ぶらっと遡上探索

河川沿いの散策、橋と付近の名所を写真で紹介します。偶にSpotで色々と...

Spot-12 群馬 『水上/寶川温泉』


This best shot


次回アップ予定: Scene-123 荒川右岸 『高砂橋』(8/9 12:00)
今回はSpot紹介です。先日、飲み友達のIさんと飲んでいると、夏休みに温泉でも行こうよと声が掛かりました。「良いよ!で、何時夏休みとれたの」と聞くと31日が待機当番なので7/28~30日、てっ!10日前かよ。取り敢えず此方側で場所を見繕って連絡する事にするちゃ。先んずは、候補1、青森。交通費だけで往復¥35000なので即、却下されたずら。じゃあ、こぴっと近場で探すと云う事で群馬県に内定するべ(最近、NHKの朝ドラの影響を受けています、笑)。空いている温泉宿を検索して、水上に在る寶川温泉に決定しました。温泉宿は汪泉閣(おうせんかく)です。此処の大露天風呂が2日半貸し切りで閉鎖して、映画テルマエロマエ2のロケ地になったそうです。当然の事ながら温泉場の絵は撮影が禁止されているので、汪泉閣のHP(http://www.takaragawa.com/ryouri.html)の「写真お貸し致します」から借用しています。
 

■1日目:自宅からJR武蔵小杉駅経由東京駅まで約50分。11:16発の上越新幹線Maxとき319号で高崎駅まで行き、JR上越線に乗換えて終着駅水上に13:27着、約3時間で到着です。尚、上越線の越後湯沢・小出・長岡・新潟方面へは右に写っている電車で乗り換えになります。水上駅前は温泉観光地だけあって、土産店、飲食店が並んでおり此処で遅い昼食です。下調べ済みの駅前のそば処くぼ田で、冷やし三食きのこ蕎麦を注文。腰が在る蕎麦で、山菜、なめこ、舞茸天婦羅も美味しかったです。クーポン持参で味噌おでんがサービスでした。
 

 

 

送迎バスが来るまで時間が在るので、駅下の利根川沿いを散策します。水質は綺麗だけど量は少なく、浅い流れの中をラフティングボートが底を擦りながら流れています。下流方向に歩いて行くと、水上大橋(跨線橋)が在ります。山側からの奥利根ゆけむり街道が上越線を跨ぎ、利根川を渡ると思いきや急に90度カーブして県道61号沼田水上線に繋がる変な橋?です。橋の上からは谷川岳が微かに望めます。
 

 

此の辺りは、見る処が無いので戻ります。水上駅前の温泉街はバブル時期には盛栄でしたが、現在は、すっかり寂れて廃ホテル、旅館が目立ちます。駅前近くのホテル大宮は廃業してから20年以上経過しているのに、取り壊し費用を捻出する事が出来ず未だに朽ちた姿を晒しています。あちゃ~、対岸に渡る吊橋(水上諏訪原公園吊り橋)も老朽化により床が抜けたままで通行禁止状態です。修理しないのかね?渡る人が少ないから直す必要もないか!
 

水上大橋から上牧方向を眺めると右手に水上温泉街が見え、彼方は幾らか賑わいを残しているそうです。中央に写っているのが水上トンネルで上越線の上り線用、下り線は右手の利根川沿いを走ります。水上大橋から水上駅方向は、かつて水上機関区が在った場所で複数の引込線が現在も残っています(1986年(S61)に廃区)。旧機関区横に1970年(S45)に退役したSL(D51745)が展示されていましたが、野晒で錆が酷く、見るに堪えない姿になっていました(残念)。
 

 

15:00発の送迎バスで一般国道291号を進み、大穴から県道63号・264号経由で約30分、寶川温泉入口の大手門を潜り汪泉閣に到着です。朝日岳から流れる宝川沿いに東館、本館、旧館、第一別館が連なっています。此れから2泊する宿は第一別館、1936年(S11)築の古い造りで部屋にはバス、トイレは無しです。
 

 

 

送迎バスの中もそうだったけど、ロビーに居る客の半分が外国人でビックリ!世界中で利用されている旅行ガイドブック(ロンリープラネット)で、日本の温泉ランキング1位に寶川温泉の汪泉閣が選ばれており、外国人に大人気の温泉なんだそうです。確かに宿から吊橋を渡り、渓流の宝川沿いに連なる4箇所の露天風呂に入れるシチュエーション、HPで四季折々の露天景観の紹介など、人気になるのも頷けます。摩耶の湯は女性専用で広さ100畳、泉温が高いので夏期は加水されます。
 

寶川温泉の説明は後にして取り敢えず、お風呂、お風呂へ行きます。摩訶(まか)の湯は広さ120畳、深さ60cm程、24H混浴(女性は湯あみ着を利用)、男はタオルで前を隠すんだけど、宿のチビたタオルは短くて腰に廻り切らずケツ丸出し、文字通りの頭隠して尻隠さずです(大笑!)。お湯はアルカリ性単純泉で透明、源泉を直接嗅ぐと硫黄の匂いが微かにします。温度は40℃程のぬるめだけど、長湯には丁度良いね。
 

1時間程ゆったりと湯に浸かり、宿に戻る途中の吊橋の近くにツキノワグマが飼育されています。寶川温泉と云えば熊との入浴でも有名で、40年程前までは小熊と一緒に入れたそうですが現在は禁止されています。部屋から眼下には宝川が流れ、起きている時は渓流の音が心地良い響きですが、寝る時は喧しいです。
 

 

部屋で一休みし、18:00から広間で夕食です。料理はオプションを付けない標準仕様で、飲み物だけ追加しました。茶碗蒸し、土筆のキンピラ、白魚のマリネ、お刺身、鮎など、量は少ないと云うか飲みながらなので適量で、一通り食べるとお腹一杯です。


鉄板焼き、奥州肉は早く焼け美味しかったけど、ジャガイモを乗せるのが遅れて中々火が通らずに着火剤が燃え尽きても、半生でしたが食べました(笑)、締めに五穀米に麦トロ、熊汁が登場です。吊橋近くに居た熊さんじゃないよね?歯応えが有り、味はタイで食べた水牛に似た味でした。てっ、それじゃ判らんずら!


あ~食べた飲んだ!珍しい料理も在り大満足で部屋に戻ります。寝る前に一風呂浴びるか?嫌、飲酒しているので明日の朝にするちゃっ。と、云う事で1日目は此処で終わりです。
The day changed.
■2日目:昨日は早く寝たので5時頃に起床、洗い場が在る東館の内風呂で朝風呂です。窓の外は宝川に架かる、みこと橋が見え、橋から丸見えだ。隣の女子風呂も見えるのかって?残念でした女子風呂の窓はブラインドが掛かっていますよ(笑)。7時に朝食を終え、温泉廻りを散策します。先ずは、大手門先に在る薬師堂です。山の斜面を上った50m程の場所に在り、参道途中にはヤマユリが咲き、幾つもの子地蔵が並んで居ます。開けた場所に鐘楼堂、開山堂、薬師堂が在ります。薬師堂なので本尊は薬師如来像、創建は不詳です。
 

 

 

次は寶川温泉脇を流れている宝川沿いに遡上して、約2kmの処に在る宝泉峡へ行きます。川沿いに林道が通り平坦で歩き易い道で、途中に車止めのゲートが在りましたが脇をすり抜けて進みます。林道脇にもヤマユリが自生しています。他にもキク科のオオハンゴンソウ(大反魂草)、北米原産で明治中期に観賞用に導入されたものが野生化して各地に広がっています。白が綺麗なユキノシタ科のトリアシショウマ(鳥足升麻)やオカトラノオ(丘虎の尾)も沢山生えていて散策に飽きません。
 

 

 

川面に目を移すと、日向でトンボが沢山飛び回っています、アキアカネですね。トンボは近づくと逃げますが、止まっている場所はお気に入りの場所なので、カメラを構えていると必ず戻って来るので撮影は楽です。川には大きな岩がゴロゴロと峡谷の様相を呈しています。紅葉の時期は良い景色に成るんだろうね。
 

 

 

2km付近で前方に崖崩れが見え、通行止めです。途中のゲートは此れだったんですね。山肌ではがけ崩れを修復中で、斜面に作業員がへばり付いています。取り敢えず此処で折り返し休憩します、川の水は冷たく透明で綺麗でした。
 

 

汪泉閣まで戻り、今度は800m程先の展望台へ行きます。本館脇の門の潜り戸から裏山に入ります。不動橋を渡ると右手に一丈不動明王立像が立ち、下には小さな滝が流れています。麓に熊除けの鐘がぶら下がっていたので、取り敢えず鐘をガンガン鳴らしてから入ります。
 

 

山道は瓦礫も少なく登り勾配も緩くて歩き易いです。写真を撮りながら登っているので、相方はドンドン先に行ってしまいます、熊除けに丁度良いか(小笑)。途中にも幾つも熊除けの鐘がぶら下がっているので、鳴らしながら進んでいると出ました。熊!でなくて、猿です。目を合わすと危険なので棒切れを拾って、木を叩きながら追い払いました。いざとなったら2対1なので多分勝てます(笑)。
 

 

途中に灰褐色の美味しそうな?キノコ発見、確認したけどウラベニホテイシメジに似ています。キノコは湿度など環境が変わると形も変わるので、専門知識が無い人は採取しない方が無難ですね。20分程で山頂の展望台に到着、汪泉閣先代社長の小野喜興三さんがお出迎えです。展望台からは汪泉閣が眼下に見え、GPSナビによると約140m登った計算です、南側に見える山は多分、三峰山かな?適当に汗もかいたので此の後で入る温泉の楽しみ倍増です。さてと、露天風呂に戻りますか。
 

 

帰りは下りなので10分程で宿に無事帰還、露天風呂に直行です。今度は魔訶の湯の反対側に在る子宝の湯に入ります。何処かに古代ローマに通じる穴が在る筈なのですが見つかりませんでした?寶川温泉で一番の大きさで約200畳の広さです。泉温が高いので夏期のみ加水されています、残念な事に清掃したばかりなので未だお湯が30cm程しか溜まっていません。取り敢えず仰向けに寝転んで見ましたが、アソコが潜望鏡の様に出てしまうので諦めて(大笑)、魔訶の湯の裏側の般若の湯に変更です。此方は摩訶の湯の半分の50畳程で、若干浅くなっています。結局、深くてゆったり入れるお気に入りの魔訶の湯に戻りました。
寶川温泉は日本武尊が東国征伐の折り、当地に寄られ病に伏せっていた時に、下界より白鷹が飛び立つのを見つけ、其の地に立ち寄ると温泉が湧いており、お湯に浸かると病が治り旅を続ける事が出来たと伝えられています。其の事から寶川温泉は、白鷹の湯と呼ばれていたとの事です。其れで入口に日本武尊の石像が立っていた訳だ。
 

 

部屋に戻り暫し休憩。昨晩と今朝、食べ過ぎたので昼食は抜きます。代わりに館内で調達した缶ビールと持ち込みのツマミで乾杯!風呂上がりのビール最高ずら。此の後、内風呂に入り18:00から夕食です。
黄色の小鉢に入っている金粉付の緑色、何だと思います?餅でも羊羹でも無く、梅のシロップ漬けです。中まで濃緑、どうやって色付けするのかね。


奥州牛は豆乳で、シャブシャブして胡麻たれ(画面に入れ忘れ)で食べます、美味です。締めの御飯は鰻が在ったので、ひつまぶし風にして戴きました。最近、高くて食えなかったけど鰻、旨いね!


寶川温泉は結構山の中で、麓では30℃位でしたが宿付近の気温は24~26℃で超快適です、ジッとしていると少し寒い位ですね。朝は16℃、布団を頭から被って熟睡ですよ(笑)。
帰りに売店でお土産購入、何にでも合うニンニク味噌です。帰宅してから早速、野菜炒めに使って見ましたが矢張り合うね。旨い!
 

>>>後書き<<<
今回は2日分を纏めたので、長文になりましたが最後までご覧頂きありがとうございます。久しぶりの温泉、ゆったりと浸かり楽しかったですよ。帰路は水上駅10:34発で高崎駅経由、Maxたにがわ408号で予定通りに帰宅、東京はアチチで戻りたくなりました(笑)。オ.ワ.リ...
次回は、通常Sceneに戻って荒川右岸の八高線荒川橋梁から遡上して、高砂橋までの紹介です。

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テーマ:風景写真 - ジャンル:写真

  1. 2014/08/05(火) 12:00:00|
  2. 寶川温泉

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