅葉シーズンに合わせて夕方からライトアップされますが、近くのバス停には夕方以降に止まるバスは有りません。なので車で来て下さい。
 

 

 



名称:登竜橋
構造種別:上路スパンドレルブレースドリブアーチ
河口からの距離:143.2km
橋の長さ:40m
有効幅員:約2m
竣工:1954年(S29)





>>>後書き<<<
卵が固まるのが75℃、半熟状態を作るのは72.5℃を保つのがポイントだそうです。と云う事で半熟オムレツを作りました。先ず、人参、ピーマン、大蒜、大根を細かく切って下茹でしておきます。次にマヨとケチャップを1:1に塩レモンのみじん切りを混ぜたオーロラソースを用意、最後に卵に牛乳、パセリ、塩、醤油を混ぜて、フライパンにオーリブオイルを引き、混ぜながら半熟状態(72.5℃)になったら濡れ布巾で温度を下げて、真中に寄せて成形し余熱で固め、カイワレ、ミニトマトを添えて茹で野菜にソースを掛けて完成。ソースに入れた塩レモンの苦味がアクセントになり美味でした。塩レモンは、良く洗ってから両端を落とした輪切りに、レモンの10%の粗塩で1週間漬けるだけです(毎日、振って全体に馴染ませます。果汁の出が少ない時はポッカレモンを追加)。残ったオムレツと茹で野菜はレトルトカレーに添えてランクアップ(笑)。豆苗とエノキを茹でてゴマドレのサラダを追加です。残った豆苗は茹でて、山芋の千切りと合わせて拉麺の具材として始末しました。


次回は今回終着点の登竜橋から遡上して、神岡橋、新神岡橋、大中(おおちゅう)橋、三十槌(みそつち)橋までの紹介です。

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  1. 2014/10/12(日) 12:00:00|
  2. 荒川

Scene-137 荒川 『万年橋』


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次回アップ予定:Scene-138 荒川 『大血川橋、上石橋、登竜橋』(10/12 12:00)
今回は荒川右岸の荒川橋から遡上して、万年橋までの紹介です。荒川橋から先の右岸沿いには見処が無いので、1.7km先の秩父鉄道沿いの一般道で白久駅付近までスルーします。白久駅の手前100mの武州日野No10踏切を渡って直ぐ左の斜面に赤い鳥居が見えます。笠間稲荷神社の創建は不詳、祭神:宇迦之御魂神、所在:秩父市荒川白久515付近。狐は不在で、代わりに稲荷神社下に紀州犬が番をしていますが、近づいても吠えない大人しい犬で役にたって居ません(笑)。暑さを避ける手作り、もとい足作りの別宅が犬小屋の下に増築されていました。
 

 

稲荷神社から秩父鉄道沿いの一般道で1.4km程進むと、曹洞宗寺院の陽向寺が在ります。創建、本尊は不詳、山号:松風山、所在:秩父市荒川白久1582。
 

陽向寺から北に民家の脇道を100m程進むと秩父鉄道の終点、三峰口駅です。其の名の通り、三峯神社への玄関口となる駅で、駅前からは三峯神社行の急行バスが走っています。駅舎の軒先には風鈴がぶら下がっていて、涼しい音色が迎えてくれます。此の駅は此の先、荒川遡上の起点までに何回も訪れる駅で、先月来た時には風鈴は既に外されていました。
 

駅構内の線路を挟んだ反対側には、秩父鉄道で過去に使用された車両を展示した秩父鉄道車両公園が在り、駅の改札を出て右手に進んで線路を渡ります。秩父鉄道創立90周年事業として建設された鉄道公園で入園は無料、開園は1989年(S64)、所在:秩父市荒川白久1625。展示されている車両は10台です。青色塗装の車両は電気機関車でデキ1は、1922年(T11)に秩父鉄道の電化に伴い、アメリカの電機メーカーWHCから輸入された直流用の電気機関車で、1988年(S63)に廃車されるまで石灰石輸送で活躍していました。ED38形は1930年(S5)に阪和電気鉄道に導入された直流用電気機関車で、戦後に国鉄(現在のJR)籍に編入された後、1952年(S27)にED38形と改番され1960年(S35)に除籍されています。其の後、秩父鉄道に払い下げられ1988年(S63)に廃車された1台が此処に静態保存されています。


ワキ800形は1968年(S43)に日本車輌製造で製造された国鉄ワキ5000形と同形車で、袋詰めセメント輸送用に1988年(S63)まで使用された貨車。スム4000形は1963年(S38)に同じく日本車輌製造で製造された二軸有蓋車で、1984年(S59)に廃車。ワフ51形は1979(S54)にスム4000形を改造した緩急車で、1987年(S62)に緩急車連結の廃止に伴い用途を失い、翌年に廃車されています。


トキ500形は1968年(S43)に日立製作所で製造された無蓋貨車で、国鉄トキ25000形の同形車で、15両(501~515)が製造され、トキ502が此処の車両公園に静態保存されています。ヨ10形車掌車は1968年(S43)にヲキ1形貨車を改造した貨車の一種で、車掌が乗務する車両です。9両が投入されました。かつては貨物列車の最後尾には車掌車や車掌室を持つ緩急車が連結されていましたが、機関車のブレーキ性能が向上した事や、経営合理化の為に貨物列車の車掌業務が廃止され、1987年(S62)に用途を失い、翌年の3月に廃車。デハ100形は秩父鉄道に在籍していた通勤型電車で、1950~1954年(S25~S29)に日本車輌製造で製造され、31輌が在籍したが1988年(S63)までに全車両が廃車になっています。


車両公園の柵の脇にSLの転車台が在ります。説明板によると転車台はターンテーブルとも呼ばれ、蒸気機関車など運転台が1箇所しか無い場合に、此の装置によって進行方向を変えます。1989年(H1)に設置されたもので、其れ以前は秩父駅構内のセメント工場の引込み線(三角線)までバックで走行して向きを変えていたそうです。因みに、始発駅の熊谷には転車台が無いので3駅隣の、ひろせ野鳥の森駅近くの広瀬川原車両基地まで戻って転車台で向きを変え、車庫に入ります。広瀬川原車両基地の航空写真はGoogleからの借用です。
 

 

公園内の機関車などを撮りながら待っていると、12:45分着のSLパレオエクスプレスが到着です。先ずは、客車を切り離して整備ホームで水や石炭の補充と、車両足周りの打音検査を40分程行ないます。次に引込み線を跨ぎスイッチバックで転車台線へバックで進み、転車台で反転。其の後スイッチバックを2回繰返して、客車の先頭に連結、14:00定刻に熊谷駅へ発車して行きますが、珍しい作業が目の前で見られて感激です。
 

 

 

SLの発車を見送る事無く、前回紹介の白川橋を渡って左折。国道140号彩甲斐街道で700m程進み、荒川郵便局裏手の猪鼻熊野神社へ行きます。其の前にチャリを三峰口駅脇に駐輪して置きます。此の先の道は緩い登坂が延々と続き交通量も多い為です。荒川郵便局の手前に神社への参道入り口が見えます。日本武尊東征の折、大猪に化した山賊を退治したお礼に、濁酒を献上したとされ、其の後、736年(天平8)に疫病が流行した際、尊に濁酒を捧げられた故事により、村人達が甘酒を掛けあって疫病を流す祭事をした事に始まると云われています。7月第4日曜日の例大祭では、褌姿の男衆が甘酒を掛け合って無病息災を祈願する「甘酒こぼし」と呼ばれる奇祭が行なわれています。祭神:伊邪那岐命、所在:秩父市荒川白久1787。
 

 

 

熊野神社から140号彩甲斐街道を1km程進むと,右手の斜面上に龍石神社の鳥居と拝殿が見えます。周りに階段も無く、何処から上がるんだろう?上に行っても鳥居と拝殿を撮る位置が無いので、、此処からバシャッです。創建、祭神は不詳、所在:秩父市大滝123。道路脇の畑に瓜?みたいな野菜?何だか判りません?
 

更に、100m程進むと140号彩甲斐街道からの脇道が在り下って行くと、今回最終地点の『#102万年橋』です。橋の上流左岸側には水力発電所が在ります。1921年(T10)に武蔵水電㈱が強石発電所として運用開始、現在は東京発電㈱大滝発電所(4000kW)で上流に在る大滝堰堤から導水管により6.1Ton/secが水槽に貯められて、発電に利用されています。発電方式は水位の落差(約90m)を利用した方法と、水路式(流込み式)。所在:秩父市荒川白久。
 

万年橋は秩父市大滝地内の荒川に架かる橋で秩父市道(大滝幹線2号線)が通ります。橋の形式は上路鋼方杖ラーメンと云う珍しい形なのですが、残念ながら橋全体を見渡せるポジションが在りません。方杖ラーメンはScene-60 多摩川の『南氷川橋』参照。(http://freedomwalk.blog.fc2.com/blog-entry-75.html 
 

 

 



名称:万年橋
構造種別:1径間上路鋼方杖ラーメン
河口からの距離:139.3km
橋の長さ:50m
有効幅員:4m
竣工:1971年(S46)





>>>後書き<<<
野菜摂取PartⅡです(笑)。烏賊と鯵が安かったので烏賊の半分を焼きそばに、勿論 カイワレ、パセリなど野菜いっぱいで。残りは大根と一緒に煮て烏賊大根。鯵は刺身用なので葱、生姜と合わせてタタキ。味付けはお馴染みの秩父味噌です。残ったタタキは翌朝、海苔、胡麻、顆粒だし、なめ茸、カイワレ大根と一緒に丼にリレー、お茶漬けで始末。サラダ菜が1玉¥30の投げ売り、豚ひき肉と大蒜を塩胡椒でカリカリに炒めてピーマン、玉葱、人参のみじん切りを追加、サラダ菜に巻いて戴きます。残ったひき肉炒めは、翌日にパセリ、カイワレも追加してドライカレーの素で味付けした炒飯にリレー。葱ワカメスープをお供に美味しかったです。最後は野菜たっぷり拉麺、トマトは醤油味に良く合いますよ。




次回は、今回終着地点の万年橋から遡上を再開して、大血川(おおちがわ)橋、採石場の橋、上石(かみいし)橋、登竜(とうりゅう)橋までの紹介です。

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  1. 2014/10/08(水) 12:00:00|
  2. 荒川

Scene-136 荒川左岸 『平和橋、白川橋』


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次回アップ予定:Scene-137 荒川 『万年橋』(10/8 12:00)
今回は荒川左岸の日野鷺橋から遡上して、平和橋、白川橋までの紹介です。本日スタートの最寄り駅は秩父鉄道の武州日野駅ですが、早朝の三峰口方面は1時間に1本の運行なので逆算すると自宅最寄り駅発5:02で5回も乗り換えて7:39分着に到着、早くも疲れています(笑)。日野鷺橋から左岸沿いには道が在りませんので、武州日野駅前を通る国道140号彩甲斐街道で進み、右岸側から前回紹介の荒川橋を渡って左岸側に入ります。
 

荒川橋の西詰めから100m程進むと右手に赤い大鳥居が建って居ます。鳥居から延びる国道43号皆野荒川線の坂道を500m程上がっていくと小野原稲荷神社の参道石段が左手に見えます。途中に咲いているのはシソ科の植物ハナトラノオですね。境内の由緒案内によると、648年(大化4)の日照りによる農作物被害が甚大となり、里の人々は高根山の中腹に集まり雨乞いをすると降雨が在り、豊年満作となった。神の恵みに感謝して社を建てて神々を祀ったのが始まりとの事。祭神:宇迦之御魂命、神武天皇、大宮売神、所在:秩父市荒川小野原329。
 

 

 

国道140号彩甲斐街道に戻り400m程進むと、曹洞宗寺院の向沢院への参道が右手に見えます。創建、本尊は不詳、1889年(M22)廃校した小野原学校の跡地に建立されています。山号:高根山、所在:秩父市荒川小野原63。参道脇にサルスベリが咲いています、へ~、ピンク色しか知らなかったけど白色も有るんだ。空は快晴、今日も残暑で暑くなりそうです。
 

 

国道140号を約1km進むと、道路建材の再生処理施設UDK-NIPPO秩父工場が左に見え100m先に『#100平和橋』へ続く脇道が在ります。
 

荒川左岸の秩父市荒川贄川と右岸の秩父市荒川白久とを結び、一般道(荒川幹線5号線)が通ります。橋の両サイドは木立ちで覆われていて、撮影ポジションか在りません。
 

下流に在った巴川橋は塗装したてのクッキリした赤色だったけど、此方の橋は退色したオレンジで見栄えが悪いですね。塗装すれば良いのにと思いますが、橋梁の塗装費用は規模によって異なるけど、足場を組んだり、交通誘導員やら人工を含めると小さな橋でm当たり40万円程なので平和橋だと、てっ!3268万円!!そう簡単には塗装出来ない訳ずら(驚)。因みに東京タワーは5年毎に1年の工期で8億円も掛かります。
 

 

 



名称:平和橋
構造種別:1径間下路ランガー
河口からの距離:135.9km
橋の長さ:81.7m
有効幅員:5m
竣工:1972年(S47)





国道140号線を800m程進み、右手の細道を200m上がると野栗神社が在ります。民家の裏にひっそりと佇む神社です。創建、祭神は不詳、所在:秩父市荒川贄川523付近。
 

西に300m程に秩父十三仏霊場である曹洞宗寺院の阿弥陀寺が在るので寄ります。創建は不詳、山号:大應山、本尊:阿弥陀如来像、所在:秩父市荒川贄川665。現在、管理人が逝去されて無住の寺になっています。山号額の左に仏教詩人である坂村真民さんの詩の一句が飾られています。「念ずれば花開く」名言ですね。入口に建つ戒壇石に刻まれている文字、読めますか?禁葷酒です。葷は、韮、大蒜等の匂いの強い食べ物の事で、酒と共に摂取する事を戒めています。但し、薬として飲むのなら良し、と云う事でお酒を「智恵の湧きいずるお湯」という意味を持つ「般若湯」として持ち込みが許されています。なんじゃ、それ(笑)。
 

 

西100mに贄川(にえがわ)の熊野神社が在るのですが、正確な住所が不明なので近くを探します。遠くから畑の奥に1箇所だけ大木が密集した場所見っけ!多分あそこだ。近づくと正解でした、丸木製の鳥居がチラチラ見えます。創建、祭神は不詳、拝殿前の灯篭は1868年(M1)の建立です。所在:秩父市荒川贄川637付近。
 

 

国道140号線に戻り約100m進んで荒川に流れ込む贄川に架かる八幡橋を渡り、埼玉県道37号皆野両神荒川線が分岐する交差点まで進みます。37号線の反対側左に荒川へ降りる道が見え、其の先に八幡神社が在るので下ります。凄く急な坂道なのでチャリを道路脇に止めて徒歩で下ります。途中の斜面に亀裂が在ります、下の杉林でズレが止まっているけど更に豪雨が降ったら杉と共に崩れるんだろうね、桑原桑原。
 

 

200m程下ると左手に古びた鳥居が見え、参道石段上に八幡神社の拝殿が鎮座しています。創建は不詳、祭神:品陀和氣命、所在:秩父市荒川贄川685。八幡神社先に河川敷へ出る獣道が在るので河原に出ます。河原からは此の後で紹介する『#101白川橋』が遠くに見えるので望遠でバシャッ。水は透明で冷たく、腕だけクールダウンして戻ります。チャリの場所まで標高50m程を上りますが、キツイす。
 

 

八幡神社から国道140号線を600m進むと今回最終地点の白川橋に到着です。荒川左岸と右岸は秩父市荒川白久地内で県道中津川三峰口停車場線が通り、国道140号彩甲斐街道と秩父鉄道の終点、三峰口駅との間を結びます。架橋前は栃の木坂の渡しが下流側に在った場所で、1929年(S4)に白川橋が完成した事により廃止されています。
 

 

 



名称:白川橋
構造種別:1径間上路アーチ
河口からの距離:137.7km
橋の長さ:115.2m
有効幅員:6m
竣工:1929年(S4)





>>>後書き<<<
先週、人間ドックで尿酸値が8.4と血圧高めのイエローカードでした。お酒は適量なので、野菜摂取と体重減量(2%)の指導を受けました。受診の5日程前に荒川遡上の最終工程で林道を15km程歩いたのが、影響していると思うのですが??取り敢えず、野菜の摂取に努めます。と云う事で、最近作った野菜系の料理を載せます。先ずは、血液サラサラにするオニオンスライス、飽きない様にドレッシングは種々用意。納豆も大根おろしを入れます。定番の野菜炒め、アスパラ巻きもブナピーを添えました。しし唐も炒めると旨いですね、偶に辛いのに当たるけど厚揚げが辛みを消してくれます(笑)。拉麺類も野菜をタップリで食べます。扨、野菜摂取が何処まで続くかな?改善効果はどう出るかな?




左岸沿いは此の先、二瀬ダムまで登り道が続きますのでチャリによる遡上は限界、右岸側も同様なので次回から徒歩に戻っての遡上になります。残り30km程なので頑張ります。次回は荒川右岸の荒川橋から遡上して、万年橋までの紹介です。

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テーマ:風景写真 - ジャンル:写真

  1. 2014/10/04(土) 12:00:00|
  2. 荒川

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