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ぶらっと遡上探索

河川沿いの散策、橋と付近の名所を写真で紹介します。偶にSpotで色々と...

Scene-421 旧中川最終回『平井橋~木下川樋管橋』

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次回アップ予定:Scene-422 旧中川の纏め『旧中川に架かる橋 25』(04/27 12:00)
[Vol-05] 今回は江東新橋から継続遡上して、平井橋、東電平井専用橋、平井橋水管橋、中平井橋、ゆりのき橋、東ガス中川専用橋、木下川樋管橋までの紹介で、割込み版『ぶらっと遡上探索』旧中川編の最終回です。では、前回最後に紹介した右岸側ビオトープから遡上開始、650m程進むと『#19平井橋』です。旧中川左岸の江戸川区平井6丁目と右岸の墨田区立花3丁目・6丁目とを結び、一般道が通ります。橋名は左岸地区名からの命名ですね。





 名称:平井橋
 構造種別:1径間箱桁
 河口からの距離:3.7km
 橋の長さ:40m
 有効幅員:約10m
 完成:1980年(S55)



平井橋の上流隣りに架かるのが『#20東電平井専用橋』です。手前に橋台が残っていますが、何に使われていたかは不明です。



 名称:東京電力平井専用橋
 構造種別:ワーレントラス3連
 河口からの距離:3.7km
 橋の長さ:約58m
 有効幅員:約1m
 完成:不明



更に、上流隣りに見えるのが『#21平井橋水管橋』で、壁面に工水(工業用水)の銘が在ります。



 名称:平井橋水管橋
 構造種別:3径間ピボット支承置き
 河口からの距離:3.7km
 橋の長さ:約60m
 水管径:約φ300
 完成:不明



平井橋を左岸側に渡り、南東100mに在る日蓮宗寺院の妙光寺へ行きます。境内の由緒案内によると、1598年(慶長3)安立院日鐃上人により創建、元禄年間(1686~1704年)の津波で堂宇を流失し日信上人により中興、1903年(T2)に日台上人が再興したと云われています。山号:安立山、本尊:日蓮聖人座像、所在:江戸川区平井6-12-9。境内に毛虫の様なグロイ花が咲いていました、ググルとクロネコヤマト、もとい!クロネコヤナギ(黒猫柳)と云い、ネコヤナギの突然変異種で花の色は黒→赤→白→黄色へと変わるそうです。




妙光寺から北東80m程に平井諏訪神社が在ります。下平井村の鎮守で、次に寄る燈明寺の惠祐法印が生国信州の諏訪大社から神霊を勧請して享保年間(1716~1735年)に創建したと云われています。1872年(M5)村社に列格、1933年(S8)に四所神社、稲荷神社を合祀しています。祭神:建御名方神、所在:江戸川区平井6-17-36。狛犬は1931年(S6)の建立です。




平井諏訪神社の北隣に新義真言宗寺院の燈明寺が在ります。創建は不詳ながら、文明年間(1469~1486年)に元暁法印が松応堂と号して開山、享保年間(1716~1735年)に恵祐により中興されたと云われています。関東大震災で本堂が倒壊しましたが、1944年(S19)に再建されています。平井聖天堂は、古くから埼玉県妻沼聖天、江戸浅草待乳山聖天とともに関東三聖天の一つとして知られています。本堂は改修中なので画はありません。山号:明雅山、院号:明王院、本尊:不動明王像、所在:江戸川区平井6-17-30。南葛八十八ケ所霊場の51番、65番札所です。




燈明寺から300m程平井橋へ戻り右岸側に渡り、北200m程に在る天台宗寺院の東漸寺へ行きます。1444年(文安1)秀尊法印により創建、宝永年間(1704~1711年)に円挙法印により中興と云われています。山号:金林山、院号:明了院、本尊:阿弥陀如来像、所在:墨田区立花6-17-4。1763年(宝暦13)の庚申塔が在ります。


東漸寺から北100m程に立花白髭神社が在ります。古来より南葛飾郡葛西川村の鎮守社として1682年(天和2)に創建され、先程の東漸寺が別当でした。祭神:猿田彦命、所在:墨田区立花6-19-17。鳥居は1923年(T12)、狛犬は1982年(S57)の建立です。




立花白髭神社の裏手、旧中川沿いに廻り込みます。遊歩道を100m程進むと、左手に吾嬬第二ポンプ所排水樋管、其の先に吾嬬ポンプ所排水樋管が見えます。隅田地区の雨水を旧中川へ排出する施設です。風が出て来て、少し寒くなりました。ユリカモメも羽が逆立って寒そうですね。


平井橋水管橋から1.1km上流に架るのが『#22中平井橋』です。旧中川左岸の江戸川区平井7丁目と右岸の墨田区立花5丁目・東墨田1丁目とを結び、一般道が通ります。此の付近には架かる橋が少ない為、中平井の渡しが1916年(T5)に設置され、1938年(S13)に中平井橋が創架されるまで使用されていました。上流方向に聳える白い塔は1998年(H10)稼働の墨田清掃工場の焼却搭(高さ150m)です。





 名称:中平井橋
 構造種別:3径間鈑桁
 河口からの距離:4.8km
 橋の長さ:約68m
 有効幅員:約12m
 完成:2008年(H20)



中平井橋の400m上流に架かるのが『#23ゆりのき橋』で、旧中川左岸の江戸川区平井7丁目と右岸の墨田区東墨田3丁目とを結び、都道449号線(ゆりのき橋通り)が通ります。此の付近で、旧中川の流れは向きを180度変えるので再びスカイツリーが見えて来ますよ。





 名称:ゆりのき橋
 構造種別:3径間鈑桁
 河口からの距離:5.1km
 橋の長さ:88.6m
 有効幅員:約18m
 完成:1998年(H10)



ゆりのき橋の右岸上流から河津桜並木が続いています。此処も前撮りなので、開花状態で紹介出来ます。逆に左岸側はソメイヨシノの並木なので、開花前で寂しいですね。


ゆりのき橋の260m上流に架かるのが『#24東京ガス中川専用橋』で、東部導管ネットワークセンター管理の専用橋です。





 名称:東京ガス中川専用橋
 構造種別:ワーレントラス3連
 河口からの距離:5.4km
 橋の長さ:約97m
 有効幅員:約1m
 完成:不明



東京ガス中川専用橋の上流で左岸側遊歩道は行き止まり、人が寄らない場所なので野鳥が沢山居ます。望遠でバシャバシャ、縄張り争いも無く仲良く休んでいますね。此処の河津桜もそろそろ終わりだね。




東ガス中川専用橋の上流200m程に1977年(S52)竣工の木下川(きねがわ)排水機場が在ります。江東三角地帯を流れる小名木川、北十間川、横十間川、旧中川などの水位を人工的にAP-1mまで低下させると共に、水質浄化の為に取水した流入水を排水する施設です。


右岸側遊歩道から迂回して、旧中川上流端に架かる『#25木下川樋管橋』へ行きます。東ガス中川専用橋から360m上流に架かり、旧中川左岸側の江戸川区平井7丁目と右岸の同じく江戸川区平井7丁目とを結び、荒川護岸遊歩道が通ります。対岸には荒川に分断された中川の上流部河口の中川水門が見えます。





 名称:木下川樋管橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:5.7km
 橋の長さ:約21m
 有効幅員:約5m
 完成:1996年(H8)



>>>後書き<<<
木下川樋管橋から南1.1km程にJR総武本線の平井駅が在り、其方から帰宅します。中川新橋から旧中川終端である木下川樋管橋までの遡上歩数、23500歩でした(完)。
次回は旧中川の纏め『旧中川に架かる橋 25』です。

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  1. 2018/04/23(月) 12:00:00|
  2. 旧中川

Scene-420 旧中川『ふれあい橋~江東新橋』

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次回アップ予定:Scene-421 旧中川最終回『平井橋~木下川樋管橋』(04/23 12:00)
[Vol-04] 今回は中川新橋から遡上して、ふれあい橋、JR総武本線旧中川橋梁、江東新橋までの紹介です。今回はJR南武線の武蔵小杉駅から横須賀線、途中の錦糸町駅で総武本線に乗換えて、平井駅着。南1km程に在る中川新橋まで歩き、左岸側遊歩道から遡上を開始します。


川沿いを250m程遡上し、遊歩道から北東120m程に在る、真言宗豊山派寺院の正養寺から寄ります。延宝年間(1673~1681年)に有遍宝印が船堀村に開山したと云われています。荒川の開削工事により1913年(T2)に現在地に移転、此の場所は1874年(M7)に廃寺となった宝泉院が在り、移転と共に合併しています。山号:慈眼山、本尊:木造阿弥陀如来立像、所在:江戸川区平井2-5-18。南葛八十八ケ所霊場の53番、76番札所です。


正養寺の西120m程に平井の白髭神社が在ります。創建は不詳ですが、逆井村草創以来の鎮守社で建治年間(1275~1278年)の草創と云われています。1945年(S20)戦災により焼失、1970年(S45)に仮社殿から本社殿を建立しています。祭神:猿田彦命、所在:江戸川区平井2-3-4。境内社:稲荷神社、鳥居は1912年(T1)、狛犬は1995年(H7)の建立です。




平井白髭神社の西80mに平井浅間神社が在ります。1488年(長享2)の創建とも伝えられ、昔から逆井の富士塚として知られています。社殿は無く富士塚の上に祠が祀られています。祭神:浅間大神、木花咲耶姫命、所在:江戸川区平井3-1-9。高さ5mの富士塚は、区の有形民俗文化財・民俗資料に指定されています。


平井浅間神社前の道を北西に80m、左折60m先に『#16ふれあい橋』が見えます。旧中川左岸の江戸川区平井3丁目と右岸の江東区亀戸9丁目とを結ぶ、人道専用橋で、上流方向に東京スカイツリー(TST)が見えますよ。右岸側に在る丸いモニュメントは、1945年(S20)の東京大空襲で犠牲となった方々の鎮魂と平和を祈念した「平和の祈り」です。





 名称:ふれあい橋
 構造種別:1径間下路ニールセンローゼ
 河口からの距離:2.4km
 橋の長さ:56m
 有効幅員:6.8m
 完成:1994年(H6)



ふれあい橋を左岸側に降り、遊歩道を100m程進むと小松川ポンプ所排水樋管が在り、其の先に河津桜(28本)が100mの範囲に咲いています。えっ、もう咲いていないでしょって!そだね~(笑)、此処から上流は事前チェック済の場所なので、旧中川を河口から遡上する前の3月上旬に前撮りしています。満開を過ぎて結構花弁が散っていますが、未だ見られました。




ふれあい橋の300m上流に架かるのが『#17 JR総武本線旧中川橋梁』です。左岸側の平井駅と右岸側の亀戸駅との略中間に位置し、総武快速線と中央・総武緩行線、総武本線貨物支線が通ります。





 名称:JR総武本線旧中川橋梁
 構造種別:2径間鈑桁
 河口からの距離:2.7km
 橋の長さ:約95m
 軌道:複々線
 竣工:1969年(S44)



総武本線橋梁の上流200mに架かるのが『#18江東新橋』です。旧中川左岸の江戸川区平井5丁目・6丁目と右岸の江東区亀戸丁目とを結び、都道315号線(蔵前橋通り)が通ります。





 名称:江東新橋
 構造種別:1径間下路ローゼ
 河口からの距離:2.9km
 橋の長さ:74m
 有効幅員:25m
 完成:1958年(S33)



江東新橋が今回終着地点の橋ですが、右岸上流側に在るビオトープを紹介して終わります。右岸側から北十間川(流路延長3.24km)が流入しているので西に100m程移動して北十間川に架かる小原橋を渡り、右岸側に入ります。此処のビオトープは野鳥が休息するには最適な環境らしく、色々な種類の鳥が沢山見られますよ。




>>>後書き<<<
次回は江東新橋から継続遡上して、平井橋、東電平井専用橋、平井橋水管橋、中平井橋、ゆりのき橋、東ガス中川専用橋、木下川樋管橋までの紹介で、『ぶらっと遡上探索』旧中川編の最終回です。

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  1. 2018/04/19(木) 12:00:00|
  2. 旧中川

Scene-419 旧中川『虹の大橋~中川新橋』

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次回アップ予定:Spot-53 飯能『御衣黄桜』(04/15 12:00)
[Vol-03] 今回は、もみじ橋から継続遡上して、虹の大橋、逆井橋(下流側)、首都高速7号逆井橋、逆井橋(上流側)、亀小橋、中川新橋までの紹介です。では、もみじ橋の上流200mに架かる『#10虹の大橋』から紹介します。旧中川左岸の江戸川区小松川2丁目と右岸の江東区大島9丁目・亀戸9丁目とを結び、幅が約30mもある人道専用橋で、左岸側広域避難場所への移動用ですね。





 名称:虹の大橋
 構造種別:3径間PC桁
 河口からの距離:1.4km
 橋の長さ:74.6m
 有効幅員:約30m
 竣工:2002年(H14)



虹の大橋から100m上流に架かるのが逆井(さかさい)橋で、逆井の渡しが在った場所です。左岸下流の橋脇に渡しの説明板が在ります。元は、北隣りの逆井村と亀戸村を結ぶ渡しでしたが、江戸と房総を結ぶ元佐倉道が西小松川村に開かれた事で、現在地付近に移ってきました。1879年(M12)に木製の逆井橋が村費により創架された事で、渡船の役目を終え廃止されました。逆井橋は橋銭を徴収する賃取橋でしたが、1898年(M31)東京府によって架け替えられています。先代の架橋は1968年(S43)の鉄橋でした。所在:江戸川区小松川2丁目113先。右岸上流にも逆井渡しの説明板が在りますヨ、此方は江東区の奴で税金の無駄遣いだね。


逆井橋は、首都高7号小松川線橋を間に挟んで下流と上流別々に架かっています。先ずは、『#11逆井橋(下流側)』、旧中川左岸の江戸川区小松川2丁目・3丁目と右岸の江東区大島9丁目・亀戸9丁目とを結び、一般道が通ります。



 名称:逆井橋(下流側)
 構造種別:3径間鈑桁
 河口からの距離:1.5km
 橋の長さ:約54m
 有効幅員:約12m
 完成:1999年(H11)



逆井橋(下流側)の上流上に架かるのが『#12首都高速7号小松川線逆井橋』です。首都高速7号小松川線は1971年(S46)に全線開通しており、其の時の架橋と推定します。



 名称:首都高速7号小松川線逆井橋
 構造種別:3径間箱桁
 河口からの距離:1.5km
 橋の長さ:約165m
 有効幅員:約15m
 完成:1971年(S46)推定



首都高7号逆井橋の上流下に架かるのが『#13逆井橋(上流側)』です。銘板によると、此方の橋の方が1996年(H8)、下流側よりも3年早く完成しています。



 名称:逆井橋(上流側)
 構造種別:3径間鈑桁
 河口からの距離:1.5km
 橋の長さ:約59m
 有効幅員:約12m
 完成:1996年(H8)



逆井橋(上流側)から100m上流に架かるのが『#14亀小(かめこ)橋』で、旧中川左岸の江戸川区小松川3丁目と右岸の江東区亀戸9丁目とを結び、一般道が通ります。親柱の飾りは四神(東の青龍・南の朱雀・西の白虎・北の玄武)ですね。





 名称:亀小橋
 構造種別:3径間鈑桁
 河口からの距離:1.6km
 橋の長さ:61.1m
 有効幅員:15m
 完成:1994年(H6)



亀小橋から西200mに亀戸浅間神社が在ります。日本武尊が東征の折に、相模の海を侮辱する言葉を掛けた事で海神が怒り、相模沖で暴風に遭遇。海神の怒りを鎮める為、武尊の妃である弟橘比売命が身代わりに入水し難を逃れました。其の後、妃の笄(こうがい:結髪の根に挿すもの)と櫛が漂着し、笄塚として埋められたのが亀戸浅間神社の始まりで、当地住人甘露寺元長が1527年(大永7)、此の場所に浅間神社を勧請し創建されたと云われています。祭神:木花咲耶比売命、所在:江東区亀戸9-15-7。境内社:稲荷神社、下浅間神社。




六ツ目地蔵尊には、1697年(元禄10)から1782年(天明2)までの供養塔が並んでいます。道標は1801年(享和1)、笄塚前の石造鳥居は1918年(T7)、六つ目地蔵尊脇の石造鳥居は1928年(S3)、狛犬は移築記念1999年(H11)の建立です。


亀戸浅間神社の裏手から北東280mへ移動すると、今回終着地点の橋となる『#15中川新橋』です。亀小橋の300m上流に架かり、旧中川左岸の江戸川区小松川3丁目・平井2丁目と右岸の江東区亀戸9丁目とを結び、国道14号線(京葉道路)が通ります。先代の橋は1931年(S6)架橋の3径間鈑桁橋(58.1m)です。





 名称:中川新橋
 構造種別:3径間PC桁
 河口からの距離:1.9km
 橋の長さ:約51m
 有効幅員:約45m
 完成:2003年(H15)



中川新橋が設定した帰宅ポイントで、橋の東150m程に在る中川新橋バス停から乗車、水神森バス停で下車して、JR亀戸駅経由で帰宅します。東大島駅から此処まで、脚を引き摺りながらの遡上歩数、17200歩でした(笑)。


>>>後書き<<<
4月も中旬に入り、開花が早かった今年のソメイヨシノも終わりですね。現在、咲いている桜は牡丹桜や枝垂れ桜、山桜などですが、緑色の花が咲く桜は御存知ですか?奥武蔵の山人さんに教えて戴いた、御衣黄(ギョイコウ)と云う桜です。次回は、其の御衣黄を明日、見て来ますのでSpotで紹介します。

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  1. 2018/04/11(水) 12:00:00|
  2. 旧中川

Scene-418 旧中川『都営新宿線旧中川橋梁~もみじ大橋』

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次回アップ予定:Spot-52 調布『野川の夜桜』(04/07 12:00)
[Vol-02] 今回は中川大橋水管橋から継続遡上して、都営新宿線旧中川橋梁、船堀橋、さくら大橋、もみじ大橋までの紹介です。では、中川大橋水管橋の上流200mに架かる『#06都営新宿線旧中川橋梁』からの紹介です。塗装工事中なので外観がスキッリとしませんね。橋の上全体が東大島駅ホームで、両岸側に駅出入り口が在ります。左岸側、荒川を越えた先に在る船堀駅と右岸側の大島駅との間に位置しています。1983年(S58)に東大島駅~船堀駅間(1.7km)が開業しており、同時期の架橋と推定します。





 名称:都営新宿線旧中川橋梁
 構造種別:3径間箱桁
 河口からの距離:0.88km
 橋の長さ:約235m
 軌道:複線
 完成:1983年(S58)推定



都営新宿線旧中川橋梁から100m上流に架かるのが『#07船堀橋』です。境川左岸の江戸川区小松川1丁目と右岸の江東区大島9丁目とを結び、都道・千葉県道50号東京市川線(新大橋通り)が通ります。東隣の荒川と中川に架かる橋も含めて船堀橋と呼ばれ、長さは1487.4mです。其の内、旧中川に架かるのは3径間の117mで、据付け橋部と荒川接続部を含めると約560mになります。





 名称:船堀橋
 構造種別:3径間鈑桁
 河口からの距離:1km
 橋の長さ:約117m
 有効幅員:16m
 完成:1970年(S45)



船堀橋を左岸側に降りて、荒川方向に300m程進むと、桜の名所である小松川千本桜です。南北約2kmに亘りソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラなど10種、約1000本の桜が植えられています。荒川のスーパー堤防整備に併せて、植えられた桜なので古木では無く、若い桜ですが、数で勝負ですね。ソメイヨシノの花がヒラヒラじゃなく、クルクルと萼ごと落ちて来ました。ヒヨドリが蜜を食べているのかな、と思い頭上を探すと、ん~、緑色のインコだね。飼育されていたインコが野生化して、都内で増殖しているとのNewsを見た事があるけど、其の手の奴だね。種類は、ググルとワカケホンセイインコ(輪掛本青鸚哥)と云う名前でした。此処で増殖する前に早く駆除しないと生態系が破壊されるし、糞爆弾を避けながらの花見も嫌ですよね。




枝垂れ桜も綺麗だけど、何処にピントを合わせたら良いか迷いますね、数打って当てますか(笑)。


オオシマザクラは、そろそろ限界ですが、花弁が大きくて見事ですよね。葉っぱも、美味しそう。そう、桜餅で使う塩漬けの葉はオオシマザクラですよ。


早咲きのエドヒガンなので、満開状態です。赤過ぎず、白過ぎず調度良い配色で好きです。


桜の開花に合せる様に咲く、ユキヤナギ(雪柳)。満開になると株全体が真っ白になり、桜に負けず劣らずの容姿になります。土手には土筆も出ていますね、此の前に食べたので今日は採りませんよ。


400m程、西の旧中川へ戻ります。船堀橋の100m上流に架かるのが『#08さくら大橋』です。此の橋も境川左岸の江戸川区小松川1丁目と右岸の江東区大島9丁目とを結びます。両岸の大島小松川公園は広域避難場所でもあり、幅18mの避難用人道専用橋になっています。





 名称:さくら大橋
 構造種別:3径間箱桁
 河口からの距離:1.1km
 橋の長さ:約172m
 有効幅員:約18m
 完成:1996年(H8)



さくら大橋と対になる上流の橋が『#09もみじ大橋』です。もみじ大橋脇の桜は3分咲き、此れは此れで良いね。ハナカイドウも此れからですね。ハクレンの仲間、こぶし(辛夷)は満開です。


『#09もみじ大橋』が今回終着地点の橋となる橋で、さくら大橋の上流100mに架かり、此の橋も人道専用橋です。さくら大橋と、もみじ大橋の橋名は、地元小学生による命名です。





 名称:もみじ大橋
 構造種別:3径間箱桁
 河口からの距離:1.2km
 橋の長さ:約165m
 有効幅員:約18m
 完成:1997年(H9)



>>>後書き<<<
次回は桜のライトアップ、2年前に遡上した野川の夜桜をスポットで紹介します。

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  1. 2018/04/03(火) 12:00:00|
  2. 旧中川

Scene-417 旧中川『閘門管理橋~中川大橋水管橋』

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次回アップ予定:Scene-418 旧中川『都営新宿線旧中川橋梁~もみじ大橋』(04/03 12:00)
[Vol-01] 明後日から4月、都内各所からも桜満開、今週末が見納めですよのNewsが聞こえてきます。当方のブログでも河川沿いの桜を紹介していますが、遡上ストックの都合で1ケ月程ズレての、掲載になっています。今年も其れで良いかなと思っていたんですが、現在遡上中の境川が長くて、終わりが6月下旬になります。いくらなんでも3か月遅れの桜を載せるのは、無しですよね(笑)。なので、境川編を中断して短河川の旧中川沿いをオンタイムの桜絡みで紹介します。なので、6話程を割込みで、ぶち込みますので御容赦下さい。
と云う事で、『ぶらっと遡上探索』第20弾は旧中川、荒川放水路の開削で分断された中川の下流部(約6km)の紹介です。今回は河口となる荒川ロックゲートから遡上して、閘門管理橋、平成橋、中川大橋、中川大橋水管橋までの紹介です。


旧中川河口への最寄り駅は、都営新宿線の東大島駅、JR南武線分倍河原駅で京王線に乗換え、途中で京王新線乗り換えの約80分で到着です。駅前から脚を引き摺りながら歩く親爺が居ます。自分です、2日前に人生初の痛風が来ましたよ(笑)。1週間は安静にと云われましたが、桜が散ってしまうので冷湿布を貼り、痛み止めを飲んでの強行遡上です。


東大島駅東側の荒川沿いに咲く小松川千本桜を見ながら、河口の荒川ロックゲートへ向かいます。え、「桜を見せろ」って、次回ですよ。も~生姜無いね、少しだけですよ(笑)。全体的には満開直前の様相で、日陰の場所は3分咲きですね。


大島小松川公園では枝垂れ桜も見られます。オオシマザクラは終わりが近いね、エドヒガンも数は少ないけど咲いていました、白とピンクの配色が良い、エドヒガンが好きです。


都営新宿線の高架を潜って、荒川沿いに660m程南下すると、荒川と旧中川を結ぶ閘門(こうもん)である荒川ロックゲートが見えて来ます、手前の建物は管理棟です。


管理棟の先に小松川排水樋管が在り、かつては此処が小松川閘門でした。荒川遡上で来たのが4年前で懐かしいね、荒川ロックゲート(荒川側)は上がれるので6Fの回廊から周囲をパチリ、東京スカイツリーも見え、快晴で気持ちが良いね。ロックゲート(閘門)は、水位の異なる河川や運河において水位を上下させる船のエレベータ装置で、片側のゲートを開いて船を入れゲートを閉じて出口側の河川水位と同じになる様に水量を調整した後、反対側のゲートを開けて船を出します。荒川ロックゲートは荒川と旧中川とを結ぶ閘門で、2005年(H17)に完成しています。今までは、荒川と旧中川は江東地区の地盤沈下により水位差が最大3mに達する事があり、連絡水路を設ける事が出来ませんでしたが、水上交通が大震災時等に有効で有ると云う事から水路が見直される事になり、此の閘門が造られました。荒川ロックゲート諸元、閘室内幅:14m、閘室長さ65m、ゲート形式:ローラーゲート、ゲート開閉速度:10m/min、水位調整方式:バイパス管形式。通過する船は前後左右に余裕が必要な為、最大長55m、最大幅12m、最大高AP+6.65m(前扉)・AP+4m(後扉)の大きさの船であれば通過が可能で利用料金は無料です。所在:江戸川区小松川1丁目付近。




荒川ロックゲート閘門の荒川側に架かるのが『#01閘門後扉管理橋』です。旧中川左岸の江戸川区小松川1丁目と右岸の同じく江戸川区小松川1丁目とを結び、都道449号線が通りますが、此の部分は人道専用です。



 名称:閘門後扉管理橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:0.05km
 橋の長さ:約15m
 有効幅員:約6m
 完成:2005年(H17)



荒川ロックゲート閘門の旧中川側に架かるのが『#02閘門前扉管理橋』で、両岸共に上流方向は行き止まりです。



 名称:閘門前扉管理橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:0.15km
 橋の長さ:約15m
 有効幅員:約3m
 完成:2005年(H17)



荒川ロックゲートの南隣に在る水門は、1969年(S44)に竣工した小名木川排水機場の排水樋管で、旧中川の西側は地盤沈下地区の為、降雨などを荒川に強制排水する施設です。排水機場の脇から右岸側に行けるんですが、構内工事中なので200m程迂回して右岸沿いの裏道に入ります。


閘門前扉管理橋の上流200mに架かるのが『#03平成橋』です。旧中川左岸の江戸川区小松川1丁目と右岸の江東区東砂2丁目とを結び、都道449号線の迂回用の一般道が通ります。橋名は架橋年からの命名ですね。下流側は小名木川排水機場管理及び工事中で立入出来ません。





 名称:平成橋
 構造種別:1径間下路ローゼ
 河口からの距離:0.31km
 橋の長さ:105m
 有効幅員:10m
 完成:1992年(H4)



平成橋の下にスカイダックが航行していますね、日の丸自動車が運行する水陸両用バスです。此処は「旧中川・川の駅」と呼ばれ、陸上から川に入るスプラッシュポイントで、東京スカイツリーコースの一部だそうです。岸辺にはボート航行制限区域の境界として、プラ擬木が刺さっていますが、ユリカモメのお休み処になっています。風上に向かって止まる為、全員が此方に尻を向けている風見鶏です。


右岸側から小名木川(流路延長約4.8km)が流入しているので左折、付近に陶首稲荷神社が在ります。寛永年間(624~1644年)に小名木村の又兵衛が、当地を開拓した際に創建したと云われています。祭神:宇迦之御魂命、相殿:金比羅大神・秋葉大神、所在:江東区東砂2-14。鳥居は1999年(H11)の建立です。


小名木川に架かる番所橋を渡り東に約100m、中川船番所跡の説明板が在りました。江戸時代、関東内陸・東北方面の物資を江戸に輸送する重要な河川である小名木川が旧中川に合流する辺りに在った、河川交通路の関所の跡地です。幕府の船番所は、初め隅田川の萬年橋に在りましたが、1661年(寛文1)に中川に移転したと伝えられています。1869年(M2)全国の関所が廃止されたのに伴い此の番所も廃止されました。所在:江東区大島9-1。


此処から北100mに関連施設の中川船番所資料館が在りますので、序に寄って見ます。2003年(H15)に公益財団江東区文化コミュニティ財団により開館された施設で、江戸を出入りする船を取り締まる、中川船番所をテーマに、江戸時代の物流に関する歴史や文化を紹介している資料館です。休館日:月曜、年末年始。入館料:200円、所在:江東区大島9-1-15。館内は撮影禁止なのでパンフレットをパチリ、番屋を再現したジオラマなどで役割が良く判りましたよ。


中川船番所資料館から東40mに見えるのが、『#04中川大橋』です。旧中川左岸の江戸川区小松川1丁目と右岸の江東区大島9丁目とを結び、一般道が通ります。本家の中川に架かる中川大橋と重複する橋名です。中川は、遡上候補の一つで其の内に行きますよ。





 名称:中川大橋
 構造種別:3径間鈑桁
 河口からの距離:0.65km
 橋の長さ:101m
 有効幅員:12.8m
 完成:1975年(S50)




平成橋の左岸下流側に小松川公園(風の広場)が在り、公園の中に旧小松川閘門が展示保存されています。荒川と中川の両放水路開削により水位調整を図る為、1930年(S5)に完成しましが、水上交通の衰退により廃止された、旧中川側閘門の遺構です。2/3が地中に埋まっているので、全体は見た目の3倍の大きさです。


公園の樹々を撮っていると、年配の方から「此の樹の名前、判ったら教えて下さい」と、尋ねられました。穂状の花が、ぶら下がっている木です、全部ではないけど、木々にプレートが付いており、名前と特徴が書かれています。其れを探して教えてあげました。イヌシデ(犬四手、犬垂)と云う木で、お互いに勉強になりましたね。同じ形でアカぽっいのはアカシデです。ヤマザクラは花の欠片も無く、とうに終わっていました。


中川大橋に戻り上流隣りに架かるのが、今回終着地点の橋となる『#05中川大橋水管橋』で、都水道局の水管橋です。





 名称:中川大橋水管橋
 構造種別:1径間三弦トラス+
        左右3径間ピボット支承置き
 河口からの距離:0.66km
 橋の長さ:約117m
 水管径:約φ300
 完成:不明


>>>後書き<<<
初回なので、張り切って書き過ぎましたね。次回は中川大橋水管橋から継続遡上して、都営新宿線旧中川橋梁、船堀橋、さくら大橋、もみじ大橋までの紹介です。

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