ぶらっと遡上探索

河川沿いの散策、橋と付近の名所を写真で紹介します。偶にSpotで色々と...

Scene-98 荒川左岸 『東北新幹線・埼京線荒川橋梁、戸田橋』


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次回アップ予定:Scene-99 荒川右岸 『笹目橋』(5/1)
今回は荒川左岸の新荒川大橋から遡上して、東北新幹線・埼京線橋梁、戸田橋までの紹介です。川面では水上スキーをしていますが、引き波を横切ってジャンプする練習をしているみたいだけど、あちゃ~!水没の連発です。荒川大橋の左岸上流遊歩道近くには見処が無いので、流河川敷から北西500mに在る川口神社に寄ります。
 

川口神社は境内由緒札によると平安時代の天慶年間(931~947年)、足立郡司判官代武蔵武芝による創建と伝えられ、武蔵国一宮の大宮氷川神社より分祀勧請され、氷川社としたと云われています。1873年(M6)に村社に列格した後、天神社、稲荷社、金山社を合祀し、川口神社と改称しています。祭神:素戔嗚尊、菅原道真公、宇迦之御魂命、保食命、金山彦命、所在:埼玉県川口市金山町6-15。境内社:金山神社、梅ノ木天神社、杉山稲荷社、八雲社、第六天社、金刀比羅社、石神井社、川口護国神社。入口鳥居は1943年(S18)奉納の明神鳥居、神社門脇の狛犬は1941年(S16)の奉納です。境内は広くて境内社も点在しています。
 

 

 

 

境内社の金山神社は1909年(M42)、字塚越に祀られていた金山権現社を合祀したもので、境内由緒札によると南北朝時代暦応年間(1338~1341年)の鎮座と伝えられ、江戸時代以降川口鋳物業の発展に伴い、鋳物師の守護神「金山権現」として篤い崇敬を受けて来た神社です。祭神:金山彦命。
 

梅ノ木天神社が境内右奥に在ります。境内由緒札によると川口町字新屋敷に鎮座していた天神社が、川口第一尋常高等小学校校庭に遷座して梅ノ木天神社と称されていましたが、大東亜戦争敗戦に伴うGHQの指令により、神殿ごと川口神社に返還されて境内社になっています。拝殿の周りが大きな枝垂れ梅で囲まれ、梅の香も花も満開です。
 

 

 

西に300m、京浜東北線高架を潜り200m程進むと真言宗智山派寺院の最勝院が在ります。宥光法師が1528年(永正13)に開山したと云われています。山号:薬王山、寺号:観音寺、本尊:十一面観音像、所在:川口市飯塚1-15-24。
 

 

南に200m、荒川の河川敷に戻ります。スーパー堤防に水門らしき物が見えます。近くに寄って見ると荒川町ポンプ所関連施設の看板が掛かっています。荒川町ポンプ所は川口市横曽根地区の雨水による親水対策として、スーパー堤防内に構築された完全地下式のポンプ場で、48×32m、深さ28mのケーソン躯体に雨水を一旦溜めてから荒川に放流します。竣工:2003年(H15)。
 

後ろを振り返ると前回紹介の東北貨物線荒川橋梁、700m程進むと河口から23Kポストが立ち、此の付近から川口市浮間ゴルフ場、セルフで1ラウンド(18H)¥6900昼食付きです。
 

 

遊歩道を500m程進むと三領水門が見えて来ますが、北200mの処に横曽根神社が在るので寄ります。横曽根神社は、村鎮守の氷川神社と、南町八幡神社が合併して横曽根神社となったと云われています。氷川社は応永年間(1394~1428年)の創建、八幡社は1475年(文明7)の創建です。祭神:素盞鳴尊、應神天皇その他5柱、所在:川口市南町1-15-10。
 

左岸河口から23.8kmの位置に在る、三領水門に戻ります。此の付近は広範囲な地盤沈下により降雨排水が困難な場所で、1966年(S41)の台風4号による床上浸水では28億円と甚大な被害が発生しました。此の災害を契機として菖蒲川流域の増水対策用の排水機場が1968年(S43)に完成、排水能力は2100立方米/分(25mプール約4杯分)です。荒川への排水時に菖蒲川への逆流を防止するのが三領水門で、形式:鋼製ローラーゲート、径間:18m×2連、門扉高さ:16.2m、竣工:1989年(H1)。
 

 

三領水門の先に河口から24k標識、約1200m先に今回最終地点の橋梁が見えます。
 

橋梁の手前200mの堤防から、平行する横道に水神社の鳥居が見えましたので、降りて寄ります。創建などは不詳ですが、正面の水神宮の石碑には1796年(寛政8)の銘が在ります。古くは荒川の端に在ったもので、新堤防が出来てから移され、川岸に住む人々の氏神様として祀られています。所在:戸田市川岸1-7-7。e入口の神明鳥居は1965年(S40)奉納です。水神社の裏手には地蔵堂が在ります。創建は不詳、お堂はかなり古く川口市内最古の建造物と思われています。
 

 

荒川堤防に戻り、『#36東北新幹線・埼京線荒川橋梁』を紹介します。埼京線の浮間舟渡駅と戸田公園駅との間に在り、複々線の下流側複線に埼京線、上流側複線に東北新幹線が通ります。残念ながら、騒音兼防風柵の背が高くて通過する車両の屋根しか見えません。
 

 

 



名称:東北新幹線・埼京線荒川橋梁
構造種別:7径間合成鈑桁
河口からの距離:25.2km
橋の長さ:521.2m
軌道:複々線
竣工:1982年(S57)





上流約50mの位置に架かるのが『#37戸田橋』です。荒川右岸の板橋区舟渡と左岸の戸田市川岸とを結び、国道17号(中山道)が通ります。江戸時代に戸田の渡しが在った場所で、1875年(M8)に初代の木橋(136m)が架けられましたが、通行は有料で渡船料よりも高かったそうです。現在の橋は4代目になります。
 

 

 



名称:戸田橋
構造種別:7径間鋼連続箱桁
河口からの距離:25.3km
橋の長さ:519m
有効幅員:21m
竣工:1978年(S53)





>>>後書き<<<
もう直ぐ5月で日中は暑い位だけど、夜は寒くて未だ毛布が2枚必要です。巷では今週から長期連休が始まり行楽地に行く電車も混むんだろうね?なので遡上探索は、暫く中断にしてストック分の掲載で対応させて下さい。
次回は荒川右岸の東北貨物線荒川橋梁から遡上して、笹目橋までの紹介です。

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  1. 2014/04/27(日) 02:17:58|
  2. 荒川

Scene-97 荒川右岸 『京浜東北線橋梁、東北本線旅客線橋梁、東北貨物線橋梁』


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次回アップ予定:Scene-98 荒川左岸 『東北新幹線・埼京線橋梁、戸田橋』(4/27)
今回は荒川右岸の鹿浜橋から遡上して、京浜東北線橋梁、東北本線旅客線橋梁、東北貨物線橋梁までの紹介です。鹿浜橋から右岸1.2km程は都民ゴルフ場が続き、ゴルフ場の端に右岸20km標識が立っているので荒川遡上工程の約1/8が終わった計算ですね。左手方向には隅田川が迫って来て、河川敷は中洲状態に変わります。其の儘進むと中洲の先端で行き止まり、此の場所で中洲の右側が荒川放水路、左側は隅田川に分岐します。
 

 

左手に在る隅田川への流入量調整用の岩淵水門管理橋を渡って、中洲から荒川右岸側へ進みます。岩淵水門は通称「青水門」と呼ばれていて平常時は水門を開けて荒川の水を隅田川に流し、荒川が増水した時には水門を閉じて隅田川への流入を遮断します。河口からの距離:23.5km、形式:鋼製ローラーゲート、径間:10m×3連、門扉高さ:16.2m、竣工:1982年(S57)。
 

約200m進むと1924年(T13)に完成した赤色の旧岩淵水門(径間:9m×5連)、其の色からの通称「赤水門」が見えて来ます。旧岩淵水門は完成以来、最大2m以上の地盤沈下、老朽化により、新しい水門にバトンタッチして役割を終え、壊される運命でしたが土木建築物としての価値が評価され、1995年(H7)に産業考古学会による推薦産業遺産に登録、1999年(H11)に東京都選定歴史的建造物に指定、2008年(H20)には近代化産業遺産群として荒川放水路と共に認定されています。
 

 

旧岩淵水門管理橋は渡れる様に開放されていて水門対岸は中洲状の島で、荒川赤水門緑地になっています。緑地には荒川リバーアートコンテストで受賞した、『月を射る』というオブジェが在りますが、芸術は評価尺度が今一判りません。旧岩淵水門の先に過去の台風水位記録柱(最高はS22年のカスリーン台風:8.6m)が在り、現在の水位は2m弱でした。上流200m程の処には水位観測計が立っています。因みに荒川の避難判断水位は7m。対岸に聳えるビルは高層マンションの川口エルザタワー55です。
 

 

荒川右岸と平行する新河岸川の右岸に在る寺社に寄ります。先ずは新荒川大橋手前200mに在る八雲神社です。境内の由緒札によると創建年代は不詳、江戸時代に徳川将軍が日光東照宮に参詣する際に利用した日光御成道の第一の宿場として栄えた岩淵宿の鎮守社との事、別当は後に紹介する正光寺でした。祭神:須佐之男命、所在:北区岩淵町22-21。入口の明神鳥居は1917年(T6)、二の鳥居は1925年(T14)の奉納、狛犬は1900年(M33)の建立です。
 

 

 

南西に200m行くと浄土宗寺院の梅王寺が在ります。かつては梅翁庵と号しており、正光寺中興の開基、1624年(寛永1)小田切将監の墓所として創建されたと云われています。山号:弘誓山、本尊:阿弥陀如来像、所在:北区岩淵町30-11。
 

梅王寺の南隣に在るのが浄土宗寺院の正光寺です。1309年(延慶2)の鎌倉時代、入間川河畔に創建され衰廃していた西光寺の名跡を継ぎ、1602年(慶長7)小田切将監重好の援助により、中興第一世真譽竜湛和尚によって、現在地に再建され、重好の法名から正光寺と改められ、小田切家の菩提寺として創建されました。山号:天王山、院号:淵富院、本尊:阿弥陀如来像、所在:北区岩淵町32-11。
 

 

境内は綺麗に手入れされていて、色々な梅が満開です。開花を接写で並べて見ました。濃紅梅は見栄えが良いですね。
 

 

梅の木に小鳥が歓迎してくれました。メジロに似た体形で目の周りが白いけど、体色が茶系なので初登場のジョウビタキ(尉鶲)の♀です。スズメ目ツグミ科に分類され全長は14cm前後、本体はスズメより僅かに小さくて可愛い小鳥ですね。
 

正光寺の隣に真言宗智山派寺院の大満寺が在ります。創建年代は不詳、もと宝幢院末です。山号:薬王山、院号:瑠璃光院、本尊:大日如来像、所在:北区岩淵町35-7。
 

大満寺から南西に200m、JR京浜東北線高架脇に宝憧院が在ります。真言宗智山派の寺院で1461年(寛正2)宥鎮和尚により開山、約150年後に深承阿闍梨及び宥意和尚が中興したと云われています。山号:医王山、寺号:東光寺、本尊:薬師如来像、所在:北区赤羽3-4-2。
お寺の前に道標と其の説明板が在りました。1740年(元文5)の江戸中期に造られたもので、板橋道と岩槻道とが合流する位置だったので、銘文には「東 川口善光寺道 日光岩付道」・「西 西国富士道 板橋道」・「南 江戸道」と刻まれています。
 

 

 

宝憧院脇の京浜東北線高架沿いに荒川方向へ300m程戻ります。都道311号環状八号線を渡った先に真言宗智山派寺院の真頂院が在ります。創建年代は不詳、開山は秀善和尚と云われており、川口に在る錫杖寺の末寺です。山号:廣照山、寺号:平等寺、本尊:大日如来像、所在:北区赤羽3-16-3。
 

荒川河川敷に出るには平行する新河岸川を渡らなければならないのですが、ナビで確認すると京浜東北線高架を潜って200mの処に橋が在ります。中の橋、1径間50m程のランガー橋ですね、下流方向には此れから紹介するJR橋梁の新河岸川架橋部分も見えます。堤防に上がると、今回終着地点となるJRの3橋梁が勢揃いですが、撮影前に此処でお昼にします、今日はコンビニ弁当のチーズinハンバーグ(¥498)です。
 

 

それではJRの3橋梁、京浜東北線橋梁、東北本線旅客線橋梁、東北貨物線橋梁を下流側から順に紹介します。先ずは、『#33京浜東北線荒川橋梁』です。京浜東北線の南行(上野、磯子方面)、北行(浦和、大宮方面)が通る橋梁で3橋梁の中で最後に架けられています。
 

 


    名称:JR京浜東北線荒川橋梁
    構造種別:6径間下路ワーレントラス
    河口からの距離:22km
    橋の長さ:692m
    軌道:複線
    竣工:1968年(S43)





真ん中に架かるのが『#34東北本線旅客線荒川橋梁』で、上野駅発の宇都宮線(東北線)、高崎線が通ります。両サイドに橋梁が在るので、遠景の絵は撮れません。右岸側の橋梁下にはブルーハウス住民が飼っているアヒルが居て、人に慣れているのか近づいても逃げませんね。
 

 


    名称:JR東北本線旅客線荒川橋梁
    構造種別:6径間下路曲弦ワーレントラス(366m)
    構造種別:両端部4径間PC桁
    河口からの距離:22km
    橋の長さ:692.6m
    軌道:複線
    竣工:1927年(S2)




一番上流側に架かるのが『#35東北貨物線荒川橋梁』で、河口から22kmの位置に架かっています。高架沿いの雑木林にシジュウカラが居ました、多摩川で見掛けて以来の久しぶりの登場ですね。JR東北貨物線橋梁には本数は少ないけど、新宿駅発の東武スペーシアも通っています。
 

 

東北貨物線橋梁は、真ん中の東北本線旅客線橋梁と同時に架橋され、現在は東北本線(宇都宮線)、東北貨物、湘南新宿ラインなどが通ります。
 

 

 



名称:JR東北貨物線荒川橋梁
構造種別:6径間下路曲弦ワーレントラス(366m)
構造種別:両端部4径間PC桁
河口からの距離:22km
橋の長さ:692.6m
軌道:複線
竣工:1927年(S2)




>>>後書き<<<
時間は未だ残っていますので新荒川大橋まで戻り、対岸側の左岸遡上探索を続行します。内容は、次回の荒川左岸の新荒川大橋から遡上して、東北新幹線・埼京線橋梁、戸田橋までの紹介の中に織り込みます。では、また...

先日、訳の判らないスパムメールがコメント欄にどっさりと到着、なのでコメント欄は全て閉鎖しました。トラックバックにもケノーベルなんじゃらがリンクするので此れも閉鎖しました。コメントがありましたら、[拍手]ボタンから送って下さい。(非公開扱いです)

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  1. 2014/04/23(水) 02:15:59|
  2. 荒川

Scene-96 荒川左岸 『新荒川大橋』


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次回アップ予定:Scene-97 荒川右岸 『京浜東北線橋梁、東北本線旅客線橋梁、東北貨物線橋梁』(4/23)
今回は荒川左岸の扇大橋から遡上して、新荒川大橋までの紹介です。主要地方道58号尾久橋通りを越えた100m先に扇町の三嶋神社が在ります。祭神:大山祇命、伊佐那岐命、所在:足立区扇2-9-3。境内社:稲荷社、第六天社、水神宮。入口の赤鳥居は2002年(H14)奉納の両部鳥居、狛犬も同年の奉納です。
 

 

 

三嶋神社から北西200mの処に京都知恩院を総本山とする浄土宗寺院の性翁(しょうおう)寺が在ります。境内の由緒札によると、726年(神亀3)行基菩薩が庵を開いたのが始まりで、足立荘司宮城宰相が開基となり1492年(明応1)には正誉龍呑上人が開山と伝えられています。山号:龍燈山、院号:貞香院、本尊:阿弥陀如来坐像、所在:足立区扇2-19-3。
 

荒川沿いに通る首都高速中央環状線沿いに600m進むと、足立区江北に在る氷川神社で、創建年代は不詳。江北村の総鎮守社です。祭神:素盞嗚尊、所在:足立区江北2-43-8。入口鳥居は1927年(S2)奉納の明神鳥居です。
 

氷川神社から西に100m、左岸堤防を越えて荒川に出ます。河川敷に熊の木ポンプ所樋管の排水門が在ります。形式:鋼製ローラーゲート、径間:4.8m×3連、門扉高さ:4.4m、竣工:1992年(H4)。樋管から前回紹介の鹿浜橋まで約1.5kmは見処が無いので、ひたすら遊歩道を進みます。
 

 

鹿浜橋を過ぎて、堤防を上がり北200mに糀屋氷川神社が在ります。創建年代は不詳ですが、江戸時代より鹿浜村の鎮守として祀られていたと云われています。祭神:素盞嗚尊、所在:足立区鹿浜2-18-20。入口鳥居は1969年(S44)奉納の明神鳥居。
 

島糀屋公園を挟んで東方向200mに島氷川神社が在ります。此方の神社も創建年代は不詳ですが、入口の明神鳥居は1858年(安政5)建立の刻が有るので歴史が有りそうで、鹿浜村小名嶋の鎮守として祀られていたそうです。祭神:素盞嗚尊、所在:足立区鹿浜2-28-4。
 

再び荒川沿いに戻ります。河川敷に出る途中に都市農業公園が在るので横切ります。都市農業公園は「自然と遊ぶ、自然に学ぶ、自然と共に生きる」をテーマに、自然とふれあう機会として水田や畑を利用した農業体験教室、ハーブ教室や植物に関する講習会が催されています。入園料:無料、所在:足立区鹿浜2-44-1。
 

 

河川敷の川岸には桟橋が300m程に点在し、漁船が停泊しています。桟橋端から100m程で運河(芝川)により遮断されますが、遊歩道は芝川に架かる芝川水門橋で渡れます。
 

 

芝川水門の先に新芝川排水機場が在り、芝川が増水時に荒川へ排水します。其の時には荒川からの逆流を防止する為に芝川水門は閉じられます。芝川水門は左岸河口から19.5kmに位置に在り、形式:鋼製ローラーゲート、径間:20m×2連、門扉高さ:13.9m、竣工:1971年(S46)。
 

芝川水門の上流側は約1.8kmに亘って、今回最終地点の『#32新荒川大橋』まで、川口パブリックゴルフ場が続きます。
 

新荒川大橋の300m手前の遊歩道沿いに元郷排水ポンプ場の排水門が在ります。元郷排水ポンプ場は旧芝川に流入する雨水などを荒川へ排水させて、芝川の水位を保持する設備です。150m上流には芝川排水機場排水門が在り、此方は芝川が増水した時に排水対応します。
 

新荒川大橋の手前に綾瀬川・芝川等浄化導水施設が在ります。近在の綾瀬川、伝右川、毛長川、芝川などは生活排水や工業排水などにより水質の悪化が進んでおり、此の施設は荒川の水を前記の河川へ導水して水質改善と水量の確保を行なう為に造られたもので、2003年(H15)から導水が開始されています。地下導水管総延長は16kmで、其の内12kmは埼玉高速鉄道トンネルの軌道下を有効利用しています。


 

綾瀬川・芝川浄化導水機場前の国道122号(岩槻街道)が通る橋が新荒川大橋で、右岸側の北区岩淵町と左岸側の川口市舟戸町とを結びます。上流側右岸には生態系保護用のワンドや湿原などのビオトープ(生物の生息空間)が造られています。荒川右岸に並行する新河岸川に架かる4径間の鋼箱桁橋部分(119m)も新荒川大橋の呼称になっています。
 

初代の橋は1928年(S3)に架橋され、1966年(S41)に現在の橋に架け替えられています。其の後、1970年(S45)に下流側に平行して新橋(新河岸川部分119mを含む橋長793m)が上り線用に増架設され、旧橋は下り線用に使用されています。
 

 

 



名称:新荒川大橋
構造種別:ゲルバー桁(中央部)
構造種別:右岸3径間、左岸8径間鋼箱桁(両端部)
河口からの距離:21.3km
橋の長さ:674m+新河岸川部分119m
有効幅員:7.25m×2
竣工:1966年(S41)、1970年(S45)に新橋増設




>>>後書き<<<
やっと桜が咲き、春らしくなったと思ったら3週間で桜も終わり、早くも初夏の様相で日中は真夏の様ですね。朝晩は未だひんやりとしますが、遡上しながら上着を脱いだり、腕まくりをしながら調整しています。初夏と秋口は好きな季節で遡上の足も伸びており、ブログ上では21km辺りですが現在37km辺りを探索中です。えへへ!真夏の遡上回避分のストック作りですよ。
次回は荒川右岸の鹿浜橋から遡上して、京浜東北線橋梁、東北本線旅客線橋梁、東北貨物線橋梁までの紹介です。

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  1. 2014/04/19(土) 02:32:32|
  2. 荒川

Scene-95 荒川右岸 『江北橋、五色桜大橋、鹿浜橋』


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次回アップ予定:Scene-96 荒川左岸 『新荒川大橋』(4/19)
今回は荒川右岸の西新井橋から遡上して、江北橋、五色桜大橋、鹿浜橋までの紹介です。今回紹介する右岸側は既に紹介した隅田川編と重複する領域であり、紹介する寺社が無いので前回紹介予定だった左岸側の一部寺社を今回分へ持って来ましたのでご容赦願います。と云う事で、前回紹介した左岸側に在る本木ワンドから堤防を上がり首都高速中央環状線高架沿いに在る本木町の胡録神社からの紹介です。


胡録神社は本木南町に在る神社で、性翁寺の中興開基阿出川対馬守貞次三男が分家し1625年(寛永2)に守護神として邸内に第六天を祀ったのが始まりです。祭神:淤母陀琉命、所在:足立区本木南町4-2。入口の鳥居は1932年(S7)奉納の明神鳥居、狛犬は1989年(H1)の奉納です。
 

 

胡録神社の北西200mに氷川神社と北野神社が在るので寄ります。本木町の氷川神社は、1454年(享徳3)に創建され、1709年(宝永6)年に現在地に遷座したと云われています。祭神:素盞嗚尊、所在:足立区本木西町15-6。入口鳥居は2006年(H18)奉納の明神鳥居。
 

 

北隣に北野神社が在り、創建は不詳ですが、新修足立区史では豊島清光が北野天満宮を勧請したと云われています。祭神:菅原道真公、所在:足立区本木南町17-1。入口鳥居は1967年(S42)奉納の明神鳥居。
 

 

西側100mに真言宗豊山派寺院の吉祥院(きちじょういん)が在ります。境内案内板によると、開山の時期には諸説あるが室町時代と推定されています。山号:淵江山、院号:吉祥院、寺号:星谷寺、本尊:大日如来像、所在:足立区本木西町17-5。
 

 

此処から右岸側へ飛びます。前々回紹介した西新井橋の上流側は堤防の補強工事で入れないので、河川沿いの都道449号新荒川堤防線を進みます。前回紹介の扇大橋を過ぎると河口から16k標識が立っています。右岸から南西方向にビルや電線が邪魔ですが富士山、南東側には東京スカイツリーが見えます。
 

 

河口から16k標識から約800m上流に架かるのが『#29江北橋』で、右岸の足立区宮城と左岸の足立区江北とを結び、都道307号王子金町江戸川線が通ります。橋の名前は左岸地区からの命名です。先代の橋は1923年(T12)に架けられた木橋で、現在は中央部がランガー橋、両端は鈑桁に架け替えられています。
 

 

 



名称:江北橋
構造種別:ランガー橋(中央部)
構造種別:右岸4径間、左岸5径間鋼鈑桁(両端)
河口からの距離:16.8km
橋の長さ:449m
有効幅員:18~21m
竣工:1966年(S41)




河川敷に数本ですが河津桜が満開で、ムクドリに似たヒヨドリが桜の蜜を求めて飛んで来ました。ヒヨドリ(鵯)は、スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属に分類され、頬に褐色の部分があり、ムクドリと見分けが付きます。
 

江北橋の約200m上流に架かるのが『#30五色桜大橋』で、右岸側の北区王子北出入口と左岸側の江北JCとの間に位置しており、首都高速中央環状線が通ります。橋はダブルデッキ形式で上層部が板橋方面、下層部が江北方面へ向かいます。橋の名前は前回左岸側で紹介した五色桜の名所に因んでいます。尚、世界初の構造形式「上横支材を省略したダブルデッキニールセンローゼ桁橋」として、2002年(H14)の土木学会田中賞を受賞しています。
 

 

 



名称:五色桜大橋
構造種別:ダブルデッキニールセンローゼ橋
河口からの距離:17.1km
橋の長さ:146.2m
有効幅員:21.8~27.5m
竣工:2002年(H14)





五色桜大橋から約2km上流に架かるのが『#31鹿浜橋』です。右岸の足立区新田と左岸の足立区鹿浜とを結び、都道318号環状七号線(環七通り)が通ります。橋の名前は左岸地区の旧鹿浜村・鹿浜新田に因んでいます。
 

 

 



名称:鹿浜橋
構造種別:ゲルバー桁(中央部)
構造種別:右岸5径間、左岸4径間鋼鈑桁(両端部)
河口からの距離:19km
橋の長さ:451.3m
有効幅員:約21m
竣工:1965年(S40)




>>>後書き<<<
ゴルフMastersが終わり、Bubba Watsonが-8で優勝。Tiger Woodsが腰の手術で欠場し盛り上がりに欠けたけど、最終日は緊迫した流れで面白かったですね。松山英樹は残念ながら予選落ち、初日の+8が誤算だったね、次回頑張れ!
突然ですが、ポイントカードは何を使っていますか?今、マイブームなのがTカードで近所の富士スーパー、コンビニはファミマと決め、GポイントやビザカードのポイントもTポイントに変換。Tサイトキャンペーンでポイント20倍優待も当たったし、475Pで¥500の商品券に交換してくれる時期に富士スーパーで交換しています。世田○自然食品の味噌汁も初回限定25%OFF+Tポイント500Pと云う文句に惹かれて買ってしまいました。具も味噌の種類も様々で結構美味しかったです。味の順位付けをすると貝柱、もずくとめかぶ、豚汁だけどフリーズドライなので食べ応えはイマイチ。自分で作った味噌汁の方が旨いかも?
 

次回は荒川左岸の扇大橋から遡上して、新荒川大橋までの紹介です。

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  1. 2014/04/15(火) 02:49:49|
  2. 荒川

Scene-94 荒川左岸 『舎人ライナー荒川橋梁、扇大橋』


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次回アップ予定:Scene-95 荒川右岸 『江北橋、五色桜大橋、鹿浜橋』(4/15)
今回は荒川左岸のメトロ千代田線橋梁から遡上して、舎人ライナー荒川橋梁、扇大橋までの紹介です。千代田線橋梁の先を北に400m程、東武スカイツリーライン五反野駅近くに西之宮稲荷神社が在ります。1574年(天正2)弥五郎新田のうち本田の鎮守として伏見稲荷より勧請したと伝えられています。弥五郎新田村には東之宮稲荷、本田之宮稲荷、西之宮稲荷、氷川社が在ったと云われ、明治時代初期には、東之宮稲荷、西之宮稲荷、氷川社は本田之宮稲荷の境外社となっていたが、本田之宮稲荷が荒川放水路河川敷として買収された為、西之宮稲荷に本田之宮稲荷が合祀されています。祭神:宇迦之御魂神、須佐之男命、所在:足立区足立3-28-14。境内社:浅間神社、天神社、鹿島社、水神社。入口の鳥居は2000年(H12)、東参道の鳥居は1977年(S52)奉納の明神鳥居です。富士塚の前に対をなす狛犬は稲荷神社より移動されたものだそうです。
 

 

西之宮稲荷神社前の道を北西に300m進むと左手に氷川神社の鳥居が見えます。創建年代は不詳。祭神:素盞嗚尊、所在:足立区足立4-35。入口の鳥居は1995年(H7)奉納の明神鳥居です。
 

氷川神社から荒川沿いに戻ります。首都高速中央環状線高架と千住新橋との北交差部に真言宗豊山派寺院の真福寺が在ります。創建年代は不詳ですが、賢清が開山となり創建したと云われています。山号:鷲谷山、院号:常楽院、所在:足立区梅田1-1-23。
 

首都高速中央環状線高架を潜り、荒川河川敷へ出ます。前回紹介の千住新橋の上流200mに川田橋排水機場樋管が在ります、形式:鋼製ローラーゲート、径間:2m×2連、門扉高さ:2m、竣工:1986年(S61)。更に500m先に梅田ポンプ所排水樋管、形式:鋼製ローラーゲート、径間:3.2m×3連、門扉高さ:4.6m、竣工:1974年(S49)が在ります。河川敷の日向ではキジトラ猫の梅ちゃんが遊んでくれニャ~と云うので、あっち向いてホイッ!弱っ。
 

 

再び首都高速中央環状線高架を潜り北に200mの処に在る真言宗豊山派寺院の明王院に寄ります。境内掲示板によると1178年(治承2)六条判官源為義の三男義広が祈願所として創建して以来、五世久広が天満宮を勧請して万徳山梅林寺と号し、1742年(寛保2)に不動明王を京都より奉載して不動堂を建立、本堂(不動堂)の赤い姿から通称:赤不動と呼ばれているとの事。山号:万徳山、院号:明王院、寺号:梅林寺、本尊:感得不動明王像、所在:足立区梅田4-15-30。
 

 

 

明王院から北西400mの位置に関原八幡が在るので寄ります。100n程進むと三峰神社と書かれた鳥居と小さな祠が祀られていました。詳細は一切不明です。
 

関原八幡神社は、江戸時代までは大聖寺の守護神として創建され、神仏分離令により1870年(M3)現在に移転したと云われています。祭神:誉田別命、所在:足立区関原2-35。入口の鳥居は1940年(S15)奉納の明神鳥居です。
 

都市計画道路補助100号尾竹橋通りを挟んで西300mに本木町の御嶽神社が在ります。武蔵千葉氏の家臣が日頃から信仰する武州御嶽山を勧請して1561年(永禄4)に創建したと云われています。祭神:国常立命、所在:足立区本木東町12-16。明神鳥居は2007年(H19)の奉納です。
 

御嶽神社から南へ400m戻り、前回紹介の西新井橋据付け橋から再び荒川河川敷に戻ります。西新井橋の上流500m程の位置から約200mに渡り、ワンドが造られています。ワンドとは、魚の産卵や稚魚を育てる為に人工的に造られた入江状の場所で、木杭などで水流を穏やかにして水生植物などを繁茂させています。ワンドの語源は諸説在りますが、日本の漢字では一般的に「湾処」が当てられています。此の本木ワンド地区は、2001年(H13)に本木排水機場樋管が撤去された事に伴い、排水路を自然回復させた物です。
 

 
本木ワンドの北側に在る寺社につきましては都合により次回紹介とします。ワンドの先、約300mの土手上に「五色桜復活を目指して」と云う看板が立っています。かつて此の付近は桜の名所でしたが、堤防工事や公害により姿を消してしまっています。足立区では桜の名所復活を目指して7種類の桜を4.5kmに亘って植樹しています。未だ苗木なので花見が出来るまでは5年程掛かりますね。
 

約300m先に『#27舎人ライナー荒川橋梁』が架かっています。舎人ライナー橋梁は東京都交通局日暮里・舎人ライナーが走行する橋梁で、左岸側は足立区扇、右岸側は足立区小台付近に架かっています。橋脚がV字状のごついアーチが特徴で遠くからも目立ちます。
 

 

 



名称:東京都交通局日暮里・舎人ライナー荒川橋梁
構造種別:4径間鋼箱桁
河口からの距離:15.5km
橋の長さ:610.8m
有効幅員:7.5~12.8m
路面形式:センターガイドレール
竣工:2006年(H18)




舎人ライナー荒川橋梁と並ぶように上流側に架かるのが『#28扇大橋』です。都市計画道路放射11号尾久橋通り(都道58号台東川口線)が通り、左岸側の足立区扇と右岸側の足立区小台とを結び、右岸側の隅田川に架かる尾久橋と直接接続しています。橋の名前は左岸側地区からの命名です。
 

 

 



名称:扇大橋
構造種別:6径間鋼製ゲルバー箱桁
河口からの距離:15.5km
橋の長さ:445.4m
有効幅員:26m
竣工:1979年(S54)





>>>後書き<<<
今回左岸側は寺社が多過ぎます。逆に次回右岸側は既に紹介した隅田川編と重複する領域であり、紹介する寺社が無いので今回紹介予定の一部寺社を次回分へ持って行きます。
次回は荒川右岸の西新井橋から遡上して、江北橋、五色桜大橋、鹿浜橋までの紹介です。

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  1. 2014/04/11(金) 03:07:03|
  2. 荒川

Scene-93 荒川右岸 『千住新橋、西新井橋』


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次回アップ予定:Scene-94 荒川左岸 『舎人ライナー橋梁、扇大橋』(4/11)
今回は荒川右岸の京成本線橋梁から遡上して、千住新橋、西新井橋までの紹介です。東武スカイツリーラインの堀切駅で下車、100m程北上すると前々回に紹介の堀切橋です。隣に架かる京成本線橋梁上流右岸の堤防は補強工事中なので、川岸から離れて寺社を見ながら遡上します。
 

先ずは、京成本線橋梁から北西200m程の処に在る柳原稲荷神社から寄ります。社伝によると1606年(慶長11)年に徳川家康が当地を訪れ、楊柳が繁って青々としている様子を見て神聖な土地と感じ、江戸城の鬼門除けとして創建させたと伝えられています。其の為、現在も社殿は東北(鬼門)の方角を向いています。社殿は1768年(天明6)洪水で流失しましたが、1794年(寛政6)に再建されています。祭神:宇迦之御魂神、所在:足立区柳原2-38-1。入口左手に在る富士塚は、1833年(S8)に勧請したもので足立区の有形民俗文化財に指定されています。境内社:高木神社、日枝神社、富士浅間神社。
 

 

柳原稲荷神社から河川沿いに700m程進み、前回紹介の東武スカイツリーライン高架を潜った脇に在るのが日蓮宗寺院の清亮寺です。運寮院日表上人が1619年(元和5)現在地に創建したと云われています。山号:久栄山、本尊:一塔両尊四士合掌印、宗祖日蓮説法像、所在:足立区日ノ出町42-1。本堂は1833年(天保4)に再建された総欅造りで、随所に江戸期の建築様式を残している優れた建造です。墓域には、明治初年日本医学発展の為に解剖された囚人11名を供養した解剖人塚が在り、足立区の有形文化財に登録されています。
 

 

前回紹介のつくばエクスプレス、常磐線、千代田線橋梁を潜った先100mに千住の氷川神社が在ります。1692年(元禄4)に長圓寺境内に建立されたのが始まりです。祭神:素盞嗚尊、所在:足立区千住4-31-2。入口の明神鳥居は1928年(S3)の建立、狛犬は1964年(S39)の奉納です。
 

 

隣に千住氷川神社の別当寺であった新義真言宗の長圓寺が在ります。出羽湯殿山の行者雲海が1627年(寛永4)現在地に庵を結び、後に賢俊が開山したと云われています。本尊:薬師如来、山号:月松山、院号:照光院、所在:足立区千住4-27-5。
 

長圓寺から南200m程の処にも氷川神社が在ります。氷川神社は東京、埼玉県に多く約200社が存在します。因みに全国1位は八幡信仰の神社で、約7800社も在ります。此方の氷川神社は千住本氷川神社と呼ばれており、1307年(徳治2)に牛田に千葉山西光院と共に創建され、江戸時代初期に現在地に分社として建立されました。1910年(M43)に荒川放水路が開削される為、牛田氷川神社を合祀しています。社殿は1970年(S45)に新築され、旧社殿は末社として保存されています。祭神:素盞嗚尊、所在:足立区千住3-22。入口の明神鳥居は1986年(S61)、二の鳥居は1877年(M10)の建立です。
 

 

 

荒川へ300m北上して戻ると『#25千住新橋』に出ます。千住新橋は、右岸の足立区千住と左岸の足立区足立との間を結び、国道4号(日光街道)が通ります。
 

荒川放水路が開削された際、分断される日光街道に1924年(T13)に初代の鈑桁橋が架けられ、老朽更新として現在の橋に架け替えられています。橋の名前は同じ千住地区に在る千住大橋との対比に因み、千住新橋とされています。
 

 

 



名称:千住新橋
構造種別:5径間鋼ゲルバー箱桁
河口からの距離:12.6km
橋の長さ:446m
有効幅員:18m×2
竣工:1983年(S58)





千住新橋の先200mの位置にも大川町の氷川神社が在るので寄ります。永仁年間(1293~1299)の創建と云われています。祭神:素盞嗚尊、倉稲魂命、所在:足立区千住大川町12-3。境内社:浅間神社。入口鳥居は両部鳥居、二の鳥居は1882年(M15)の奉納。
 

 

 

千住新橋先の右岸も堤防補強工事中ですが迂回路が在り、川沿いに歩けるので其方を進みます。
 

川の茂み越しにオオバンやユリカモメが泳いでいます。木立ちには小鳥も停まっていて、撮影時はメガネを外しているので何の鳥か判らないので取り敢えずバシャッバシャッと撮り、撮影後に液晶画面で確認するとツグミだったり、初登場のモズだったりします。モズ(百舌)はスズメ目モズ科モズ属に分類される、全長20cm程の小鳥です。モズは捕らえた獲物を木の枝先に刺す行為(速贄:はやにえ)を行ないます。モズは鷲や鷹とは違って足の力が弱く、獲物を掴んで食べる事が出来ない為、小枝や棘などに固定して食べるのではないかと云われています。
 

 

 

西新井橋の手前で迂回路も無くなり、堤防上に上がります。堤防脇50m程の処に元宿神社が在るので寄ります。
 

元宿神社は此の地が1573年(天正1)に開墾された際に守護神八幡神を鎮守として祀り、明治末年に一時、千住氷川神社に合祀されましたが、1930年(S5)に稲荷神を合祀して村社となり、再び元宿の鎮守となったと云われています。祭神:誉田別命、宇迦之御魂命、所在:足立区千住元町33-4。入口の鳥居は2011年(H23)に新しく建立された明神鳥居、狛犬は1935年(S10)の奉納です。
 

 

堤防に戻り、今回の最終地点である『#26西新井橋』を紹介します。此の橋の上流1.5km、下流1kmの範囲に橋は無く、貴重なインフラです。
 

西新井橋は右岸の足立区千住桜木と左岸の足立区本木・関原とを結び、都市計画道路補助100号尾竹橋通り(東京都道461号吾妻橋伊興町線)が通ります。
 

 

 



名称:西新井橋
構造種別:鋼ゲルバー箱桁(中央部)
構造種別:6径間鋼鈑桁(両端部)
河口からの距離:13.7km
橋の長さ:444.6m
有効幅員:15.6m
竣工:1961年(S36)




>>>後書き<<<
関東では現在、桜の開花が最盛期ですが先週の雨でかなり散ってしまいましたね。ぶらっと遡上探索のブログでは現在、梅が満開で桜は未だ蕾状態です?何故ならば、春先の気候の良さに連られて遡上ペースが上がり1月分位のストックが溜まりタイムラグが発生しているからです。なので、ブログでの桜開花は来月の予定になります。
 

次回は荒川左岸のメトロ千代田線橋梁から遡上して、舎人ライナー橋梁、扇大橋までの紹介です。

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  1. 2014/04/07(月) 03:05:32|
  2. 荒川

Scene-92 荒川左岸 『東武STL橋梁、つくばEXP橋梁、常磐線橋梁、千代田線橋梁』


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次回アップ予定:Scene-93 荒川右岸 『千住新橋、西新井橋』(4/7)
今回は荒川左岸の四つ木橋から遡上して、東武スカイツリーライン橋梁、首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線橋梁、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線橋梁、東京メトロ千代田線橋梁までの紹介です。先ずは、荒川と平行する綾瀬川の左岸沿いから遡上します。前回紹介の四つ木橋から上流200mの処に真言宗智山派寺院の善福院が在ります。1519年(永正16)祐誉法印が東照宮若王寺と称して創建し、徳川家康公の神号をはばかり善福院に改称したと云われています。山号:夏木山、本尊:聖観世音菩薩立像、所在:葛飾区四つ木3-4-29。
 

綾瀬川の左岸沿い首都高速中央環状線高架下まで戻り、堤防上を進んで行くと黄色の橋が架かっています。銘鈑には「1981年 堀切避難橋」とあるので荒川の広域避難場所への避難連絡路ですね。堀切避難橋から上流方向を見ると堀切菖蒲水門が在るので寄ります。
 

 

堀切菖蒲水門は堀切避難橋から400m、左岸中川合流部から2.5kmの位置に在り、京成本線の上流先に在る綾瀬排水機場が運転されている時の中川からの逆流防止用の水門です。形式:鋼製ローラーゲート、径間:25.5m×2連、門扉高さ:9.5m、竣工:1997年(H9)。
 

荒川の河川敷に降りると河口から10kmポストが立ち、川辺には自然の形を残す草地やビオトープ(生物群集の生息空間)が造られています。
 

堀切菖蒲水門背面に架かる管理橋を渡り、北東側に100m移動すると首都高速中央環状線高架下を挟んで葛飾区の指定名勝、堀切菖蒲園が在ります。花菖蒲の名所として知られており1959年(S34)に堀切園を東京都が購入、都立堀切菖蒲園として公開した後、1975年(S50)葛飾区に移管されています。江戸系花菖蒲を中心に200種6000株の花菖蒲が植えられていて、見頃は6月の中旬。料金:入園無料、休園日:12月29日から1月3日まで、所在:葛飾区堀切2-19-1。中がどうなっているのか?序なので入って見ます。園内は、そんなに広くは無いけれど、花菖蒲の株が一面に広がっていて見頃には深緑の中に浮かぶ紫の菖蒲が想像出来ます。牡丹も50株程植えられているので花菖蒲が咲く前、4~5月には牡丹が見られますね。
 

 

 

北に400m程の京成本線堀切菖蒲園駅北口近くの真言宗智山派寺院の宝性寺に寄ります。1570年(元亀1)に僧亮歓が創建したと伝えられています。山号:明王山 、院号:不動院、本尊:不動明王坐像、所在:葛飾区堀切4-54-2。
 

西に200m、綾瀬川に沿う首都高速中央環状線高架まで戻ると小谷野稲荷神社が在ります。柳原村から小谷野村が分村した江戸時代中期頃に稲荷社として創建され、1968年(S43)に小谷野神社に改称されています。祭神:宇釈御霊命、所在:葛飾区堀切4-33-17。境内社:三峰神社、水天宮
 

 

 

首都高速中央環状線高架を潜って、荒川左岸に戻ると河口から10.75kmの位置に綾瀬川への逆流防止用の綾瀬水門が聳え立ちます。形式:鋼製ローラーゲート、径間:10m×1連、門扉高さ:10.8m、竣工:1974年(S49)。此処から200m上流に在る綾瀬排水機場と同期する水門で、綾瀬川が増水して荒川へ排水する時に、排水効率を高める為に閉じられます。勿論、通常時は荒川と綾瀬川との水路門として機能しています。左岸遊歩道を進み綾瀬排水機場と排水門を過ぎると、400m程先に東京都下水道局小菅水再生センターの排水門が在ります。小菅水再生センターは工場、家庭からの下水、雑排水等を処理する施設で、流入BOD(水質基準値)100を1の値に浄化再生してから荒川と綾瀬川に放流しています。竣工:1977年(S52)。所在:葛飾区小菅1-2-1。
 

 

水再生センター排水門から北400mの処に法務省東京矯正管区に属する東京拘置所が在ります。周囲には警察官が沢山、張っているのでコソコソと撮っていると職質されそうなので堂々と撮影です。先日、48年ぶりに釈放された袴田さんが拘置されていた場所で、新舎房は地上12階、地下2階、高さ50mで中央部の中央管理棟と南北に両V字形に伸びる北収容棟、南収容棟が繋がっています。収容者:未決拘禁者(刑事被告人)と死刑確定者。全国に8箇所(東京・立川・名古屋・京都・大阪・神戸・広島・福岡)在る拘置所の一つになります。収容定員:約3000名、所在:葛飾区小菅1-35-1。因みに刑務所は、裁判の結果身体拘束を伴う刑罰(懲役、禁錮)が確定し、其の刑に服する事となった者を収容する施設で、有名な網走刑務所など全国に67庁が設置されています。
 

 

東京拘置所から荒川側に戻ると、トラス橋梁が200mの区間に5橋梁架かっています。一番手前に架かるのが『#21東武スカイツリーライン荒川橋梁』で、北千住駅と小菅駅との間に位置していて荒川放水路開削に伴い線路軌道を変更して架橋されました。1974年(S49)には北千住~竹ノ塚間が複々線化され、同時期にトラス橋梁が下流側に併設され、下流側は上り運転用、上流側が下り運転用です。相互直通運転により東京メトロ日比谷線、東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線などが乗り入れされています。
 

 

 



名称:東武スカイツリーライン荒川橋梁
構造種別:上り線7径間下路ワーレントラス
構造種別:下り線 両端が2径間下路ワーレントラス、中間が3径間下路曲弦ワーレントラス
河口からの距離:11.9km
橋の長さ:441.8m
軌道:複々線
竣工:1922年(T11)、複々線化(1974年)



東武スカイツリーライン荒川橋梁の上流150mの位置に架かるのが、『#22つくばエクスプレス線荒川橋梁』です。北千住駅と青井駅との間に位置していて、常磐線の混雑解消を目的として2005年(H17)に、首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線が筑波~北千住~南千住~浅草~秋葉原のルートで開通。つくばエクスプレス線荒川橋梁は、洪水対策の為に橋脚数を3径間(2脚)に減らして支間長を大きくしており、中央支間長は192mと国内鉄道トラス橋では最大です。又、供用中のメンテナンスの省力化を図る為、耐候性鋼材と呼ばれる特殊な材料を使用しています。
 

 

 



名称:首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線荒川橋梁
構造種別:3径間連続トラス
河口からの距離:12.1km
橋の長さ:450.1m
軌道:複線
竣工:2005年(H17)




つくばエクスプレス線荒川橋梁の隣上流側に架かるのが『#23 JR常磐線荒川橋梁』で、北千住駅と綾瀬駅との間に位置しています。荒川放水路開削の為、1923年頃に常磐線のルートが変わり、1924年(T13)に線路切替えが行なわれています。1971年(S46)に北千住~我孫子間が複々線化され、メトロ千代田線と相互直通運転が開始され、1985年(S60)にJR常磐線荒川橋梁の上流側にメトロ千代田線の新橋梁が完成しています。現在は、新橋梁には常磐緩行線とメトロ千代田線が走行し、従来のJR常磐線荒川橋梁には常磐線快速線、特急、JR貨物が走行します。両脇が別の橋梁に挟まれていて、撮影ポイントが在りません。
 



名称:東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線荒川橋梁
構造種別:7径間下路ワーレントラス
河口からの距離:12.1km
橋の長さ:446.5m
軌道:複線
竣工:1922年(T11)




5橋梁の一番上流側に架かるのが、『#24メトロ千代田線荒川橋梁』で北千住駅と綾瀬駅との間に位置しています。旧営団千代田線(代々木上原~北千住)が1971年(S46)に綾瀬駅までの2.6kmを延長開業し、常磐緩行線と相互直通運転されると共に、北千住駅~綾瀬駅間が国鉄常磐線から営団千代田線に移管されています。1985年(S60)には新しくメトロ千代田線荒川橋梁が架けられ、千代田線と常磐緩行線が走行しています。
 

 

 



名称:東京メトロ千代田線荒川橋梁
構造種別:7径間下路ワーレントラス
河口からの距離:12.1km
橋の長さ:446.5m
軌道:複線
竣工:1985年(S60)





>>>後書き<<<
昨年真鶴に行った面子と、先週末に再会。Isさんの地元、羽田の居酒屋「千世」にて美味しい日本酒飲み放題コースで宴会です。普段、日本酒は飲まないので初めて聞く銘柄ばかりです。先ずは秋田の特別純米無濾過原酒「一白水成」、果実香と米の甘味が口に広がり、旨いの一言です。鰤のお造りも美味ね。さ○○水産の出来とは偉い違いです。


次に頂いたのは福島の純米無濾過生酒「花見ロ万」度数は高いけどサラッとした喉越しで爽やかです。塩辛も臭みが無く、酒に合います。鰆の西京焼きは食べた事が有るけど、鯛の西京焼きは初めてです、鯛のしっかりした身を噛み締める度に上品な風味が広がり最高。江戸前の穴子も白焼きでさっぱりしていてお酒が進みます。お酒は山形の純米吟醸酒「十四代」に変わり、吟醸酒は日本酒の域を越えた別格の旨さで一番美味しかったです。


江戸前の天婦羅も美味でした、キスにハゼ、メゴチどれも美味しいけど、身がしっかりして甘味も有るメゴチが一番好きです。料理は他にもアサリの酒蒸し、鰹のたたき、鰯のたたき等美味しい物ばかり、お酒も愛知の純米生原酒「義侠」、佐賀の純米吟醸酒「鍋島」等々、後半は何を飲んだか不明で多分10銘柄程を頂き大満足でした。2軒目は、小洒落た店に入りましたが、酔いが睡魔を誘い時間も遅くなったので早退させて頂きました。Isさん、Iwさん、Saさん楽しかったです、又行きましょう。


次回は荒川右岸の京成本線橋梁から遡上して、千住新橋、西新井橋までの紹介です。

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  1. 2014/04/03(木) 02:41:54|
  2. 荒川

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