ぶらっと遡上探索

河川沿いの散策、橋と付近の名所を写真で紹介します。偶にSpotで色々と...

Scene-135 荒川右岸 『荒川橋』


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次回アップ予定:Scene-136 荒川左岸 『平和橋、白川橋』(10/4 12:00)
今回は荒川右岸の久那橋から遡上して、荒川橋までの紹介です。久那橋の右岸側に国道140号彩甲斐街道が秩父鉄道と並行するように走っており此方で遡上しますが、秩父鉄道の浦山口駅周辺に寺社が固まっていますので、其方に寄ってから遡上します。浦山口駅前の高架を潜り、少し進むと左側の斜面から湧水がバシャバシャと流れています。右岸側の前回部で紹介した浦山口不動尊の湧き水と同じ、武甲山からの伏流水で冷たいです。金額は書いていないけど料金箱が置いて在るので有料みたいですね。
 

脇道に入り50m程進むと左斜面に赤い稲荷鳥居が並んで、上に拝殿が見えます。望遠で拡大しても拝殿に社額も無く、ググってもそれらしき神社もヒットしません。浦山口稲荷神社とでも名付けますか?上の拝殿までは苔むした不揃いの石段が続いていますが、滑り易いので上るのはパス、下からバシャッです。創建、祭神、社名は不詳、所在:秩父市荒川久那3829付近。
 

脇道を更に50m程上がると曹洞宗寺院の光西寺が見えます。創建、本尊は不詳、所在:秩父市荒川久那3880-2。
 

光西寺からの山道を進んだ先に秩父霊場札所二十八番の橋立堂が在るので寄ります。山道を300m程進むと真上に埼玉県道73号秩父上名栗線の高架が走っています。道端には水引に似た野草が咲いています。そう、祝儀などで使われる水引に似ている事からミズヒキ(水引)と呼ばれているタデ科の多年草です。更に100m程進むと橋立堂の入口に着きます。
 

 

橋立堂は、明治以前は14番今宮坊の末寺で修験者の道場でしたが、1872年(M5)の修験道禁止令に伴い、曹洞宗の寺院になっています。境内に入ると正面に武甲山石灰岩体西端の断崖絶壁に圧倒されます。高さ80m程の岩壁には地殻変動に伴って形成された褶曲や断層も見られます。其の岸壁下に建てられているのが観音堂で、流れ向拝を付した方形銅板葺きの三間四面で江戸中期建立と云われています。その昔、弘法大師が柚の老木を刻んで馬頭観音とし、此処に安置したのが始まりと云われています。本尊は札所中唯一の馬頭観世音像です。山号:石龍山、所在:秩父市上影森675。橋立堂の縁起図は「郡司報蛇身」。昔、此の地に惨酷非道な郡司と云う領主がおり、銅製の地蔵菩薩像を潰し己れに費やすと病にかかり死んでしまいます。唯、一つだけ良い事をしたので地獄に落ちずに大蛇に化身される。其の頃、村に龍が出て困り堂に祈ると観音の化身が白馬となり現れて、此の地に平穏を齎したと云う縁起です。納経所の右側に県指定天然記念物の橋立鍾乳洞が在ります。洞内は全長200㍍で入場料金は¥200、但し洞内は撮影禁止なので入場はパスです。
 

 

 

冒頭の久那橋南詰めまで戻ります。再び秩父鉄道の浦山口駅前の高架を潜り、国道140号線で遡上開始。途中の浦山川に架かる常盤橋を渡り、800m程進むと右手に東戸神社が在ります。創建、祭神は不詳です、鳥居も狛犬も無く、拝殿のみが建って居ます。所在:秩父市荒川上田野506-1付近。
 

 

国道140号線を挟んだ反対側100mに秩父霊場札所二十九番の曹洞宗寺院、長泉院が在ります。開山は990年(正暦1)の平安時代中期、現在の本堂は1833年(天保4)に建立されたもので、性空上人が秩父を巡錫した際に石札を納めた事から石札堂とも呼ばれています。山号:篠戸山、本尊:聖観世音菩薩立像、所在:秩父市荒川上田野557。境内の庭は枯山水で綺麗に手入れされています。長泉院の縁起図は「龍女」。龍に乗った女に案内された巡礼が、岩屋の奥で聖観世音像を見つけてお堂を建立し安置したと云う縁起です。
 

 

 

長泉院から国道140号線に戻り、秩父鉄道の武州日野駅近くまで約2.4kmをスルーします。武州日野駅の手前100m程に浅間神社が在ります。境内の由緒案内によると、900年(昌泰3)に筑紫の国造の末えい石井大乗陸則と云う人が富士山へ参拝し戴いた御分身を座成山に祀ったのが始まりとの事。祭神:木花佐久夜姫命、所在:秩父市荒川日野843付近。
 

秩父鉄道の武州日野駅踏切を渡ると、長さ6m程の超短い鉄橋が見えます。400m程一般道を進むと荒川日野の花ハス園が在りました。約6,000㎡の広さの池に11種類の蓮が咲くそうですが、殆ど終わりで1種類だけと、スイレンの仲間アサザも開花していました。
 

 

 

ハス園前の道を400m程進むと、曹洞宗寺院の浄光寺です。創建、本尊は不詳、大野原の広見寺の末寺です。山号:日野山、所在:秩父市荒川日野560。
 

細い道を400m程進み、国道140号線に出ると200m先に今回最終地点の『#99荒川橋』が架かっています。荒川左岸の秩父市荒川小野原と右岸の秩父市荒川日野とを結び、国道140号彩甲斐街道が通ります。橋の左岸下は私有地で将門の滝オートキャンプ場が在ります。橋の絵を横から撮るには最適なので、左岸側から下に降ります。キャンプ場への道は急坂で、ナビによる高度計では約50mは降りています。戻りは途中で休まないと死ぬ程のキツサですね。上からは判りませんでしたが下に降りると上流側に将門の滝が流れています。
 

 

 

初代の荒川橋は、現在の荒川橋の下流側(約100m)の川幅が最も狭くなっている地点に、1892年(M25)と1896年(M29)の2回、架橋工事が行われたが何れも完成間近に暴風雨や台風により流失や谷底への落下により挫折しましたが、1898年(M31)に県道秩父甲府線の橋梁として、橋長78mの上路式木鉄混合プラットトラス橋が架橋されています。現在の荒川橋は先代の橋と三代目の橋とが並んでおり、下流側に架かるのが二代目で熊谷方面への上り線、上流側に架かるのが三代目で甲府方面への下り線として運用されています。歩道は、旧橋は下流側に新橋は上流側に設けられています。
 

 

 

 


    名称:荒川橋
    構造種別:鋼上路ブレースト・リブ・バランスド・
    アーチ(2代目)
    構造種別:鋼上路トラスドアーチ(3代目)
    河口からの距離:134.2km
    橋の長さ:156.1(2代目)、149.2m(3代目)
    有効幅員:5.5m
    竣工:1929年(S4)2代目
    竣工:1986年(S61)3代目



>>>後書き<<<
次回は荒川左岸の日野鷺橋から遡上して、平和橋、白川橋までの紹介です。

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  1. 2014/09/30(火) 12:00:00|
  2. 荒川

Scene-134 荒川左岸 『中ノ橋、日野鷺橋』


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次回アップ予定:Scene-135 荒川右岸 『荒川橋』(9/30 12:00)
今回は荒川左岸の柳大橋から遡上して、中ノ橋、日野鷺(ひのさぎ)橋までの紹介です。柳大橋から左岸側1km程は見処が無いので、前回紹介の久那橋までスルーします。久那橋北詰めに在るのが久那の八幡神社です。創建は不詳、祭神:誉田別命、所在:秩父市久那2082付近。
 

八幡神社前に荒川に繋がる細道が在り、地図上には堰か小橋らしき建造物が写っているので確認します。100m程進むと河川敷へ降りる道が在り、其の先にはドラム缶を楕円状に潰して中にコンクリートを詰めた置き橋が在りました。ネットでググると『#97中ノ橋』と呼ばれる橋です。上流方向は川幅が広く、浅い流れで子供が遊ぶに適しています。
 

置き石?の数は40個、縦位置から見ると若干曲がった配置です。上流からの流木などが激突してずれた見たいですね。流れる水は透明で綺麗、残暑なので靴を脱いでクールダウン休憩です。冷たくて気持ちん良かです。
 

 

 



名称:中ノ橋
構造種別:置き橋
河口からの距離:129.7km
橋の長さ:57m
有効幅員:約0.8m
竣工:不明





八幡神社に戻り200m先の久那バス停前に東屋風の休息小屋が在り、日陰で涼しそうなので此処でエネルギ補給(🍙)です。傍には栗の実が美味しそうに実っています、柵は無いから勝手に取れそうだけど無断で取る人は居ないんだろうね。
 

久那橋からの道を200m、突き当りを左に100m程進むと、秩父霊場札所二十五番の曹洞宗寺院、久昌寺の入口です。境内の由緒案内によると、播州書写山の性空上人が従者を従え秩父巡拝の折、閻魔大王に遭い石の手判(手形)を貰った。其の通行手形は御手判(おてはん)と呼ばれ閻魔の関も無事に通れたと云われ、久昌寺に贈られた事から御手判寺と呼ばれています。仁王門にも名残として、御手判寺の扁額が下がっています。仁王門の先100mに三間四面、宝形屋根流れ向拝の観音堂が在ります。山号:岩谷山、本尊:聖観世音菩薩像、所在:秩父市久那2215。観音堂の壁に飾られている縁起図は「奥野の鬼女」で、昔、欲深な女が山に篭って悪業を重ねており、村人は思い余って女を荒川に投げ入れたが一命を取り留める。其の後鬼女は女の子を出産したが、親に似ず美しい心の持ち主で、観音堂を建て母没後の菩提の為に此の地を霊地にしたと云う縁起。
 

 

埼玉県道72号秩父荒川線に戻り200m程南下すると、右側斜面に葛城神社への参道が見えます。創建、祭神は不詳、鳥居は両部鳥居。今回紹介する神社全てに狛犬が居ませんでした。所在:秩父市久那2274。
 

 

葛城神社から県道72号線を500m程進むと、杵築神社の鳥居が右手に見えます。此方も創建、祭神は不詳、所在:秩父市久那2659付近になります。
 

此の付近からの県道は緩い上り坂が続き、キツイす。県道72号線を800m程進むと、久那の諏訪神社が在ります。創建は不詳、祭神:建御名方命、所在:秩父市久那3092付近。
 

 

更に県道72号線を進みますが登坂の連続で足が限界です、600m程チャリを押し上げながら漸く坂の頂上付近に来たので、チャリを木陰に止めて休憩、左手眼下に荒川も見える場所です。10分程休み遡上再開、今度は下り坂の連続なので、汗で濡れた服が風に冷やされて超快適です。水沢橋を渡り200m程進むと左手に手打ち蕎麦の看板が見えたので、昼食を此処で取ります。
 

 

 

手打ち蕎麦の水沢でザル蕎麦を注文です。店内は禁煙なので、茹で上がるまで外で一服。店内に戻ると石挽きそば粉を使用したザル蕎麦がお待ちかねだ、腰があって美味しい蕎麦でした。暑い時に飲む、熱いお茶も美味しいですね。所在:秩父市荒川小野原416-1。
 

蕎麦屋さんから100mで、今回最終地点の『#98日野鷺橋』です。荒川左岸の秩父市荒川小野原と右岸の秩父市荒川日野とを結び、埼玉県道72号秩父荒川線が通ります。此の付近の鷹の巣地区は交通が不便な場所で、対岸に渡るには4km下流の久那橋、1km上流の荒川橋を渡らなければならず、1985年(S60)から7年を掛けて此の日野鷺橋が架橋されました。両岸は木々が密集した渓谷で、かなりの高さに架かっています。左岸側に橋の詳細パネルが掲示されていて、諸元データを検索する手間が省けて嬉しいです。
 

 

橋の名称は、旧荒川村大字日野と、同じく大字小野原字鷺の巣との地名を組合せたもので、親柱の上にあるオブジェは小野原字鷺の巣をイメージした鷺です。左岸側橋詰めに橋の下に降りられる階段が在り、橋の構造が良く判ります。因みに橋の形式はトラスドランガー桁橋(アーチ橋複合形式)で、ランガー橋の吊材部をトラスに置き換えた構造です。
 

 

 



名称:日野鷺橋
構造種別:1径間中路トラスドランガー
河口からの距離:133.3km
橋の長さ:220m
有効幅員:9.75m
竣工:1992年(H4)





>>>後書き<<<
秋口になって、高かった秋刀魚が漸く安く出回りましたね。先日、形の良いのがタイムサービスでスーパーに並んで居たので家に連れて帰りました。さてと、どう始末するかな?1匹目は頭を落として三枚におろしてから、腹骨は落とさずに毛抜きで小骨と一緒に処理して皮を剥ぎます。次に焼き鳥の櫛にクルクルと巻いてラップで包み、冷蔵庫で1時間程成形させてからグリルで骨煎餅用の中骨と一緒に塩焼します。最後に檸檬の皮を細かく切ってパラパラと乗せて「秋刀魚捩じり焼き」の完成。魚だけに、酒の肴に最高(なんちゃって)!2匹目は頭、尻尾、内臓を抜いてブツ切りして、生姜、牛蒡、醤油、味醂、顆粒出汁、水と一緒に圧力鍋で加熱10分、自然冷却してからカイワレ大根と一緒に蕎麦に乗せて「秋刀魚蕎麦」が完成。最後は普通に「秋刀魚塩焼き」で戴きました。何れも美味しかったですよ。
 

 

次回は荒川右岸の久那橋から遡上して、荒川橋までの紹介です。

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  1. 2014/09/26(金) 12:00:00|
  2. 荒川

Scene-133 荒川右岸 『久那橋』


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次回アップ予定:Scene-134 荒川左岸 『中ノ橋、日野鷺橋』(9/26 12:00)
今回は荒川右岸の櫻橋から遡上して、久那橋までの紹介です。先ずは、櫻橋から右岸沿いの道で200m程進んだ所に在る三嶋神社から寄ります。創建は不詳、祭神:大山祇神、所在:秩父市近戸町17。
 

 

更に右岸沿いの道を600m程進むと、滝坂稲荷神社が在ります。此方も創建は不詳、祭神:倉稲魂命、所在:秩父市上町3-25。
 

滝坂稲荷の南西200mに臨済宗建長寺派寺院の金仙寺が在ります。本堂扁額の寺名は金僊寺、秩父七福神巡の寺です。境内の由緒案内によると、開創は1358年(延文3)、宋僧・大覚禅師により開山、開基は中村左衛門丹次公行により開かれた古刹です。山号:大聖山、本尊:弥勒菩薩像、所在:秩父市下影森6650。境内の藤棚に実が成っています。中の黒い種を10分程焼き、皮を剥いて食べるとギンナンに似た味がするそうです、但し多食すると下痢するとの事です。
 

 

 

金仙寺から南西に800m程進み、荒川沿いを通る埼玉県道209号小鹿野影森停車場秩父公園線に入ります。此の付近の川沿いには見処は無いのですが、橋の絵は撮らないといけないので途中から川沿いの遊歩道に戻ります。前回紹介の柳大橋を下から撮りながら1km程進むと、てっ!道が急流な沢(浦山川)で遮断されているずら。此れは戻るしか有りませんね!取り敢えず、今回紹介する橋を下から撮って1kmを戻ります。
 

迂回路は国道140号彩甲斐街道に繋がり、秩父鉄道の影森駅付近に出ました。序に駅の東400m付近に在る、秩父霊場札所二十六番の臨済宗建長寺派寺院の圓融寺に寄ります。圓融寺から南1.5kmの山中に岩井堂(1205年:元久2に建立)が在り、以前は其方に本尊が在ったが現在は圓融寺本堂に安置されています。山号:萬松山、本尊:聖観世音菩薩座像、所在:秩父市下影森348。
 

 

影森駅方向に200m戻った処に曹洞宗寺院の長福寺が在ります。創建は不詳、山号:瑞雲山、本尊:千手観音像、所在:秩父市下影森228。境内にコバギボウシ(小葉擬宝珠)、リュウゼツラン科ギボウシ属の多年草が咲いています、漏斗型の淡紫色の花が可愛いですね。お寺の裏側に長福寺長福稲荷が建って居ます。
 

 

 

あれれ!チャリで段差を通る度に、後輪がゴツンゴツンと悲鳴を上げています。後輪タイヤの空気圧が減っている様です。近くの影森駅に空気入れの備え付けが在るか、聞いて見ましたが残念ながら無し。仕方ないのでデイバッグを前輪前方に重心移動して括り付けて後輪への負担を軽くし、段差では徐行です。再び秩父鉄道の線路を渡り、500m程先に在る大渕(だいえん)寺に向かいます。
 

大渕寺は秩父霊場札所二十七番の曹洞宗寺院で、創建は不詳。本堂は三間四面、一軒瓦葺の寄棟造りです。山号:龍河山、本尊:聖観世音菩薩座像、所在:秩父市上影森411。山門を潜った左手に観音山延命水が在ります。自然の湧き水で此の水を飲むと33ヶ月長生きすると云われています。聖観世音菩薩の恵みの延命水で、此れは飲むしかないね。ゴクゴクと5年分位飲み、喫煙で減った寿命を半分程取り戻したぞ!(笑)。
 

 

本堂の裏手山沿いに月影堂が建っており、縁起図(行脚僧 宝明)も飾られています。昔、宝明と云う行脚僧が諸国を巡り此の地が霊場の多い事に心打たれ、春秋七年過したが足の病に倒れた。其処に訪れた弘法大師が此れを見て、観音像を刻み与えました。宝明は病の回復を祈願し礼拝を続けていると病が完治、此の悦び吾一人拝するは勿体無いと里人に伝え、一宇の堂を建てて本尊を祀り観音堂を建立したと云う縁起です。
 

大渕寺から国道140号へ400m程戻り遡上再開です。と、其の前に昼近いのでお腹が減りました。国道沿いを検索すると、200m程バックした処に蕎麦屋(蕎麦処いっぽんぎ)が在るので其処で昼食にします。暑いのでザル蕎麦を注文。豪華に天婦羅も付けましたが揚げたての、かき揚げが超デカイけど美味しくて完食、蕎麦湯も美味でゴクゴクお腹一杯で苦しいです(笑)。
 

国道140号の裏道を600m程進むと、上影森の諏訪神社です。椿の森に在る事から椿森諏訪神社と呼ばれています。創建は不詳、祭神:建御名方神、所在:秩父市上影森255-1。二の鳥居の両部鳥居は明治時代の末、下影森の琴平神社に在ったものが移築されたものです。神明鳥居は2001年(H13)、狛犬は1989年(H1)の奉納です。御神木のスギは樹齢600~700年、樹高40m、幹廻り5.6mで秩父市最大であり、秩父市の天然記念物に指定されています。
 

 

 

諏訪神社から国道140号彩甲斐街道で800m進むと、今回最終地点の『#96久那橋』です。下流方向の右手から流れ込む渓流は、浦山ダムから放水される浦山川で途中でも紹介した様にかなりの水量が在ります。
 

久那橋は荒川左岸の秩父市久那と右岸の秩父市荒川上田野とを結び、左岸側の埼玉県道72号秩父荒川線と右岸を通る国道140号彩甲斐街道とを結ぶバイパス道路が通り、歩道は下流側に在ります。右岸側から左岸側にかけての勾配が急で行きは良い良い帰りは、もう大変!チャリは途中から降りて手押しです。
 

 

 



名称:久那橋
構造種別:2径間PC連続箱桁
河口からの距離:129.4km
橋の長さ:約155m
有効幅員:約8m
竣工:不明




国道140号を200m戻り、秩父鉄道の浦山口駅から帰宅します。駅入り口手前に不動尊が在り、境内に武甲山水系の湧き水が飲めるようになっています、冷たくて美味しいです。隣には同じ湧き水ですが、本格的なバルブが付いていて水を持ち帰る場合は、飲料水施設管理費として200円を箱に入れます。
 

不動尊から駅まで約100m、本数は1時間に1~2本で待ち時間が30分程在ります。駅前でチャリを折り畳もうとしていると駅員さんから胡瓜の差入が在りました。塩を掛けただけですが、冷えていて塩味最高!美味しかったです(嬉)。それから秩父鉄道はサイクルトレイン(チャリの持ち込みOK)が特定区間、指定駅で利用出来ますが、残念ながら浦山口駅は対象外なのですが特別に持ち込み許可を戴きました。お陰で御花畑駅から西武秩父駅間の約5分を担いで移動する事も無く助かりました。色々と、ありがとうございました。
 

 

>>>後書き<<<
次回は荒川左岸の柳大橋から遡上して、中ノ橋、日野鷺(ひのさぎ)橋までの紹介です。

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  1. 2014/09/22(月) 12:00:00|
  2. 荒川

Scene-132 荒川左岸 『巴川橋、柳大橋』


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次回アップ予定:Scene-133 荒川右岸 『久那橋』(9/22 12:00)
今回は荒川左岸の秩父公園橋から遡上して、巴川(ともえがわ)橋、柳大橋までの紹介です。秩父公園橋から見える武甲山は雲が掛かって涼しげですね。秩父公園橋から左岸上流は山岳地帯で見処が無いので、埼玉県道72号秩父荒川線で佐久良橋まで約1.4kmを進みます。佐久良橋の先、100m程進むと左手に中嶋天神宮が在ります。創建、祭神は不詳、所在:秩父市別所。
 

中嶋天神宮から900m程進むと、右手に秩父霊場札所二十四番、臨済宗南禅寺派寺院の法泉寺入口が見えます。本堂は三間四面、方形造り茅葺でしたが、現在は銅板葺き四注屋根に改修されています。山号:荷光智山、本尊:聖観世音菩薩座像、所在:秩父市別所1586。参道の石段は116段、だらだら上ると疲れる時間が長くなるので一気に上がり、頂上で長めの休憩です。堂の縁起図は、恋ヶ窪の遊女。昔、信仰深い遊女が口中の腫物で困っていた時、秩父から来た僧が「白山の観音を信じ、此の楊の枝で口を洗え」と教え、僧の教え通りにすると腫れと痛みが治ったという縁起です。境内から見た武甲山、さっきまで掛かっていた雲が取れ、今日も暑くなりそうです。参道石段、上から見ると怖い角度なので、下りはゆっくりと降ります(笑)。
 

 

 

法泉寺から県道72号線を500m程進むと、真っ赤に塗り立ての『#94巴川橋』です、超派手ですね。荒川左岸の秩父市久那と右岸の秩父市下影森とを結び、埼玉県道209号小鹿野影森停車場秩父公園線が通ります。巴川橋の上流は固い岩盤に行く手を阻まれた荒川が急激に方向を変え、山肌にブツカリS字状に大きく蛇行しています。上流方向右下に見える白い建物は昭和電工㈱の秩父発電所(7400kw)です。
 

橋の下には山肌から削り取られた砂礫が集まって中洲を形成しており、川岸には深い淵も在るので大型ヤマメが出るポイントも在り、現在は鮎の友釣専用区の期間が終わっているので入れます。巴川橋には段差を付けた歩道が下流側に在ります。
 

 

 



名称:巴川橋
構造種別:1径間下路ニールセンローゼ
河口からの距離:125.8km
橋の長さ:172.5m
有効幅員:6.5m+1.5m
竣工:1974年(S49)





巴川橋から県道209号線を100m程進むと緩い上り坂に入り、左手に竹細工のお店が在ります。未だ時間が早く開店していないので、外から見物しながら休憩です。大きな背負い籠が¥3500、高いのか安いのか?判りません。道路脇から巴川橋上流の断崖が近くから望めますが絶景です。左手遠方には浦山ダムも見えます。秩父地域には他に、二瀬ダム、合角ダム、滝沢ダムの4つのダムが在り、別途 秩父ダム巡りを計画していますので、纏まりましたらSpotで紹介する予定です。
 

 

更に県道209号線を300m程進むと県道72号線と合流しますが、北100m程に臨済宗南禅寺派寺院の寶林院が在るので寄ります。秩父十三仏霊場巡りのお寺です。創建は不詳、山号:向嶽山、本尊:普賢菩薩像、所在:秩父市久那362。タマアジサイが境内に在りましたが、普通のアジサイに比べて時期が2月程遅れる為、未だ蕾でした。
 

 

 

代わりに小舞妃蓮、大賀蓮、知里の曙などの蓮が最盛期でした。寶林院山門前に休憩エリアが在りましたが、ベンチは日向に出ているので、ベンチ裏が木陰だったので石垣に腰掛けて休憩です。
 

 

県道72号線に戻り南に800m程進むと子之神神社が在ります。創建は不詳、祭神:大己貴命、所在:秩父市久那。明神鳥居と小さな拝殿だけのひっそりとした神社です。
 

曲がりくねった荒川の流れに沿って約1km進むと、今回最終地点の『#95柳大橋』に到着です。荒川左岸の秩父市久那と右岸の秩父市上影森とを結び、一般道が通ります。歩道は上流側に後追加で設けられています。
 

 

柳大橋の下は鮎釣りの有名な爆釣ポイントとの事で、鮎釣り選手権in秩父CUPが開催される場所です。平日の此の日も10名前後が竿を並べていました。確かに釣れる場所らしく、見ているだけで数名に当たりが出ていました。
 

 

 



名称:柳大橋
構造種別:4径間連続鋼鈑桁
河口からの距離:128.1km
橋の長さ:約163m
有効幅員:約6m
竣工:不明





>>>後書き<<<
夏も終わり、初秋の気配が漂いそろそろ温かい食べ物が恋しい時期に入りますね。なので、賞味期限切れの夏場に食べた冷やし蕎麦あれこれを在庫処分で載せます(笑)。先ずは何にでも合う、大根おろしバージョン。天婦羅も大根おろしだとサッパリと頂けます。


変わったバージョンでは牛丼、鯖の味醂干しを乗っけた奴で、美味。レタス細切りを混ぜたものは、正にサラダ感覚で蕎麦の食感は何処かに飛んで行ってしまっています。食感は良いけど味は微妙です(笑)ドレッシングで食べた方が良いかも?


サイコロステーキ乗せは文句無しで旨い!何時の間にか隣にビールと枝豆が来てますよ。


次回は荒川右岸の佐久良橋から遡上して、久那橋までの紹介です。

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テーマ:風景写真 - ジャンル:写真

  1. 2014/09/18(木) 12:00:00|
  2. 荒川

Scene-131 荒川右岸 『佐久良橋、櫻橋』


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次回アップ予定:Scene-132 荒川左岸 『巴川橋、柳大橋』(9/18 12:00)
今回は荒川右岸の秩父橋から遡上して、Wさくら橋の佐久良橋、櫻橋までの紹介です。秩父橋から右岸沿いには見処が無いので、最寄り駅の秩父鉄道大野原駅前から一般道で約1.6km南下して秩父霊場札所十七番の曹洞宗寺院の定林寺から紹介します。創建は不詳、入口右手に在る鐘楼は、鐘の周囲全体に日本百観音像が彫られた1758年(宝暦8)の鋳造で埼玉県の有形文化財に指定されています。本堂は1963年(S38)に再建されたものです。山号:実正山、本尊:十一面観世音菩薩像、所在:秩父市 桜木町 21-3。境内入口脇に在る鐘楼は撞けますが、お寺に入る前に撞くと入り鐘(お金が入る)、出てから着くと出鐘(お金が出て行く)と云われています。お寺に入る前に鐘楼の写真を撮っていると住職から撞きますか?と聞かれたので、遠慮なくゴ~ン♪。其の後、未だ大金は入って来て居ません(可笑しいな!)。
 

 

定林寺脇の国道299号で1km程進むと、秩父三大神社の一つの秩父神社です。境内の由緒案内によると、秩父神社の創建は、第十代崇神天皇の御代(564~631年)に知知夫国の初代国造に任命された八意思兼命の子孫である知知夫彦命が、祖神を祀った事に始まるとされており、中世以降は関東武士団の源流、平良文を祖とする秩父平氏が奉じる妙見信仰と習合し、長く秩父妙見宮として隆盛を極めたが、明治の神仏判然令により秩父神社の旧社名に戻しています。祭神:八意思兼命、知知夫彦命、天之御中主神、秩父宮雍仁親王、所在:秩父市番場町1-3。入口の明神鳥居は1929年(S4)の奉納です。
 

 

社殿は1569年(永禄12)に戦禍により焼失しましたが、其の後、1592年(天正20)に徳川家康公の命により現在の社殿が建てられています。江戸時代初期の建築様式を留めている事などから、埼玉県の有形文化財に指定されています。拝殿の柱に飾られている木鼻は麒麟ですね、狛犬と同様に木鼻にも阿吽の形が表されています。
 

 

 

家康公は虎歳、虎の日、虎の刻生まれで、拝殿の壁には虎の彫刻が4面施されています。其の内の一つ、子虎と戯れる「子宝子育ての虎」は名工左甚五郎が彫ったものと伝えられています。虎でなくて豹が彫られていますが、此れは虎や豹を実際に見た事が無い為、当時の常識として、「豹は雌の虎」と考えられていたようで、母虎があえて豹として描かれているそうです。因みに日光東照宮表門の雌雄一対の虎も、豹と虎が描かれています。本殿の右側には、同じく甚五郎作の「つなぎの龍」が彫られています。秩父札所十五番少林寺近くに在った天ヶ池で龍が暴れた時に、必ず此の彫刻の下に水が溜まっている事から此の龍の彫刻を鎖で繋ぎ止めたら、龍が現れなくなったと云う伝説の龍です。撮影中に此の場所だけ雨がパラパラと降ってきました、まるで龍が鎖を外してくれと云っている様です(嘘笑)。
 

本殿の裏側には、「北辰の梟(ふくろう)」と呼ばれる彫り物が飾られています。体は本殿に向き、頭は反対の北を向き昼夜を問わず祭神を守っています。本殿の左側には「お元気三猿」、日光東照宮の三猿は「見ざる・言わざる・聞かざる」ですが、秩父神社の三猿は「よく見て・よく聞いて・よく話す」お元気三猿として親しまれているそうです。
 

 

秩父神社から西に位置する荒川方向に600m程進むと、秩父霊場札所十六番の真義真言宗寺院の西光寺が在ります。創建は不詳、山号:無量山、本尊:千手観音像、所在:秩父市中村町4-8-21。境内隅に大きな酒樽に、草葺屋根のお堂が在ります。此の酒樽は一日三合飲んでも30年分は飲める酒が入るという大きさで、中に酒樽大黒様が鎮座しています。傍に秩父祭りの山車に使われていた昔の車軸が置かれています。丁度、巡礼ツアーの団体と遭遇してしまい、思うような絵が撮れませんでした。
 

 

 

西光寺の南300m程に八坂神社が地図に載っているので寄ります。近くまで来ましたが鳥居も境内も見当たりません、グルグルと近くを一廻りすると土蔵の脇に隠れるように拝殿が在りました。何だ、さっき通った場所じゃん!見落としました。地図に載っている位だからもっと大きいと思っていました。地図に表記する基準っていうのは、どうなってるんだろうね。創建、祭神は不詳、所在:秩父市中村町3-1付近。
 
八坂神社の西100mに天満天神社が在ります。此方も見つけ難い場所に建ち、創建、祭神は不詳、所在:秩父市中村町3-1。
 

天満天神社から南西600m程の位置に在るのが、今回最終地点のWさくら橋です。先ずは下流側の新しく架けられた『#92佐久良橋』です。荒川左岸の秩父市別所と右岸の秩父市近戸町とを結び、左岸の埼玉県道72号秩父荒川線と右岸の埼玉県道73号秩父上名栗線を繋ぐバイパス道路が通ります。橋の下は浅い瀬が続き、鮎釣りの好ポイントで釣り人が多く居ます。
 

左岸側と右岸側の河岸段丘間を結ぶ形で架かり、荒川に架かる部分は3径間連続鈑桁、左岸側の河岸段丘までは6径間PC桁で構成されています。
 

 

 



名称:佐久良橋
構造種別:3径間連続鈑桁
河口からの距離:124km
橋の長さ:168.9m
有効幅員:9.75m
竣工:1993年(H5)





佐久良橋の上流20mに架かるのが、旧さくら橋で表記は難しい漢字の『#93櫻橋』です。荒川左岸の秩父市別所と右岸の秩父市近戸町とを結び、一般道が通ります。
 

櫻橋は架橋から57年経過しており、老朽化によりそろそろ寿命ですね。橋の入口に表示されている重量制限標識は6Tonです。幅員は3m程なので車がすれ違う事は無理で、中央部に退避用スペースが在り、此処で道を譲り合います。
 

 

 



名称:櫻橋
構造種別:6径間PC連続箱桁
河口からの距離:124km
橋の長さ:132.4m
有効幅員:約3.5m
竣工:1956年(S31)





>>>後書き<<<
偶に食べたくなるのがカレーライス、夏は値段が高かった夏野菜も秋口に入り少し安くなって来ましたね。
其処で、パプリカ、南瓜、蓮根を使った夏野菜カレーを作りました。今回は冷凍するとスカスカに成るので、ジャガイモ無しです。先ずは人参、玉葱を鍋で煮ながら、夏野菜を薄切りにして水を少し入れた器にラップを掛けてチンしてからフライパンに油を少し引き、水分を飛ばして焦げ目を付けます。黒虎?を背開きしてワタを取って炒め、大蒜と牛肉も別に炒めます。後は、炒めた材料とルーを鍋に入れてグズグズと煮て完成。トッピングに夏野菜を乗せて戴きます。ジャガイモが入っていないのでコクが在り、今まで作ったカレーとは一味も二味も違う旨みが出ました(お勧め)。夏野菜も甘さが増して美味、ルーは冷凍後に解凍しても味が落ちませんでした(便利)。
 

今回の秩父神社、如何でしたか?秩父三大神社でもあり見応えの在る神社でしたね。残りの秩父三大神社の三峰神社は、遡上ルートから離れていますが寄る事に決定しましたので、又 楽しみにして下さい。
次回は荒川左岸の秩父公園橋から遡上して、巴川(ともえがわ)橋、柳大橋までの紹介です。

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  1. 2014/09/14(日) 12:00:00|
  2. 荒川

Spot-13 福生『米空軍横田基地日米友好祭 2014』


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次回アップ予定:Scene-131 荒川右岸 『佐久良橋、櫻橋』 (9/14 12:00)


今回は、米空軍横田基地日米友好祭(フレンドシップフェスティバル)2014のSpot紹介です。
荒川遡上で秩父方面へ出掛ける際に、JR拝島駅を過ぎた辺りで車窓から見える米軍輸送機のデカイ尾翼が気になっていて、其の内に寄って見ようと思っていましたが、去年はアメリカの国防費削減の影響で中止になった、冒頭の横田基地の一般公開行事「横田基地友好祭」が、今年の9月6、7日に2年振りに開催される事になりました。横田基地の中に入れて、戦闘機などが近くで見られる良い機会なので、パスポート持参でアメリカに行って来ました?そうなんですよ、横田基地は事実上、日本の行政権の及ばない治外法権地区で、正しくアメリカなのです。
横田基地は本州最大の米空軍基地で、在日米軍司令部と米第5空軍司令部が置かれている極東の主要基地です。極東地域全体の輸送中継ハブ基地として機能し、戦術輸送機C-130Hを中心とした第374空輸航空団がホームベースとして展開しています。
基地総面積:7136km²、滑走路:長さ3350m×幅員60m、方位:18/36。常駐航空機:C-130 13機、C-12J 3機、UH-1Nヘリコプター 4機。

最寄り駅はJR牛浜駅、横田基地の開門が9:00なので30分前に着くように自宅を7:30に出発。横田基地の解放口の第5ゲートに着くと既に500名程が並んで居ます。開門までに後続がドンドン並び最後尾は見えない距離、早めに来て正解でした。開門しても中々列が進みません、ゲート前での手荷物検査場所での整流で時間が掛かっているみたいです。金属探知機によるボディ検査はアトランダムで、手荷物検査も形式的な簡単な覗込み、パスポートの提示確認も無く、30分待ち程度でスムーズに入場出来ました。
 

 

メイン通路先には屋台村が並び、早朝は閑散としていましたが昼頃には人で満杯です。ステーキ旨そう(\2000)、佐世保バーガー旨そう(\1000)、価格は釣銭が出ないように設定しているみたいです。バンド演奏も在りますが、曲が判りません(笑)。滑走路脇が延々と航空機の展示エリアで、一昨年は17万人の来場が在ったそうですが基地内は、東京ドーム152個分の面積なので混雑する状態には成りません、広~い!
 

 

 

では展示飛行機についてカテゴリー順に紹介します、先ずは戦闘機類。■F-2A支援戦闘機(63-8540)。航空自衛隊築城基地、第8航空団第6飛行隊所属。製造者:三菱重工業、全長:15.52m、全幅:11.13m、全高:4.96m、最大速度:2.0M、ユニットコスト:約120億~130億円。
 

■F-16C Block 50ファイティングファルコン(91-357)。米空軍三沢基地、第35戦闘航空団第13戦闘飛行隊所属。製造者:ロッキード・マーティン社、全幅:9.45m、全長:15.04m、全高:5.09m、最大速度:2.0M、ユニットコスト:約20億円。
 

■F-4EJ Phantom II(37-8318)。航空自衛隊岐阜基地、飛行開発実験団所属。製造者:マクドネル・ダグラス、全長:19.2m、全幅:11.77m、全高:5.02m、最大速度:2.2M、ユニットコスト:約25億円。米空軍では1996年(H8)に全て退役しているが、未だに各国で運用されています。古い機体ですが、下に沿った水平尾翼や精悍な面構えが好きです。
 

■F-15J Eagle(22-8810)。航空自衛隊小松基地、第6航空団第303飛行隊所属。製造者:三菱重工業(CKD)、全長:19.43m、全幅:13.05m、全高:5.63m、最大速度:2.5M、ユニットコスト:約86~102億円。
 

■T-4中等練習機(86-5610)。航空自衛隊浜松基地、第1航空団/第32教育飛行隊所属。製造者:川崎重工業、全長:13.02m、全幅:9.9m、全高:4.6m、最大速度:0.91M、ユニットコスト:約45億円。3代目「ブルーインパルス」の使用機としても活躍しています。
 

■E-3C Sentry(80-0139)。E-3Cは胴体上部に直径9.14m、厚さ1.83mの円盤型ロートドーム(レーダーを放射する装置)が装備されている早期警戒管制機です。嘉手納基地、第18航空団第961空中航空管制飛行隊所属。製造者:ボーイング社、全長:46.62m、全幅:44.42m、全高:12.73m、最大速度:855km/h、ユニットコスト:約284億。
 

次に輸送機。初めて見るオスプレイが普天間基地から来ています、1機はプロペラを上に向けた垂直離着陸モード、もう1機は翼を格納した状態です。内部が公開されているので既に長蛇の列です。■MV-22B Osprey EP-01(168217,168028)。米海兵隊普天間基地、第265海兵ティルトローター機中隊(VMM-265)所属。製造者:ベル・ヘリコプター、ボーイング・ヘリコプターズ、全長:17.47m、全幅:25.54m、全高:6.4m(VTOL時)、ローター直径:11.61m、最大速度:520km/h、ユニットコスト:約65億円。兵士がM4アサルトライフルを携帯して警備、カートリッジも装填されていて怖いよ!
 

 

■C-1輸送機(58-1008)。航空自衛隊入間基地、第2輸送航空隊第402飛行隊所属。製造者:川崎重工業、全長:29m、全幅:30.6m、全高:9.99m、最大速度:815km/h、ユニットコスト:約45億円。
 

■C-130H Hercules (74-1659,74-1685 etc.)。米空軍横田基地、第374空輸航空団第36空輸飛行隊所属。製造者:ロッキード、全長:29.79m、全幅:40.41m、全高:11.66m、最大速度:約620km/h、ユニットコスト:約65億円。
 

■C-17輸送機(05-5150)。米空軍ヒッカム基地、第15空輸航空団第535空輸飛行隊所属。製造者:マクドネル・ダグラス、全長:53m、全幅:51.8m、全高:16.8m、巡航速度:約830km/h、ユニットコスト:約229億円。
 

当日は天気も良く残暑が厳しい状態で、日向を避ける木陰や建物が在りません。いや、在りました!大型輸送機の主翼の下です。彼方此方から翼下の避暑地に蟻んこの様に人が集まって来ます(笑)。少しお邪魔して此処で小休憩、確かに日陰で涼しい気分です。
 

視点を変えて、他の視写体も紹介します。場内には警備の軍用犬を連れた兵士が巡回、ワンちゃんも暑そうですね。基地内に配備されている車は殆ど外車(当たり前か?)で、シボレーにフォード、見た事無いメーカーのKEM社製ポンプ車(P-18)とOshKosh社製の航空機火災対処消防車(P-19B)が並んで居ます。入口近くのみに簡易トイレが60基程ずらりと並んで居ます。午後になったら多分長蛇の列が出来ますね、給水車(手洗い用)も在ります。
 

 

 

入口付近で軍用犬による捕獲訓練が始まっていました。猛ダッシュで犯人役に飛び掛かり、食らい付いたら振り回されても離しません、訓練なのに実戦モード全開で凄まじい迫力です。ワンちゃん、訓練だから抑えて、抑えて!
 

最後にヘリコプターを紹介して終わります。先ずは、■UH-60Jロクマル(28-4555)、UH-60ブラックホークの日本仕様。航空自衛隊浜松基地、航空救難団浜松救難隊所属。製造:三菱重工業(ライセンス生産)、全長:19.76m、全幅:5.43m、全高:5.13m、ローター直径:16.36m、最大速度:約265km/h、ユニットコスト:約46億円。
 

■CH-47J(07-4499)、CH-47チヌークの日本仕様。航空自衛隊入間基地、航空救難団入間ヘリコプター空輸隊所属。製造者:ボーイング・ヘリコプターズ、全長:30.1m、胴体幅:3.87m、全高:5.7m、ローター直径:18.3m、最大速度:295km/h、ユニットコスト:約37億円。
 

■CH-47チヌーク(52913)。陸上自衛隊相馬原駐屯地、第12ヘリコプター隊(第2飛行隊)所属。製造者:ボーイング・ヘリコプターズ、仕様はCH-47Jと同様。
■OH-1(32606)。陸上自衛隊立川駐屯地、東部方面航空隊東部方面ヘリコプター隊所属、製造:川崎重工業、全長:12m、全幅:12m、全高:3.8m、ローター直径:11.5m、最大速度:278km/h、ユニットコスト:約25億円。
 

12時近くに成り来場者もピークを迎えようとしています。一通り展示されている飛行機の撮影も終わったので、電車が混む前に引き上げます。牛浜駅からは、相変わらず人の波が続いているね。
 

>>>後書き<<<
会場でステーキ食いたかったけど列が混んでいるし、ボッタクリ値段だったので諦めました。でも、やっぱ、食いたいな!で、帰宅してからスーパーで¥807/198gのサーロインを買って、久し振りにステーキを焼きました。其の前に付け合わせも作るか。人参のグラッセ、人参を丸く面取りして茹で上がったらお湯を半分捨てて砂糖を加えて煮詰めます。最後にバーターを絡めて終わり。ちぎりレタスとミニトマトのオイル漬けも皿に盛り付けます。肉は塩胡椒してオマケの牛脂でガンガン焼き、大蒜スライスも同時に焼いて完成!ん~ステーキやっぱり旨いね、ワインにも合うし最高です。
 

次回は通常Sceneに戻って、荒川右岸の秩父橋から遡上して、佐久良橋(さくら)、櫻橋までのWさくら橋の紹介です。

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  1. 2014/09/10(水) 12:00:00|
  2. 横田基地日米友好祭

Scene-130 荒川左岸 『武之鼻橋、秩父公園橋』


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次回アップ予定: Spot-13 福生 『米軍横田基地』 (9/10 12:00)
今回は荒川左岸の和銅大橋から遡上して、武之鼻橋、秩父公園橋までの紹介で、最寄り駅の秩父鉄道和銅黒谷駅からスタートします。駅のホームは改札と離れた島式で、何故か車両中程の2ヶ所のドアしか開閉しません。(後で判りましたが、カーブした線路に合わせてホームが曲線で出来ていて車両の前後ドアとホームとの隙間が大きくなる為でした)平均乗車人員200人前後のローカル駅で、ホームには和同開珎の日本通貨発祥の地碑が在ります。
 

和銅黒谷駅から前々回紹介の和銅大橋を渡り西に400m進み、埼玉県道44号秩父児玉線を左折して300m程の位置に、臨済宗南禅寺派寺院の普門寺が在ります。創建は不詳、山号:月光山、本尊:釈迦如来像?、所在:秩父市寺尾535。境内中庭の池に色々な水生植物が咲いています。ガマ(蒲)にハス、ハスは開花しないと種類が判らないけど多分、大賀蓮です。睡蓮も咲いています、スイレンは海外に原種が多く名前の殆どが横文字です。珍しい睡蓮の仲間、黄色のアサザ(阿佐佐)も咲いていました。ミツガシワ科で別名がハナジュンサイ(花蓴菜)と呼ばれ、午後には萎んでしまう短命な花です。
 

 

 

400m程進むと、県道44号線脇に今にも倒れそうな大きな欅が在ります。保存樹で樹齢600年だそうです。台風が来たら傍に寄れないね。
 

県道44号線を其のまま2km程進み、右側の一般道を約1kmの位置に寺尾の諏訪神社が在ります。創建は不詳、祭神:建御名方神、所在:秩父市寺尾1907。入口鳥居は両部鳥居、二の鳥居は1927年(S2)奉納の神明鳥居です。
 

 

諏訪神社から荒川方向に500m程進むと、真言宗豊山派寺院の光正寺が在ります。境内の縁起碑によると、かつて鎌倉時代後期に二尊寺として建立されたが、桃山時代の戦火により焼失。其の後、1655年(明暦1)に本庄市の成身院の末寺として僧元和により開基されています。山号:金昌山、本尊:不動明王像、所在:秩父市寺尾2062。
 

光正寺から北100m、荒川に臨む断崖の上に秩父霊場札所二十番の臨済宗南禅寺派寺院の岩之上堂が在ります。創建は不詳ですが、堂は江戸中期の造営と云われており、三間四面方形造りで秩父札所中最古の建物です。山号:法王山、本尊:聖観世音菩薩像、所在:秩父市寺尾2169。岩之上堂の周りは木々に覆われていて堂全体を撮るポジションが在りません。
 

 

荒川沿いに700m程進むと秩父霊場札所二十一番の真言宗豊山派寺院の観音寺が在ります。創建は不詳、元八幡宮の社地に在り、通称矢乃堂と呼ばれています。山号:要光山、本尊:聖観世音菩薩像、所在:秩父市寺尾2352。矢乃堂の由来は、行基菩薩が刻んだ聖観音像を祀ろうとした際に悪鬼達に邪魔されたが、八幡神が現れ神矢を放って悪鬼達を追い払ったと云われ、其の縁起図が飾られています。
 

 

観音寺から埼玉県道72号秩父荒川線で1.4km程離れている秩父霊場札所二十二番の真言宗豊山派寺院の永福寺に行きます。創建は不詳、此の堂は童子堂と呼ばれ、淳和天皇の御弟、三品式部卿伊豫親王の菩提の為、遍照僧正が此の領主に命じて草創したものと云われています。山号:華台山、本尊:聖観世音菩薩像、所在:秩父市大字寺尾3595。
 

 

永福寺入口から100m程離れた場所に諏訪神社が在ります。創建、祭神等は不詳、所在:秩父市寺尾3536付近。
 

諏訪神社前の一般道をS字状に800m程下って行くと、『#90武之鼻橋』です。荒川左岸の秩父市寺尾と右岸の秩父市中村町とを結び、一般道が通ります。橋の上流、下流に浅場の瀬が続き鮎釣りの絶好ポイントで多くの釣り人が集まる場所です。上流側には別の橋のドデカイ橋脚が立ち、景観は今一です。
 

架橋される前は、武の鼻の渡しが在った場所です。橋は老朽化している為、現在は6Ton以上の車は通行できません。
 

 

 



名称:武之鼻橋
構造種別:6径間PC連続箱桁
河口からの距離:122.9km
橋の長さ:116m
有効幅員:約3m
竣工:1956年(S31)





武之鼻橋の上流100mに架かる斜張橋が、今回最終地点の『#91秩父公園橋』です。荒川左岸の秩父市寺尾と右岸の秩父市中村町とを結び、埼玉県道208号秩父停車場秩父公園線が通ります。橋面上85mの高さのH型RC主塔が異様な大きさで、下から見上げると圧倒されます。因みに川面からの高さは約130mも有ります。左岸側と右岸側の河岸段丘の高さが異なる為、右岸側から左岸方向に向けて緩い上り坂になっていて、チャリで進む時に辛い橋になります。中間位置の主塔脇に日陰が出来ていたので休憩、自家製のカラカラ梅干しで塩分とミネラル補給です。塔の壁には、山車と花火の秩父夜祭らしきレリーフが飾られています。
 

 

 

秩父公園橋は通称、秩父ハープ橋とも呼ばれていてハープの弦に見立てたケーブルは240本も張られています。荒川に対して斜めに架橋されている為、主塔下の橋脚は荒川の流れに合わせて、45度捻じれた形で造られています。1993年(H5)の土木学会田中賞と、1995年(H7)コンクリート工学会賞(技術賞:我国最大級のPC斜張橋の施工)を受賞している橋です。
 

 

 



名称:秩父公園橋
構造種別:2径間連続PC斜張橋(左岸側)
構造種別:3径間連続PCラーメン橋(右岸側)
河口からの距離:123km
橋の長さ:530m
有効幅員:16m
竣工:1994年(H6)




>>>後書き<<<
日中の温度も大分下がり、朝晩は肌寒い位の陽気で夏もそろそろ終わりに近付いて来て居ますね。夏に貰った素麺が半分程残っていて、越年すると油臭くなってしまうので始末しました。其の前に味噌汁を作る時に味噌の分量を適当に取るので何時も濃い目に出来て水で薄める為、大目に出来てしまいます。其処で素麺を味噌汁で戴く、始末倍増の一石二鳥方式で作りました。茹でた素麺を器に入れ、温めた味噌汁をブッカケルだけです。トッピングで同じ味噌仲間の鯖味噌缶と薬味のネギを乗せて戴きました。サバのアクセントが微妙に良い味で美味しかったですよ。
それと、素麺焼ソバ。茹でた素麺を湯切りして、焼ソバの具材に混ぜますが、麺が伸びてバラけなかったので、鋏でチョキチョキ切ります。茗荷と紅生姜をトッピング、細い麺に味が良く絡んで普通に美味しく、此れで残った素麺の始末が無事完了です(笑)。
 

 

次回は、福生に在る米軍基地で開催された「横田基地日米友好祭(フレンドシップフェスティバル)2014」に行って来ましたので其の内容をSpot-13で紹介します。

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  1. 2014/09/06(土) 12:00:00|
  2. 荒川

Scene-129 荒川右岸 『秩父セメント-ベルコン橋、旧秩父橋、秩父橋』


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次回アップ予定:Scene-130 荒川左岸 『武之鼻橋、秩父公園橋』(9/6 12:00)
今回は荒川右岸の新皆野橋から遡上して、秩父セメント-ベルコン橋、旧秩父橋、秩父橋までの紹介です。先ずは、新皆野橋を通る皆野秩父バイパスと交差する国道140号彩甲斐街道まで出て秩父鉄道沿いに遡上します。800m程進むと左手に曹洞宗寺院の東昌院が在ります。開山は傑州椿和尚、開基は東昌院喜翁宗歎庵主、山号:峰松山、本尊:文殊菩薩像、所在:秩父市黒谷139。
 

 

東昌院から500m程進むと左手に和銅の聖神社入口が見えて来ます。境内の由緒案内によると、慶雲年間(704~708年)、此の地の祝山から自然銅が発掘された時、守護神として金山彦神を祀ったのが始まりと云われています。現在の社殿は、秩父市中町に在った今宮神社の本殿を1964年(S39)に移築したものです。所在:秩父市黒谷2191。
 

 

拝殿の脇に「和同開珎」のモニュメントが建っています。此れは、自然銅が産出された際に朝廷に献上、喜んだ天皇が708年(慶雲5)に年号を和銅と改元し、我が国初の貨幣、和同開珎を鋳造させています。此の歴史的契機になったのが聖神社と云われているからです。
 

此の先、直線距離で700m程に大野原の諏訪神社が在るのですが途中に横瀬川が荒川に流れ込んでいる為、渡れる橋まで迂回する必要があるので、和銅黒谷駅先の秩父鉄道-和銅大橋高架橋を横目に彩甲斐街道を600m程進むと、横瀬川を渡る道が在り其方に300m廻り込み下小川橋を渡り横瀬川沿いの道を進みます。暫く行くと秩父鉄道の線路にぶつかります。地図に乗っていた道は獣道で当然踏切はありません、在るのは勝手踏切と呼ばれる奴で、右良し、左良し安全確認で素早く渡ります。後から、秩父鉄道の5000系(都営地下鉄6000形の中古車)が来ましたが、勝手踏切の存在が認知されている様で遠くから警笛を鳴らしながら通過して行きます。線路脇に続く獣道を進んで行くと大野原の諏訪神社です。
 

 

 

境内の由緒案内によると創建は不詳、祭神:建御名方命、境内社:水神社、龍神社、所在:秩父市大野原3228。神社の左側は断崖で眼下に荒川が、右側は横瀬川に挟まれた要害的な立地で、戦国時代の鉢形城主、北条氏邦の家臣であった諏訪民部之進の諏訪城跡と云われています。入口の鳥居は1986年(S61)奉納の明神鳥居です。
 

 

秩鉄沿いの道を300m程南下すると初太神社が在りましたが、創建、祭神は不詳、所在:秩父市大野原。鳥居も狛犬も在りませんでした(寂)。
 

秩父鉄道沿いに1km程南下すると、太平洋セメント傘下のセメントメーカーである秩父太平洋セメントの広大な敷地に突き当たります。所在:秩父市大字大野原1800。工場の脇に秩父オートキャンプ場への道が在り、此の先にセメント原料を搬送するコンベア専用の橋が在るので寄ります。秩父オートキャンプ場では60サイト、3棟のログハウスが利用出来ます。所在:秩父市大野原2130。
 

 

 

キャンプ場の先に、河原へ降りられる沢道が在るので降ります。川がカーブする場所で細かい砂礫が堆積した洲で構成されています。小石の上ではサナエトンボ科のトンボの一種、コオニヤンマ(小鬼蜻蜓)が休息中です。成虫は体長8cm~9cmで、サナエトンボ科の中では日本最大種、体の大きさに比べて頭が小さく、後脚が長いのが特徴です。
 

 

川のカーブ中間位置に『# 87秩父セメント-ベルコン橋』が架かっています。荒川左岸の秩父市寺尾と右岸の秩父市大野原との間に架かる秩父セメントの私設橋で、筐体の中には20km以上離れた群馬県多野郡の叶山鉱山で採掘された石灰石を運ぶベルトコンベアが流れています。因みに叶山鉱山から先程の秩父セメント秩父工場までの距離は22.8kmにもなり、武州原谷貨物駅で貨車に積み替えられ、熊谷市三ヶ尻のセメント工場へ運ばれます。近くの武甲鉱山でも採掘されていますが、此方は親会社の太平洋セメントが埼玉工場(日高市原宿)まで同様の地中式長距離ベルトコンベヤ(23.4km)で運ばれています。
 

 

 



名称:秩父セメント-ベルコン橋
構造種別:3径間連続鋼鈑桁
河口からの距離:119.4km
橋の長さ:164m
有効幅員:約4m
付帯設備:ベルトコンベヤ
竣工:1984年(S59)推定




セメント工場方向に戻り秩父鉄道沿いに400m程進むと、大野原の愛宕神社が在ります。創建は不詳、日本三大火防神社の一つであり、祭神は火之迦具土神、所在:秩父市大野原340-2。入口の明神鳥居は1949年(S24)、狛犬は1928年(S3)の奉納です。
 

 

 

秩父鉄道を横切り南西方向300mに曹洞宗寺院の宗福寺が在ります。創建は不詳、山号:萬松山、本尊:聖観音像、所在:秩父市大畑町9-13。
 

宗福寺の南西200mに秩父霊場札所十九番の曹洞宗寺院、龍石寺が在ります。堂は大きな一面の岩盤上に建てられており、閻魔や十王像など冥途の恐怖を強調するものが在ります。境内に三途の川の脱衣婆(だつえば)を祀る三途婆堂が在ります。創建は不詳ですが、堂の解体復元作業の折に1705年(宝永2)の墨書が見つかっている事から歴史ある寺院です。山号:飛渕山、本尊:千手観世音菩薩坐像、所在:父市大畑町15-31。本堂の壁には寺の縁起図が掛かっています。此れは、江戸時代に札所を題材に制作された浮世絵「観音霊験記」をモチーフとして、秩父市宮側町の浅賀三千子さんが「秩父三千女」の署名で奉納されたもので、秩父霊場札所三十四カ寺全てに寺の縁起を描いた絵が飾られています。龍石寺の縁起は、此の地方に大旱魃(かんばつ)が有った時、天皇の勅により弘法大師が祈祷したところ、此の地の磐石が二つに割れ龍雲が立ち上り、雨が降って人畜草木みな蘇ったと云われています。
 

 

龍石寺から西に400m進むと『#88旧秩父橋』です。荒川左岸の秩父市寺尾と右岸の秩父市阿保町とを結んでいます。初代の橋は1885年(M18)に竣工した5径間上路式のプラットトラス橋で、2代目の旧秩父橋の直ぐ上流に在り、現在は親柱と切石積橋脚のみが遺構として残っています。
 

旧秩父橋は県内では初期の大型コンクリートアーチ橋で、貴重な近代化遺産として埼玉県の有形文化財に指定されています。現在は橋上公園及び遊歩道として活用されています。
 

 

 



名称:旧秩父橋
構造種別:3径間PCアーチ
河口からの距離:120.6km
橋の長さ:134.6m
有効幅員:6m
竣工:1931年(S6)





旧秩父橋の上流約100mの位置に架かるのが、今回最終地点の『#89秩父橋』です。荒川左岸の秩父市寺尾と右岸の秩父市阿保町とを結び、国道299号が通ります。
 

高さ40mの斜張塔から12本のケーブルで重さ1200tonの橋桁を支える埼玉県内初の斜張橋で、塔に鉄筋コンクリート、桁に鋼床版箱桁を使用した複合構造であり、1985年(S60)の土木学会田中賞を受賞しています。
 

 

 



名称:秩父橋
構造種別:単径間斜張橋
河口からの距離:120.7km
橋の長さ:153m
有効幅員:10.5m
竣工:1985年(S60)





>>>後書き<<<
荒川起点迄の残りは約50kmで、順調に遡上中です。次回は荒川左岸の和銅大橋から遡上して、武之鼻橋、秩父公園橋までの紹介です。

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  1. 2014/09/02(火) 12:00:00|
  2. 荒川

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