ぶらっと遡上探索

河川沿いの散策、橋と付近の名所を写真で紹介します。偶にSpotで色々と...

Spot-26 新潟 『弥彦温泉』


This best shot


次回アップ予定:Scene-192 神田川右岸 『古川橋、掃部橋、華水橋、江戸川橋、一休橋、大滝橋、駒塚橋』(07/06 12:00)
新潟県北三条で、伯母の四十九日法要が有りました。折角、新潟に行くのなら何処か寄って来るかな。そうだ、弥彦へ行こう!と云う事で、弥彦温泉に寄って来ましたので、今回は其のSpot紹介です。
自宅からJR武蔵野線経由で大宮駅から、Maxとき305で燕三条駅下車。駅構内に弥彦神社両部鳥居のミニチュアが在り、潜った先に簡易Suica改札機だけの無人改札口が在ります。JR弥彦線の燕三条駅は単式ホーム1面1線で、1~2時間に1本のダイヤなので超不便です(笑)。車両はワンマン運行の2両編成、駅によっては先頭ドアしか開きませんよ。30分程で弥彦駅に10:32到着、駅舎は弥彦神社本殿を模した入母屋造で、両部鳥居と同じ珠色で装飾された駅です。宿泊ホテルは駅から600m程の「お宿だいろく」、チェックインは3:00からですが、キャリーバックを預けに寄ります。




身軽になったので、散策開始。先ずは、弥彦公園へ行きます。宿から駅方向へ200m戻ると右手に、弥彦公園への入口(湯神社参道)が見えるので参道を200m程進むと、1918年(T7)完成の弥彦公園トンネルが在ります。アーチ周縁や壁柱、笠石を花崗岩で造り、壁面が煉瓦で化粧されている延長55m、幅3m程のトンネルで国の有形文化財(第15-0341号)として登録されています。壁面が卵を逆様にした様な曲線で、手を叩くと小気味良い反響音が返ってきますよ。トンネルを出ると一面のもみじ谷で、紅葉の時期に来たら最高だね。


湯神社への標識が在ったので、案内に従って坂道に入ります。暫く登ると開けた広場に出て、右手に鳥居が見えます。着いたと思ったら鳥居だけで、未だ先の様です。更に山道を上がったり下りたり、途中に鳥居が幾つも在りますが神社の気配無し。案内札も無く、疲れて来ました。15分程でやっと祠が見えました。此れかな?取り敢えずパチリで、戻ります。帰宅してから神社由来などを調べていたら、え~違うじゃん!弥彦神社の摂社、勝神社御神廟でした(惨)。湯神社は、もう少し先だったみたいです(笑)。仕方ないので、湯神社の絵は新潟県ホームページから引用させて貰います。湯神社は弥彦神社の末社で、祭神:大穴牟遅命、少彦名命。下調べ不足でしたね(反省)。






先程の中腹広場で休憩です。休みながら周りを見ると、芝生の中にポツンポツンとラン科のネジバナ(捩花)が咲いています。右巻きと左巻きの両方が有る事、知っていましたか?枝状に延びた白い花は、リョウブ(令法)でリョウブ科の落葉小高木、若葉は食用出来ます。緑の葉っぱの中に一部分だけ紅葉した葉が付いています。何だ此れ?ヤマボウシの葉っぱに似ているけど、判りません。


弥彦公園は16万平米の広さが有り、弥彦駅側からも入れます。ひょうたん池には水芭蕉も生えていますが、開花は5月で終わり。木橋を渡った先に蓮池と花菖蒲園が在り、睡蓮が一輪だけ咲いていました。花菖蒲は紫が終わり結実、現在白色が開花しています。1969年(S44)竣工の観月橋周辺がもみじ谷で、一面が緑の紅葉です(笑)。所在:弥彦村弥彦667-1。








宿まで戻り、神社通りを300m程進むと弥彦神社の一ノ鳥居です。形式は両部鳥居ですが、親柱が両脇の稚児柱2本で6cm程浮いています。雪や雨で柱が腐らない様にしているとの事です。鳥居を潜り、御手洗(みたらし)川に架かる橋を渡ると左手に玉の橋、別名「御神橋」が見えます。神様の渡る神聖な橋で、人は渡る事は出来ません。正面参道まで進むと、右手に津軽石(重軽の石)が2個並んでいます、持ち上げて軽く感じれば願いが叶います。重いと思って持ってみたら、軽かったですよ(笑)。何を願ったかって?ヒミツです。二ノ鳥居は1997年(H9)の奉納です。




二ノ鳥居の先、右手に摂社・末社が並んでいます。摂社(武呉神社、草薙神社、今山神社、勝神社、乙子神社)、
末社(二十二所社、八所神社、十柱神社)。参道正面に待ち受けるのが随神門で、両脇の狛犬は名工酒井八右衛門による代表作、国の有形文化財に登録されています。随神門から入ると正面に拝殿が位置しており、拝殿前に在る茅の輪は、茅の輪まつりとして6月25日~30日まで設けられていて、誰でも自由に潜る事が出来ます。正式な潜り方は左足で跨いで左回り拝殿に一拝、右足で跨いで右廻り一拝、左回りをもう一回一拝して拝殿に進み、二拝四拍一拝(四拍は弥彦神社の特徴です)。弥彦神社は正式には「いやひこ」ですが、地名などが全て「やひこ」と読む関係で、一般には「やひこ」と呼ばれています。創建は不詳、社殿は1912年(M45)に焼失し、1916年(T5)の再建で、国の登録有形文化財になっています。祭神:天香山命、神体:弥彦山、所在:新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2898。






拝殿の後ろに見える弥彦山の山頂(634m)に御神廟(奥の宮)が鎮座しているので登るかな。参道西側に在る自然歩道を15分程歩くと弥彦山ロープウェイ山麓駅に出ますが、無料シャトルバスも15分間隔で出ているので、お好きな方法でどうぞ。自分は当然、歩きます(嘘)、2分で着くので絶対バスですヨ!ロープウェイは、うみひこ、やまひこ2台が15分間隔運行で頂上駅まで5分です。料金は往復1400円、冷やし夏野菜蕎麦との「あじさいセット券」が1800円なのでお勧めです。車で来ると駐車場から、パノラマタワーとクライミングカーが利用出来ます。




山頂公園と其の周辺には約1万株のアジサイが根付いており、山頂の御神廟へ続く参道脇にも白のアジサイが沢山咲いています。参道途中に弥彦神社からの自然歩道(登山道)が合流していますが、麓から歩いたら2時間近く掛かるそうです。




山頂駅から徒歩15分程で山頂に在る御神廟に着くのですが、登り階段が延々と続き息が切れそうです。途中に建つNHKのテレビ塔下まで来ると残り5分程で御神廟に到着です。祭神:天香山命、熟穂屋姫命。一ノ鳥居は1958年(S33)、御神廟前の鳥居は1872年(M5)の建立。




山頂広場からは、天気が良ければ佐渡ヶ島や越後平野が一望出来るのですが、生憎の曇り模様で視界は霞んでいます。南西方向に日本海に注ぐ、大河津分水路(新信濃川)の河口、北に位置する双耳峰の多宝山(634m)は良く見えます。山頂から展望食堂まで10分程で降りて13:10分、お昼にします。食事付き乗車券で、あじさいセットの蕎麦を注文。珍しく喫煙可能の食堂で新潟最高?一服すると蕎麦が来ました。冷やしで、焼きナスにトマト、オクラなどが入った夏野菜蕎麦でレモンがサッパリとして良い味です、今度マネよう(笑)。13:30分発のロープウェイで下山しました。


チェックインまで未だ時間が有るので、弥彦神社の境外末社を廻って見ます。宿前の神社通りから右手の諏訪の木小路を進むと、右側に上諏訪神社が在ります。此の地を護り災いを防ぐ神、また農耕神として信仰され、上のお諏訪様と呼ばれています。祭神:建御名方命。


神社通りに戻り少し進むと左手に住吉神社が在ります。祭神:底筒男命、中筒男命、表筒男命。祠の背後に、樹齢800年余、高さ30m、幹周り9mの大ケヤキが聳えていて、其の枝振りから弥彦の蛸ケヤキとして新潟県の天然記念物に指定されています。左隣に曹洞宗寺院の本高寺が在ります。境内の桔梗が満開、睡蓮池にシオカラトンボ、夏ですね。




弥彦神社一ノ鳥居の手前左手に火宮神社が在ります。1044年(寛徳1)の勧請と云われています。祭神:加具都知大神。神社通りに面する参道脇に足湯が在ります、お湯は適温で歩き疲れた足に最高ですね。


弥彦神社一ノ鳥居前の社家通りを東に進み、大杉通りに入り社(やしろ)橋を渡ると右手に祓戸神社の鳥居が見えます。かつて弥彦への本街道入り口となっていた場所に在り、弥彦神社境内全体を見回して、不浄な物の怪が入るのを防いでいます。祭神:瀬織津比売大神、速開津比売大神、息吹戸主大神、早佐須良比売大神。


祓戸神社から大杉通りを150m程進むと右手に弥彦神社桜苑の入口が見えます。染井吉野、八重桜など50種類以上の桜が在るそうです。更に80m程進むと右手に下諏訪神社の鳥居が在ります。祭神:建御名方命。


時間は3:00前、未だ時間があるので、弥彦神社の大鳥居(30.2m)でも見て来るか。大鳥居は弥彦駅の隣の矢作駅付近に在ります。丁度15:15分発の電車が有るので矢作駅まで移動、駅前通りに出て大鳥居方向を見るとアレレ!グレーのシートで覆われています。後で確認すると、弥彦神社御遷座百年記念事業に合わせた朱色塗装の塗り替え改修工事でした(残念)。因みに1982年(S57)の建立時は日本一でしたが、現在の鳥居の高さでは、熊野本宮大社(和歌山県田辺市)33.9m、大神神社(奈良県桜井市)32.2mの次になります。でも、両部鳥居としては日本一ですね。さて、30分後の電車で戻るか、2km程を歩くかどうしよう。時間的には同じなので、県道29号吉田弥彦線を弥彦山方面へひたすら歩きます。最後の弥彦駅手前で後続の電車に抜かれ負けました(笑)。


4:00過ぎ「お宿だいろく」にチェックイン、貸し切りの露天風呂が使えるそうなので鍵を貰って早速、入ります。2m程のたらい風呂が真中に在り、弥彦の街並みが見えます。待っている人が居ると悪いので、汗を軽く流して出ます。泉質はアルカリ性単純温泉です。部屋に戻り持参の作務衣に着替えて、暫し休息。食事前に大浴場で本格的に入浴、女湯からは賑やかな声がしますが男湯は貸し切り状態で楽々、温泉良いよね~。


風呂上がりに飲んだヤスダヨーグルト、濃厚で旨っ!お土産に買っていこう、定番の温泉饅頭と一緒にね。食事は部屋で6:00から、献立の上に小さな折金魚、若女将の手造りです。料理は先付に前菜、造里など美味しい物が続きます。地酒の冷酒(弥彦愛国)も戴きました、ちょっと高いけど弥彦産のお米「愛国」を使用した純米吟醸酒で、入荷量が少ない貴重品です。すっきりとした辛口で料理に合いますね、旨っ!
食後、眠くなったので一休み。酔いが醒めてから又、お風呂です。翌朝も入りました、温泉良いよね!






翌日は三条市の泉薬寺で伯母の四十九日法要、弥彦駅10:05発で北三条駅に10:40着。1時間程で納骨まで滞り無く終り、御斉を戴いて帰宅です。泉薬寺は真言宗智山派の寺院で、創建は不詳、弘法大師が巡錫で当地を訪れた際、自ら大日如来を彫り込み安置し草庵を設けたのが始まりと伝えられています。山号:医王山、本尊:大日如来像、所在:三条市八幡町11-16。越後八十八カ所霊場第43番札所です。


>>>後書き<<<
興味深い場所が多くて、撮り過ぎて長文になってしまいました。最後までご覧戴き、ありがとうございました。久し振りの温泉宿泊、歩き疲れた体に最高、温泉好きなので良かったです。
次回は通常Sceneに戻り、神田川右岸の船河原橋から遡上して、古川橋、掃部橋、華水橋、江戸川橋、一休橋、大滝橋、駒塚橋までの紹介です。


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テーマ:風景写真 - ジャンル:写真

  1. 2015/07/02(木) 12:00:00|
  2. 弥彦温泉

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